●3月末で146年の歴史に幕を下ろした福島市の土湯小で7日、地域住民や 卒業生による清掃活動が行われた。 温泉水で校舎内を拭き上げ、「土湯っこ」を見守り続けた円形校舎に別れを告げた。 感謝の思いを込め、机を拭く土湯小の卒業生 (写真:福島民報様) 参加者は学校にも「長年の疲れ」を癒やしてもらおうと、湯遊つちゆ温泉協同組合の 協力で運び込まれた土湯温泉の源泉で、教室の机や廊下、階段などを丁寧に拭いた。 14日に行われる閉校記念式典に向けて、パンジーをプランターに植える作業も励んだ。 【震災から9年8カ月、東松島市で行方不明者の捜索】 ●東日本大震災の発生から9年8カ月となるのを前に8日、東松島市で消防団に よって大曲浜の海岸で行方不明者の捜索が行われた。 東松島市では毎年、震災の行方不明者の捜索を続けている。 (写真:仙台放送様) 今年の捜索は、本来は6月の防災訓練に合わせて行われる予定だっ