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エンゲルスの検索結果761 - 800 件 / 4423件

  • 正森成二『質問する人 逃げる人』

    正森成二『質問する人 逃げる人』 正森成二が死んだ。 「正森? だれ?」とかいう、無邪気さを装って悪いことを企んでいそうな人間のために、懇切丁寧な解説をしておけば、共産党の国会議員だった人間である。28日付(2006年10月)の毎日新聞のコラム「近聞遠見」で岩見隆夫がとりあげ〈長く国会論戦の花形だった〉と形容した。本書は、岩見がそのコラムでとりあげていた正森の著作である。 ぼくの大学時代の正森の印象 たしかに正森は〈論戦の花形〉だったという印象はある。 とはいっても、正森が活躍していた80年代、ぼくは高校生で、国会中継などはほとんど興味がなかった。 ぼくが印象に残っているのは、むしろ当時はじまった「朝まで生テレビ」などでの論客ぶりだった。あのころ、ベルリンの壁の崩壊や天安門事件などで「社会主義」の問題が「朝生」でもテーマになっていた。同じ共産党でも、上田耕一郎が「プロレタリア独裁」について

    • ミネルバのフクロウは黄昏に飛ぶ(No.64 08/04/08) | ミネルバのフクロウ

      本ブログの標題になっている上の言葉の由来について何人かの方に質問されたので、今日はこの説明をしたい。しかし、初めにお断りしたいのは、この種の話になると小生、しばしば「オタク化」して、しつっこくなりがちになるところがある。悪い癖とは思いつつも、どうにも暴走しやすい点はお許し願いたい。 それで、まず、ミネルバとは何者なのか。これについて以前、パリスの審判の所(No.15 2月7日)で簡単に書いたが、ギリシャ神話の女神アテナのことである。ギリシャ神話に登場する人物の名前はしばしば違う名前で呼ばれることが多く、これが話を複雑化させ、混乱の原因ともなっている。ここでは、ローマでミネルバと呼ばれる女神が、ギリシャ神話の女神アテナのことだということをまず覚えておいて欲しい。 さて、このアテナは、そもそも誕生からして凄まじい。ギリシャ神話に登場する神々は、この世を支配しようとして親兄弟まで平気で殺してしま

        ミネルバのフクロウは黄昏に飛ぶ(No.64 08/04/08) | ミネルバのフクロウ
      • マルクス『資本論』は何を間違えた?~商品の価値を決めるのは労働…|みがく経営|日経BizGate

        記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 もっとおかしな主張は「剰余価値」です。マルクスは『資本論』第1巻でこう述べます。商品の価値はすべて労働によって生み出され、その価値どおりに市場で売買される。ところが資本家は商品を売って得た代金のうち、労働者には一部を賃金として支払うだけで、原材料費などを除いた残りは利潤として自分の懐に入れてしまう。いいかえれば、労働者が生んだ価値の一部には対価を払うが、残りの価値(剰余価値)には払わない。これは実質的な不払い労働であり、不当な搾取である、と。 これは商品の価値は労働によって決まるという、誤った考えから出発しています。実際には、商品の市場価値を決めるのは労働者の働いた量ではありません。消費者の心に基づく選択です。私たちは買い物をするとき、商品の製造にかかった労働量を調べたりしませ

          マルクス『資本論』は何を間違えた?~商品の価値を決めるのは労働…|みがく経営|日経BizGate
        • 1107 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

          コロンビア大学の客員研究員をしながらニューヨークにいた隈研吾が、日本に帰って最初に出した本に『10宅論』(1986)があった。都会にいる日本人の住宅嗜好を10のタイプに分類して、すっからかんに笑いとばしたものだ。 10宅はワンルームマンション派、清里ペンション派、カフェバー派、ハビタ派、アーキテクト派、住宅展示場派、建売住宅派、クラブ派、料亭派、歴史的家屋派の10宅に分かれる。 還暦をこえていまだに家を建てたことも、買ったこともないぼくには、この分類が日本人の嗜好の対象に見えるかどうかというと心もとないのだけれど、この10宅にこっそりアーキテクト派をまぜておいたというのが隈の企みで、いっぱしの建築家たちが住宅設計を前にすると、手もなく他の9宅と同様の「建築的欲望」の要求を満たすほうに堕してしまうのはなぜなのかというのが、この本の狙いだった。 隈に言わせると、日本の建築家は住宅が異常に好きな

            1107 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
          • カメラ的日乗3.0 | 2009.12.26 21世紀型新人ジャーナリストの誕生です。

            そらのさんという22歳の普通の女の子(失礼)が、亀井静香大臣の記者会見(記者クラブ主催でない方)を、USTREAMとiphonを使って「タダ漏れ(ネット生中継)」していた。自身のブログ=ケツダンポトフに彼女はこう書いている。 今回TwitterのTLを眺めて、「わたしは媒体だ」ということを強く感じました。カメラマンでも、レポーターでもない、わたしがそこにいることでたくさんの人たちの目になれる。わたしは「目」なんだな、と。 タシカニ! そのとおりです。 「存在が意識を決定する。」は、マルクス(エンゲルスだっけ?)の言葉だが、ソ連が崩壊したのも国民の政治意識の変化の結果というより、空腹という存在が政治意識を変えたのだった。将来のジャーナリズムも、「新しい存在(機材)がジャーナリストの意識を決定する。」ことになるだろう。どんなジャーナリズム批判よりも、新しい機材を使ったそらのさんのような「タダ漏

            • 【2172冊目】奥井智之『社会学の歴史』 - 自治体職員の読書ノート

              社会学の歴史 作者: 奥井智之 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2010/09 メディア: 単行本 クリック: 16回 この商品を含むブログ (10件) を見る 社会学とは、社会に関する学問だ。では、そもそも社会とは何なのか。 社会学の創始者といわれるオーギュスト・コントは、フランス革命によって出現した市民社会を自らの学問の題材としたという。本書ではその「前史」として、なんとアダムとイブの楽園追放から(さらに言えばキューブリックの『2001年宇宙の旅』の冒頭から)話を始めるのだが、それでも社会が「社会」として可視化されたのは、やはりフランス革命以降であると考えてよさそうである。 そこから著者は、マルクスとエンゲルス、フロイトという社会学に深い影響を与えた巨人を紹介し、ジンメル、デュルケーム、ウェーバー、シカゴ学派、パーソンズと、いわゆる「教科書的な」配列で主要な社会学者の学説

                【2172冊目】奥井智之『社会学の歴史』 - 自治体職員の読書ノート
              • AkamacHomePage

                このページは,愛媛大学法 文学部総合政策学科の赤間道夫が作成しました。ご意見はakamac@ll.ehime-u.ac.jpに お願いしま す。 このページは以下のところからawardされています。 Open Here! / Academic Resources Channel / CAPA Research / AltaVista / LYCOS / Digital Text International / GALA'S BEST / StudyWeb / Polyconomics, Inc., / Episteme Links (Philosopy Resources on the Internet) / Kesher Net / The History/Social Studies Web Site for K-12 Teachers / MIT Undergraduate Eco

                • 無題のドキュメント 元サッカー選手だけど質問ある?

                  無題のドキュメントとは ブックマークして頂けると光栄です。 「管理人にまとめさせたいスレ」 を募集しています。 面白いスレがあったら、そのスレの URLを教えて下さい! メールフォームはこちら TOP絵も募集中です! 今までに頂いた絵←多謝!! ダウンタウン松本の迷言 バスケって何で日本では注目度低いの? 近   付   く   ク   リ   ス   マ   ス MacがWindowsに負けたのって右クリなかったから? やる夫がゴミ問題に興味を持つようです 癒されるAA貼ろうぜ あたしニート ツナ缶のうまい食い方教えてくれ 女子アナ画像ください!!!!! 漢字怖すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 2 0 0 8 年 最 も 笑 っ た ス レ タ イ 東大卒無職だがなんか質問ある? スーツ姿の女性の画像が欲しい

                  • 第40回 自由競争は有効か

                    環境問題の拡大と悪化に伴い、科学と並んでやり玉に挙がるのが、資本主義の原理、市場調整力に基づく自由競争である。野放しの経済競争こそが、人々の物欲に訴えて消費を無限に拡大し、自然を浪費していくという理論が成り立つからである。対して社会主義はどうか。至って評判は良かったようである。キャロリン・マーチャントは『ラディカルエコロジー』の中で、旧ソ連ではアメリカ合衆国に見られるようなごみの山がなかったことを述べているが、ディープエコロジストのアルネ・ネスなども、管理された計画経済の方が、環境問題には対処しやすいということを示唆している。 中学生の頃に使っていた社会の教科書にも、ソ連は社会主義だから公害がないと書かれていたように記憶している。その教科書は、中国の文化大革命を絶賛し、北朝鮮は平和的統一を願っているような印象を与える記述があり、読み返せば、まさにぶっ飛ぶ内容であった。現在、この執筆者たちは

                      第40回 自由競争は有効か
                    • 橋本努LecturesIndex

                      講義用レジュメ2010 受講者は以下のPDFファイルを印刷して、各講義に御持参下さい。 [PDF] 橋本努『経済倫理=あなたは、なに主義』Ch.1.(講談社メチエ) [PDF] 大学改革論 [PDF] プラトン『国家』(岩波文庫)[Web Version] [PDF] アリストテレス『ニコマコス倫理学』(岩波文庫)[Web Version] [PDF] デカルト『方法序説』(岩波文庫)[Web Version] [PDF] ホッブズ『リヴァイアサン』(岩波文庫)[Web Version] [PDF] ルソー『エミール』(岩波文庫)[Web Version] [PDF] ニーチェ『道徳の系譜』(岩波文庫)[Web Version] [PDF] マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』(新日本出版社) [Web Version] [PDF] ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義

                      • 阿部、欧州移籍へ!浦和の3年契約保留:Jリーグ:サッカー:スポーツ報知

                        阿部、欧州移籍へ!浦和の3年契約保留 1回目の契約交渉を終えた浦和・阿部 浦和の日本代表MF阿部勇樹(27)が12日に契約更改交渉を行い、推定年俸1億円で3年契約という増額提示を保留。長年の悲願だった欧州移籍を熱望していることが分かった。浦和との契約を1年残しながら延長の打診を受けているが、今夏セリエAなど欧州数クラブが獲得に乗り出すなど国外での評価も高く、運命の飛躍の可能性が高まった。 今季無冠、7位転落の浦和でリーグ戦33試合出場、6得点と気を吐いた阿部は、初の契約更改に臨んだ。しかし約30分間の交渉後、「ほとんど話していないんで…」と静かに語るだけだった。 クラブ幹部によると、09年終了まで契約期間を残す中、新たに3年契約を準備。10億円規模の減収と不況の影響で軒並みダウン提示となる苦境でも、約1500万円増の年俸1億円(金額はいずれも推定)の打診も済ませていたという。「シーズン中に

                        • ロシア空軍基地に被害か、爆発発生後とみられる衛星画像

                          ISIが公開したディアギレボ空軍基地で起きた爆発の後の様子を捉えたとみられる画像/ImageSat International (CNN) イスラエルの衛星画像企業イメージサット・インターナショナル(ISI)は6日までに、ロシア西部リャザン州のディアギレボ空軍基地で起きた爆発の後の様子を捉えたとみられる画像を公開した。 同社によると、画像は今月5日のもので、Tu22M航空機の機体付近に焼け焦げた跡や物体が見える。機体は損傷した可能性が高いという。ISIは一連の画像をCNNに提供した。 ロシア国防省は、ディアギレボ空軍基地を含む2基地が5日にウクライナ軍のドローン攻撃を受けたとしている。 国営RIAノーボスチ通信に掲載されたロシア国防省の声明によると、サラトフ、リャザン両州で攻撃があったものの、低空飛行していたウクライナのドローン(無人機)は防空システムによって迎撃されたという。 ウクライナ

                            ロシア空軍基地に被害か、爆発発生後とみられる衛星画像
                          • 母系制 - Wikipedia

                            母系制(ぼけいせい、ドイツ語:Matrilinearität 英: matriliny)とは、動物において、母方の血筋によって家族や血縁集団を組織する社会制度である[1]。シャチ等に見られる[1]。対義語には父系制がある。類似する言葉に母権制(ぼけんせい、英: matriarchy)がある。 母系制[編集] 母系制では、概ね次のような特徴を持つ こどもが 母方の姓を名乗る(母姓継承) 娘(たち)が母方の位階を継承する(母性位階継承) 娘(たち)が母方の財産を相続する(母系相続) 結婚後も夫婦は別居、もしくは妻方(母方)の共同体に居住する(母方居住制) 母系制は継承・相続が母方の血縁によることを指しており、母権制とは異なる概念である。母系制をとる社会ではむしろ母の兄弟や長女の夫といった男性が政治的な支配権を持つ場合が多い。 また、母系制において姓が、より父系的な方向へ向かって変わることがある

                            • ライブドアPJに忠告し忘れた欠陥 [ブログ時評10] | ブログ時評

                              ニッポン放送株の電撃取得、フジテレビ系列メディアの支配でも目論むのかと世情お騒がせなライブドアが今度はPJ(パブリック・ジャーナリズム)ニュースを立ち上げた。「特集・パブリック・ジャーナリスト宣言(1)」はマルクスとエンゲルスによる「共産党宣言」冒頭を文字って始まっているのだが、ご当人達が意気込んでいるほどにはジャーナリズムの世界で注目されていまい。その証拠に、「『マスコミ』というジャーナリズム界の異質者」を血祭りに上げているのに『マスコミ』からの唯一のレスポンスを、私の連載第150回「ネットと既成とジャーナリズム横断」から取っている。少なくとも私はマスコミを代表していないし、会社の仕事と切れている時はネットジャーナリズムと言うべき所に立っている。 昨年末から度々、ライブドア側からパブリック・ジャーナリズム立ち上げに向けて取材したいとメールがあり、お世辞を使う必要も無いので率直に「難しいで

                                ライブドアPJに忠告し忘れた欠陥 [ブログ時評10] | ブログ時評
                              • エンゲルス浦和“反オジェック流” - サッカーニュース : nikkansports.com

                                浦和コーチから新監督に昇格したゲルト・エンゲルス氏(50)が早くも「反オジェック流」のチーム再建に自信をみせた。16日にさいたま市内で記者会見に臨んだ新監督は、選手との積極的な対話路線や3トップを含めた攻撃的サッカーを打ち出した。ブッフバルト体制からヘッドコーチとして黄金期を支えてきた実務派は選手の人望も厚い。藤口社長も選手掌握術を高く評価し、調整型監督の手腕に託す姿勢を見せた。 突然の監督昇格にも自信たっぷりだった。浦和幹部からの打診を即座に受諾したエンゲルス新監督は「大変、名誉なこと。トップに立っているクラブだし、誰もが狙っている仕事。重圧より楽しさのが大きい」と立て直す自信をみせた。 早速、前監督と対極の行動に出た。今日17日から代表合流する高原、阿部、鈴木と個別対話。日本語堪能な新監督は「1人でも、2、3人でも話す。みんなとも話す。今までと同じアプローチで接する」と協調路線を口にし

                                  エンゲルス浦和“反オジェック流” - サッカーニュース : nikkansports.com
                                • 世界をめちゃくちゃにした、書かれるべきでなかったかもしれない10冊の本 - GIGAZINE

                                  書物は知識の宝庫であり、いつの時代も人類にインスピレーションを与え続けてきたものですが、時には間違った情報や偏った物の見方を流布したり、戦争や大量殺害、恐怖政治の大義名分に使われることもあります。 影響力のある本というのはすべて、人類に対して良い影響と悪い影響の両面を併せ持つものかもしれませんが、歴史上で強い影響力を持った本の中で、著者の意図するしないにかかわらず読者をあざむくことになった本、多くの人の死につながった本など、悪影響の方が大きかったと言わざるを得ない「世界に悪をもたらした本」を10冊挙げたリストを紹介します。 必ずしも「読むべきでない本のリスト」ではないので、読書好きの人はその本がもたらした結果を念頭に置いて読んでみると興味深いかもしれません。 10 Books that Screwed Up The World - Top 10 Lists | Listverse ◆

                                  • 「理論活動教室」 講師・不破哲三社研所長/●第2講「マルクスの読み方」(1)(全3回)/革命論はマルクスの理論の要

                                    第3回「理論活動教室」が10日夜、党本部で開かれました。不破哲三・社会科学研究所所長が第2講「マルクスの読み方」(全3回)の1回目として、「革命論」をどう読むか講義しました。 不破さんはまず、マルクスの著作・文献を読むさいの基本態度として大切な2点をあげました。 マルクスをマルクス自身の歴史の中で読む 一つ目は、「マルクスをマルクス自身の歴史の中で読む」ことです。マルクスも最初から共産主義の革命家ではなく、青年時代にヘーゲル哲学を乗り越え、その後も経済学や革命理論を研究し続けて、最後まで理論的発展の努力を尽くしました。「彼の理論を現代的につかむには、『マルクスに歴史あり』で、その理論がどういう段階で、どう発展したかをよくつかむのが大切です」と強調しました。 二つ目は、「マルクスの理論の要が革命論だ」ということです。 マルクスは、常に革命家の目で研究を進めました。20代後半に書いた「哲学者た

                                      「理論活動教室」 講師・不破哲三社研所長/●第2講「マルクスの読み方」(1)(全3回)/革命論はマルクスの理論の要
                                    • 軍事百科事典(戦理・戦略)

                                      流し読み推奨 あんまり深入りすると、精神汚染の恐れがあります(笑) 軍事 誰であり、それは人間にもなっていない猿であったのであろうか、落ちている棒で叩いた方が威力を増すことに気づいたのは・・・・ そのうち誰かが穂先を尖らした方が殺傷力が増すことに気づいた。 狩りのときは複数の方が有利であることを学んだ。 女性や子供などを過酷な自然環境からまもるには、集団生活が有利であることに気づいた。このような集団での狩りはすでに本能で行っていたかもしれません。 なぜなら、自然界では、動物間の生存競争で適者生存の厳しい掟の中で、過酷な本能的闘争が繰り広げられているからです。その中では人間のような道具を生み出して活用する能力はありませんが、さまざまな知的作為をみることができます。ねらった獲物に近づくときには風下から近づきます。複数の連携でもっとも効果的な狩りを行うための配置と距離の選定。陽動と

                                      • 今年1年間の『労働新聞』書評たち - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                                        今年も最後の月になりました。この1年間、『労働新聞』に月1回連載してきた書評も12回分溜まりましたので、例によってまとめておきます。 グレゴワール・シャマユー『統治不能社会』 『労働新聞』に月イチで連載している書評コラムですが、今年からまたタイトルが変わり、「書方箋 この本、効キマス」となりました。 その第1回目に私が取り上げたのは、グレゴワール・シャマユー『統治不能社会』(明石書店 )です。 https://www.rodo.co.jp/column/143561/ 半世紀前の1975年に、日米欧三極委員会は『民主主義の統治能力』(サイマル出版会)という報告書を刊行した。ガバナビリティとは統治のしやすさ、裏返せばしにくさ(アンガバナビリティ)が問題だった。何しろ、企業の中では労働者たちがまるでいうことを聞かないし、企業の外からは環境や人権問題の市民運動家たちがこれでもかと責め立ててくる。

                                          今年1年間の『労働新聞』書評たち - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                                        • 浮浪系サポの見たジェフ千葉

                                          僕は勿論J開幕以来の22年間、ぶーぶー言いながらなんやかやと(笑)ヴェルディの試合を見続けている人間ですが、それ以外にもちょいちょい、折に触れて浮気をしています。 具体的には、 '06~'10 浦和レッズ (参考) ・・・ギド、オジェック、エンゲルス、フィンケ時代 '08~'13 FC東京 (参考) (参考) ・・・城福、第2次大熊、ポポヴィッチ時代 '13?~'15 ジェフ千葉 (参考) ・・・鈴木淳、関塚時代 といったところ。 浦和レッズについては、'06ギド・レッズに惚れ込んでその流れで、別ブログを立てて完全にヴェルディと並行で、ACL等も含めて期間中びっしり、見られるものは全試合見てますね。 FC東京については、積極的に興味があったのは城福時代のみですが、それで生まれた愛着とMX中継の存在によって、少なくともホーム戦に関しては期間中ほぼ全試合見てるはず。 千葉については鈴木淳時代の

                                            浮浪系サポの見たジェフ千葉
                                          • 無題のドキュメント 資本主義が崩壊したらどういう世界になるの?

                                            無題のドキュメントとは ブックマークして頂けると光栄です。 「管理人にまとめさせたいスレ」 を募集しています。 面白いスレがあったら、そのスレの URLを教えて下さい! メールフォームはこちら TOP絵も募集中です! 今までに頂いた絵←多謝!! 「あなたが悪いのよ、クララ…」 みくる「み、み、実が出る、便出るんるん♪」 ダウンタウン松本の迷言 バスケって何で日本では注目度低いの? 近   付   く   ク   リ   ス   マ   ス MacがWindowsに負けたのって右クリなかったから? やる夫がゴミ問題に興味を持つようです 癒されるAA貼ろうぜ あたしニート ツナ缶のうまい食い方教えてくれ 女子アナ画像ください!!!!! 漢字怖すぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 2 0 0 8 年 最 も 笑 っ た 

                                            • 歴史とは何か - 雑記帳

                                              後半は抽象論が多くなってしまい理解し難くなっているけれど、歴史を学ぶ人にとっての必読書的存在、というか名著。印象に残った部分を抜き書き。 歴史家と事実 著者は19世紀における歴史認識を以下のようにまとめている。 一八三〇年代、ランケは道徳主義的歴史に対して正当な抗議を試み、歴史家の仕事は「ただ本当の事実を示すだけである」と申しましたが、この必ずしも深くないアフォリズムは目覚しい成功を収めたものであります。約一世紀の間、ドイツ、イギリス、いや、フランスの歴史家たちさえ、「本当の事実」という魔法の言葉を呪文のように唱えながら進軍して参りました。そして、この呪文も、大部分の呪文と同じように、自分で考えるという面倒な義務から歴史家たちを免かれさせるように作られたものでありました。科学としての歴史ということを熱心に主張する実証主義者たちは、その強大な影響力に物を言わせて、この事実崇拝を助長しました。

                                              • 「オカルティズム」 神なき時代をも貫く歴史考察 朝日新聞書評から|好書好日

                                                オカルティズム 非理性のヨーロッパ (講談社選書メチエ) 著者:大野英士 出版社:講談社 ジャンル:新書・選書・ブックレット オカルティズム 非理性のヨーロッパ [著]大野英士 オカルティズムは、感覚的な経験を越えた認識だと考えられる。一言でいえば、それは、事物の相似に基づく照応関係を発見し、且つそれによって世界を操作しうるという考えである。よく取り上げられるのは、ピタゴラス、グノーシス主義、新プラトン主義、錬金術、占星術、カバラ、近代では、スウェーデンボルグ、心霊術、動物磁気、神智学から現在のスピリチュアリズムにいたる思想などである。そして、それらの歴史的系譜が語られる。 しかし、そこには連続性と同時に断絶がある、と著者はいう。たとえば、近代のオカルティズムは、魔女裁判が終わった頃、すなわち、近代科学が始まった時期に始まった。それによって、「神は死んだ」といわれる。確かに神は死んだが、神

                                                  「オカルティズム」 神なき時代をも貫く歴史考察 朝日新聞書評から|好書好日
                                                • エドマンド・ウィルソン - Wikipedia

                                                  この項目では、著述家のエドマンド・ウィルソンについて記述しています。その他の同名の人物については「エドマンド・ウィルソン (曖昧さ回避)」をご覧ください。 エドマンド・ウィルソン エドマンド・ウィルソン・ジュニア(Edmund Wilson, Jr., 1895年5月8日 - 1972年6月12日)は、アメリカの著述家、文芸批評家、作家。20世紀アメリカを代表する文芸批評家の一人に数えられる。 経歴[編集] 1895年、ニュージャージー州レッドバンクにて、父エドマンド(英語版)と母ヘレン・マーサーのもとに生まれる。1912年、プリンストン大学に入学し、クリスチャン・ゴースのもとで文学を学ぶ。1916年、プリンストン大学を卒業し、ニューヨークの「イヴニング・サン」紙記者として文筆活動を開始。1917年には第一次世界大戦での軍務につき、軍病院に配属されてフランスに派遣された(のちに情報部に転属

                                                    エドマンド・ウィルソン - Wikipedia
                                                  • 出口治明『仕事に効く教養としての「世界史」』 - 紙屋研究所

                                                    世界史を学んだのは高校のとき。 それ以来、本を読んでつまみ食いのようにして学んできた。 たとえばポール・ケネディ『大国の興亡』、ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』、『マクニール世界史講義』、グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』のような「概史」はいくつかある。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com まあ、そういう文明を俯瞰する大ざっぱなやつじゃなくて、もうちょっと世界史の事象を解像度をもう少しだけ高くして身につけさせるような、そんなものがほしいと思っている。 いっそ角川まんが学習シリーズ『世界の歴史』全20巻のようなものがいいかもしれないと思う。 あるいはクリストファー・ロイド『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』なども読む。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com それでもなかなか身につかない。 もうちょっと、ほら、

                                                      出口治明『仕事に効く教養としての「世界史」』 - 紙屋研究所
                                                    • ヴィッセル神戸の吉田孝行監督が退任へ 新監督は本日午後の会見で発表 :

                                                      Twitter: 79 Facebook LINEでおくる B! Bookmark 更新通知を受ける ヴィッセル神戸は17日、吉田孝行監督、ゲルト・エンゲルスヘッドコーチらが退任し、林健太郎アシスタントコーチが暫定的に指揮をとる人事を発表しました。 吉田監督は昨年8月にネルシーニョ前監督の退任を受けてヘッドコーチから昇格。今シーズンはここまで10勝6分10敗の8位で、前節は17位のガンバ大阪に敗れ3連敗を喫していました。 [神戸公式]ヴィッセル神戸トップチーム 体制変更のお知らせ https://www.vissel-kobe.co.jp/news/article/15273.html ヴィッセル神戸は、トップチームの体制変更に関するお知らせを致します。暫定的な監督は、林健太郎アシスタントコーチ(46)が務め、アカデミースタッフのマルコス ビベスがヘッドコーチに就任いたします。なお、吉田孝

                                                        ヴィッセル神戸の吉田孝行監督が退任へ 新監督は本日午後の会見で発表 :
                                                      • 昭和陸軍派閥抗争史についての新しい発見

                                                        近現代史への関心は高く書物も多いが、首を傾げるものも少なくない。相当ひどいものが横行していると言っても過言ではない有様である。この連載はこうした状況を打破するために始められた、近現代史の正確な理解を目指す読者のためのコラムである。 昭和を代表する陸軍の参謀7人を取り扱った著作である。いずれも興味深い内容であるが、評者として最も印象深かったのは第5章の池田純久であった。池田は昭和前期陸軍派閥抗争の1つの焦点である統制派と皇道派の対立において、統制派を代表する人物であったにもかかわらず研究がほとんどないからである。 この統制派と皇道派の対立において特異なことは、皇道派の存在は明白だが、統制派の存在は当事者が否定することが多いことである。このため誤って存在しないとする研究者すらかつては存在した。しかし、池田は自ら自分が中心であったとして存在を認め、研究を大きく前進させたのであった。 池田は189

                                                          昭和陸軍派閥抗争史についての新しい発見
                                                        • 中国アニメ映画の注目作「羅小黒戦記」日本語版が11月公開 メインキャストに花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏

                                                          中国制作の大ヒットアニメ映画「羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)」の日本語吹き替え版が11月7日から全国公開されることが決定し、特報動画とティーザービジュアルが解禁されました。メインキャストも発表され、主人公のシャオヘイ役を花澤香菜さん、ムゲン役を宮野真守さん、フーシー役を櫻井孝宏さんと、豪華声優陣が演じることに。濃いアニメファンの間でひそかに話題にされていた同作ですが、新たな生命が吹き込まれ一段と注目度が増しそうです。 中国アニメの人気作「羅小黒戦記」日本語吹き替え版が11月公開 同作は、中国の漫画家でアニメ監督のMTJJさんと寒木春華(HMCH)スタジオの制作によるアニメ作品。人間たちの自然破壊で居場所を失った黒猫の妖精シャオヘイが、人間であり最強の執行人であるムゲンと出会い、人と妖精との共存の道を探っていくという物語です。 2011年3月からWebアニメシリーズが動画サイトで公開されて

                                                            中国アニメ映画の注目作「羅小黒戦記」日本語版が11月公開 メインキャストに花澤香菜、宮野真守、櫻井孝宏
                                                          • 「理論活動教室」 講師・不破哲三社研所長/●第2講「マルクスの読み方」(2)(全3回)/追跡 マルクス「恐慌の運動論」

                                                            第4回「理論活動教室」が8日夜、党本部で開かれました。この日は第2講「マルクスの読み方」(全3回)の2回目で、不破哲三・社会科学研究所所長が『資本論』をテーマに講義しました。 不破さんは、マルクスが20年以上も研究を続けた『資本論』のもつ二つの側面についての説明から講義を始めました。 一つ目は、アダム・スミスやリカードウら古典派経済学の成果を継承しつつ、資本主義社会の仕組みや運動の法則を分析する科学的経済学を仕上げたことです。二つ目は、資本主義社会の発展法則の研究の中から、この社会の没落と社会変革の必然性を解明したことで、そこには高度な発展段階である未来社会論も含まれていました。これは、古典派経済学がまったくもたないものでした。 不破さんは、特に二つ目の側面が、資本主義社会をどう変革するか、マルクスの経済学で「一番の大変革を遂げた部分です」と強調。今回から2回、この側面を重点的に講義すると

                                                              「理論活動教室」 講師・不破哲三社研所長/●第2講「マルクスの読み方」(2)(全3回)/追跡 マルクス「恐慌の運動論」
                                                            • マルクスとロングテール : 池田信夫 blog

                                                              2006年07月15日01:41 カテゴリ経済 マルクスとロングテール ブログやWikiなどに代表される「イノベーションの民主化」の先には、どういう社会が見えてくるのだろうか。The Long Tail (p.62)によれば、それを最初に予告したのは、マルクスだったという。彼はエンゲルスとの共著『ドイツ・イデオロギー』で、未来のイメージを次のように描く(*):共産主義社会では、各人は排他的な活動領域というものをもたず、任意の諸部門で自分を磨くことができる。[・・・]朝は狩をし、午後は漁をし、夕方には家畜を追い、そして食後には批判をする――猟師、漁夫、牧人あるいは批判家になることなく。(岩波文庫版、pp.66-7)マルクスは「分業と私的所有は同じことの表現である」と規定し、自然発生的な分業を止揚することを共産主義の目標とした。この一節は、若きマルクスのユートピア的な側面を示すものとして知られ

                                                                マルクスとロングテール : 池田信夫 blog
                                                              • 【ウエブ電藝】 > critic. > 遊歩者は近代を批判することができるか?(金水正)

                                                                課 題 遊歩者(flaneur)は、19世紀の初頭に近代都市の発達とともに発生した。「遊歩者」という言葉は、ヴェルナー・ホーフマンの『ナナ マネ・女・欲望の時代』の記述によると1940年代初めのジュール・ジャナンの監修による『心理学』シリーズの一巻のタイトルとして取り上げられていることが分かる。フランスにおいては(あるいはパリにおいては)、19世紀の前半において、気ままにパサージュを遊歩し、そこに飾られている商品を眺めている者たちの存在が既に話題となっていたようだ。 ヴァルター・ベンヤミンが、近代(都市)を分析した『パサージュ論』と数編の「ボードレール論」の中で遊歩者(フラヌール)を重要なキーワードとして使用して以来、「遊歩者」は近代都市の分析概念として注目されてきた。しかしながら、ベンヤミンが独特に使用する多くのキーワードが概ねそうであるように、「遊歩者」という言葉もまた一義的ではなく両

                                                                • とある新聞社で聞いた「能天気さを嘆く」話:日経ビジネスオンライン

                                                                  池上 読者層も変わってないんでしょうか。 的場 そこは変化があります。『超訳「資本論」』の売り上げデータを見ると、20代男子がボリューム層なんです。 池上 へぇー。 的場 30代の女性の割合もふつうの新書に比べて高い。これらの世代は、以前でしたら、ほとんどマルクスなんて見向きもしなかった層です。若い人たちのあいだで、「世の中、このままでいいんだろうか」という不安が、急速に高まっていることの反映かもしれません。 池上 これまでは私たちの世代が買いましたね。 的場 そうなんです。ただ今回は、中高年世代はむしろ敬遠しているような印象もあります。自分の生活防衛に必死で、社会のことを考えるヒマがないのかもしれません。中高年にかぎらず、景気が悪くなり過ぎると、今度は保守化するんですよ。 池上 ああ、なるほど。 不況が深刻になると、実はマルクスは読まれなくなる 的場 だからさじ加減なんですよね。そこそこ

                                                                    とある新聞社で聞いた「能天気さを嘆く」話:日経ビジネスオンライン
                                                                  • ボヘミアン的実践とは - 外付脳内そっ閉じメモ

                                                                    とりあえず再開 わけあって名前を踏足からあしぶみに変えました。 ヤッパ、はてなのカスタマイズの仕方はこれ以上は誰も教えてくれないのか。ウェブの世界はそんな甘いものではない…。 とりあえず理屈モード再開。 *          *          * 自分がやんなきゃいけないことは、大きく分けると次の3つになるだろう。 (1)ボヘミアン的実践そのものの類型学というか系譜学 (2)ボヘミアン「崩れ」たちの生、実存の解明 (3)ボヘミアン「崩れ」たちの生き方の肯定と、その前向きな再構築 まず、それぞれの作業に込めたいモチーフの確認から。 (1)ボヘミアン的実践の類型学 ここには、異世代間交流と、社会学視点と社会思想史的(ユートピア的)視点との間の往還、という二つのものを込めたい。この二つは相互に関連している。前者を実現するための仕掛けが後者だと言ってもよい。 現在の論壇を見ていると、時間軸のパ

                                                                      ボヘミアン的実践とは - 外付脳内そっ閉じメモ
                                                                    • オピニオン●保守と日本精神

                                                                      平成17年9月11日、日本の岐路となるだろう衆議院選挙が行われた。結果は自民党の歴史的大勝、民主党の壊滅的惨敗となった。その中で、日本の伝統を尊重する保守系の議員の多数が自民党から公認を得られず、またそのうち約半数が議席を失った。自民党と公明党の選挙協力はかつてないほどに深まり、自公の一体化が進んだ選挙でもあった。今後、自公が一層融合していくのか、それとも数を得た自民党が公明党と決別するときが来るのか、注目されるところである。 衆議院で絶対安定多数を得た自公連立政権は、これからさまざまな「改革」を進めるだろう。参議院はこれに概ね同調するだろう。郵政民営化の次は、憲法改正が焦点となるだろう。 しかし、私はどのような改革も、日本人が自らの伝統的な精神を取り戻し、「日本精神」を発揮することなくして、成功しないと見ている。そのような考えのもとに、これからも日本の舵取りを担う「保守」について検討

                                                                      • 偶然性を組織する - heuristic ways

                                                                        Arisanさんが、生田武志氏の『<野宿者襲撃>論』に関して、的確にポイントを押さえた懇切丁寧な書評を書いている。その中で私が特に強く共感・賛同したのは次の箇所だった。 この本での記述を読むと、90年の暴動が若者と野宿者との奇跡的な出会いをもたらしたのは、それが偶発的な共闘だったからであり、また一瞬のものだったからだとも思える。 テレビのニュースなどで騒ぎの様子を見て、「これは自分の問題だ」と直観してやってきて投石などに加わった若者たちの行動は、あらかじめ約束されたものではなく、誰にも予期できなかった偶発的なもの(出会い)だろう。この偶然性こそが、「別のルール」を保証するのではないかと思う。 「連帯と共闘」は、この偶然性を尊重しなくなれば、ただちに「既存のルール」、つまり「イス取りゲーム」と、同質的な共同体への「過剰適応」(あるいは感情の転移)のなかにおちこんでしまうだろう。(『<野宿者襲

                                                                        • 日本共産党創立91周年記念講演会/“第3の躍進”を本格的な流れに/志位委員長の講演

                                                                          10日に開かれた日本共産党創立91周年記念講演会で志位和夫委員長がおこなった記念講演の全文は以下の通りです。 参加されたみなさん、インターネット中継をご覧の全国のみなさん、こんにちは(「こんにちは」の声)。ご紹介いただきました、日本共産党の志位和夫でございます(拍手)。きょうは猛暑の中、ようこそお越しくださいました。 私たちは、今年の党創立91周年記念講演会を、参議院選挙の躍進のもとで迎えることができました。(拍手) まず、私は、参議院選挙で日本共産党を支持してくださった有権者のみなさん、猛暑のなか大奮闘してくださった党支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からのお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。(大きな拍手) きょうは、私は、「“第3の躍進”を本格的な流れに」と題して、お話をさせていただきます。 選挙結果――「自共対決」の政党地図がいよいよ鮮明になった みんなの力が一つに

                                                                            日本共産党創立91周年記念講演会/“第3の躍進”を本格的な流れに/志位委員長の講演
                                                                          • なぜヨーロッパ人は肉食なのか | ブログ運営のためのブログ運営

                                                                            「肉食の思想」(鯖田豊之)という本がある。 1966年に書かれた本であり、著者は2001年に故人となっているが、今日でもロングセラーとして読まれている比較文化論である。 著者の鯖田豊之は京大文学部を卒業し、島根大学助教授と京都府立医科大学教授をやっていた。 専門は西洋中世史である。 これはKindleではいつも割引されているようである。 紙の本だと735円だが、Kindleでは46パーセント引きであり、399円だ。 わりと中公文庫はいつも安くなってることが多いと思う。 日本とヨーロッパの食肉に対する姿勢を比較した本である。 日本では洋食化が進んでいるけれども、動物の原型をとどめたような肉食料理に接する機会は少ない。 しかし、欧米ではさほど珍しくない。 まず冒頭では竹山道雄(ビルマの竪琴で有名)のヨーロッパ旅行記が引用される。 ………こういう家庭料理は、日本のレストランのフランス料理とは大分

                                                                            • 3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・シールズ 第7回 大衆蜂起と結社|集英社新書

                                                                              「1968」以来、半世紀近くの時を経て、路上が人の波に覆いつくされた。議会制民主主義やマスメディアへの絶望が、人々を駆り立てたのか。果たしてそれは、一過性の現象なのか。新左翼運動の熱狂と悪夢を極限まで考察した『テロルの現象学』の作者・笠井潔と、3.11以後の叛乱の“台風の眼”と目される野間易通が、現代の蜂起に託された時代精神を問う。 笠井潔/1948年生まれ。作家・評論家。79年『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。98年『本格ミステリの現在』の編者として第51回日本推理作家協会賞を受賞、2003年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で第3回本格ミステリ大賞を小説&評論・研究の両部門で受賞。『テロルの現象学』『例外社会』等の思想史・社会評論の著作も多数。 限界研blog 野間 易通/1966年生まれ。90年大阪外国語大学インド・パキスタン語学科卒業。『ミュージック・マガジ

                                                                              • 世界に影響を与えた100冊の本&文書をリスト化するとこんな感じ

                                                                                by Flickr: David Blackwell.'s Photostream 何十年・何百年と1冊の本が読み続けられることは非常にまれなことですが、一方で今もなお読まれている本も存在します。「軽い読書にオススメ」とは言えませんが、聖書やシェイクスピアから「ベルゼバブの孫への話」といった聞き慣れないものまで、「人類の歴史に大きな影響を与えた」という観点で選ばれた本&文書をまとめたのがマーティン・セイモア・スミスのThe 100 Most Influential Books Ever Written(世界を変えた100冊)です。海外での書評としては、このリスト自体が人文学のイントロ・入り口としてはよくできているので、原著に当たるべしとなっているものが多くなっており、これら100冊を入手して読破すればある種の達成感が得られるだけでなく、もっと違う価値を自分自身にもたらしてくれるはずです。

                                                                                  世界に影響を与えた100冊の本&文書をリスト化するとこんな感じ
                                                                                • 権門体制論と国家論 - 我が九条

                                                                                  権門体制論には国家論がない、と言えば、意外な感じもするだろうが、私は権門体制論の問題点として国家論の不在を主張している。権門体制論を読んでいて感じるのは、「国家とは何か」という国家論がない。「日本の中世国家はどんなものか」という議論に終始していて、「国家とは何か」は問われないのである。 例えば黒田は『日本中世の国家と宗教』の「あとがき」において権門体制論への批判に触れた箇所で、石井進の「中世に統一的な国家を想定できるか」という批判に対し、次のように答えている。 ヨーロッパの歴史学をはじめ学説史上でも封建国家についてつねにそのような疑問が提出されてきたにかかわらず、なお日本中世については具体的に「国家」があった事実をここで指摘したいのだというほかはない。(同書554ページ) その「国家」とは何だろうか。全く明確ではない。だからこそ本郷和人氏から鋭い批判が出されるのである。 中世にもまあ常識的

                                                                                    権門体制論と国家論 - 我が九条