歌詞を与えれば作曲・演奏・歌唱と残りの全てをやってくれるAI作曲完パケサービス「Suno」。音楽制作界隈では「MIDIで吐いてくれ」との声が多く上がっています。 いい感じの音楽が出るまでガチャを引けばいいのですが、Sunoを効率化のために使いたい、アイデア出しのために利用したいんだけど、出力された音楽をいちいち手弾きで入力するのもだるい、という話です。 今回はこの解決策をご紹介しようと思います。詳しい人ならご承知のことと思いますが、改めて。 以前のコラムで紹介したように、例えばLogic ProのFlexPitchのようなピッチエディターを使えば、単音のオーディオファイルからMIDIデータを取り出すことは可能です。 実際、筆者はUVR5という音源分離ツールを使って取り出したBassトラックをFlexPitchによってピアノロール表示し、それを改めてMIDIデータとして打ち込むというのをやっ
BOSE→3000円のPC用スピーカーに変更。1週間たって気付いたこと2024.04.11 22:00275,110 SUMA-KIYO BOSEのポータブルスピーカーをデスクトップPCのスピーカーとして愛用してきたのですが、バッテリーの寿命がきてしまいメーカー修理にだすことに。 数週間とはいえスピーカーなしの生活は不便なので、急遽Amazonセールで3000円だった、Creativeのスピーカーを購入しました。 エージングで大変身こちらがそのCreative「Pebble V2」。 手頃な価格で音質が良いと評判のPC用スピーカーです。 設置してみるとこんな感じ。シンプルかつキュートなデザインで、見た目はかなり気に入りました。 が、しかし、肝心の音がどうもしっくりこない…。 長年使っていたBOSEのスピーカーとは価格帯が違うので、比較するのはナンセンスとわかりつつも、少し残念な気持ちに。イ
Bluetoothやノイズキャンセリングも便利だけど、「音の良さ」を考えると有線も捨てがたいな〜と思っている今日この頃。 売り切れ続出で数ヶ月待ちになり話題になっていた「あの有線ヘッドホン」の在庫が復活して、Amazonで買えるようになっているという情報が! すかさず購入してしまいました。 老舗音響メーカーのヘッドホン アシダ音響「ST-90-05-H 灰色」6,600円(税込) それがこちら、老舗音響メーカー「アシダ音響」の「ST-90-05-H」。 業務用のハイエンドな音響機器を作ってきたアシダ音響が、一般ユーザー向けに国内生産にこだわって開発したというヘッドホンです。 価格も6,600円と、一般ユーザーが手を伸ばせる価格設定なのがありがたい……! 何よりこのシンプルかつレトロでかわいい見た目が購入の決め手でした。 細部へのこだわりがすごい 手にとってみて感じたのは、軽くて華奢な見た目
「ゲームをもっと”いい音”で遊びたい!」 ゲーマーなら誰しもが思うことであるーーというのは言い過ぎかもしれないが、そう思ったことがある人は少なくないだろう。 自分も、ある日、ふと思いたって、良さそうなヘッドフォンを物色することになったわけだが……、そこから深い深いオーディオ沼の魅力に足を踏み入れることになった。 そして、約1年以上にも及び、総額100万円以上をかけて、ヘッドフォン、イヤフォンなどのさまざな機種を渡り歩いたすえに、30年以上前に発売され、今なお生産され続けている名機『HD25』というヘッドフォンにたどり着いた。 『HD25』は業務用モデルとして1988年に発売されたオンイヤー密閉型ヘッドホン。軽量かつ堅牢で遮音性が高く、クラブDJ、ロケ収録やコンサート会場などでのプロユースから音楽鑑賞まで幅広く使われているロングセラー。 プロフェッショナル向けのモニタリングヘッドホンとして設
ライター: 村中貴士 大阪府出身。日々エッジの効いたネタを探し続けるフリーライター。得意ジャンルはサブカル、テレビ、音楽、現代アートなど。デイリーポータルZ 新人賞2017で佳作。自称・無料イベントマニア。 いまカセットテープが売れています。そう聞くと、30代以上の人は「なぜいまさら?」、「もう終わった音楽メディアでは?」と感じるかもしれません。 単なる懐古趣味かと思いきや、若者たちも巻き込み、盛り上がりを見せるカセットテープ。近年は新譜をカセットでリリースするアーティストも増えているとか。 カセットテープが再び注目を浴びるのには、どんな背景があるのか? 中目黒のカセットテープ専門店「waltz(ワルツ)」店主、角田太郎さんにお聞きしました。 カセットテープの再評価は、すでに5年前から始まっていた ——カセットテープ専門店って、珍しいですよね。どういったきっかけでお店を始めたのでしょうか?
エアポッズはもう古い?有線イヤホンが復活 レトロなコード付きイヤホンが再び流行、その美的・哲学的なクオリティーとは 最近は誰もが「AirPods(エアポッズ)」を着けているようだ。2016年、米アップルがBluetooth(ブルートゥース)対応のこのイヤホンを発売して以来、エアポッズは日常生活になくてはならない存在になった。無数の人々が、この2つの小さな軸を耳から突き出したまま、歩き回ったり、話したり、走ったり、仕事をしたりしている。こうした人々は、今まさに、先月発売された「空間オーディオ」対応の第3世代エアポッズへの買い替えを検討しているのではないだろうか?「空間オーディオ」とは何か?筆者もよくわかっていないが、その響きがエキサイティングだ。エアポッズの普及は、アップルのウエアラブル事業にとって重要なものとなり、2021年9月期の売上高は383億ドル(約4兆3700億円)だった。
以前、お手頃な価格のDSPを使ったポータブルDJミキサーを作成した記事を作成しました。 近年はArduinoなどの汎用マイコンでも基本性能が向上しており、AIや画像処理、音声認識などが可能な機種も開発されています。中でもTeensyのシリーズは性能も高く、エフェクターが簡単に作れるライブラリがあり、Arduinoの開発環境で開発できるので、私のようなプログラミング初心者でも使いやすい製品でした。Teensyシリーズの「Teensy4.0」を使って前回の記事からさらに発展させた、エフェクター搭載のDJミキサーを作ってみました。 高性能で使いやすいマイコンTeensy プロ用のDJミキサーなどには音声入力にエコーやフィルターなどのエフェクターが搭載されているものがあります。市販されているエフェクター搭載のDJミキサーの場合は、まず音声入力をAD変換(アナログデジタル変換)し、デジタル化された音
音楽の立体音響=高音質化と呼んで良いの?2021.07.26 21:0030,149 ヤマダユウス型 「食べ慣れた味」と「珍しい味」が、似て非なるように。 2021年6月、Appleが空間オーディオ機能をリリースし、ソニーは今年はじめ頃に360 Reality Audioのライセンス提供を開始しました。近頃のオーディオ界隈では、空間や立体、3Dといったワードがトレンドになっています。 本当にやたらと聞くようになったこれらの言葉。字面の通り音楽が立体的に聞こえるという技術ですが、言葉だけではピンと来ないですよね。でも、聞いてみると「今までの聞こえ方と明らかに違う!」とわかるほどに、違いはあるんです。音が面ではなく、奥行きや上下、前後感を持って感じられるといいますか。 …でもこの立体音響ってヤツ、果たして音質に寄与するものなのか? いつも聞いてる音楽が立体音響になることで、高音質になったと表現
音楽ストリーミングサービスが盛り上がるに従って、「ラウドネスノーマライゼーション」という言葉が改めて注目を集めている。日本国内で利用できる音楽配信プラットフォームやストリーミングサービスもこの「ラウドネスノーマライゼーション」の採用を公表しており、特にクリエイターを中心にこのテーマについての議論が活発化している。 そもそもラウドネスとは何を指しているのか、またラウドネスノーマライゼーションは、オーディオファンにとってどういう意味を持つものなのか、スタジオエンジニアリングに関する情報発信を積極的に行っているDavid Shimamotoさんに話を聞いた。 David Shimamoto ボーカル編集サービス Vocal-EDIT.com 代表。California Institute of the Arts/Music Technology学科卒。株式会社USENの社内SSLスタジオに在籍後
コロナ禍がもたらす大変革。あちこちの企業で「生き残りのための改革」が叫ばれています。こうした中、デジタル化の波に翻弄されつつも実直な企業理念から、ついには世界のオンリーワンになった企業が長野県にあります。手がけるのは、最近若い人たちの間でも大人気のアナログレコード。世界が、この会社の技術に頼っています。 (映像センター/カメラマン 小倉正彦) ヴァイナル 大人気! ヴァイナルとは、レコードの材料「塩化ビニール(Vinyl)」の英語読みです。CDを買わずにサブスクリプションで音楽を楽しむ若い人も、レコードを「ヴァイナル」と呼んで、その音やジャケットを楽しんでいます。去年1年間のレコードの生産額は21億4600万円、なんと10年前の11倍になりました。
It’s been a while since the last time I wrote about my podcasting setup (link in Japanese). Although I haven’t changed most of the setup since the stability is one of the most important things, I’d like to note the current setup since it might be interesting to a future podcaster. Beta87A and US2x2 Recording Environment Before getting to the gears, it is important to pick where to record. The most
こんにちは。莉香です。 今日も今日とて中華イヤホンの情報を集めてネットの海を漂っていると、気になる文言が。 "「CCA NRA」がクラファンで転売されてる" CCAのNRAは先日私もnoteに書いた、とても良いイヤホンです。3000円以下で静電ドライバーが搭載されてるコスパがめちゃめちゃ良いイヤホン。 初めて聞いたときはいたく感動しました。笑 そんなNRAが転売…まあクラウドファンディングでAliExpressの商品が転売される話は聞いたことがあるしな、と思いながら、そのサイトを開きました。 クラウドファンディングサイト「Makuake」に高額転売されているMakuakeというクラファンサイトにその転売ページがあるとのことで急いでチェック。 おお、やってんな。 スクロールして価格をチェック。 …はい? なんなのこの高価格。高額転売ヤー…? AliExpressでイヤホン以外の付属品は100
パナソニックは1月23日、録画用Blu-rayディスクの全品番の生産を完了すると発表した。2月で生産を終え、後継商品などは出さない。同社は「長きにわたり、当社の録画用Blu-rayディスクをご愛顧賜りましたことに厚く御礼を申し上げます」とコメントしている。 生産を完了する対象品は「録画用ブルーレイディスク BD-RE:くり返し録画タイプ(書換型)」が13モデル、「録画用ブルーレイディスク BD-R:1回録画タイプ(追記型)」が23モデルで計36モデル。 Twitter上では「マジか」「需要がしぼんでいるのは分かるけどびっくり」「配信されないようなテレビ番組の保存方法を考えないと」など、生産終了を惜しむ声が見られている。 同社では録画用Blu-rayディスクを2006年から発売。ソニーやバーベイタムに並ぶ人気メーカーとして利用されている。 関連記事 「ブルーレイに補償金」の筋が悪い理由 “中
SC-PMX90を紹介した記事は、お陰様でかなりの人に見てもらえたが、気になった反応に対する補足をしたい。 SONY CMT-SX7を使っている人が多かった ソニー マルチオーディオコンポ Bluetooth/Wi-Fi/AirPlay/FM/AM/ワイドFM/ハイレゾ対応 CMT-SX7 ソニー(SONY)Amazon自分がオーディオに興味を持った2021年時点だと、SC-PMX90と並んで、USB-DAC内蔵で低価格のいいミニコンポだったが、生産終了(ディスコン)してしまったのが残念。ソニーは純粋なオーディオ機器に関して、ポータブルオーディオに力を入れており、スピーカーを使った製品にはあまり力を入れていないので、もうミニコンポは作らないと思われる。 スピーカーはいらない、本体だけ欲しい SC-PMX90と似た機能で、スピーカーが付属しない製品は、DENONやmarantzがCDレシーバ
Android端末を始めとする数多くのデバイスに採用されている音声コーデック「aptX」と「aptX HD」がAndroidオープンソース・プロジェクト(AOSP)に追加され、誰でも利用できるようになりました。Qualcommが特許を持っていたこれらのコーデックが開発者に開放されたことが一体何を意味するのかについて、Android専門のジャーナリストであるミシャール・ラーマン氏が解説しました。 Qualcomm has open sourced its aptX and aptX HD encoders, making them freely available to Android OEMs. Here's what that means. : Android https://old.reddit.com/r/Android/comments/11t16lk/qualcomm_has_o
洞窟のようなサムタイムの店内は仕事帰りの会社員でにぎわう。若いジャズファンのほか、最近は外国人観光客も増えている(撮影/写真映像部・上田泰世) 「知的なおやじの音楽」と思われていたジャズの世界に、若い世代のミュージシャンやリスナーが増えている。時代とともに進化してきた「自由な音楽」が再び変わりつつある。背景をたどった。AERA 2023年5月1-8日合併号より紹介する。 * * * 薄暗い階段で地下に下りると、ピアノの音が聴こえてくる。 東京・吉祥寺に店を構えるジャズクラブ「サムタイム」。1975年の創業以来、“生のジャズ”を届けている。この日はピアノトリオによる演奏で、部屋の中央にはピアノやベースが並び、その周りをぐるりとテーブルが囲む。鉄骨むき出しの工場のような店内だが、どこか温かみもある不思議な空間が広がっている。 「映画のセットみたいでしょう。生のジャズの社交場を作りたかったん
Macに仮想オーディオデバイスを作成し必要なアプリの音声だけを録音/配信できるオーディオキャプチャアプリ「Dipper」が開発中で、Betaテスターを求めています。詳細は以下から。 Web会議やゲーム配信などで音声を配信するさいに、macOSのシステム音や通知音など不要な音声を排除したい場合がありますが、そのような場合にMacに仮想オーディオデバイスを作成し、必要な音声だけを集め録音/配信することができるオーディオキャプチャアプリ「Dipper」がBetaユーザーを募集しています。 Dipperを開発しているのはExistential Audio Inc.のDevin Rothさんで、SoundFlowerに代わり開発されたMacに仮想オーディオ入出力デバイスを作成できるオーディオドライバ「BlackHole」の技術を利用したアプリとなっており、システム要件はmacOS 13 Ventur
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