米国 カセットテープの復活 過去7年間で443%の売上増 実際のカセットビジネスはもっと強力だが、生産が追いつくか問題も発生 米国のエンターテイメントデータを収集・解析するLuminate(旧:Nielsen Music)によると、米国では2022年、アルバムのカセットテープが前年比28%増の44万本販売されました。2015年の販売本数は8万1000本でしたので、7年間で443%増加したことになります。 業界では一時的なブームだと考える人もいるようですが、市場の多くはインディーズバンドがライヴ会場などで販売しているものであり、その数はLuminateでカウントされないことが多いため、カセットビジネスはLuminateの数字が示すよりも強力だという。米ビルボード誌の特集で、トロントを拠点に、カセットやアナログレコードなどの製造・プレスを行うduplication.caの共同経営者兼社長のグレ