<<「パルプ小説の書き方(10):noteで売れ」に戻る よくきたな、おれは逆噴射聡一郎だ。おれは毎日ものすごい量のテキストを書いているが、だれにも読ませるつもりはない。今回の講座には、おまえがパルプ小説を書きメキシコの荒野を生き抜くうえで必要なPRO装備や、不足しがちなものをまとめておいた。 逆噴射聡一郎先生プロフィール:社会派コラムニスト。昔からダイハードテイルズ・マガジンに時々寄稿してくださいます。当マガジン上にて「パルプ小説の書き方講座」を連載していただいています。 おれの経験から、メキシコという荒野で生き残ろうとする時に発生しがちな「不足」には、大きく分けて3種類がある。1つめは、おまえの作品の根幹ともいえる「軸の不足」だ。これは良質な大量のインプット経験を続け、さらに毎日アウトプットも続け、時代にチューニングを合わせ続けることでしか満たすことはできない。軸や信念の太さとは、いわ