南アフリカで開かれていたサーフィンの世界大会の決勝戦で、優勝候補の選手が突然、サメに襲われましたが、間一髪のところで必死に泳いで難を逃れ、けがはありませんでした。 地元のテレビ局の映像では、ファニング選手の背後の海面にサメの背びれが現れ、その直後、衝撃でサーフボードから振り落とされる様子が映し出されています。 このあとファニング選手は必死に泳いで難を逃れて大会関係者に救助され、けがはありませんでした。 地元メディアの報道によりますと、ファニング選手を襲ったのは1匹の大きなホオジロザメとみられるということで、今回のハプニングを受けて決勝戦は延期されました。 ファニング選手は「大きなサメのひれが見えた。追い払うために、必死でサメを蹴ったり殴ったりした」と話していました。 南アフリカの近海は世界で最もサメが多い海域の1つで、おととしにも泳いでいた観光客がサメに襲われて死亡する事故が起きています。