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バイオの検索結果1 - 40 件 / 43件

バイオに関するエントリは43件あります。 研究テクノロジー生物 などが関連タグです。 人気エントリには 『研究の話 | 医療法人豊隆会 ちくさ病院』などがあります。
  • 研究の話 | 医療法人豊隆会 ちくさ病院

    私はもともと腎臓内科医でしたが名古屋大学大学院に入学したころ、 大学院生の規則で最低1年は基礎の研究室で研究しなければならないという規則ができました。 適当に籍だけおいてお茶を濁す医局もあったとは思うのですが、 私は実際に基礎の医局(微生物学教室)に派遣され研究に専念することになりました。 1年が経ちましたが天邪鬼な性格のせいでそのまま放置され、大学院修了後に至っては帰局しろとも言われなかったので、 そのまま基礎の教室の助手として居座ってしまいました。 就職して2年たったころ、教授から呼ばれ「米国の研究室に留学するように」命令を受けました。 「どこに留学するのですか?」と聞いたのですが、「どこでもよい」とのことで、とりあえず気候のよいカリフォルニアで研究室を探していただくことにしました。もちろん私のような実績もない研究者に給料をだして雇ってくれる研究室などあるわけもなく、サンディエゴの某研

    • 紅麹問題ー小林製薬の一番大きな問題はなにか? - 東中野セント・アンジェラクリニック

      紅麹問題について当院の患者さんからも質問を受けることが多くなってきましたので、紅麹の話をまとめたブログを書いていたのですが、丁寧に書くと量が多くなってしまって時間がかかっています。すみません。 ところで、この小林製薬の紅麴製品問題、メディアなどでも多く報道されていますし、小林製薬が記者会見を開いたりしていますが、医薬品安全性管理の専門家の私としては、議論のポイントがずれているような違和感を感じるのです。 多くの方々が亡くなったり入院したりしていると報道されていますが、症例経過などの情報が詳細に開示されていないので、健康被害の内容については推測するしかありませんから、ここではあまり議論しません。この点については小林製薬の情報開示は極めて悪く、大きな問題です。どういう病状、病態が起きているのか、がわからないので、「腎障害が起きている人で紅麹製品を服用していた人」はすべて健康被害のカウントに入っ

      • 石油と同じ成分をつくり出す植物プランクトンを発見

        文:立山 晃/フォトンクリエイト 石油は、太古の生物が合成した有機物が、高温・高圧の地下で長い時間をかけて化学的に変化してつくられたと考えられています。 ところが2021年7月、JAMSTEC地球環境部門の原田尚美部門長たちは、北極海で採取した植物プランクトンが、石油と同じ成分をつくり出していることを公表しました。 その特殊能力を利用して高品質のバイオ燃料やバイオプラスチックをつくることができれば、地球温暖化や資源問題の解決に貢献できます。 原田部門長に、今回の発見について聞きました。 どんな生物が石油と同じ成分をつくるの? ──石油と同じ成分をつくっていたのは、どのような生物ですか。 私たちが2013年、北極海のチュクチ海で採取したディクラテリア・ルトゥンダ(Dicrateria rotunda)という植物プランクトンです。ハプト藻の仲間で、動き回るためのべん毛を持っています。 ディクラ

        • 電気で傷を治す「電子バンソウコウ」 マウス実験では通常よりも早期に治癒 回復具合の監視機能も

          Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米スタンフォード大学などに所属する研究者らが発表した論文「Wireless, closed-loop, smart bandage with integrated sensors and stimulators for advanced wound care and accelerated healing」は、創傷部に貼り付け、治り具合に応じて電気刺激で治癒させる電子バンソウコウを提案した研究報告だ。傷の早期治癒を促進し、傷ついた組織への新しい血流を増加させて瘢痕形成を減少させることで皮膚の回復を促進するという。 提案する電子バンソウコウは、電気刺激による治癒と治り具合を監視するセンシング

            電気で傷を治す「電子バンソウコウ」 マウス実験では通常よりも早期に治癒 回復具合の監視機能も
          • 脳を3Dプリンタで印刷、原料はヒトの細胞 マウスの脳に移植し正常に機能 英オックスフォード大が開発【研究紹介】

            英オックスフォード大学に所属する研究者らが発表した論文「Integration of 3D-printed cerebral cortical tissue into an ex vivo lesioned brain slice」は、人間の神経幹細胞から脳組織を3Dプリントで作成することを示した研究報告である。生成された組織をマウスの脳に移植したところ、結合し機能したことが確認された。 研究者らは、脳に損傷を負った人々にオーダーメイドの修理が施される日が来るかもしれないと述べている。 ▲人間から取り出した細胞を含む液滴を使って、脳の2層の組織を3Dプリントで作成する。作成した組織をマウスの脳に移植した。 keyboard_arrow_down 研究背景 keyboard_arrow_down 研究内容 keyboard_arrow_down 展望 脳損傷の原因として、事故による外傷、脳卒

              脳を3Dプリンタで印刷、原料はヒトの細胞 マウスの脳に移植し正常に機能 英オックスフォード大が開発【研究紹介】
            • https://twitter.com/kurakenya/status/1626864830572539904

                https://twitter.com/kurakenya/status/1626864830572539904
              • 実験室で培養した「ミニ脳」をバイオコンピューターとして使用するというアイデアを研究者が提唱

                近年話題となっている人工知能(AI)は、人間の脳に触発されたアプローチによって大きな進歩を遂げています。そんな中で学際的な研究チームが、ヒト幹細胞を基に作られた脳オルガノイド(ミニ脳)を生物学的ハードウェアとして使用する「Organoid intelligence (OI/オルガノイドインテリジェンス)」というアイデアを提唱し、実現に向けたロードマップを説明しました。 Frontiers | Organoid intelligence (OI): the new frontier in biocomputing and intelligence-in-a-dish https://www.frontiersin.org/journals/science/articles/10.3389/fsci.2023.1017235 Scientists unveil plan to create b

                  実験室で培養した「ミニ脳」をバイオコンピューターとして使用するというアイデアを研究者が提唱
                • 世界初、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の開発に成功

                  大成建設、埼玉大学、中部大学、かずさDNA研究所の4社は、外来遺伝子を導入することなく、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の作製に世界で初めて成功した。 大成建設、埼玉大学、中部大学、かずさDNA研究所の4社は2023年4月12日、外来遺伝子を導入することなく、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の作製に世界で初めて成功したと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」の下で開発したものだ。 微細藻類の一種である「シアノバクテリア(Synechococcus elongatus PCC 7942株)」に対して特定遺伝子の発現を抑制/強化することで、細胞内の燃料物質である遊離脂肪酸(Free Fatty Acid、FFA)を効率的に細胞外に生産することを実現している。 培養した藻類

                    世界初、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の開発に成功
                  • 人工培養脳に性別を持たせることに成功! 男性化で脳容積と密度が増加 - ナゾロジー

                    人工培養脳にも男の子と女の子があるようです。 イギリス医学研究審議会(MRC)の研究によれば、人工培養脳(脳オルガノイド)に男性ホルモンのアンドロゲンを投与した結果、脳オルガノイドの男性化が起きた、とのこと。 男性化した脳オルガノイドでは、人間の脳と同じように、容積が大きくなり、ニューロンの密度の増加も見られました。 性差がある人工培養脳を実験材料にすることができれば、性差の根源が解明されるかもしれません。 研究の詳細は、2022年1月19日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。

                      人工培養脳に性別を持たせることに成功! 男性化で脳容積と密度が増加 - ナゾロジー
                    • ヒツジの毛を魔法のようにつるんっと脱がせる『ヒゲタ醤油』が研究、実用化した「毛が抜ける酵素」の効果がすごい「なぜ生える薬は作れないのか…」

                      BLAZE ブレイズ @BLAZE90280825 「毛が抜ける酵素」を羊に注射して一定期間経ってから羊毛をこのように採るようだ なんでも日本の企業であるヒゲタ醤油さんがこの方法を考え付いたらしい pic.twitter.com/I0DaPz1EXl 2020-11-12 22:17:04 BLAZE ブレイズ @BLAZE90280825 かなり訂正がありました まず第一に理論を発見したのはアメリカのスタンリー・コーエン氏で豪州で羊の毛刈りに応用したがコストが高くてヒゲタ醤油さんへ大量生産を依頼したとのこと 昨夜の眠い中でロクに調べなかった為に間違った情報を書き込んでしまったので…お詫びに生え掛けの産毛を剃ります pic.twitter.com/ysXa99Et4B 2020-11-13 11:42:14

                        ヒツジの毛を魔法のようにつるんっと脱がせる『ヒゲタ醤油』が研究、実用化した「毛が抜ける酵素」の効果がすごい「なぜ生える薬は作れないのか…」
                      • ヒトの神経を3Dプリントし移植後に「知覚を回復」させることに成功! - ナゾロジー

                        3Dプリンターという言葉はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。 個人レベルでも手軽にDIYを楽しむ方や、人の手では製作困難な形状も作れるので、企業の製品開発にも利用され始めています。 そんな中、バイオ3Dプリンターが再生医療の未来に大きく貢献しそうです。 バイオ3Dプリンターの技術が発展すれば、「人体に移植する臓器をドナーからではなく、本人の細胞の一部を用いて臓器をプリントアウトする」というSF感満載な夢の技術を実現できるかもしれません。 今回は、3Dプリンターって何?どんな分野で普及してきているのかざっくり丁寧に説明し、 日本発のバイオ3Dプリンターを用いて実際にヒトの末梢神経の再生に成功した世界初の偉業を解説します。 この成果は2023年4月に京都大学医学部附属病院のウェブページにて公開されました。 三次元神経導管移植の医師主導治験の結果 https://www.kuhp.k

                          ヒトの神経を3Dプリントし移植後に「知覚を回復」させることに成功! - ナゾロジー
                        • https://jp.techcrunch.com/2021/10/11/2021-09-21-animal-alternative-makes-a-platform-play-in-the-growing-market-of-cultured-meat/

                            https://jp.techcrunch.com/2021/10/11/2021-09-21-animal-alternative-makes-a-platform-play-in-the-growing-market-of-cultured-meat/
                          • 小動物の脳活動をワイヤレス計測 1台約8000円の価格破壊 豊技大が開発

                            Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 豊橋技術科学大学の研究チームが開発した「A lightweight, wireless Bluetooth-low-energy neuronal recording system for mice」は、小動物に取り付け可能な脳活動計測ワイヤレスシステムだ。小さく軽量なためマウスなどの小型の動物に適応できる。安価に製作でき、性能も高いという。 脳の情報処理の仕組みを理解するためには、脳組織内の多数のニューロンの発火活動を同時に測定し、個別に解析することが有効とされる。ニューロンの発火活動を直接捉えるには、微小電極で組織内のニューロン近傍の信号を測定する電気生理学的手法が効果的とされている。

                              小動物の脳活動をワイヤレス計測 1台約8000円の価格破壊 豊技大が開発
                            • ハダカデバネズミが持つ長寿遺伝子を移植したマウスで実際に寿命を延ばすことができることが判明、人間の長寿と健康に役立つ可能性が示唆される

                              by Smithsonian's National Zoo 地中で生活するハダカデバネズミが持つ、長寿に関わると考えられている遺伝子をマウスに移植した結果、マウスの健康状態が改善し、寿命が延びたことがロチェスター大学の研究チームによって報告されています。 Increased hyaluronan by naked mole-rat Has2 improves healthspan in mice | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-023-06463-0 Naked Mole Rat’s Longevity Gene Gives Mice a Longer Life – ScienceSwitch https://scienceswitch.com/2023/08/25/naked-mole-rats-longevity-gene-gives-m

                                ハダカデバネズミが持つ長寿遺伝子を移植したマウスで実際に寿命を延ばすことができることが判明、人間の長寿と健康に役立つ可能性が示唆される
                              • 巨大ヒツジ、違法にクローン作製か 狩猟愛好家向け、米国で高額取引:朝日新聞

                                米国の牧場経営者が、中央アジアのキルギスから違法に輸入した希少な野生動物の細胞を使って、米国の狩猟愛好者向けに「巨大な雑種のヒツジ」を人工繁殖していた。AP通信が13日に報じた。南部テキサス州にある…

                                  巨大ヒツジ、違法にクローン作製か 狩猟愛好家向け、米国で高額取引:朝日新聞
                                • AIは過去のものに、脳細胞を利用する「オルガノイド知能」登場の日は近い | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                  世界はこのところ進歩の著しい人工知能(AI)の虜になっているが、米ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームは、新たな知能の形態として「オルガノイド知能(OI)」という分類を編み出した。実験室で培養された脳細胞がコンピュータを動かす未来は、私たちが想像するより早く訪れるかもしれない。 オルガノイドとは、ヒト多能性幹細胞(hPSC)を基に作られた3次元細胞培養物だ。人間の臓器と同様に機能するよう設計して主要な構造的・生物学的特性を再現できる。適切な実験室条件下で、基となる幹細胞からの遺伝的指示により自己組織化し、人間の脳などあらゆる種類の臓器組織を形成することが可能だ。 まるでSFのように聞こえるかもしれないが、脳オルガノイド(ミニチュア脳)は10年近く前から神経変性疾患のモデル化や研究に用いられてきた。そして、この脳オルガノイドが学習能力を持つ可能性があることが、最近の研究で明らかになった。豪メ

                                    AIは過去のものに、脳細胞を利用する「オルガノイド知能」登場の日は近い | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                  • 細胞分裂による増殖が可能な人工生物が作り出される

                                    正常な細胞と同じように細胞分裂して増殖する単細胞合成生物「JCVI-syn3A」を開発したと、J・C・ベンター研究所とマサチューセッツ工科大学、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の合同研究チームが発表しました。 Genetic requirements for cell division in a genomically minimal cell: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(21)00293-2 Scientists built a perfectly self-replicating synthetic cell | Live Science https://www.livescience.com/synthetic-cell-division.html JCVI-syn3Aの顕微鏡映像が、YouTubeで公

                                      細胞分裂による増殖が可能な人工生物が作り出される
                                    • ヒトの「ミニ脳」が国際宇宙ステーションで作られる予定

                                      ヒトの皮膚細胞から作り出された脳細胞を国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げ、微小重力下で3次元の「ミニ脳」に組み立てる実験が行われることが発表されました。実験では、微小重力がミニ脳の形成に及ぼす影響や、治療薬が脳細胞に到達する能力についても調査されるとのことです。 3D Self-Assembled Human Brain Model to Fly to the Space Station to Test Precision Medicines for Neurological Disorders https://www.issnationallab.org/ng-19-axonis-3d-brain-cells/ 19th Northrop Grumman Mission Carries Experiments to Station | NASA https://www.nasa.g

                                        ヒトの「ミニ脳」が国際宇宙ステーションで作られる予定
                                      • 世界で初めてヒトの胎児の脳から「ミニ脳」を作ることに成功

                                        by Princess Máxima Center, Hubrecht Institute/B Artegiani, D Hendriks, H Clevers 中絶された胎児の脳から採取された細胞を用いて、初めて脳オルガノイドを作成することに成功したとの論文が、2024年1月8日付の学術誌・Cellに掲載されました。iPS細胞ではなく脳細胞から直接本物の人間の脳に近い構造を持つ「ミニ脳」を作る技術により、脳腫瘍やがんの治療に関する研究がさらに進むと期待されています。 Human fetal brain self-organizes into long-term expanding organoids: Cell https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(23)01344-2 Novel tissue-derived brain organ

                                          世界で初めてヒトの胎児の脳から「ミニ脳」を作ることに成功
                                        • ヒトの脳細胞にゲームのプレイ方法を学ばせる実験に成功

                                          ヒトとマウスから採取した脳細胞をコンピューティングデバイスに融合させることで生物学的知性を持ったマシンを開発することを目指しているCortical Labsとモナッシュ大学、メルボルン大学、ユニバーシティカレッジロンドンといった複数の大学の研究者からなるチームが、幹細胞由来のヒト細胞と胚細胞由来のマウス細胞80万個から作られた生物学的ニューラルネットワーク(BNN)に、1972年にリリースされたアーケードゲームの「ポン」をプレイさせるという実験を行いました。研究成果は査読付き学術誌のNeuronに掲載されています。 In vitro neurons learn and exhibit sentience when embodied in a simulated game-world: Neuron https://www.cell.com/neuron/fulltext/S0896-627

                                            ヒトの脳細胞にゲームのプレイ方法を学ばせる実験に成功
                                          • 微生物で防弾チョッキよりも強力な「人工筋繊維」を構築したという研究結果

                                            アメリカ・ワシントン大学の研究チームが、遺伝子操作した細菌の体内で生成されたタンパク質から「人工筋繊維」を作成したと発表しました。 Microbial production of megadalton titin yields fibers with advantageous mechanical properties | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-021-25360-6 Synthetic biology enables microbes to build synthetic muscle | The Source | Washington University in St. Louis https://source.wustl.edu/2021/08/synthetic-biology-en

                                              微生物で防弾チョッキよりも強力な「人工筋繊維」を構築したという研究結果
                                            • 遺伝子操作で「発電できる大腸菌」が登場、エネルギーを使って廃棄物処理する時代から廃棄物処理でエネルギーを生む時代へ

                                              大腸菌の遺伝子を改変して発電能力を与えることで、環境に有害な有機物が大量に含まれている工場廃水で増殖できる発電バクテリアが誕生したことが報告されました。 Extracellular electron transfer pathways to enhance the electroactivity of modified Escherichia coli: Joule https://www.cell.com/joule/fulltext/S2542-4351(23)00352-5 Bacteria generate electricity from wastewater - EPFL https://actu.epfl.ch/news/bacteria-generate-electricity-from-wastewater/ Scientists Engineer E. Coli Bac

                                                遺伝子操作で「発電できる大腸菌」が登場、エネルギーを使って廃棄物処理する時代から廃棄物処理でエネルギーを生む時代へ
                                              • ついに「脳」や「鼓動する心臓」を備えた合成胚が作り出される

                                                ケンブリッジ大学で幹細胞について研究するMagdalena Zernicka-Goetz教授の研究チームが、「脳と鼓動する心臓を持つ合成胚」を作り出したことを発表しました。研究チームが作り出した合成胚は自然に成長した胚と同様の組織を有しており、将来的に移植用人工臓器の開発の足がかりになると期待されています。 Synthetic embryos complete gastrulation to neurulation and organogenesis | Nature https://doi.org/10.1038/s41586-022-05246-3 ‘Synthetic’ embryo with brain and beating heart grown from stem cells by Cambridge scientists https://www.cam.ac.uk/stor

                                                  ついに「脳」や「鼓動する心臓」を備えた合成胚が作り出される
                                                • タンパク質の立体構造を予測するAI「AlphaFold」はどのように生物学の世界を変えているのか?

                                                  Alphabet傘下の人工知能企業であるDeepMindは、2018年にアミノ酸の配列情報からタンパク質の立体構造を予測するAI「AlphaFold」を開発しました。その後も改良が重ねられ、2021年7月にはオープンソース化もされたAlphaFoldが生物学の世界にもたらした影響について、科学誌のNatureでジャーナリストを務めるEwen Callaway氏が解説しています。 What's next for AlphaFold and the AI protein-folding revolution https://www.nature.com/articles/d41586-022-00997-5 タンパク質は筋肉の収縮・血液の輸送・光の感知・食物のエネルギー変換など、ほぼすべての生物学的プロセスに関連する物質です。そんなタンパク質は20種類のL-アミノ酸が鎖状に多数連結した立体的な

                                                    タンパク質の立体構造を予測するAI「AlphaFold」はどのように生物学の世界を変えているのか?
                                                  • 実験室で培養した鼓動する「ミニ心臓」が国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられる

                                                    SpaceXによって日本時間2023年3月15日午前9時30分に打ち上げられた無人宇宙船「Dragon」には国際宇宙ステーションの船外活動機器や食料のほか、実験室で培養した人間の心臓の組織モデルである「心臓オルガノイド」が搭載されています。このモデルは、既存の薬品が宇宙飛行の際の心臓への悪影響を防止または好転させることに役立つかを確認する実験に使用されます。 NASA Sets Coverage for Next SpaceX Resupply Launch to Space Station | NASA https://www.nasa.gov/press-release/nasa-sets-coverage-for-next-spacex-resupply-launch-to-space-station-0 Engineered Heart Tissues-2 https://www.

                                                      実験室で培養した鼓動する「ミニ心臓」が国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられる
                                                    • きたるバイオハザード時代!!『今からグルタチオンを!!』 - よーたの心のままに、感じたままに・・・

                                                      👇コチラも更新しています!!👇 こんにちは、よーたです。 これからは、熱中症かどうかをAIが判断してくれるそうですねww ポーラ化成工業は、竹中工務店と太啓建設、三和建設と連携して、熱中症リスク判定AIカメラの実証試験を始めたそうな。 2023年は、重篤な熱中症で倒れる人が急増しており、今夏は『熱中症パンデミック』が起こりそうだ。 国民の多くがアレを接種して初めての夏・・・熱中症急増。 ソレを見越していたのか否か、ポーラ化成工業・竹中工務店・太啓建設・三和建設は、熱中症リスク判定AIカメラなるものを開発し、今後は様々な現場での活躍を狙う事でしょう。 熱中症かどうかの判断なんざ、昔は自分か他人が気づき、気づいた時点で休む、あるいは休ませる・・という流れであったが、こんな事までAIさんに判断してもらわなければならないほど人間の能力や感覚は落ちぶれてしまったのかいな・・・ 熱い現場で体温が少

                                                        きたるバイオハザード時代!!『今からグルタチオンを!!』 - よーたの心のままに、感じたままに・・・
                                                      • 人間の「ミニ脳」でラットの脳損傷を修復する初の実験に成功

                                                        人間の脳のミニチュアモデルである「脳オルガノイド」を実験室で製造し、これを生きたラットの脳の損傷部分を修復するために使用するという初の実験が行われました。将来的には、この脳オルガノイドを用いて人間の脳の修復もできるようになる可能性があります。 Structural and functional integration of human forebrain organoids with the injured adult rat visual system: Cell Stem Cell https://www.cell.com/cell-stem-cell/fulltext/S1934-5909(23)00004-8 Rat brain injuries 'plugged' with lab-grown human minibrains in world-first experiment

                                                          人間の「ミニ脳」でラットの脳損傷を修復する初の実験に成功
                                                        • CIAが「マンモス復活を目指すハイテク企業」に投資していることが判明、一体なぜ?

                                                          アメリカの情報機関であるCIAが、In-Q-Telというベンチャーキャピタル会社を通じて、マンモスを復活させて野生に戻すことを目指す企業に投資をしていることが分かりました。 How Can We Use Biology to Solve Global Issues? - In-Q-Tel https://www.iqt.org/how-can-we-use-biology-to-solve-global-issues/ The CIA wants to bring woolly mammoths back from extinction | Live Science https://www.livescience.com/cia-wooly-mammoth-de-extinction CIAなどから資金を調達している投資会社のIn-Q-Telは、2022年9月20日にブログを更新して、合成

                                                            CIAが「マンモス復活を目指すハイテク企業」に投資していることが判明、一体なぜ?
                                                          • 「鼻に直接」新型コロナウイルスを注入されても大丈夫な超人がいると判明! - ナゾロジー

                                                            風邪をひく人とひかない人。 かつて人々は、その違いをあくまで「確率の問題」と考えていました。 古い諺に「バカは風邪をひかない」というものもありますが、知能と風邪の相関関係を本気で信じていた人はいなかったでしょう。 ですが新型コロナウイルスのパンデミックが起きると、発症する人としない人の間には単なる確率以外の要因、たとえば民族の違いや体質の違いなどに焦点があてられるようになりました。 実際、いくつかの疫学研究では発症率や重症化の度合いに明らかに地域差があることが報告されました。 日本人が欧米人に比べて新型コロナウイルスの「影響を受けにくかった」というニュースを聞いた人もいるでしょう。 しかし疫学的な観点とは別に、個人レベルでの抵抗力の差は解明されていませんでした。 ここで言う個人レベルとは「田中さんは新型コロナウイルスにかかったけど、一緒にいた鈴木さんはかからなかった」という場合です。 現代

                                                              「鼻に直接」新型コロナウイルスを注入されても大丈夫な超人がいると判明! - ナゾロジー
                                                            • 映画「ターミネーター」をもとに科学者が菌類を用いて「再生する生きた皮膚」を生み出す

                                                              アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作の1つである映画「ターミネーター」に登場するT-800は、チタン合金でできた骨格を人間と同様の細胞組織が覆っているため、見た目は人間そっくりです。この作品にインスピレーションを得た科学者が、菌類を用いて「生きた皮膚」を作り出すことに成功しました。 Fungal Skin for Robots | Research Square https://www.researchsquare.com/article/rs-3292325/v1 Terminator model has living skin made from fungi | New Scientist https://www.newscientist.com/article/2390848-terminator-model-has-living-skin-made-from-fungus/ S

                                                                映画「ターミネーター」をもとに科学者が菌類を用いて「再生する生きた皮膚」を生み出す
                                                              • はてサってバイオ4の村人みたいだよね

                                                                わけわからんこと言って 突然攻撃してくる

                                                                  はてサってバイオ4の村人みたいだよね
                                                                • 生きた細胞を印刷して「コンピューティング可能な紙」を製造することに成功

                                                                  by Universitat Pompeu Fabra 「生きた細胞を使ったバイオコンピューター」というと、実験室内に設置された水槽や大がかりな設備の中で培養された繊細な細胞をイメージする人も少なくないはず。スペインのバルセロナにあるポンペウ・ファブラ大学の研究チームが新たに発表した「紙に細胞をプリントするデバイス」は、生きた細胞と栄養素を紙の中に注入することで製造され、実験室外の環境でも安定して動作する上にコストも低いので、正確な病気の診断や環境モニタリングが簡単に行えるようになると期待されています。 2D printed multicellular devices performing digital and analogue computation | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-021-2

                                                                    生きた細胞を印刷して「コンピューティング可能な紙」を製造することに成功
                                                                  • 培養幹細胞から「発生2週間後のヒト胚のほぼ完全なモデル」を作成することに成功、謎の多い発生初期の研究に役立つ可能性

                                                                    近年はヒトの臓器や器官を培養した幹細胞から作り出す研究が進んでおり、発生初期のヒトの胚を人工的に合成する試みも行われています。新たに、イスラエル・ワイツマン科学研究所のジェイコブ・ハンナ教授らの研究チームが、培養した幹細胞から発生1週間後のヒト胚のモデルを作成し、発生2週間後の段階まで培養することに成功したと報告しました。 Complete human day 14 post-implantation embryo models from naïve ES cells | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-023-06604-5 Human Embryo Models Grown from Stem Cells - Life Sciences | Weizmann Wonder Wander - News, Features and

                                                                      培養幹細胞から「発生2週間後のヒト胚のほぼ完全なモデル」を作成することに成功、謎の多い発生初期の研究に役立つ可能性
                                                                    • バイオテクノロジーの進歩によって起こる核兵器よりも恐ろしい事態とは?

                                                                      遺伝子治療をはじめとするバイオテクノロジーは驚異的なスピードで進歩しており、以前は治療不可能だった病気の治療法を生み出したり、バクテリアを用いてインスリンを生成したりすることが可能です。しかし、使い方を誤るとバイオテクノロジーは人類に壊滅的な打撃を与えることがあります。そんなバイオテクノロジーについて、科学系YouTubeチャンネルのKurzgesagtが解説しています。 The Most Dangerous Weapon is NOT Nuclear - YouTube 現代のバイオテクノロジーは衣服の素材や野菜、ペットなどさまざまな領域で浸透しています。 また、義手を脳と直結させるなどの技術開発も進められています。 さらに、遺伝子治療によって以前は治療不可能だった病気の治療法を生み出し、気候変動に耐えることができる食用の作物の開発も行われています。 生物学は日々その研究スピードが加速し

                                                                        バイオテクノロジーの進歩によって起こる核兵器よりも恐ろしい事態とは?
                                                                      • ネアンデルタール人などのタンパク質をAIで予測することで「絶滅した」抗生物質を復活

                                                                        ペンシルベニア大学の生物工学者であるセザール・デ・ラ・フエンテ氏らが、現生人類のホモ・サピエンスと旧人類の絶滅種あるいは亜種と考えられているネアンデルタール人やデニソワ人のタンパク質を、AIを用いて構造予測するという研究を行いました。分析の結果、病気の原因となる細菌を殺せる分子を特定しており、人間の感染症を治療するための新薬のヒントとなる可能性も示されています。 AI search of Neanderthal proteins resurrects ‘extinct’ antibiotics https://www.nature.com/articles/d41586-023-02403-0 抗生物質の開発は過去数十年にわたって減速しており、現在処方されている抗生物質のほとんどは、30年以上前から販売されているものです。一方で、抗生物質に対する抵抗力が高い耐性菌が増加しているため、新しい

                                                                          ネアンデルタール人などのタンパク質をAIで予測することで「絶滅した」抗生物質を復活
                                                                        • Make: Japan | 「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #6 — 原価300ドルのオープンソースリアルタイムPCRマシン「Ninja qPCR」

                                                                          2020.11.11 「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #6 — 原価300ドルのオープンソースリアルタイムPCRマシン「Ninja qPCR」 Text by Takako Ouchi バイオテクノロジーに関連した作品は、Maker Faire Tokyoでたびたび見かけるが、Maker Faire Tokyo 2020では、原価300ドル(≒3万円)のリアルタイムPCRマシン「Ninja qPCR」が登場した。 PCRマシンを自作する 作ったのは久川真吾さん(以下、久川さん)、久川まり子さん(以下、まり子さん)。これまでもソフトウェア開発を本業としながらDIYでさまざまなものを作ってきた。二人が最初に作ったPCRマシンは、2018年6月完成の「Ninja PCR」。 Ninja PCR(2018年6月に完成) COVID-19の影響によって目にする機会が増えたが

                                                                            Make: Japan | 「Maker Faire Tokyo 2020」レポート #6 — 原価300ドルのオープンソースリアルタイムPCRマシン「Ninja qPCR」
                                                                          • 心臓・筋肉・声帯を再生可能な強度を持つ生体材料が開発される、新型コロナ治療薬の開発にも光

                                                                            細胞が成長するための足場になることで、失われた組織の再生に役立つ生体材料をカナダのマギル大学らの研究チームが開発しました。この生体材料は、十分な強度を持っているため声帯や心臓などの筋組織にも使用可能な上に、研究用の肺の作成に応用することで新型コロナウイルス感染症の治療法の開発にも役立てられる可能性があると期待されています。 Injectable, Pore‐Forming, Perfusable Double‐Network Hydrogels Resilient to Extreme Biomechanical Stimulations - Taheri - - Advanced Science - Wiley Online Library https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/advs.202102627 Synthetic tissu

                                                                              心臓・筋肉・声帯を再生可能な強度を持つ生体材料が開発される、新型コロナ治療薬の開発にも光
                                                                            • 精子、卵子、子宮を使わずに「マウスの人工合成胚」の作成に成功! - ナゾロジー

                                                                              その命は人工合成によって作られました。 イスラエルのワイツマン科学研究所(WIS)で行われた研究によれば、3種類の幹細胞を混ぜ合わせて合成することで、人工的なマウス合成胚を作成することに成功した、とのこと。 通常、哺乳類の胚を作るには精子と卵子と子宮の3つが必要とされていますが、今回の研究では試験管で培養されている幹細胞のみを材料にして、鼓動する心臓・複雑なシワのある脳・腸・肝臓を備えた生きている胚の創造に成功しています。 この技術(人工合成胚作製技術)が発展してヒト細胞に応用できれば、幹細胞から胎児を直接作成することができるようになり、不妊治療や移植用臓器生産工場として利用することができるでしょう。 しかし一部の研究者たちは、人工合成胚と自然胚の境界が揺らくことが倫理的議論を呼ぶことになると警鐘を鳴らしています。 現在、自然なヒト胚は14日間しか培養することが許されていませんが、人工合成

                                                                                精子、卵子、子宮を使わずに「マウスの人工合成胚」の作成に成功! - ナゾロジー
                                                                              • 無菌試験など品質検査の受託委託|迅速法|日本薬局方 | 由風BIOメディカル株式会社

                                                                                無菌試験など品質検査の受託委託 当社は、再生医療CMO/CDMO事業、医薬品原料の研究開発、化粧品原料の製造販売を展開しており、これまでに無菌試験をはじめとする品質試験や安全性試験の豊富な知見を蓄積してきました。また、微生物試験のリーディングカンパニーであるビオメリュー社および総合環境衛生サービスを提供する環境衛生薬品社と業務提携しており、業界トップクラスの分析技術と専門性を活用したサービスを提供しています。 これらの強みを生かし、再生医療、医薬品、医療機器、化粧品、食品などの研究開発品・試作品・製品に対し、品質と安全性を保証する試験サービスを日本全国で提供しています。これらの試験を包括的な検査サービスとして、競争力のある価格帯でご提供しており、スポットでのご依頼にも柔軟に対応いたします。お気軽にお問い合わせください。 ■無菌試験の受託委託 無菌試験は、無菌性を要求される製品等の中に微生物

                                                                                • クジラのDNA修復遺伝子をマウス細胞に組み込みがん耐性の強化に成功 - ナゾロジー

                                                                                  長寿とがん耐性の秘密が明らかになりました。 米国のロチェスター大学(University of Rochester)で行われた研究により、200年以上の寿命があるホッキョククジラの長寿の秘密が、優れたDNA修復遺伝子にあることが示されました。 ホッキョククジラの細胞内ではDNA損傷が発生しても素早く修復されるため、老化やがん化につながるような変異の蓄積が防がれていたのです。 またクジラのDNA修復遺伝子を人間やマウスの細胞に組み込んだところ、人間やマウスの細胞でもDNA修復効率が2倍効果的になったことが示されました。 もしこのDNA修復遺伝子を改良する遺伝子治療や遺伝子操作を他の生物に適用できれば、人間だけでなくマウスやウシ、犬や猫など人間にとって大切な動物の寿命を延ばし、がん耐性能力を高めることもできるでしょう。 ただDNA修復能力の強化は、ある1つの「些細な」副作用を伴っていました。

                                                                                    クジラのDNA修復遺伝子をマウス細胞に組み込みがん耐性の強化に成功 - ナゾロジー

                                                                                  新着記事