前編(「怖い」が原動力…仕事や社会に慣れない燃え殻さんが伝えたいこと)では、40代での新しい挑戦や、「個性」を獲得する方法などについて独自の視点で語ってくれた燃え殻さん。 後編では、最新のエッセイ『夢に迷って、タクシーを呼んだ』(扶桑社)で触れられていた、周囲の人の死や、Twitterで24万以上のフォロワーを持つ立場から見たSNSの誹謗中傷について聞いた。 (撮影:林直幸) 「謝罪してください」300通のメッセージ ――24万人以上のフォロワーを持つ燃え殻さんは、反響のなかには非常に多くの誹謗中傷もあったとエッセイなどで振り返られています。 燃え殻 何度か叩かれました。 ――昨年あたりから有名人に対するSNSでの誹謗中傷問題が注目されるようになりました。燃え殻さんはTwitterをどういう場所だと感じますか? 燃え殻 「社会」に対して僕は緊張するので、会社と同じで緊張感漂う場所です。怖い