サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、ご存知カジュアル・イタリアンのサイゼリヤについて、「第三者的な目から」迫った1冊。 先日ご紹介した『おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ』が、創業者で会長の正垣泰彦さんの手によるものであるのに対し、本書は『月刊食堂』誌上で連載された「サイゼリヤ革命」を担当した山口芳生さんが、正垣会長だけでなく、その周囲の方からも話を聞いて書き上げたものとなっています。 その分、多角的にサイゼリヤが分析されていて、読みどころも多々。 思わず付箋も貼りまくりました! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.低価格路線への批判に対する反論 「そんなの楽したいから言っているだけ。心を込めて作ってるから高くていいなんて、お客さんは思っていないもの。お客さんに一番よくわかるのは価