PCからスマホまで、そしてハイレゾ音源からストリーミングサービスまで。幅広いソースと繋がり、バランス接続にも対応し、さまざまなヘッドホンを鳴らし切るオーディオテクニカの新作、真空管アンプとDACを、開発陣の声とともに徹底解剖していこう。 ■オーディオテクニカから待望のヘッドホンアンプ&DACが登場 ハイレゾ音源の普及もあってか、ここ数年のイヤホン&ヘッドホンの音質進化は著しく、結果として魅力的な製品が多数登場している。当然のごとく、イヤホン、ヘッドホンの雄といえるオーディオテクニカからもプレミアムクラスのヘッドホンが次々と登場し、ラインアップの拡充が推し進められている。 そのいっぽうで、新しいヘッドホンアンプの登場はほとんどといっていいほどなく、ウッドハウジング採用の「ATH-AWKT」「ATH-AWAS」やオープンエアー型のフラグシップ「ATH-ADX5000」など、ハイレゾ対応の新世代