要約:日本では少子高齢化が進んでいる。高齢化率が高くなると国全体の認知機能、ひいては運転技能も低下し、交通上の問題となる。よって自動運転待ったなしである。 増える運転免許の自主返納 どこもそうかもしれないが、精神医療の現場には時代ごとのブームがあり、世間がそこから透けてみえる。 20年ほど前は従来に比べて重症度の低いうつ病や不安障害の患者が増えていく時期だった。 社会的ひきこもりがトピックスになった時代でもある。それが10年ほど前になると発達障害の患者が急増し、診断することも相談を受けることも日常的になった。 最近増えていると感じるのは、認知症とその周辺症状の診断、それから運転免許センターからの「認知症についての公安診断書を書いて欲しい」という依頼である。 この書類について詳しく知りたい人は、警察庁のウェブサイトにpdfファイルがある のでそちらをご覧いただきたい。 とにかく、こういう診断