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中世の検索結果401 - 440 件 / 518件

  • 『図説 中世島津氏』(編著/新名一仁)、島津氏の中世史はずっと戦乱 - ムカシノコト、ホリコムヨ。鹿児島の歴史とか。

    これ、素晴らしい一冊だ! 帯には「戦後初の中世島津氏本格的通史!」の文字。そのとおりの内容となっている。「ずっとこんな本が欲しかった」と、個人的に思っていた。 『図説 中世島津氏 九州を席捲した名族のクロニクル』 編著/新名一仁 発行/戎光祥出版 2023年10月発売 (C)EBISUKOSYO PUBLICATION CO.,LTD. 2023 図説 中世島津氏 九州を席捲した名族のクロニクル 戎光祥出版 Amazon 戎光祥出版のホームページはこちら www.ebisukosyo.co.jp 島津氏の歴史は長い。12世紀末に惟宗忠久(これむねのただひさ)が南九州に所領を得たことに始まる。島津荘(しまづのしょう)の地頭職に補任されたことから「島津」を名乗りとした。この島津忠久(惟宗忠久)から、島津氏の南九州支配は明治維新まで続くことになるのである。 『図説 中世島津氏』では、島津氏の歴史

      『図説 中世島津氏』(編著/新名一仁)、島津氏の中世史はずっと戦乱 - ムカシノコト、ホリコムヨ。鹿児島の歴史とか。
    • マドラサ——中世イスラーム世界における知の伝承 - Qalawun VR Project

      マドラサは、法学をはじめとする諸学問の教育を行う施設で、アラビア語で「学ぶ場所」を意味する。マドラサは、それまでモスクなどで行われていた教育活動のために専用の場所や様々な便宜を提供する新たな仕組みとして登場し、10世紀にイラン北東部ホラーサーンに建設されはじめたとされる。11世紀にはセルジューク朝(1038–1194年)の宰相ニザーム・アルムルク(1092年没)がバグダードなどの主要都市にニザーミーヤ学院を建設した。12世紀に入るとマドラサはシリア各地に建設され、同世紀後半にはアイユーブ朝(1169–1250年)下のエジプトに導入された。13世紀・14世紀になるとマドラサは北アフリカからアナトリア、イランにいたるまで広い地域で見られるようになり、マムルーク朝下のエジプトやシリアの都市でも多くのマドラサが建設された1。現在のカイロでも、カラーウーンの寄進施設のある旧市街でマムルーク朝期に建設

      • 魔女や悪霊を追い払うためか?中世の教会の石に刻まれた謎めいた記号(イギリス) : カラパイア

        今は廃墟となっている中世の村の教会跡で、謎めいたものが発見された。いくつかの石に謎めいた記号のようなものが刻み込まれていたのだ。 記号の形は様々で、中には放射状に延びているものもあった。これらの記号はいったい何のために刻まれていたのだろう? まだ確実にはわかっていないが、悪霊や魔女を追い払うための厄除けのようなものではないかと推測されている。

          魔女や悪霊を追い払うためか?中世の教会の石に刻まれた謎めいた記号(イギリス) : カラパイア
        • 湖に沈んだ中世の村が27年ぶりに再浮上の可能性(イタリア) : カラパイア

          はるか昔にダムの底に沈んだ村というのは、なんともミステリアスな歴史を思い浮かべてしまう。 イタリアのトスカーナ州にも、ひっそりと人工湖の底に沈んでいる12世紀の小さな村が存在する。 この村は、10年〜15年ほどの頻度で行われているメンテナンスにより、湖から姿を現し、多くの人が見物に訪れているが、どうやら2021年に再浮上するの可能性があるようだ。『Sky News』などが伝えている。

            湖に沈んだ中世の村が27年ぶりに再浮上の可能性(イタリア) : カラパイア
          • 『中世の罪と罰』(網野 善彦,石井 進,笠松 宏至,勝俣 鎭夫):講談社学術文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

            「やーい、お前の母ちゃん、でべそ!」 誰もが耳にしたことがありながら、よく考えると意味不明なこの悪口。そこに秘められた意味とは? ありふれた言葉を入り口に、今は遠く忘れ去られた日本の姿が、豊かに立ち上がる。 「お前の母ちゃん…」のような悪口が御成敗式目にも載るれっきとした罪であり、盗みは死罪、犯罪人を出した家は焼却処分、さらに死体の損壊に対しては「死骸敵対」なる罪に問われれた中世社会。何が罪とされ、どのような罰に処せられたのか。なぜ、年貢を納めなければ罰されるのか。それは何の罪なのか。10篇のまごうかたなき珠玉の論考が、近くて遠い中世日本の謎めいた魅力を次々に描き出す。 稀代の歴史家たちが、ただ一度、一堂に会して究極の問いに挑んだ伝説的名著、待望の文庫化! (原本:東京大学出版会、1983年) 解説(桜井英治・東京大学教授)より 本書を通じてあらためて浮き彫りになるのは、中世社会が、現代人

              『中世の罪と罰』(網野 善彦,石井 進,笠松 宏至,勝俣 鎭夫):講談社学術文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
            • 【在宅研究支援】デジコレで中世史 まとめ

              ときに2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症の拡大により、緊急事態宣言が七都府県に発令された。これをうけ、大学の封鎖や公共図書館の閉館が加速していった…… キリュー @quiriu_pino 非常事態宣言により大学が閉鎖され、研究室や図書館が使えず困っている研究者(とくに学生!!)は多いかと思います。昔あとがき愛読党ブログで、こんな記事を書きました。少しでもお役に立てれば。#在宅研究 #デジコレで中世史 国会図書館デジコレで中世史! 叢書編 atogaki.hatenablog.com/entry/2014/09/… 2020-04-08 22:48:54 キリュー @quiriu_pino 叢書系の古記録はかなり拾ったのですが、文書集や地誌類は不十分です。そこでツイッタランドの諸賢にお願いなのですが、NDLデジコレで公開されている史料集(戦前の刊行だがまだ利用価値あるもの)を #

                【在宅研究支援】デジコレで中世史 まとめ
              • 『中世英仏関係史 1066-1500:ノルマン征服から百年戦争終結まで』朝治啓三 編著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

                現在の英国(イギリス)とフランスにあたる地域における十一世紀から十五世紀にかけての政治史を概観した本である。西洋史を学ぶ上で、手元に置いておくことで存分に役立つこと間違いなしの一冊だ。当サイトの中世西洋史関連記事の主要参考文献の一つで、もう本当に本書の詳細さはありがたいにも程がある。 「中世英仏関係史」というと、イングランド王国とフランス王国という二つの国家間の政治・外交・戦争の歴史と思うかもしれないが、中世のヨーロッパにおいて、現在我々が想像する「(国民)国家」は存在しない。当時、一つの王権の下に諸侯が連なる内部で完結した政体などは成立しておらず、『存在していたのは、王家を核とし、それを推戴する武装能力者=領主や、都市共同体=富裕者団体が構成する王国であった。』(2頁) 王家と領主との関係は流動的で、王家への臣従は一代限りで代替わりの際に更新しなければならない。また、領主間では利害を巡っ

                  『中世英仏関係史 1066-1500:ノルマン征服から百年戦争終結まで』朝治啓三 編著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
                • どっかで見たキャラ?中世の養蜂家の防護服がオカルトじみていた件 : カラパイア

                  人間は考える葦である。自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎないが、考える力が備わっている。古い時代から人の手によって様々なものが開発されてきた。それらは当時画期的なものだったはずだ。 だが時代を経るにしたがって、人は更に考え、新たに最適化されたものが開発されていく。それこそが文明と呼ばれるものだ。 で、何が言いたいかと言うと、今の人が見ると今の人間からすると「なんじゃこりゃ!?」となるものでも、当時はそれが最先端だったのだ。 それは潜水服しかり、ペスト医師のマスクしかり、そんでもって今回紹介する養蜂家の防護服しかりなのだ。

                    どっかで見たキャラ?中世の養蜂家の防護服がオカルトじみていた件 : カラパイア
                  • ずっとお城で領主してる―FE風花雪月と中世の食⑦ - 湖底より愛とかこめて

                    本稿では、『ファイアーエムブレム 風花雪月』における、シルヴァン、イングリットのガルグ=マク大修道院食堂の食事メニューの好き嫌い、中世ヨーロッパの「在地領主」「領地経営」にまつわる食文化について考察していきます。 ファイアーエムブレム 風花雪月 -Switch 発売日: 2019/07/26 メディア: Video Game メニューカテゴリの総論 いただき!ガルグ=マクめし―FE風花雪月と中世の食 や キゾクキゾク鳴くふたりに絞った比較記事 薔薇と紅茶の貴族の宴―FE風花雪月と中世の食② 、 市街地の貧しい身分の食の記事 食ってけ!大貧民―FE風花雪月と中世の食③ 、 いわゆる「むらびと」の食の記事 生きる=おいしい?村人めし―FE風花雪月と中世の食④、 貴族のお嬢さんと修道院の食の記事 聖女の愛したお菓子―FE風花雪月と中世の食⑤ スパイス食とフォドラ外との貿易の記事 食彩の旅人―FE

                      ずっとお城で領主してる―FE風花雪月と中世の食⑦ - 湖底より愛とかこめて
                    • 北欧とケルト、暮らしと音楽 Vol.10|アニメーション映画『ウルフウォーカー』〜音楽でも醸し出す中世アイルランドの神秘

                      音楽プロデューサーの野崎洋子さんが、北欧・ケルトの音楽や取り巻く文化をガイドする連載。第10回の題材は、神秘的なアニメーションと透明感のある音楽で話題性が高まっているアイルランドの映画。そのケルト三部作を、10月30日公開の最終章『ウルフウォーカー』を中心に、音楽とともに紐解きます。

                        北欧とケルト、暮らしと音楽 Vol.10|アニメーション映画『ウルフウォーカー』〜音楽でも醸し出す中世アイルランドの神秘
                      • 異邦人 on Twitter: "看護師500人をタダで派遣しろと要求してきたオリンピックが、今度は医師免許を取得した上で更に特殊な講習を受けなければならない「スポーツドクター」を、またしてもタダで200人寄越せと要求しているようだ。飢餓状態の農民からすら農作物を搾取していた中世の封建国家か。何が平和の祭典だ。"

                        看護師500人をタダで派遣しろと要求してきたオリンピックが、今度は医師免許を取得した上で更に特殊な講習を受けなければならない「スポーツドクター」を、またしてもタダで200人寄越せと要求しているようだ。飢餓状態の農民からすら農作物を搾取していた中世の封建国家か。何が平和の祭典だ。

                          異邦人 on Twitter: "看護師500人をタダで派遣しろと要求してきたオリンピックが、今度は医師免許を取得した上で更に特殊な講習を受けなければならない「スポーツドクター」を、またしてもタダで200人寄越せと要求しているようだ。飢餓状態の農民からすら農作物を搾取していた中世の封建国家か。何が平和の祭典だ。"
                        • オープンワールド中世ローグライクRPG『Stoneshard』―ハードな世界を生き延びろ【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

                            オープンワールド中世ローグライクRPG『Stoneshard』―ハードな世界を生き延びろ【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト
                          • デギン「貴公、知っておるか、アドルフ・ヒットラーを」 ギレン「ヒットラー?中世期の人物ですな」に対する海外の反応 : 海外の反応で英語の勉強

                            ギレン「せっかく減った人口です これい以上増やさずに優良な人種だけを残す それ以外に人類の永遠の平和は望めません そしてその為にはザビ家独裁による人類のコントロールしかありません」 デギン「貴公、知っておるか アドルフ・ヒットラーを」 ギレン「ヒットラー?中世期の人物ですな」 デギン「ああ、独裁者でな 世界を読みきれなかった男だ 貴公はそのヒットラーの尻尾だな」 ギレン「わたくしが?」 デギン「ワシはジオンの国民を、急ぎ纏める方便として公王制をひいた、ジオンの理想を実現する為にな。しかし・・・」 ギレン「ヒットラーの尻尾のわたくしが独裁制に持ち込んだ」 デギン「キシリアとな」 ギレン「はい 絶対民主制は、連邦ごとき軟弱を生んだだけです それでは人類は共食いになります 今度の戦争の様に まっ、勝って見せます ヒットラーの尻尾の戦いぶり ご覧ください」 デギン「・・・ヒットラーは敗北したのだぞ

                              デギン「貴公、知っておるか、アドルフ・ヒットラーを」 ギレン「ヒットラー?中世期の人物ですな」に対する海外の反応 : 海外の反応で英語の勉強
                            • 「馬より速く走れ」「鎧を着たままムーンソルト」中世ヨーロッパの騎士のトレーニング方法を描いた同人誌がとても面白そう!

                              波平 @kesagirishun 筋トレも武器を扱う技術も大事だけど、自分が実戦で使う装備を身に付けた状態で戦えなきゃ意味はないわな🤔 良い勉強になる😊 twitter.com/0Fami/status/1… 2022-08-06 10:02:23 ゆーあん @yu_an1122 ランドリオールの新刊で、騎士候補生達が先輩騎士について行けずにバッテバテでオエオエしてスタミナ不足…とか言われてたのこういう事ですか…凄まじい… twitter.com/0Fami/status/1… 2022-08-06 17:28:53

                                「馬より速く走れ」「鎧を着たままムーンソルト」中世ヨーロッパの騎士のトレーニング方法を描いた同人誌がとても面白そう!
                              • 氷を作るのに神の力? 山岳信仰の山に中世の氷室跡発見:朝日新聞デジタル

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                                  氷を作るのに神の力? 山岳信仰の山に中世の氷室跡発見:朝日新聞デジタル
                                • 京都大学とプリンストン大学の共同による「京都大学総合博物館蔵古文書デジタル発信事業」において「駿河伊達文書(中世)」を公開しました

                                  京都大学とプリンストン大学は、2020年度より、本学総合博物館が所蔵する古文書を世界に発信し、全世界に向けて、日本の歴史や文化の知識・意識を深めることを目的として、同博物館が所蔵する古文書のデジタルイメージの公開、当該古文書の研究を共同で行う「京都大学蔵古文書デジタル発信事業」を開始しました。 本事業は、両大学が古文書の読解・研究を協力して進め、その成果をそれぞれの大学がデジタル公開し、互いに周知することで、日本に対する理解を深める基盤を作ろうとするものです。 今回は、本事業の第二弾として、駿河国(静岡県)の武士である伊達氏に伝わった文書のうち、中世分(56点)の公開を、2022年6月30日に開始しました。

                                    京都大学とプリンストン大学の共同による「京都大学総合博物館蔵古文書デジタル発信事業」において「駿河伊達文書(中世)」を公開しました
                                  • 中世から現代へ、東欧の複雑な歴史をつづるジョージアの川 写真12点

                                    エングリ川の源流は、ジョージア北部スバネティ地方にあるカフカス山脈の氷河。中世の塔が点在し、ユネスコの世界遺産に指定されているウシュグリにも、エングリ川は流れている。(PHOTOGRAPH BY JULIEN PEBREL) アマゾンの森を燃やす人々に密着、“悪人”牧場主の手口と現実 写真10点 冒険家と挑んだ北極600キロ、芸大生の彼女は何を体験したか? 写真21点

                                      中世から現代へ、東欧の複雑な歴史をつづるジョージアの川 写真12点
                                    • 琵琶湖畔に中世貴人が過ごした高級住宅地…茶道や香道など楽しむ?青磁の香炉や天目茶碗も出土

                                      【読売新聞】 比叡山延暦寺の門前町として栄えた大津市坂本に近く、琵琶湖に面した同市比叡辻の「比叡辻遺跡」で、鎌倉~室町時代(13~15世紀)の建物跡や高級な磁器などが発掘調査で初めて出土し、市が1日、発表した。当時の坂本一帯は、湖の

                                        琵琶湖畔に中世貴人が過ごした高級住宅地…茶道や香道など楽しむ?青磁の香炉や天目茶碗も出土
                                      • 中世大和一向宗の拠点・吉野。蓮如創建の飯貝御坊・本善寺は美しい桜と近世真宗建築の宝庫 - 大和徒然草子

                                        皆さんこんにちは。 吉野で仏教といえば、金峯山寺を中心とした山岳信仰のイメージが強いですよね。 その一方で、吉野が中世、本願寺教団(一向宗)門徒の一大拠点だったということを、ほとんどの方はご存知ないかと思います。 鎌倉時代に親鸞が興した浄土真宗は、室町時代に入ると本願寺8世法主蓮如により、大きく全国へその教線を伸ばしました。 しかし、古代から興福寺、東大寺といった大寺院の勢力が強かった奈良、大和国への進出は難しく、北和地域への本格的な進出は興福寺の力が衰える戦国後期まで果たせませんでした。 そんな大和で本願寺教団が最初に教線を伸ばしたのが、北和に比べて南都仏教の影響が小さかった南部の吉野地域です。 その吉野で蓮如が布教拠点として創建したのが、奈良県吉野町の飯貝御坊・本善寺でした。 本善寺は下市御坊・願行寺と並んで吉野の一向宗門徒の拠点であり、中世から近世にかけて大和国における本願寺教団の寺

                                          中世大和一向宗の拠点・吉野。蓮如創建の飯貝御坊・本善寺は美しい桜と近世真宗建築の宝庫 - 大和徒然草子
                                        • 【読書感想】百年戦争-中世ヨーロッパ最後の戦い ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                          百年戦争-中世ヨーロッパ最後の戦い (中公新書) 作者:佐藤 猛発売日: 2020/03/17メディア: 新書 内容(「BOOK」データベースより) フランスを主戦場として英仏王家が攻防を繰り広げた百年戦争(一三三七~一四五三)。イングランドの大陸領をめぐる積年の対立に、フランス王位継承権争いが絡んで勃発した。当初イングランドが優勢だったが、ジャンヌ・ダルクによるオルレアン解放後、フランスが巻き返して勝利する。戦乱を経て、英仏双方で国民意識はどのように生まれたか。ヨーロッパ中世に終止符を打った戦争の全貌を描き、その歴史的意義を解明する。 「百年戦争」という言葉は、多くの人が知っていると思います。名前にけっこうインパクトがありますし。 ジャンヌ・ダルクの活躍でフランスのオルレアンが解放されたことが、この戦争の大きな転機になったこともよく知られていますよね。 しかしながら、世界史で習った記憶は

                                            【読書感想】百年戦争-中世ヨーロッパ最後の戦い ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                          • 中世の遺物だと思われていたイタリア修道院の剣、5000年前のものであることが判明 : らばQ

                                            中世の遺物だと思われていたイタリア修道院の剣、5000年前のものであることが判明 イタリア・ベネチアの修道院が所蔵していた中世の遺物だと思われていた剣が、実際は5000年前の青銅器時代の剣であることがわかりました。 考古学専攻の学生によって、今回の発見に繋がったとのことです。 剣はヒ素を含む銅の合金製でサイズは約43cm。 ベネチア大学で考古学を専攻するビットーリア・ダラルメリーナさんは、3年前にベネチアの修道院を訪れたときに、中世の剣という資料説明を見て疑問を抱いたのだとか。 専攻する青銅器時代の武器に似ていたことから調査を開始。バドバ大学の協力も得ることができ、成分分析によって5000年前のものであることが判明しました。 当時の刀剣は武具だけでなく、権威の象徴の側面もあったとみられています。 関連記事恐竜の体温が温かかったことが判明…アメリカの研究チェコで7000年前の井戸…木造として

                                              中世の遺物だと思われていたイタリア修道院の剣、5000年前のものであることが判明 : らばQ
                                            • 中世ヨーロッパの「性生活」

                                              こちらの記事は一連のシリーズ物で当サイトの人気コンテンツとなっております。よろしければ他の記事も参考にしてみて下さい。 中世ヨーロッパの生活① ~典型的な庶民の一生~ 中世ヨーロッパの生活② ~食生活とそれを支えた農業について~ 中世ヨーロッパの生活③ ~現代と比較した日常生活~ 中世ヨーロッパの「性生活」 (こちらの投稿) 本当は貧しきヨーロッパ ~中世ドイツの食糧事情~ 中世の性生活 以前「中世ヨーロッパの生活」という記事を書いたのですが、その影響なのか当サイトに「中世ヨーロッパ 生活」と検索して来てくださる方が結構な数でいます。そしてそれに次いで検索されるのが「中世ヨーロッパ 性生活」というキーワードです。 確かに私も「中世ヨーロッパの生活」の中で「教会の影響力は凄まじく性生活にすら介入する~」と書いていたのでどうもその部分がGoogle先生に引掛かったようです。 しかし、性に関して

                                                中世ヨーロッパの「性生活」
                                              • 【討論】なろう系によくある中世ファンタジーのコレジャナイ感について…

                                                「イース10」サイドポニーのメインヒロイン「カージャ」を公開!アドルもキャラデザtoi8さんによる新デザインに!

                                                  【討論】なろう系によくある中世ファンタジーのコレジャナイ感について…
                                                • パリから日帰りできる中世とバラの街プロヴァン大特集 ~街とお城のようなホテル編~ : パリ生活社ミルクとマカロン2

                                                  担当サイト→ハネムーンSのフランス特派員最新記事のお知らせです。 今回はパリをちょっと離れ、 電車で1時間半の世界遺産の街「プロヴァン」のご紹介です。 パート①では、プロヴァンの街、古都の地下、バラ園を。 →パリから日帰りできる中世の街プロヴァンへ! ハネムーンにおすすめの現地ツアー そしてパート②では、お城のような美しいホテルを。 →パリから日帰りできる中世の街プロヴァンへ! ハネムーンにおすすめのプチ・シャトー・ホテル プロヴァンはフランスの中でも特に保存状態の良い中世都市。 世界遺産ですが観光客が多過ぎず、静かでゆったりとしているのも魅力。 そして古くからバラの街としても知られていて、 今がちょうどバラの季節なんです。 パリから日帰りできる距離ですが、 中世都市であり美しい田園も広がっているので、 一泊してパリとは違う時間の流れを感じていただくのもよいと思います。 ですので今回は美し

                                                    パリから日帰りできる中世とバラの街プロヴァン大特集 ~街とお城のようなホテル編~ : パリ生活社ミルクとマカロン2
                                                  • 中世日本で、浮気された妻が旦那ではなく浮気相手を襲撃したワケ アナーキーでハードボイルドだった平安後期〜江戸初期の日本人 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                    山梨県の観光イベントで再現された「川中島の合戦」。戦国時代をはじめ中世日本の日本人はハードボイルドだった(写真:AP/アフロ) 昨今、人の間違いやちょっとした発言を異常なまでに問題視し、激しくしつこく追及する「正義中毒」が日本中に蔓延している。正しいことを求めるのはいいことではあるが、息苦しく感じて萎縮することもある。しかし、それは現代社会だけに特有の現象なのだろうか。 歴史学者の清水克行氏によれば、中世の人々の行動は、現代の私たちの価値観から見ると、過激で一貫性がなくめちゃくちゃだった。だが、彼らの行動原理を解きほぐせば、中世の価値観であっても理解できるロジックがあるという。そして、そのロジックを見出すプロセスを援用すれば、今の社会に対する解決策、つまり異なる価値観を排除せず、共感する糸口を見出すことができるのではないか──と見ている。 中世の日本人の庶民の生き方について書いた『室町は今

                                                      中世日本で、浮気された妻が旦那ではなく浮気相手を襲撃したワケ アナーキーでハードボイルドだった平安後期〜江戸初期の日本人 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                    • 中世の出雲遷宮 大量文書発見 | 中国新聞デジタル

                                                      出雲市にある出雲大社の祭祀(さいし)…

                                                        中世の出雲遷宮 大量文書発見 | 中国新聞デジタル
                                                      • なぜ中世の日本人は「犯罪者の家を焼き払った」のか(清水 克行) @gendai_biz

                                                        30年ほど前、本書を初めて手にしたときの書店の光景から、最後のページを閉じたときの部屋の日照ぐあいまで、私はいまでも鮮明に覚えている。我が家の書架に雑然と並ぶ数多くの本のなかで、そんなのは本書ぐらいである。大学時代に本書と出会ったことが、私が日本中世史研究への道を歩むきっかけの一つとなったことは間違いない。 ただ、「思い出の1冊」というのは、えてして時が流れて読み返してみると、複雑な感慨を抱かせることがある。若い頃、夢中になった本を大人になって読み返してみると、さほど面白いとは感じなかったり、逆にそれを面白いと思って貪り読んだ自分を気恥ずかしく感じてしまったり、ということは往々にしてあるものだ。 ところが本書に関しては、いま読み返しても、なお学ぶところ多く、なんど読み返しても、そのつど新しい発見がある。本書のうちの、いくつかの章については、かつて私も生意気な異論を唱えたりしたこともあるが、

                                                          なぜ中世の日本人は「犯罪者の家を焼き払った」のか(清水 克行) @gendai_biz
                                                        • 和歌史の中世から近世へ 浅田徹・小川剛生・兼築信行・神作研一・田渕句美子・堀川貴司 編

                                                          新たな地平を切り拓く! 俊成以後、中世から近世へ〈動態〉としての新しい和歌史を捕捉することを目指した最前線の研究。 28名による渾身の書き下ろし。 *「本論文集は、2018年に亡くなられた松野陽一先生に対するオマージュとして企図されたものである。」 家永香織(いえなが・かおり) 白百合女子大学他非常勤講師。 中古中世和歌文学専攻。 『転換期の和歌表現 院政期和歌文学の研究』(青簡舎、2012年)、「『小侍従集』伝本考」(『和歌文学研究』120号、2020年6月) 中村 文(なかむら・あや) 日本女子大学・早稲田大学非常勤講師。 日本中世文学専攻。 『後白河院時代歌人伝の研究』(笠間書院、2005年)、『歌人源頼政とその周辺』(編著、青簡舎、2019年)、『奥義抄古鈔本集成』(共著、和泉書院、2020年) 紙 宏行(かみ・ひろゆき) 文教大学文学部教授。 中世和歌専攻。 「親句・疎句説の形成

                                                            和歌史の中世から近世へ 浅田徹・小川剛生・兼築信行・神作研一・田渕句美子・堀川貴司 編
                                                          • tenpurasoba on X: "何かの参考になるかと思い 中世ヨーロッパの都市の様々な職業を表にまとめました! こちらは13世紀パリの納税台帳から主要な50職です。 実際には130職をパリ当局は把握していたそうです。 表の人数は納税者数ですが、それぞれ徒弟などいたと思うので職人数はさらに多いと思われます。… https://t.co/AFPQJrs4vX"

                                                            • ロジャー・オブ・ソールズベリー~中世イングランドの行政機構を築いた初代宰相 | Call of History ー歴史の呼び声ー

                                                              ヘンリ1世はノルマン朝イングランド(アングロ=ノルマン王国)三代目のイングランド王。ノルマンディー公。ウィリアム1世の末子。前王ウィリアム2世の死後、ノルマンディー公ロベールの不在を突いてイングランド王に即位。ノルマンディー公ロベールの反乱... 元はノルマンディー地方カーンの近くにある小さな礼拝堂の聖職者だったが、偶然この地を訪れた即位前のヘンリ1世が、ロジャーのミサでの手際の良さに感心して、自分のミサに参加させた(注1)。その後、ヘンリの家政を任され、ヘンリの『私的な事柄を管理し、家政が奢侈に流れないよう配慮していた』(注2)。 兄ウィリアム2世死後王位に就いたヘンリ1世は、1101年、ロジャーをソールズベリー司教に推挙するとともに(就任は1102年、聖別は1107年)、イングランドを統治する行政組織の長(宰相)として行政長官(”Chief Justiciar”)職を新設して彼を就任さ

                                                                ロジャー・オブ・ソールズベリー~中世イングランドの行政機構を築いた初代宰相 | Call of History ー歴史の呼び声ー
                                                              • ずんだくるみ on Twitter: "「女性から教育と仕事を奪う」というと、思い出すのは「侍女の物語」と、「中世ヨーロッパの魔女狩り」ですね。前者については架空の世界のことなので省略しますが、後者は本当にあったこと。後者に関して、以前読んだ本にあった内容を、思い出しつつ書いてみる。→"

                                                                「女性から教育と仕事を奪う」というと、思い出すのは「侍女の物語」と、「中世ヨーロッパの魔女狩り」ですね。前者については架空の世界のことなので省略しますが、後者は本当にあったこと。後者に関して、以前読んだ本にあった内容を、思い出しつつ書いてみる。→

                                                                  ずんだくるみ on Twitter: "「女性から教育と仕事を奪う」というと、思い出すのは「侍女の物語」と、「中世ヨーロッパの魔女狩り」ですね。前者については架空の世界のことなので省略しますが、後者は本当にあったこと。後者に関して、以前読んだ本にあった内容を、思い出しつつ書いてみる。→"
                                                                • 信長に先立つ石垣! 中世近江の激動を伝える、六角氏の巨大山城 観音寺城 | 朝日新聞デジタルマガジン

                                                                  • 僧兵とは何か~中世寺院の仁義なき戦い - 大和徒然草子

                                                                    皆さんこんにちは。 僧兵と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょう。 記事先頭の絵巻に描かれたように、五条袈裟を頭に巻いた、裏頭(かとう)と呼ばれる装束で、薙刀や槍で武装した僧侶の姿を思い浮かべる方が多いんじゃないでしょうか。 源義経に仕えたと伝承される武蔵坊弁慶など、まさにこのイメージですね。 平安時代末期には南都北嶺と呼ばれた奈良の興福寺と比叡山延暦寺の僧兵は、時に朝廷をも屈服させる武威を振るい、中世までは諸国の大寺院は必ずと言ってよいほど僧兵を抱えて、武士とともに主要な武装勢力といえました。 寺の意に沿わないことがあれば、武装して押しかけるというイメージが強いかと思いますが、どうして彼らが強力な武力を身に着けていったのかは意外と知られていないんじゃないでしょうか。 僧兵の誕生 東大寺、興福寺の抗争 山門と寺門の争い 南都北嶺の抗争 僧兵たちの黄昏 僧兵の誕生 そもそも、本来殺生を戒め

                                                                      僧兵とは何か~中世寺院の仁義なき戦い - 大和徒然草子
                                                                    • コンスタンティノープルのニコラウス・クザーヌス枢機卿――イスラームと対話した「暗黒中世」の教会政治家 | AMOR

                                                                      倉田夏樹 彼は革新を欲したが、しかしやがて来たような、 全西洋の教会の統一を永久に打ち毀すような 改革を欲したのではなかった ――ヤスパース『ニコラウス・クザーヌス』 「中世」(Moyen Age / Mittelalter)という時代の定義は難しい。14世紀のペトラルカ(Francesco Petrarca, 1304-1374)などイタリアの人文主義者(Umanista)によってこの時代概念「中世」(Medium Tempus)は提唱され、イタリアの歴史家ベネデット・クローチェ(Benedetto Croce, 1866-1952)の「歴史を思惟することは確かにこれを時代区分することである」(『歴史叙述の理論と歴史』〔Teoria e storia della striografia, 1920〕)という言葉は、「すべての真の歴史は現代史である」(同書)と同様有名だ。ドイツ人のプロテス

                                                                        コンスタンティノープルのニコラウス・クザーヌス枢機卿――イスラームと対話した「暗黒中世」の教会政治家 | AMOR
                                                                      • 藤原祐@カクヨムで連載中です on Twitter: "現代において中世〜近代ヨーロッパがいい感じに混ざったファンタジー世界があるように、500年後くらいの未来でも19〜21世紀がひと括りにされて「セーラー服の女子高生がスマホで操作する零戦に搭乗してペリーの黒船と戦う」みたいな創作があってほしい。黒船警察が文句言ってきたりするの。"

                                                                        現代において中世〜近代ヨーロッパがいい感じに混ざったファンタジー世界があるように、500年後くらいの未来でも19〜21世紀がひと括りにされて「セーラー服の女子高生がスマホで操作する零戦に搭乗してペリーの黒船と戦う」みたいな創作があってほしい。黒船警察が文句言ってきたりするの。

                                                                          藤原祐@カクヨムで連載中です on Twitter: "現代において中世〜近代ヨーロッパがいい感じに混ざったファンタジー世界があるように、500年後くらいの未来でも19〜21世紀がひと括りにされて「セーラー服の女子高生がスマホで操作する零戦に搭乗してペリーの黒船と戦う」みたいな創作があってほしい。黒船警察が文句言ってきたりするの。"
                                                                        • ポーランドの世界遺産都市クラクフ、中世の面影を色濃く残す古都の歩き方

                                                                          『地球の歩き方』は1979年から発行している、日本でもっとも発行タイトルが多い海外旅行ガイドブック(2019年10月現在119タイトル)。新鮮な現地取材データが、旅人をしっかり支えます。見どころや町歩きの解説は、詳細な地図と美しい写真で完全サポート。歴史や文化に関するコラムも随所に織り込まれています。 地球の歩き方ニュース&レポート 「地球の歩き方ウェブ」 海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』編集室から、旅行・旅先の最新情報や旅のノウハウ&テクニックをお届けします。 『地球の歩き方ウェブ』のトップページはこちら→https://www.arukikata.co.jp/ ガイドブックの紹介&購入ページはこちら→https://www.arukikata.co.jp/web/summary/tag/guidebook/ バックナンバー一覧 海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』か

                                                                            ポーランドの世界遺産都市クラクフ、中世の面影を色濃く残す古都の歩き方
                                                                          • 薔薇と紅茶の貴族の宴―FE風花雪月と中世の食② - 湖底より愛とかこめて

                                                                            本稿では『ファイアーエムブレム 風花雪月』の食堂メニューの好き嫌いによる、キャラの食の好みの考察、とくにローレンツ=ヘルマン=グロスタールとフェルディナント=フォン=エーギル!!(!!)の対比について書いていきます。 ファイアーエムブレム 風花雪月 -Switch (『TCGファイアーエムブレム0』限定カード「士官学校の新任教師ベレト」 同梱) 出版社/メーカー: 任天堂 発売日: 2019/07/26 メディア: Video Game この商品を含むブログを見る 先日の夜中におなかをへらしながら書いたガルグ=マクめし記事にもたくさんのなるほどをありがとうございます。 いただき!ガルグ=マクめし―FE風花雪月と中世の食 - 湖底より愛とかこめて 今日またちょっとゲームは進めたんですけど、えっと……メリセウス?メルセデス? なんでこんなに当方の進みがクソ遅いかって、同盟ルートでは最大限支援回

                                                                              薔薇と紅茶の貴族の宴―FE風花雪月と中世の食② - 湖底より愛とかこめて
                                                                            • ニュルンベルク④ 中世の街並み - ミズベログ

                                                                              4日目 12月18日(水) mizubelog.hatenablog.com 雪ではなく、雨が降っています。12月のドイツでも降らないのか……。日本だけでなく、今年はヨーロッパも暖冬なのかしら? ホテルの近く、駅まで向かう道の途中に本屋さんがあったので寄り道してすぐ出ました。プラハから来たこともあり、「町に落書きがないよね!」と、Tさんとふたりで感動しました。 職人広場 Handwerkerhof 中央広場 Hauptmarkt カイザーブルク Kaiserburg デューラーの家付近 Dürer Haus 職人広場 Handwerkerhof 至る所でクリスマスマーケット。 とってもかわいいステンドグラスのお店。高くて買えないから眺めるだけ。 職人広場を出て通りを歩いていると、またまたグリューワインの屋台を見つけました。 マグは欲しいけど、グリューワインは飲めないし……と思っていたら「A

                                                                                ニュルンベルク④ 中世の街並み - ミズベログ
                                                                              • フォドラ大陸・ちょっと未来の旅―FE風花雪月と中世の食⑧ - 湖底より愛とかこめて

                                                                                本稿では、『ファイアーエムブレム 風花雪月』における架空の大陸「フォドラ」の食文化が、ゲームのエンディング後どういう変化をしていく可能性があるかを現実の中世~近世~近代ヨーロッパ食文化からいろいろ妄想して楽しんでいきます。 キャラクターごとのガルグ=マク大修道院食堂の食事メニューとその好き嫌い、中世ヨーロッパの食文化との関わりについて考察した『いただき! ガルグ=マクめし』シリーズのおまけ記事的なものになります。 www.homeshika.work きたる2021年6月13日、『いただき! ガルグ=マクめし』書籍版の副読本、『フォドラ食物語』頒布開始の運びとあいなりましたので、今回はその記念記事となります。ワ~!! ドンドンパフパフ ecs.toranoana.jp 本体の『いただき! ガルグ=マクめし』はブログ記事をもとに加筆した分析とエッセーの本でしたが、 shojiro.booth

                                                                                  フォドラ大陸・ちょっと未来の旅―FE風花雪月と中世の食⑧ - 湖底より愛とかこめて
                                                                                • 「中世ヨーロッパの都市世界 (世界史リブレット 23)」河原温 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

                                                                                  入門者向けに世界史上の様々なテーマについて80~90ページほどのコンパクトなサイズでまとめて読める、とてもありがたい山川出版社の世界史リブレットシリーズから、そのものずばりな中世ヨーロッパの都市について概観した本書は、とてもお勧めである。 特に最近だと中世ヨーロッパの都市について調べるニーズは創作に役立てたいという人が多いのではないかと思うが、本書はこのサイズで都市の成立から衰退といった歴史と、都市の暮らしや構造など全体像を描きつつ、例えばギルドの仕組みや公衆衛生といった細かいエピソードも網羅していて、かなり役に立つ。当然、細かい事例については専門書を当たることになると思うが、それら資料を読み解くうえで、基礎を申し分ないレベルに押さえてある本書を読んでいるかいないかだけでも随分違ってくると思う。 全体の構成としては、序論にあたる「都市イメージの再考」で近年のヨーロッパ都市史の研究動向が「都

                                                                                    「中世ヨーロッパの都市世界 (世界史リブレット 23)」河原温 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー