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低レイヤーの検索結果201 - 240 件 / 586件

  • Nintendo SwitchコントローラーにWebアクセス、なぜ可能なのか

    みなさんはNintendo Switchを持っているだろうか。そのSwitchのコントローラーであるJoy-ConにWebブラウザーからアクセスできることをご存じだろうか。つまりJoy-Conを入力デバイスとしたゲームなどをWebアプリとして作れるということだ。今回はWebブラウザーがJoy-Conにアクセスできる仕組みについて紹介しよう。 WebHID APIの概要 WebブラウザーがJoy-Conにアクセスできるのは、WebHID APIがブラウザーにサポートされたからだ。WebHID APIとは、名前の通り、HID(Human Interface Device)にアクセスするためのAPIで、JavaScriptのコードを通して利用できる。 誰にとってもなじみがあるHIDを具体的に挙げるとしたら、マウスやキーボードだろう。WindowsやmacOSなどのOSで世の中のマウスやキーボード

      Nintendo SwitchコントローラーにWebアクセス、なぜ可能なのか
    • プログラマのためのCPU入門 - ぱたへね

      プログラマーのためのCPU入門 ― CPUは如何にしてソフトウェアを高速に実行するか 読みました。 ざっくり内容を説明すると、プログラムを速く動かすためにはCPUのパイプラインの密度を高める必要があり、密度を高めるテクニックとそれを台無ししてしまう現象について1冊使っています。 現行の複雑怪奇なCPUで時にバグとしか思えないような奇妙な動作を再現させるのは本当すごいです。 プログラマーのためのCPU入門 ― CPUは如何にしてソフトウェアを高速に実行するかwww.lambdanote.com 後半に知らないことがいっぱい書いてあって、パタヘネ読んでCPU完全理解した!みたいな人が現実を知るのに良い本です。 知らないことも多く、知っていることでも過去の知識のアップデートになりました。 以前に紹介した[試して理解]Linuxのしくみに雰囲気にてますね。 同じ時期に、OSから見た低レイヤー、CP

        プログラマのためのCPU入門 - ぱたへね
      • 非同期処理の基本とアクターモデルが解決する課題とは

        はじめまして、マーベリック株式会社のリチャード 伊真岡です。この連載では非同期処理に役立つアクターモデルを学ぶため、JavaとScalaから使えるOSSであり、アクターモデルの実装を提供するAkkaを紹介します。連載の前半では非同期処理とActorの基礎的な部分を、後半では非同期処理から分散システムへと話を進めていきます。分散システムは現代のシステム構築において重要性を増しているので、Akkaが非同期処理のツールから始まって、どんな分散システムのアーキテクチャーのパターンを可能にしてくれるのかを紹介したいと思います。連載の第一回である今回は非同期処理の現状や歴史をおさらいし、そしてアクターモデルによって非同期処理の中でも、どういった問題が解決されるのかお話します。 非同期処理とは 現代のアプリケーション開発では非同期処理を扱う機会が数多くあるといえるでしょう。非同期処理[1]とは、処理を開

          非同期処理の基本とアクターモデルが解決する課題とは
        • 「estie、Rustで新プロダクト作るってよ」イベントレポート - estie inside blog

          イベントの概要 2022年2月16日(水)に行われた「estie、Rustで新プロダクト作るってよ 」のイベントの様子をお届けします! 本記事では、ハイライトを中心に紹介させていただきます。 イベントのLTの内容に興味ある方は、ぜひ資料estie、Rustで新プロダクト作るってよ - 2022/2/16 - Speaker Deckや、イベントアーカイブ(estie、Rustで新プロダクト作るってよ - YouTube)もご覧ください。 経緯 estieは2022年1月12日、約10億円のシリーズA資金調達を行いました。 この大きな資金調達を経て主力サービスである「estie pro」を拡張するマルチプロダクト戦略のもと、新しいプロダクトをどんどん開発しています。 本イベントは、新規プロダクトの開発言語にRustを採用したestieでの活用例を紹介する目的で、開発に従事している2名が登壇し

            「estie、Rustで新プロダクト作るってよ」イベントレポート - estie inside blog
          • 【TURING】北海道自動運転1周を可能にした技術

            1. はじめに こんにちは。TURING株式会社(以下、TURING)で、インターンをしている東大B3の中村です。 TURINGは、完全自動運転EVを作るべく設立されたベンチャー企業です。自動運転システムとそれを搭載したEV車の開発を行っています。 TURINGでは、2022/09/27から同10/5(実走行は9/29から10/3)にかけて、hokkaidoプロジェクトと題して、自動運転システムを用いて北海道を沿岸部にかけてほぼ一周するプロジェクトを実施しました。結果として、総走行距離1480kmに対して約1400km(95%)を自動運転で走行しました。 今回、自動運転車両の走行をするために事前に北海道道庁・国土交通省に相談・許可をいただき、弁護士さんにお墨付きをもらった上で通過する各自治体に周知を行って実行しています。関係各所、弊社チームのみなさんにはこの場を借りて感謝お伝えします。 図

              【TURING】北海道自動運転1周を可能にした技術
            • Maxime Chevalier-Boisvertさん「Optimizing YJIT’s Performance, from Inception to Production」 ~RubyKaigi 2023 2日目キーノート | gihyo.jp

              RubyKaigi 2023 キーノートレポート Maxime Chevalier-Boisvertさん「Optimizing YJIT’s Performance, from Inception to Production」 ~RubyKaigi 2023 2日目キーノート 最近のRubyインタプリタの進化において非常に重要なトピックの一つが、JITコンパイラの登場です。特にShopifyのJITコンパイラチームを中心に開発されたYJITは、世の中で広く使われているRailsアプリケーションを有意に高速化できるJITコンパイラとして、既にproduction-readyであると評価されており、各所で採用が進んでいます。 RubyKaigi 2023 2日目のMaxime Chevalier-Boisvertさんによるキーノートでは、開発チームがYJITを開発するにあたってどういったアプロ

                Maxime Chevalier-Boisvertさん「Optimizing YJIT’s Performance, from Inception to Production」 ~RubyKaigi 2023 2日目キーノート | gihyo.jp
              • 退職しました - Zopfcode

                2年と2ヶ月勤めたGROOVE X株式会社を退職しました(正確には4月13日まで社員で、4月1日からは有給消化)。 理由 会社の業務とは別にやりたいことが次第に大きくなってきて、それが現在の会社の方向性とは違ってきたというのが理由です。もちろん社内での会話とか考察をしばらくやって、数ヶ月考えた上で決断しました。 やりたいことというのはやはり低レイヤーです。入社するときに思っていた「消費者に直接届くハードを作りたい」は目的ではなく手段というのを自覚し、前職のときから好きだった低レイヤーを改めて目的として捉えなおしたというか、そんな感じです。 LOVOTも2018年に比べればありえないくらい安定してますし、そもそもローンチしたし、ということで「後ろ髪を引かれつつ」とかはなく次のステップに突き進めそうな感じです。おおむね前職を出た時と同じような前向きな気持ちで出ていくのでまあ良いんじゃないでしょ

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                • セルフホストできるCコンパイラを作ってみた - Qiita

                  低レイヤを知りたい人のためのCコンパイラ作成入門 (以下 コンパイラブック) を一通り読んでCコンパイラを作ってみました。 この本はまだ完全でなく(2020/09/01現在)、例えば構造体の実装の説明などは文章としては存在せず、この本の参照実装である chibicc を写経がてら作っていきました。 (実際には今現在進行中の @rui さんの Cコンパイラ作成のオンラインコースを始めます の参加者のみに現状は公開されているchibiccよりもうちょっと改善されたcコンパイラ実装が参照実装だそうです) もともと構文解析とかはちょっと興味があったりして、qiitaでも [ruby] Parsletで構文解析する[その1] [ruby] Parsletで正規表現をパースしてvm型のエンジンを実装してみる[その1] パース〜ASTまで みたいな記事は書いていたんですが、あんまりややこしいパーサーは書

                    セルフホストできるCコンパイラを作ってみた - Qiita
                  • M5Stamp-C3 Mate で始める組込み「std」Rust プログラミング - 低レイヤ強くなりたい組込み屋さんのブログ

                    このエントリは Rust Advent Calendar 2021 3 の5日目として書きました。 qiita.com はじめに みなさん組込み Rust やっていますか?はい、やっていますね。息を吸うように日常的にやっているはずです。今年はなんと組込み Rust にフィーチャーした「基礎から学ぶ組込みRust」 という書籍も出版されており、もはや組込み Rust は人類の嗜みと言っても過言ではない状況です (嘘です。 基礎から学ぶ 組込みRust 作者:中林智之,井田健太シーアンドアール研究所Amazon そんな人類の嗜みであるところの組込み Rust ですが、いざ初めて見ると std が使えない、という現実が重くのしかかってきます。core や alloc 、no_std 対応の crate をかき集めてもやりたいことがすんなりできず、歯がゆい思いをすることもしばしばあります。std:

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                    • 未踏が終わりました

                      去年の6月に未踏IT人材育成・発掘事業に採択され、2月16日に最終成果発表会を終え、成果報告書を先週提出し、一応ひと段落しました。 この未踏と呼ばれる事業は経産省系列のIPA(情報処理推進機構)というところが管轄しているプロジェクトで、25歳までの若者に9ヶ月間200万円くらいのお金をどんと払って、プロジェクトマネージャーのアドバイスのもと新しいソフトウェアや、テクノロジーを応用したなんやかんやを開発するもの。 年齢制限の枠やら金額とかは時代によって変化しつつも、今年でもう20年くらい続いているプロジェクト。 今年度松浦は「プログラマブルな音楽制作ソフトウェア」というタイトルで採択され、内容としては音楽プログラミング言語をひたすら開発していたのでした。 この記事では開発内容と経緯は置いといて、未踏自体がどうだったかについて少し書いていきたいと思います。 p.s. 開発の流れについても書きま

                        未踏が終わりました
                      • あなたのキャリアに影響を与えた本は何ですか? 著名エンジニアの方々に聞いてみた【第四弾】 - Findy Engineer Lab

                        書籍には、特定領域の専門家たちが習得してきた知識のエッセンスが詰まっています。だからこそ「本を読むこと」は、ITエンジニアがスキルを向上させるうえで効果的な取り組みと言えます。では、著名エンジニアたちはこれまでどのような書籍を読み、そこから何を学んできたのでしょうか。今回は7人の著名なエンジニアのキャリアに影響を与えた“珠玉の書籍”を、ご本人にまつわるエピソードとともに紹介してもらいました。 *…人名の50音順に掲載。回答者は敬称略。 あらたまが紹介『なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践』 小田中育生が紹介『Measure What Matters: 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR』 風間裕也が紹介『ソフトウェアプロセス改善手法SaPID入門-現場力を引き出すシステムズアプローチ-』 小林謙太(kobaken)が紹介『組織開発の探究

                          あなたのキャリアに影響を与えた本は何ですか? 著名エンジニアの方々に聞いてみた【第四弾】 - Findy Engineer Lab
                        • OpenStackベースの世界最大規模プライベートクラウド LINE開発の根幹を支えるプラットフォーム「Verda」のSRE

                          LINEユーザーとビジネスの価値をつなぐためのSREとは、いったいどんなことをするのか。LINEの7つの領域から9名が登壇し、業務内容や体制、開発における課題、働く個々人のやりがいなどについて話します。萬治渉氏は、社内プライベートクラウド「Verda」のSREについて紹介しました。 プライベートクラウド「Verda」について 萬治渉氏(以下、萬治):「Verda Reliability Engineeringチーム」の紹介を始めたいと思います。萬治渉と言います。よろしくお願いします。Verda Reliability Engineeringチームのマネージャーをしています。 5年くらい前に新卒でNTTに入って、OpenStackなどのプライベートクラウドや、あとはネットワーク機器の設定の自動化などの研究開発に携わったあと、LINEに入社して、Verda Reliability Engine

                            OpenStackベースの世界最大規模プライベートクラウド LINE開発の根幹を支えるプラットフォーム「Verda」のSRE
                          • Binary Hacks Rebooted

                            河田 旺、小池 悠生、渡邉 慶一、佐伯 学哉、荒田 実樹 著、鈴木 創、中村 孝史、竹腰 開、光成 滋生、hikalium、浜地 慎一郎 寄稿 TOPICS Programming 発行年月日 2024年08月 PRINT LENGTH 660 ISBN 978-4-8144-0085-0 FORMAT Print PDF EPUB 本書は低レイヤのプログラミングに関するHack集であり、2006年に発行された『Binary Hacks』の再構築版として書かれました。低レイヤとは抽象化の度合いが低く計算機と近いレイヤのことを指し、またHackとは巧妙な方法で問題を解決する手法を指します。現代のコンピュータシステムは重層的です。抽象化のレイヤを重ねることで発展し、無数の機能が実現されています。これらのレイヤは巧みに設計されているため、機能を利用するだけなら各レイヤの動作を詳細に知る必要はあり

                              Binary Hacks Rebooted
                            • APIとかABIとかシステムコールとか

                              はじめに 本記事はLinux環境における次のようなことをざっくり理解するための記事です。 Application Programming Interface(API)って何? Application Binary Interface(ABI)って何? システムコールとAPIとABIの関係って? それぞれ何がどう違うの? この手の情報はググればwikipediaやらにいろいろ情報が載ってるんですが、初心者が理解するには細かいことまで書かれすぎていて、かつ、それぞれの関係がわかりにくいです。なので、用語を逐一解説するのではなく、ありがちな質問のQAという形をとりました。人によって用語の意味の揺らぎがあったりするんですが、私の解釈ということで。あからさまに間違っていたら指摘していただけると嬉しいです。 これを書こうと思ったきっかけは、以前こんなtweetを見かけたことです。それから「そういえば最

                                APIとかABIとかシステムコールとか
                              • 2020年4月14日 “GKHだけど質問ある?” ―Greg Kroah-Hartman、5年ぶりにRedditに降臨 | gihyo.jp

                                Linux Daily Topics 2020年4月14日“GKHだけど質問ある?” ―Greg Kroah-Hartman、5年ぶりにRedditに降臨 Linus Torvaldsを古くから支える大物カーネルメンテナーとして知られるGreg Kroah-Hartman、通称"GKH"が4月8日、ソーシャルニュースサイト「Reddit」のLinuxコミュニティ「R/LINUX」に自身の作業環境についてポスト、さらにLinuxユーザ/開発者からの質問にほぼすべて回答する(AMA:Ask Me Anything)パフォーマンスを見せており、Linux界隈でちょっとした話題になっている。 I'm Greg Kroah-Hartman, Linux kernel developer, AMA again! :R/LINUX GKHが明かした環境は以下の通り。 毎日使っているソフトツールはMutt

                                  2020年4月14日 “GKHだけど質問ある?” ―Greg Kroah-Hartman、5年ぶりにRedditに降臨 | gihyo.jp
                                • 僕は消費者ではなく、創造者の立場に立ちたい──NEXT TECH PLAYER 賞は中学3年生で「Blawn」を開発した上原直人さん - TECH PLAY Magazine

                                  静的型付言語の一種でありながら型付を必要とせず、可読性やメモリの安全性も高い言語「Blawn(ブラウン)」のプロトタイプをたった数週間で開発した上原直人さん。「U-22プログラミング・コンテスト2019」では、経済産業大臣賞(総合)を受賞。いちやく世間の注目を集めた。TECH PLAYER AWARD 2020で「NEXT TECH PLAYER 賞」を受賞した、まだ16歳の素顔に迫った。 紙飛行機作りとプログラミングはどこか似ている 小中学校でのプログラミング教育の必修化などもあって、プログラムに興味を持つ子どもたちが増えているが、プログラミング言語そのものの開発に手を出そうという人はまだ少ない。アプリを作るのとは違った生みの苦しみが予想されるからだろう。 しかし、次世代のエンジニアを表彰する「NEXT TECH PLAYER 賞」を受賞した上原直人さんは、そんな苦しくもあり、刺激的でも

                                    僕は消費者ではなく、創造者の立場に立ちたい──NEXT TECH PLAYER 賞は中学3年生で「Blawn」を開発した上原直人さん - TECH PLAY Magazine
                                  • AWS&Azure&GCPの凄腕エンジニアが激論!「雲の中心で愛を叫ぶ! クラウド横断パネルディスカッション」レポート(完全版) #devsumi | DevelopersIO

                                    2020年02月13日(木)〜14日(金)の2日間、目黒雅叙園で開催された『Developers Summit 2020』。 通称"デブサミ"と呼ばれているこのカンファレンスイベントには、私自身2013年から参加しており(この時は一般枠として)、翌2014年からはいわゆる『プレス枠』として参加させて頂き、翔泳社様のメディアサイト『CodeZine』にレポートを寄稿させて頂いていました。(※これまでの寄稿情報については以下ページをご参照ください) そして今年2020年も、引き続きプレス枠として参加しました! 当エントリは寄稿エントリとして聴講したものの中から、Developers.IOでも是非レポートしておきたい!というセッションについてレポートしたいと思います。同僚の濱田孝治が登壇した「雲の中心で愛を叫ぶ! クラウド横断パネルディスカッション」です。 目次 セッション概要 セッションレポー

                                      AWS&Azure&GCPの凄腕エンジニアが激論!「雲の中心で愛を叫ぶ! クラウド横断パネルディスカッション」レポート(完全版) #devsumi | DevelopersIO
                                    • 「JS体操」のすゝめ 〜その①〜 - KAYAC engineers' blog

                                      このエントリは【カヤック】面白法人グループ Advent Calendar 2023 の24日目の記事です。 こんにちは!意匠部のおばらです。 面白法人カヤックでは日々、様々な社内勉強会が開催されています。本記事では JS 好きな社内のエンジニア向けに私が企画&主催している「JS体操」についてご紹介します。 記事の最後にはみなさんも挑戦できるように最新の「JS体操」を紹介しています。ぜひ挑戦してみてください。 1.「JS体操」とは? 2.「JS体操」の掟 3.「JS体操」のメニュー 3.1. 何らかのロジックを解く 3.2. コードゴルフで文字数を競う 4.「JS体操」の流れ 4.1. 出題方法 4.2. 解答方法 4.3. 実際の様子 5.「JS体操」の過去問の紹介 5.1. 第一回 5.2. 第二回 5.3. 第三回 5.4. 第八回 5.5. 第十一回 5.6. 第十四回 5.7.

                                        「JS体操」のすゝめ 〜その①〜 - KAYAC engineers' blog
                                      • ブラックボックスデバッグ

                                        はじめに デバッグというとデバッガを使ったりprint文を挿入するのが一般的です。しかし、現実にはそういった手法を取れない環境でデバッグする必要があることもあります。 例えば私の仕事はLSIの設計ですが、製造されたLSIの動作中に内部を見ることは当然できません。もし何らかの不具合が発生した場合、内部を観測することなくデバッグする必要があります。 こういったデバッグ手法をここではブラックボックステストにならって「ブラックボックスデバッグ」と呼ぶことにします。ブラックボックスデバッグはLSI固有の技法ではありません。例えばソフトウェアでもデバッガのアタッチやprint文の挿入で状態が変わってバグが再現しなくなることはあります。また大規模なネットワークインフラのデバッグでは対象が大きすぎて、実質的に詳細を観測できないこともあるかもしれません。 このようなブラックボックスデバッグは(おそらくドメイ

                                          ブラックボックスデバッグ
                                        • 『リンカー moldをいろんなターゲットに移植した話』を視聴してCPUやpsABIの世界を覗き見してみた #kernelvm

                                          Kernel/VM探検隊online part6 で Rui Ueyama 氏による『リンカー moldをいろんなターゲットに移植した話』のセッションを視聴し、普段は接点のないCPUやpsABIといった低レイヤーの世界を覗き見したので、メモを残しておきます。 動画 発表スライド Ruiさんは、LLVMのリンカlldの作者でもあり、過去には同勉強会のPart 2でもリンカについて発表されています。 超高速リンカmold 1/2 - ログミーTech 超高速リンカmold 2/2 - ログミーTech 今回も、前日に発表が決まったとはとても思えない、非常に濃い発表でした。 本テーマは筆者の普段の業務と大きく異なります。間違いなどがあればコメントで指摘していただけると助かります。 以下の様なキーワードが頻出します。 リンカ psABI ELF QEMU ISA RISC/CISC エンディアン

                                            『リンカー moldをいろんなターゲットに移植した話』を視聴してCPUやpsABIの世界を覗き見してみた #kernelvm
                                          • RubyKaigi is 世界最高のコミュニティ 2022 - SmartHR Tech Blog

                                            こんばんは、ぷよぐやまーのkinoppydです。 さよなら、絶対また来るよ #rubykaigi pic.twitter.com/epzRiHdVM8— kinoppyd (@GhostBrain) 2022年9月11日 SmartHRでは、RubyKaigiにスケジュールアプリスポンサーとして協賛しており、当日はブースとかも出していました。アイコン付きマスクやトートバッグを受け取りに来てくれた皆さん、ありがとうございます! 想像以上のペースでトートバッグが消えていき、思ったより足らなかったなと反省しました。トラブルがあり1日で終わってしまった人労打に参加してくれた方々もありがとうございます、現在景品発送に向けて集計中です。 この記事はRubyKaigi振り返りレポートですが、セッションの詳細レポートや会場の雰囲気的なところは多くの個人の方や企業のテックブログで既に紹介されているので、私は

                                              RubyKaigi is 世界最高のコミュニティ 2022 - SmartHR Tech Blog
                                            • 低レイヤーの知識が求められる、挑みがいのある仕事。Developer向けプロダクト開発の魅力とは

                                              LINE株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。 LINEヤフー Tech Blog LINEの技術組織が取り組んでいる・今後取り組む未解決課題を深堀りするインタビューシリーズ「Unresolved Tech Issue」、今回のテーマは「大規模なアクセスをハンドリングする Developer Productのプラットフォーム開発」プロジェクトです。 LINEは、一般ユーザー向けのプロダクトや店舗・事業者向けのプロダクトだけではなく、サードパーティーのエンジニア向けのプロダクトも提供しています。 それらのDeveloper向けプロダクトは利用数が急増し、大規模なアクセスに耐えうる設計・実装が求められています。また、すべてのエンジニアにとって利便性の高いシステムになるように、各種の機能をより使いやすく、わかりやす

                                                低レイヤーの知識が求められる、挑みがいのある仕事。Developer向けプロダクト開発の魅力とは
                                              • 圧倒的な安全性と高性能を両立、常識を覆す次世代言語「Rust」のすごさ

                                                Rustは、現在最も注目を集めているプログラミング言語の1つといっていいだろう。2015年にリリースされ、ここ数年でじわじわとファンとユーザーを増やしてきた。Rustは、言語仕様が比較的難しい部類の言語であることは間違いない。しかし、それを上回る安全性と速度の担保、優れた開発者体験――そして使う楽しさがある。 Rustは本来、オペレーティングシステム(OS)など低レイヤーのソフトウエア開発向けに設計された言語である。しかし、他の用途で使えないわけではない。例えばWeb開発でも、他の言語と遜色のない実力を発揮できる。この連載では、Rustの言語機能について一通り説明した後に、Webアプリケーション開発に利用できる側面を見ていく予定だ。連載が終わるころには、システム開発の現場にRustを導入できるようになることを目指す。 今回は、Rustの概要と特徴について解説する。Rustの特徴はメモリー安

                                                  圧倒的な安全性と高性能を両立、常識を覆す次世代言語「Rust」のすごさ
                                                • ANDPAD TECH TALK 第10回 - 開発チームの生産性向上に取り組むスペシャリスト対談!前編 開発チームの生産性の可視化に興味を持った理由 - ANDPAD Tech Blog

                                                  こんにちは!アンドパッドの荒瀧です。 「ANDPAD TECH TALK」第10回の配信です! 今回は、社外ゲストをお招きしたスペシャリト対談回となっており、前編・後編と2回に渡ってお届けします! 出演 モデレーター: 荒瀧 (EM 兼 エンジニア採用マネージャー)・中野(HR) 社内ゲスト: 柴﨑(テックリード) 社外スペシャルゲスト: 近藤宇智朗さん(GMOペパボ株式会社 シニア・プリンシパル) ハイライト 第10回は、社外ゲストをお招きした対談形式のスペシャル回です! 「開発チームの生産性向上に取り組むスペシャリスト対談!」と題して、 アンドパッドからはテックリードの柴﨑(id:shiba_yu36)、GMOペパボさんからはシニア・プリンシパルの近藤さん(id:udzura)をお呼びして開発チームの生産性向上について語り尽くしていただきました。 前編の今回は「開発チームの生産性の可視

                                                    ANDPAD TECH TALK 第10回 - 開発チームの生産性向上に取り組むスペシャリスト対談!前編 開発チームの生産性の可視化に興味を持った理由 - ANDPAD Tech Blog
                                                  • ロックフリーアルゴリズムによるFIFOバッファ - Qiita

                                                    はじめに 私が組み込みプログラミングを始めたころ(まだインターネットもなく組み込みマイコンもAKI-80とかZ80系主流で遊んでいた時代)に大学の先輩に教えてもらったテクニックです。今どきのCPU向けではないですが、私自身が古典的かつ重要な要素が含まれており、組み込みプログラミングに引き込まれたきっかけの一つでもありますので、当時を思い出しつつ記事にしてみます。 「ロックフリーなアルゴリズム」についてはこちらのWikipediaの記事がわかりやすいです。 これらのアルゴリズムは、割り込み禁止やミューテックスなどのロックを用いずに、割り込みハンドラやマルチタスク/マルチスレッドなどの異なる非同期な実行コンテキスト間で情報を渡すことを目的としており、今回はその応用内でのFIFOバッファの構成例となります。 近年ではArduinoなどの組み込みプログラミングも手軽に行える環境が増えています。また

                                                      ロックフリーアルゴリズムによるFIFOバッファ - Qiita
                                                    • 「コンピュータシステムの理論と実装」をRustで。 - コンポツさん

                                                      良い本がある コンピュータシステムの理論と実装という良い本がある。 コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方 作者: Noam Nisan,Shimon Schocken,斎藤康毅出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2015/03/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (4件) を見る nand と flip-flap だけが最初に与えられた素子として、それをもとに加算器やメモリを組み立ててコンピューターを組み立てる。 そして、そのコンピューター上で動くテトリスというコンピュータゲームを開発するというものだ。(実は最後はテトリスではないが) 本書の前書き曰く、ハードウェア、アーキテクチャ、オペレーティングシステム、プログラミング言語、コンパイラ、データ構造とアルゴリズム、ソフトウェアエンジニアリングという、コンピュータサイエンスの基

                                                        「コンピュータシステムの理論と実装」をRustで。 - コンポツさん
                                                      • 実装した ROS node のコードを社内に晒したらマサカリが飛んできた話 - OPTiM TECH BLOG

                                                        はじめまして。プラットフォーム事業部の足立(@moguriso)です。昨年中は、Cloud IoT OS開発チームに所属しながら、あまりCloud IoT OSとは関係のないIoT Gatewayデバイス(BL-02)の開発に関わって台湾*1に行ったり、最近はデータ収集用に構築されたROS環境にnodeを追加するお仕事をやっています。 はじめに OPTiMでのROSの使い方 実装したROS nodeについて マサカリが飛んできた 終わりに はじめに 本稿は、当社が10/24に開催する”OPTiM TECH NIGHT”で話す予定の「社製ROS nodeのコードを直してCPU負荷を減らしたホボROSと関係ない話」のプレビュー版として、対応中に社内から飛んできた”マサカリ”をご紹介します。内容にご興味持たれた方は10/24の”OPTiM TECH NIGHT”へ是非ご参加ください。 optim

                                                          実装した ROS node のコードを社内に晒したらマサカリが飛んできた話 - OPTiM TECH BLOG
                                                        • CSSにおける汎用化の先送り、ユーティリティファーストCSS、レイアウトプリミティブ - yuhei blog

                                                          CSSは普通、セレクタの記述から始まる。目の前にあるHTML片に対してどのようなスタイリングを施すかという前に、いかにしてそのHTML片を選択するかという意識が先に来る。あらかじめ完成したHTML文書へ向けてスタイルを適用していくのであればそれでうまくやれるのかもしれない。だが広く行われているウェブデザインの制作では、まずゴールとして定められた描画結果だけがあり、そこから逆算してHTMLとCSSを書き進めていく。つまり個別の結果だけがある状態で実装に取り掛かることになる。実装のために必要な構造化はたいてい後手に回る。 それでもCSSがセレクタから始まることは変わらない。実装を進めるためにはまずセレクタを書かなければならない。セレクタは規則の根幹である。バグを減らし、開発を効率的にするためには、あらゆるスタイリングの意図をセレクタに反映させるのが基本だ。しかし最初から正確にその意図を把握でき

                                                            CSSにおける汎用化の先送り、ユーティリティファーストCSS、レイアウトプリミティブ - yuhei blog
                                                          • DockerがWebGPUを用いてGPUを抽象化、AI処理などGPUを使ったコンテナ化アプリのポータビリティを実現する技術を開発中。DockerCon 23

                                                            DockerがWebGPUを用いてGPUを抽象化、AI処理などGPUを使ったコンテナ化アプリのポータビリティを実現する技術を開発中。DockerCon 23 Docker社は米ロサンゼルスで10月3日と4日の2日間、年次イベントとして開催した「DockerCon 23」で、WebGPUを抽象化レイヤとすることで、コンテナ化されたGPUアプリケーションをポータブルにする技術を開発中であると明らかにしました。 この技術は2日目の基調講演の後半、Docker CTOであるJustin Cormack氏がOne more thingとして発表したものです。 GPUを用いたアプリケーションのポータビリティが課題に Dockerコンテナはポータビリティが大きな特長です。ノートPCからオンプレミスのサーバ、クラウド上の仮想マシンまで、簡単にDockerコンテナを移動し、そのまま実行できます。 Docke

                                                              DockerがWebGPUを用いてGPUを抽象化、AI処理などGPUを使ったコンテナ化アプリのポータビリティを実現する技術を開発中。DockerCon 23
                                                            • 雑文:Linuxとか低レイヤが好きで趣味で色々やってたら趣味が仕事になったのと、知識が足りないとこを勉強しようと思って学生にもなった件 - φ(・・*)ゞ ウーン カーネルとか弄ったりのメモ

                                                              このブロクで使ってるカテゴリは↓のようになっていて、こいつLinuxとかカーネル好きだなって感じなんですが、前まではLinux自体は使うけどそれくらいでガッツリとLinuxに絡んだりとかはしてませんでした。 前職はこんな感じのところでnodejsなんかのコード書いてわけですね。 web系っぽい記事もたまに書いてましたよw qiita.com とまあ、前職はweb系だったわけですが今はLinuxがっつりな仕事になってます。転職したのは去年の12月ですけどね。Linuxが好きでいろいろやってきて、そこでやったことをblogに書いたりしたわけですが、それも今の仕事で役立つことがあったりとまあ何が役立つかわからないものですね。メモリ管理に興味を持ったり自作OSに興味を持ったり、CTFだったりと低レイヤ周辺をウロウロしてたけど基本的な部分はブレなかったのが良かった気がします。 継続は力なりなんて格言

                                                                雑文:Linuxとか低レイヤが好きで趣味で色々やってたら趣味が仕事になったのと、知識が足りないとこを勉強しようと思って学生にもなった件 - φ(・・*)ゞ ウーン カーネルとか弄ったりのメモ
                                                              • 『低レイヤを知りたい人のためのCコンパイラ作成入門』を使ってやってみた、縛り実況と初見実況

                                                                Kernel/VM探検隊は、カーネルやVM、およびその他なんでもIT技術の話題ジャンルについて誰でも何でも発表してワイワイ盛り上がろうという会です。hsjoihs氏は、『低レイヤを知りたい人のためのCコンパイラ作成入門』を用いた縛り実況、初見実況について発表しました。 縛り実況、初見実況と呼ばれるタイプのゲーム実況が大好き hsjoihs氏(以下、hsjoihs):プレゼンその2をやります。 プレゼンその2、「Rui Ueyama compiler book any% 縛り実況(C-to-ELF category)」というタイトルで発表をしたいと思います。自己紹介はさっきやったので飛ばします。 みなさん、ゲーム実況は好きですか? 私は、ゲーム実況が大好きです。ゲーム実況がきっかけで大学の進路が決まったぐらいには大好きです。 司会者:へぇ。 hsjoihs:その中でも特に好きなのが、縛り実況

                                                                  『低レイヤを知りたい人のためのCコンパイラ作成入門』を使ってやってみた、縛り実況と初見実況
                                                                • UNIXにしか興味がなかった僕が失敗から学んだ、スタートアップで生き残るためのキャリア戦略 - Findy Engineer Lab

                                                                  株式会社オープンロジでCTOとして「物流版AWS」の実現を目指し、技術面から事業をリードしている尾藤正人(@bto)さん。過去3社でのCTO経験のほか、数社の技術顧問や未踏ジュニアのPMとしても活躍するなど、日本のIT業界を牽引してきました。 尾藤さんご自身も2003年にIPA未踏ユースに採択された経験を持つ、根っからの技術が大好きなエンジニアです。一方で、最近は日本のIT業界が抱える課題やエンジニアが身につけるべきビジネス知識についての持論を積極的に発信しています。 インターネットビジネスに出会う前は「技術にしか興味がなかった」という尾藤さん。一体どのような経験を重ねたことでスタートアップCTOとしてのキャリアを極めていくことになったのでしょうか?コンピューターとの出会いからスタートアップで生き抜くために必要な考え方まで、幅広くお話をうかがいました。 UNIXと出会い、沼にハマってプログ

                                                                    UNIXにしか興味がなかった僕が失敗から学んだ、スタートアップで生き残るためのキャリア戦略 - Findy Engineer Lab
                                                                  • JSConf JP 2019 参加報告 - とろろこんぶろぐ

                                                                    はじめに 昨日今日と JSConf JP 2019 に参加してきたので、聴講したセッションの内容を紹介します。 本記事は Recruit Engineers Advent Calendar 2019 1日目の記事です。 JSConf JP 2019 とは JSConf JP は世界的な JavaScript Conference である JSConf の日本開催です。昨年まで日本Node.jsアソシエーションがNode学園祭として開催していた大規模JavaScript イベントが、Node.js に限らず JavaScript に関する内容のお祭りとして変化を遂げ、今年からJSConf JP となった形です。今年は、2019年11月30日、12月1日の二日間で開催されました。リクルートテクノロジーズは、イベントのプラチナスポンサーの1つです。 以下、公式ページからの引用です。 jsconf

                                                                      JSConf JP 2019 参加報告 - とろろこんぶろぐ
                                                                    • SE 2年目で読んだ技術書45冊+α - Qiita

                                                                      概要 社会人2年目が終わるので、この1年間で読んだ本150冊のうち技術寄りの本から45冊をざっくり紹介します。 1年目はこちら。 ※2024年3月追記 本記事で読んだ書籍は2022年4月から2023年3月までに読んだものです。 最新のトレンドや2023年4月以降に出た書籍は反映されていません。 説明 オススメ度は10段階です。昨年は1年目としての主観難易度も付けていましたが、2年目になるとキャリアプランの方向性によって積み上げがバラバラだと思うので、やめました。 ジャンル内の順序は、「この順で紹介文を見せたい」でフワッとソートしていて、具体的にはオススメ度降順や難度昇順ですが、明確な比較関数はありません。 雑誌や、読了したけど紹介する必要がないと感じた書籍は割愛しがちです。特に良かった特集は時々紹介します。 プログラミング言語 Rust 『手を動かして考えればよくわかる 高効率言語 Rus

                                                                        SE 2年目で読んだ技術書45冊+α - Qiita
                                                                      • 「Debugging Modern Web Protocols with qlog」の紹介 - neko--suki’s blog

                                                                        Robin Marx氏の論文「Debugging Modern Web Protocols with qlog」の紹介です。何かおかしなところがありましたら原文を確認いただけると。 概要 本論文では「Debugging Modern Web Protocols with qlog」では、QUICのデバッグ用に作られたqlog/qivsに対する ①QUICの開発者がqlog/qvisを採用したいと思うか? ②qlog/qivsがQUICのデバッグに必要不可欠なものになるのか? ③qlogはスケールするのか? という3つの疑問への回答を、実装者へのサーベイ結果と著者の経験をもとに議論している。 論文: https://qlog.edm.uhasselt.be/anrw/files/DebuggingModernWebProtocols_Marx_ANRWReview_23apr2020.pdf

                                                                          「Debugging Modern Web Protocols with qlog」の紹介 - neko--suki’s blog
                                                                        • builderscon tokyo 2019の感想 | さんちゃのブログ 2nd

                                                                          builderscon tokyo 2019にゲスト(=聴講者)として参加しました。以下では、まず私が参加して特に興味深かったセッションについての感想を述べた後、総括を述べます。 セッションについての感想 Ruby (off|with) the Rails https://builderscon.io/builderscon/tokyo/2019/session/5acc1604-0f1f-493b-8025-364042db7123 Ruby on Railsを書いていてつらくなってきたときの指針についてのセッション。 内容は非常に面白く、明日から実践していこうという気持ちになった。 メタ的な感想ですが、「『問題を見極める→解法を与える」というフレームワーク」を冒頭で与えた後にそのフレームワークを使って「中規模Railsつらい問題」に対する解を提示する、というトークの構成が美しすぎて涙が

                                                                            builderscon tokyo 2019の感想 | さんちゃのブログ 2nd
                                                                          • U-22で経済産業大臣賞など4冠の中学生上原直人(15歳)さんに聞いた

                                                                            10月20日、秋葉原で第40回「U-22プログラミング・コンテスト2019」の最終審査会が行われた。今年の同大会の話題をさらったのがプログラミング言語「Blawn」で、経済産業大臣賞(総合)を受賞した開成中学在学中の3年生上原直人さんだった。Blawnは、可読性、メモリ安全性、実行速度の3つの点で優れており、それだけのものを数週間で書きあげたということも話題になっている。 中学生が作ったプログラミング言語とはどんなものなのか? Quoraに「プログラミング言語「Blawn」は普及しそうですか?」という質問があり、Rubyの作者であるまつもとゆきひろ氏が答えている。それによると、「Blawnを構成する技術要素のひとつひとつはたいへん光るものがあります」とある。また、「Blawnで採用されたアイディアのうちのいくつかは大変優れたものであり、それが実現可能であることが(才能ある15歳によって)実

                                                                              U-22で経済産業大臣賞など4冠の中学生上原直人(15歳)さんに聞いた
                                                                            • OpenTitan - 透明性、安全性、信頼性の高いシリコン チップ設計をオープンソース化 | Google Cloud 公式ブログ

                                                                              ※この投稿は米国時間 2019 年 11 月 5 日に Google Security blog に投稿されたものの抄訳です。 セキュリティは安全なインフラストラクチャから始まります。インフラストラクチャのセキュリティと完全性への信頼を高めるには、特別な専用チップを使用して、基盤の部分の信頼性をに確固たるものにする必要があります。 本日 Google は、パートナー各社とともに、シリコン レベルの RoT(Root of Trust : 信頼の基点)プロジェクトとしては初めてのオープンソースとなる OpenTitan を発表しました。OpenTitan は、データセンターのサーバー、ストレージ、周辺機器などに合わせた高品質なデザインを提供します。シリコン設計をオープンソース化することで、従来よりも分かりやすく信頼性も高まり、最終的には安全性が向上します。 シリコンで信頼を支えるシリコン R

                                                                                OpenTitan - 透明性、安全性、信頼性の高いシリコン チップ設計をオープンソース化 | Google Cloud 公式ブログ
                                                                              • P2Pネットワークでのブロックチェーンの一貫性をいかに実現するか、Ostraconが目指すもの

                                                                                2021年11月10日・11日の2日間にわたり、LINEのオンライン技術カンファレンス「LINE DEVELOPER DAY 2021」が開催されました。特別連載企画「DEVDAY21 +Interview」では、登壇者たちに発表内容をさらに深堀り、発表では触れられなかった関連の内容や裏話などについてインタビューします。今回の対象セッションは「Ostracon:P2Pネットワークでのブロックチェーンの一貫性に挑む」です。 2017年のビットコインブームを皮切りに、ブロックチェーンは暗号資産や権利の証明のための、改ざん不可能なトランザクションを支える重要な技術として世間に認知されることとなりました。LINEではブロックチェーン基盤技術およびその応用サービスの研究・開発を行う専門組織として、LINE Blockchain Labを運営しています。 本セッションでは、LINE Blockchai

                                                                                  P2Pネットワークでのブロックチェーンの一貫性をいかに実現するか、Ostraconが目指すもの
                                                                                • Perl 5.32の連鎖比較(Chained comparisons)はどの様に実装されているのか - Acme::AnaTofuZ->new;

                                                                                  この記事はPerl Advent Calendar 2020と琉大 Advent Calendar 2020の11日目の記事です。 PerlはPerl5になって長いですが、現在の最新の安定版のバージョンは5.32です。 Perl5.32で取り入れられた(厳密には5.31からですが)のおもしろ機能として連鎖比較(Chained comparisons)が存在します。 今までPerlで数値などが特定の範囲に含まれているかどうかをif文で判定するには次の様に書く必要がありました。 if (10 < $n && $n <= 20) これがこう書ける様になります!!! if ( 10 < $n <= 20 ) {...} 便利!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ...........というわけで、この便利な連鎖比較がどの様に実装されているかを探検してみます。 言語処理系の実装 さて今か

                                                                                    Perl 5.32の連鎖比較(Chained comparisons)はどの様に実装されているのか - Acme::AnaTofuZ->new;