れいわ新選組の山本太郎代表は9日までに能登半島地震の被災地入りした「視察報告」をX(旧ツイッター)に投稿した。被災者について「控えめで自立心旺盛、我慢強い」と表現。「自宅全壊となった者でも、国のお金で自宅を再建してほしい、とは言わなかった。要望は『水』『食事』『トイレ』『お風呂』『電波』が最も多かった」と書き込んだ。 山本氏は5日に石川県能登町に入り、7日にXで視察結果を報告。県は7日から緊急車両以外の能登半島への通行を規制するなど、人命救助を円滑に進めるために不要不急の移動自粛が呼びかけられた中での、被災地入りは物議を醸している。 山本氏もXで「陸路での輸送ルートは限定的。寸断されている道もある」と指摘。「半島の根っこ手前に関所(検問)を置き、交通をコントロールせよ」などと逆に提言した。れいわなどを除く自民や立憲民主など6与野党が所属議員の被災地視察の自粛を申し合わせたことについては、「