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原田隆之の検索結果1 - 40 件 / 275件

  • 藤田孝典氏の活躍により、また新しい「素人質問で恐縮ですが」が現れてしまう

    藤田孝典 @fujitatakanori ポルノは強迫的性行動症や様々な精神疾患を招き、害悪性が指摘されています。 本人がやりたいからやらせろ、という時代ではなく、社会問題として縮小する議論をしたらいいと思います。 産業規制、総需要が減少したら、過去の炭鉱労働者同様に、職業訓練、生業支援、生活保護を受ければいいのです。 twitter.com/aochanp/status… 2023-01-18 14:23:27

      藤田孝典氏の活躍により、また新しい「素人質問で恐縮ですが」が現れてしまう
    • 感染爆発なのに危機感がない 人々の心理に何が起こっているのか 効果的な対策は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

      感染爆発と五輪開催 東京オリンピックが閉幕した。緊急事態宣言下の五輪開催という異例の事態のなか、まさに感染爆発という事態が続いている。 前回の記事では、五輪開幕直後の人々の心理とそれが感染拡大に影響を与える点について指摘した(コロナ禍の五輪に熱狂する人々の心理とそこで忘れてはいけないこと)。 そこでは、外出自粛や営業自粛などを呼びかける一方で、国を挙げての「お祭り」を開催することによって、「出るな」「出かけろ」という矛盾したメッセージが出されることとなり、人々は都合のよいメッセージのほうを受け取ってしまったことの影響を指摘した。 また、緊急事態宣言が何度も繰り返されることによって、それはもはや「緊急」でも何でもなくなり、むしろ「新しい日常」となってしまったことも要因の1つとして考えられる。新しい刺激や環境に馴れてゆき、それに対する反応が見られなくなることを心理学では「馴化」(じゅんか)と呼

        感染爆発なのに危機感がない 人々の心理に何が起こっているのか 効果的な対策は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
      • 「五輪で『楽観バイアス』 緊急事態宣言 意味なさなく」専門家 | NHKニュース

        コロナ禍における心理を研究している、臨床心理学が専門の筑波大学の原田隆之教授は「オリンピックの開催で、コロナを軽くみてしまう『楽観バイアス』が強まり、緊急事態宣言が意味をなさなくなってきている」として、具体的な対策の必要性を指摘しています。 原田教授は「もともと選手のことは応援したい反面、感染拡大への危機感から五輪に反対するという、相反する気持ちを抱えていたことや、コロナ禍で長い間我慢し、外出もできず、うっ屈した感情がたまっていたこともあり、日本選手の活躍という明るいニュースに触れることで、五輪に熱狂するようになっても、自然な人間の心理だと思う」と現状を分析しています。 そのうえで「五輪のお祭りムードが徐々に醸成され、一方で緊急事態宣言という矛盾する2つのメッセージが出ている。人間の心理としては、自分が聞きたいほうだけを取り入れてしまうのは、非常に自然で、大会の開催で世界中から人が来ても大

          「五輪で『楽観バイアス』 緊急事態宣言 意味なさなく」専門家 | NHKニュース
        • ポテサラ購入者に暴言、妊婦に暴力・・・なぜキレる中高年が増えているのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          キレる中高年が増えている ずいぶん前から、キレる中高年が増えていると言われるようになりました。最近もツイッターで話題になった事件として、こんなニュースがありました。 男は、4月23日朝に札幌市中央区内の歩道で、長女(7)と長男(5)と手をつないで歩いていた20代女性に対し、後ろから「邪魔だ。どけ」と怒鳴った。しかし、女性が「何ですか。その言い方は」と言い返すと、男は突然、女性の前に回り込んだ。 女性は、当時妊娠7か月で、男にそのことを伝えたが、男は、構わずに女性の腹を右足で1回蹴った疑いが持たれている。女性にケガはなく、今のところ胎児に影響はないという。男は、そのまま逃走していたが、防犯カメラの映像から割り出された。(Yahoo!ニュース、6月24日) この容疑者は、51歳の男性でした。また、こんなツイートも多くの反響を集めました。 (Twitterからキャプション) ほかにも、マスクが品

            ポテサラ購入者に暴言、妊婦に暴力・・・なぜキレる中高年が増えているのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • 原田隆之 on Twitter: "私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノが強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 https://t.co/btlnkYJuu0"

            私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノが強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 https://t.co/btlnkYJuu0

              原田隆之 on Twitter: "私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノが強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 https://t.co/btlnkYJuu0"
            • 心理学者から見たメンタリストDaiGoさんの発言(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              批判と炎上  ホームレスや生活保護受給者へのヘイトスピーチで、メンタリストDaiGoさんが大きな批判を浴びている。私も動画を観たが、あまりの醜悪さに言葉を失った。 私自身、生活保護を受けている人々に対する心理的な支援を行っている身でもあり、聞いたこともないようなあからさまなヘイトを目の当たりにして、大きなショックを受けた。そして、これまで人類が人権のために闘ってきたその歴史は何だったのだろうかとさえ思わされた。 あからさまな差別に対して、われわれがまずやるべきことは、明確に声を上げて「NO」を突き付け、社会としては絶対に許容できないという態度を示すことである。 彼の言論のどこが問題であるかについては、数多くの専門家が声明等を出しているので、ここではこれ以上立ち入ることはしない。 その一方で、彼はどうしてあんな発言をしたのか、その発言の裏にある心理について聞かれることが何度かあったので、ここ

                心理学者から見たメンタリストDaiGoさんの発言(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
              • マスメディアはなぜワクチンへの不安を煽るのか 安直な「中立性」の陥穽(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                ワクチン不安を煽るマスメディア 最近のマスコミ報道を見ていると、ワクチンへの不安を煽ることが増えているように見える。かつて、コロナへの不安を煽っていたマスメディアは、今やはワクチン不安を煽ることにその姿勢が引き継がれているかのようだ。 私自身もつい最近、こんな経験をした。 私は、今年4月にワクチン忌避に関する調査を行い、その結果を5月にヤフーニュースで公開した。調査では、20代や30代の若い世代にワクチン接種をためらう傾向が有意に高いこと、それはワクチンへの不安と関連があることなどが明らかになった。そして、その結果をもとに、どうすれば若い世代に正確な情報を伝え、ワクチンへの不安を小さくすることができるのかの提言を行った。 ワクチン接種が順次若い世代へと拡大されていくなかで、この2-3週間、この調査結果を紹介したいというテレビや新聞の取材が増加した。それはありがたいことなのだが、一方で調査結

                  マスメディアはなぜワクチンへの不安を煽るのか 安直な「中立性」の陥穽(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                • 渡部建を「セックス依存症」と指摘する無責任さ 依存症の専門家として覚える違和感(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  渡部建さんの不倫問題 渡部建さんの不倫問題が「文春砲」の標的になってから,もう1週間が過ぎました。世間は相変わらずこの話題で持ちきりです。 不倫相手が複数であったこと,その性行為が眉をひそめるようなものであったことなどが微に入り細に入り報じられ続けています。それらの行為がこれまでの渡部さんのイメージとはかけ離れたものであったことや,妻もまた有名人であったことなど,大騒ぎとなる要素がたくさんあるのでしょう。 そしてここ数日,何人もの人がメディアで渡部さんの行動を指して「セックス依存症」だと論評しています。 セックス依存症なのか ジャーナリストの木村太郎さんは,ワイドショーのなかで「この人を知らないし,芸能界もよく知らないけど,伝えられていることを聞くと,この人病気じゃないかなと思う」「セックス依存症,セックス・アディクション・シンドローム,それあると思います」などと述べています。同様に,タレ

                    渡部建を「セックス依存症」と指摘する無責任さ 依存症の専門家として覚える違和感(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • ワクチンデマ、信じるのはどのような人たちか データで見るその心理(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                    ワクチン接種意図の変化 現在、わが国ではコロナのワクチン接種が急速に進んでいる。2回目の接種を終えた人は、国民の過半数に及び、米国の接種率も追い抜いた。 前々回の記事で、ワクチン接種に関する調査データを紹介したが(「ワクチンを接種した/したい」が85.5% 若者の接種希望も大幅増)、そこではワクチンを接種したいと回答した人は、全体の85.5%に及んでいることがわかった。20代、30代の若い世代でも、約80%であった。 ワクチンを接種したいという人の割合は、4月時点での調査結果から大幅に増加していたが、その大きな理由は、「変異株など今の感染状況を見て打ったほうがよいと思ったから」「周りの人が打っているから」というものであった(ワクチン接種に対する心理は、4月からの5か月間でどう変化したか そしてその理由は?)。 こうした理由を見ると、ワクチン接種希望者が増えているとは言っても、安心ばかりはし

                      ワクチンデマ、信じるのはどのような人たちか データで見るその心理(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                    • 安倍氏銃撃の容疑者像分析、メディアに都合のいい「専門家」起用 犯罪心理学者が問題視 - 弁護士ドットコムニュース

                      安倍元首相の銃撃事件の容疑者をめぐり、その動機やこれまでの人生が断片的に報じられ、なぜ事件を起こしたのか、国民的な関心事になっている。 テレビや新聞、インターネットでも、たくさんの情報が流れ、研究者や医師、弁護士といった専門家から、元政治家や芸能人まで、容疑者の人物像について、様々な立場の人たちが語っている。 ただ、「専門家」のコメントの中にも、「不遇な幼少時代を過ごした人たちは、『歪んだ特権意識』を持つようになりがち」(精神科医)、「幼稚なまま育ってしまったマザコン」(弁護士)といった見方もあり、犯罪心理学が専門の原田隆之・筑波大教授は、「まだわからないことも多い中で、『専門家』を名乗る人たちの断定的な『診断』が、マスメディアの作ったストーリーに沿って流れることに危機感を覚える」と語る。専門家とメディアの関係について、詳しく聞いた。(ライター・今川友美) 原田隆之教授(提供写真) ●マス

                        安倍氏銃撃の容疑者像分析、メディアに都合のいい「専門家」起用 犯罪心理学者が問題視 - 弁護士ドットコムニュース
                      • 精神医学を人格攻撃の道具にするな 看過できない「専門家」による小室さんへの人格攻撃(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                        精神科医による人格攻撃 前回の記事(眞子さまの結婚を巡る「対人攻撃」の不健全さ)で、SNSなどにあふれる小室さん夫妻への誹謗中傷の不健全さを批判した。誹謗中傷のような言葉の暴力は、それが向けられた相手だけでなく、それを発した本人の人格をも同時に貶めるもので、誰も幸せにはしないものだからである。 その後、眞子さんも晴れて結婚され、私人となられたので、この話題に関する寄稿はやめようと思っていたのだが、1つ非常に問題のある記事を読んだので、不本意ながら再びこの問題を取り上げることにした。 その記事は片田珠美さんという精神科医が、Webメディアで一見専門的に見える用語を並べ立てて、小室さんの人格を「分析」しているものである。しかし、それは「専門家の分析」に名を借りた人格攻撃であり、同じメンタルヘルスの専門家として看過できるものではない。 あまりにも醜悪な内容なのでここに書くのもためらわれるが、その

                          精神医学を人格攻撃の道具にするな 看過できない「専門家」による小室さんへの人格攻撃(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                        • 大麻合法化論を考える 本当に害は小さいのか、医療目的の使用の是非は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          大麻合法化論 大麻に関する事件が報道されると、最近では「大麻合法化論」が話題になることが増えた。果たして大麻は合法化すべきなのだろうか。 まず、そもそもなぜ大麻が違法とされているかというと、それは国連の「麻薬単一条約」で禁止されており、ほぼすべての国連加盟国がそれを批准しているからである。もちろん、日本も例外ではない。そして、国内法として「大麻取締法」によって規制薬物とされているからでもある。 とはいえ、法がすべてであるという硬直化した議論にはあまり意味がなく、時代の変化によって、あるいは最新最善の科学的エビデンスに基づいて柔軟に議論する余地は多分にある。 大麻の害 大麻合法化についての議論では、「アルコールやタバコに比べると害がない」という意見が必ず出るが、それは事実だろうか。 有名な研究では、権威のある医学雑誌「ランセット」に掲載された論文で、さまざまな薬物の依存性や害を比較したものが

                            大麻合法化論を考える 本当に害は小さいのか、医療目的の使用の是非は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                          • 過激化する反ワクチン集団「神真都Q」を放置してはいけない理由(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            ついに逮捕者が 4月7日、東京都渋谷区のクリニックで、新型コロナウイルスのワクチン接種反対を叫ぶ団体のメンバーが診察室などに乱入し、建造物侵入容疑で逮捕された。取調では「(ワクチンによる)殺人行為を止めに入った」などと供述しているという。 彼らは、昨年末に設立された「神真都Q」(やまとキュー)と名乗る団体のメンバーで、アメリカなどで広がる極右陰謀論者集団「Qアノン」の日本版を自称しているという。 神真都Qとはどういう団体か。神真都Qの「結成宣言」には「我々はこれまで永きに亘り支配されてきた悪の権化イルミナティ、サタニスト、DSグローバル組織、最悪最強巨大権力支配から「多くの命、子どもたち、世界」を救い守る為、自らの命をかけ活躍して頂いた偉大なる先駆者達偉大なるドナルド・トランプ大統領をはじめ、多くのホワイトハット、Q、HERO’Sたち、世界中の光輝く素晴らしい方々が切り拓いてくださった光の

                              過激化する反ワクチン集団「神真都Q」を放置してはいけない理由(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 松本人志の「薬物厳罰化」発言が何から何まで間違っている理由(原田 隆之) @gendai_biz

                              相次ぐ芸能人の薬物問題とマスメディア このところ、芸能人の薬物問題が世間を賑わせ続けている。以前にも書いたが、決して芸能界に薬物が蔓延しているというわけではない。単に報道されやすく目立つからに過ぎない。芸能人の離婚はニュースになるが、一般人が離婚してもニュースにならないのと同じことだ。 しかし、世間の注目が集まっているこの機会に、薬物問題に対する理解を深めるのは良いことだ。その意味で、以前、前編・後編に分けて、薬物依存に関する基本的な内容を紹介した。

                                松本人志の「薬物厳罰化」発言が何から何まで間違っている理由(原田 隆之) @gendai_biz
                              • 緊急事態宣言下で「自粛をやめてしまった人」の頭の中で起きている"ある変化" 「確証バイアス」が耳をふさぐ

                                感染拡大防止のため、政府は緊急事態宣言を出しているが、人の流れはあまり減っていない。なぜなのか。筑波大学の原田隆之教授は「その理由は政府への不信感だけではない。コロナに強い不安を感じるがゆえに、自分に都合の悪い情報を遮断してしまう人たちがいるからだ」という――。 「不要不急かどうかは本人が決めることだ」 新型コロナウイルス感染症対策担当の西村大臣が、お盆休み直前の8月10日の記者会見で、「旅行・帰省を控えてほしい」「帰省をして親族で集まるとか、同窓会で同級生が集まるとか、絶対に避けていただきたい」と強い調子で述べた。 一方、同日丸川珠代五輪担当大臣は、「銀ブラ」をしていたバッハIOC会長の行動について尋ねられ、「不要不急かどうかは本人が決めることだ」との見解を示した。 教科書に載せてもよいくらいの見事なダブルスタンダードである。 国民には不要不急の外出や移動の自粛を強く求め、バッハ会長の外

                                  緊急事態宣言下で「自粛をやめてしまった人」の頭の中で起きている"ある変化" 「確証バイアス」が耳をふさぐ
                                • なぜネット上に「野良カウンセラー」が跋扈するのか――自称可能な肩書が生む、メンタルヘルスの危険性(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                  メンタルヘルス(心の健康状態)を扱う「心理カウンセラー」は、ネット上では無法状態になっている――。そう聞くと驚く人も多いのではないだろうか。そもそもメンタルヘルスに関わる資格としては、公的資格に準ずる臨床心理士や、国家資格の公認心理師があり、そのハードルは高い。それにもかかわらず、無資格のいわば「野良カウンセラー」が跋扈(ばっこ)するのは、法律上、「業務独占」ができないからだという。その「闇」を筑波大・原田隆之教授に聞いた。(Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 長く続くコロナ禍の中で、未来への不安に苛まれたとき、あなたならどうするだろうか? 家族や友人、恋人に話を聞いてもらえるならいいが、もしそれもできないほど孤立していたら――。 最近ネット上で多く目にするのが、そんな人々の気持ちを受けとめる「心理カウンセラー」だ。検索エンジンやSNSで調べてみれば、多くの心理カウンセラーが優

                                    なぜネット上に「野良カウンセラー」が跋扈するのか――自称可能な肩書が生む、メンタルヘルスの危険性(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                                  • ワクチンをめぐるデマの危険性 なぜ人はデマにはまるのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                    ワクチンに関するデマ 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が、急速なスピードで進んでいる。国や自治体による接種に加え、会社や大学などでの職域接種もスタートした。医療従事者や高齢者に次いで、若年層への接種が広がっていくなかで、ワクチンへのデマも広がりを見せている。 特に、SNSやYouTubeなど、若い世代がアクセスするメディアを使ってデマが広がっているのが特徴である。デマのなかには、「ワクチンを打った人の体に金属が貼り付いた」「5Gに接続できるようになった」などという取るに足らないようなものもあれば、「接種すると遺伝子が書き換えられる」「不妊になる」など、いたずらに不安を煽るようなものも見らる。 このような不安を煽るデマが、医療関係者や著名人、政治家などから発せられていることも少なくなく、それは影響力という点から大きな問題である。 ワクチンが不妊をもたらす可能性が極めて低いことは、多くの

                                      ワクチンをめぐるデマの危険性 なぜ人はデマにはまるのか(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                    • 外の酒盛り、ランチならOK? 誤解されるメッセージ(産経新聞) - Yahoo!ニュース

                                      新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令が続く中、屋外で酒盛りをする人の姿が今も各地でみられる。コロナ禍では「自宅なら会食OK」や「パチンコ店以外は安全」など、発信者の意図とは異なる意味で独り歩きしてしまう「メタメッセージ」と呼ばれる現象に注意が必要だ。注意喚起や自粛要請を自分本位に解釈すれば、不要なトラブルにもつながりかねない。専門家は発信者に対し、「丁寧かつ具体的に説明すべきだ」と指摘する。(鈴木俊輔) 【グラフ】コロナで亡くなった著名人と国内累計死者数推移 「昼食はみんなと一緒に食べてもリスクが低いということではない」 今年1月、西村康稔経済再生担当相は改めてこう述べた。午後8時以降の不要不急の外出自粛要請に対し、一部で広がった「昼ならば問題ない」という誤解。政府の意図が十分に伝わっていないと判断したとみられる西村氏が、クギを刺した形だ。 筑波大の原田隆之教授(臨床心理学

                                        外の酒盛り、ランチならOK? 誤解されるメッセージ(産経新聞) - Yahoo!ニュース
                                      • 【独自】キッズライン、別のシッターによる性被害の証言。突然の男性活動停止の背景に

                                        ベビーシッターのマッチングアプリ大手、キッズラインが6月4日午後に男性シッターによるサポートの一斉停止を発表したことが波紋を広げている。 きっかけは、2019年11月に発生した、キッズライン登録シッター橋本晃典容疑者による預かり中の男児へのわいせつ事件だった。「たった1人」の逮捕により、どうして男性全員を排除しなければならなくなったのか。 既に加害者治療にかかわる筑波大の原田隆之教授や弁護士ドットコムニュースなどがこの判断は科学的でもなければ、社会的にも容認しがたい差別だと指摘しているが、キッズラインの決定の背景には、ゾッとするような事実がある。 それは、キッズラインを舞台にした性犯罪の被害報告は、逮捕事案の「たった1人」によるものだけではないということだ。 別の男性シッターXによる性被害が発覚 キッズラインは橋本容疑者について、2019年11月中旬には警察から捜査開始の連絡を受け活動停止

                                          【独自】キッズライン、別のシッターによる性被害の証言。突然の男性活動停止の背景に
                                        • 少年法の厳罰化で社会はどこに向かうのか:犯罪心理学から見た少年法の意義と厳罰化のリスク(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                          少年法改正に関する実務者協議 ここしばらくの間、またぞろ少年法改正に関する議論が活発になってきています。 6月25日、与党の少年法改正に関する実務者協議で、18-19歳の犯罪に対する「検察官送致」の対象犯罪を拡大する方針が決まりました。 少年法では、20歳未満の少年による犯罪行為の場合、検察官はすべて家庭裁判所に送致する「全件送致」が定められています。しかし、16歳以上の少年が故意の犯罪行為によって被害者を死亡させた場合、原則として家庭裁判所から検察官に送り返すことが定められています(第20条第2項)。これを検察官送致(逆送)と言います。その場合、少年は成人同様の刑事処分を受けることになります。場合によっては少年院ではなく、刑務所(少年刑務所)に入ることになります。 この規定は、2000年の少年法改正によって定められたもので、1997年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件などを契機として、少年

                                            少年法の厳罰化で社会はどこに向かうのか:犯罪心理学から見た少年法の意義と厳罰化のリスク(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                          • マニラ空港で荷物検査中に荷物に空港職員から弾丸をいれられた「賄賂をせびるためか」「対策はあるのか?」

                                            mars @ono_mars これ、レアケースでもなんでもなくて普通にマニラ空港あるあるなんだよな。で、ゴネるか金渡すかすると普通に通れる。空港職員にとって英語喋れない日本人は『大当たり』よ。 twitter.com/guide_manila/s… 2023-06-27 19:15:58 あどな🃏 @awabowwow111 フィリピンやばいね、というかマニラ空港がすでにカオス… セブしか行ったことないけど乗り継ぎのマニラの空港で感じたことは他の東南アジアの空港と雰囲気がだいぶ違う、用心がかなり必要と思ったのを思い出しました。 フィリピンへ渡航される方は空港内でも詐欺にご注意を⚠️ twitter.com/guide_manila/s… 2023-06-27 15:45:29 原田隆之 @tk_harada_tk 流石にここまではありませんでしたが、5月に同じくNAIA3 で、手荷物検索

                                              マニラ空港で荷物検査中に荷物に空港職員から弾丸をいれられた「賄賂をせびるためか」「対策はあるのか?」
                                            • 新型コロナ、テレビでよく見る「専門家」に対する大きな疑問と違和感(原田 隆之) @gendai_biz

                                              孫正義氏のツイートをめぐって 拡大を続ける一方の新型コロナウイルス感染症に関して、世界保健機関(WHO)は「パンデミック」(感染症の世界的流行)を宣言した。一方、中国では新規感染者数の増加が急速に鈍化している。流行の震源地が変化しつつある様相である。 日本も心配された感染爆発はどうにか回避されつつあるかのように見えるが、まだ気を抜いてはいけない状況には変わりない。 そんななか、3月11日にソフトバンクグループの孫正義氏が、久々にツイッターを更新し「簡易PCR検査の機会を無償で提供したい。まずは100万人分」と述べた。 それを受けて、多くの人々が孫氏に向けて「医療崩壊を招くからやめてほしい」などと一斉にツイートを返した。ほどなく孫氏も「評判悪いから、やめようかなぁ。。。」とツイートした。 マスクやトイレットペーパーの買い占めなど、パニックになる様子ばかりが報道されていたが、現実はこんなに冷静

                                                新型コロナ、テレビでよく見る「専門家」に対する大きな疑問と違和感(原田 隆之) @gendai_biz
                                              • SNSで医師への誹謗中傷が多発する理由ー誹謗中傷は社会を蝕む麻薬である(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                医師への誹謗中傷 大阪大学の忽那賢志教授が、医療従事者向けの情報サイトM3において、X(旧ツイッター)での自身への多数の誹謗中傷への開示請求が認められたことを明らかにした。忽那教授は、コロナ禍において、熱心に診療や情報発信に従事してきた専門家である。 忽那教授はまた、ヤフーオーサーとして、週1回のペースで科学的な情報をわかりやすく発信してきた。コロナ禍で医療や研究の最前線で奮闘する傍ら、毎週ヤフーニュースの記事を執筆することがどれだけ大変なことか。私も同じ書き手の一人として、その大変さは想像に余りある。それは、未曾有の危機のなかで、専門家としての責任を果たしたいという信念や責任感の表れであるに違いない。 ところが、その忽那教授に、Xなどで轟々たる誹謗中傷がなされているのだ。以前、ヤフーニュースの企画で、忽那教授と対談した際にも、そのことをこぼしておられたが、私は即座に法的手続きを取ることを

                                                  SNSで医師への誹謗中傷が多発する理由ー誹謗中傷は社会を蝕む麻薬である(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                • 田代まさし「覚せい剤で再逮捕」…薬物依存症の治療は失敗だったのか(原田 隆之) @gendai_biz

                                                  5回目の逮捕 田代まさしさんが、覚せい剤所持容疑で逮捕された。 今回で5回目の逮捕になるという。前回は2010年にコカイン所持で逮捕され、服役している。 報道によれば、今年8月、宮城県の宿泊施設から「不審なものがある」との通報があり、警察が調べた結果、覚せい剤であることがわかり、その部屋に宿泊していたのが田代さんだったという。 そして11月6日、都内の自宅に捜査員が赴いた際、自宅にも覚せい剤を所持していることが発覚し、現行犯逮捕された。 SNSなどでは、さぞかし嘲笑したり呆れたりするコメントが多いのかと思ったが、実際はそうでなかった。予想に反して「残念」「薬の怖さがわかった」などのコメントのほうがはるかに多い印象だ。 これは、田代さんが薬物依存症の啓発運動などに携わっており、その頑張る姿を見て、彼の立ち直りを応援していた人が多かったことによるのかもしれない。 あるいは、それだけ頑張っていて

                                                    田代まさし「覚せい剤で再逮捕」…薬物依存症の治療は失敗だったのか(原田 隆之) @gendai_biz
                                                  • 緊急事態宣言の効果は限定的。危惧される「緊急事態慣れ」(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                    緊急事態宣言発令の効果 首都圏に2度目の緊急事態宣言が発令されてから2週間余りが過ぎました。気になる感染状況ですが、全国や東京都では実効再生産数はわずかに1を切り始めたものの、埼玉県や千葉県などでは依然として1を超えています(『東洋経済オンライン「新型コロナウイルス 国内感染の状況」制作:荻原和樹』)。 つまり、感染はまだ高止まりで、宣言の効果はほとんど出ていないと言えるでしょう。政府関係者は延長を視野に入れた検討に着手したと報じられています。 目標であった「ステージ3」に戻ること、あるいは都内の1日当たりの感染者数が500人を切るには、この状態だとあと何か月もかかるという見通しすら出ています。このままずるずると「緊急事態宣言」が続くのでは、もはやそれは緊急でも何でもない「新しい不自由な日常」になってしまいます。 そのとき懸念されるのは、「緊急事態慣れ」です。もはや人々は、今が「緊急事態」

                                                      緊急事態宣言の効果は限定的。危惧される「緊急事態慣れ」(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                    • ワクチン「打たない」若者にじわり 副反応への不安、ネットで拡大(河北新報) - Yahoo!ニュース

                                                      新型コロナウイルスワクチンの64歳以下への接種が東北でも本格化する中、若い世代で接種への忌避感が目立つ。ワクチンの効果や副反応に関するさまざまな情報が飛び交い、接種のメリットを疑問視しているためだ。専門家は科学的根拠のある情報の発信と受け止めを呼び掛ける。 【図表】若者への接種意向調査の結果 JR仙台駅東口の大規模接種会場で東北大の学生や教職員への集団接種が始まった21日、駅西口周辺で喫煙していた専門学校生の男性(20)は「ワクチンは打たない」と言い切った。「副反応で死ぬ可能性もあると聞いた」という。連れの男性(20)も「マスクと消毒でコロナは防げる。どんな副反応が起きるか分からないワクチンの方が怖い」と同調した。 仙台市内で若者に話を聞くと「動画投稿サイトで『外国産のワクチンは危ない』と聞いた」(大学3年の21歳男性)、「ネットやツイッターに『打つと死ぬ』など怖いうわさがたくさんある」(

                                                        ワクチン「打たない」若者にじわり 副反応への不安、ネットで拡大(河北新報) - Yahoo!ニュース
                                                      • ウレタンマスクを注意する「不織布マスク警察」が話題 その心理と対処の仕方は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        不織布マスク警察とは 1回目の緊急事態宣言が出されたあたりから、わが国ではマスク警察、自粛警察と呼ばれる人々の存在がクローズアップされていました。 彼らの行動は、ともすれば過剰な言動にもつながることがあり、私はかつてその心理を斉一性への圧力(同調圧力)や不安という観点から心理学的に分析しました(現代ビジネス『日本でも多数出現・・・「自粛警察」の心理を理解できますか?』)。 最近になって、注目を集めつつあるのが「不織布マスク警察」と呼ばれる人々です。いまやマスクをしていない人は、都会ではほとんど見かけません。しかし、最近はウレタンマスクをする人がとても増えてきたように感じます。日常的になったマスクをよりおしゃれに楽しもうという人、肌触りがなめらかなほうがいいという人など、理由はさまざまでしょう。 その一方、ウレタンマスクは飛沫を防止する機能に劣るというデータが出され、専門家からは不織布マスク

                                                          ウレタンマスクを注意する「不織布マスク警察」が話題 その心理と対処の仕方は?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • 若者の“ワクチン不安”に専門家「身体中にウイルス遺伝子がばら撒かれるよりはマシ」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

                                                          河野太郎ワクチン接種担当大臣は、25日の会見で「勝負の中身は、いま自治体で組んでいる接種体制、接種スピードを落とさないようにするかに変わってきた」と言及した。 【映像】「若者はコロナになっても重症化しない」は間違い! 専門家「ワクチンは打つメリットの方が圧倒的に大きい」 自衛隊の大規模接種センターでは、26日午前0時からホームページとLINEで増員分の予約受け付けを開始したところ、東京会場の計2100人分が約9分で、大阪会場の計525人分が3分で埋まった。 接種スピードが加速する中、ネット上には「女性は不妊になる」「遺伝子が書き換えられる」など、真偽不明な情報が流れている。この事態を受け、河野大臣は横行するワクチンデマを否定。自身のブログでも、誤った情報に惑わされないよう、注意を呼びかけた。 どうすれば若者が安心してワクチンを接種できるようになるのか。『ABEMA Prime』では、Twi

                                                            若者の“ワクチン不安”に専門家「身体中にウイルス遺伝子がばら撒かれるよりはマシ」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
                                                          • 反マスク - Wikipedia

                                                            東京の新宿駅前で反マスク、反ワクチンのデモをする人々 (2021年9月) 反マスク(はんマスク、英語: Anti-mask sentiment)とは、感染症の世界的流行の際、政府や民間施設が公衆衛生上の感染対策としてマスクの着用を求めることに反対すること、またはそういった人々(anti-masker)を指す[1]。また、それによりマスクを着用していない状態のことをノーマスクと呼び、あえて何の防御にもならないマスクを着用したり、口元に穴を空けたり、マスクから鼻を出すなどの方法で着用する人もいる[2][3]。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行時、多くの国が感染の拡大を抑えるために、マスクの着用を推奨または義務化したが[4][5]、こうした動きに反発し、人にマスクを外すように呼びかけたり、公共の場で着用を拒否する動きが起きた[6][7]。マスクを拒否する理由は「個人の自由の侵害

                                                              反マスク - Wikipedia
                                                            • 効果なしどころか有害、でも「空間除菌」を導入 ニセ科学を信じる心理とは?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                              専門家を無視する人々 コロナ禍のなかで見聞きした最も奇妙な現象の1つに、素人が専門家の意見を無視したり、果ては「にわか専門家」になって、滔々と意見を披歴するという現象があります。 たとえば、感染症の専門家はもう1年以上も「空間除菌には効果はない。むしろ有害である」ということを説き続けています。また、空間除菌をうたった商品のなかには、消費者庁などから措置命令などが出されたものもあります。 いわば空間除菌は「ニセ科学」の代表のようなものです。にもかかわらず、つい先日もAKB48のコンサート会場に、大規模な空間除菌装置が設置されただけでなく、主催者は感染予防対策として大々的にアピールしていました。彼らは、この1年の間に一体何を学んだのでしょうか。あるいは学んでいないのでしょうか。 こうした態度が極端になると、ニセ科学を通り越して「コロナは風邪」「ワクチンは毒」などといった反科学にまで行きつきます

                                                                効果なしどころか有害、でも「空間除菌」を導入 ニセ科学を信じる心理とは?(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                              • 私たちが「接触8割減」「三密回避」できないシンプルな理由(原田 隆之) @gendai_biz

                                                                行動変容とは 感染の拡大している都市部のみならず、全国に緊急事態宣言が出され、新型コロナウイルス感染症は、すべての日本人にとってもはや「よその問題」ではなくなってきている。これ以上感染を拡大させないために、一人ひとりが自覚をもって責任ある行動を取ることが鍵になる。 専門家会議のメンバーをはじめ、感染症の専門家は、「行動変容」という言葉をたびたび強調している。しかし、少々堅苦しくなじみのない言葉を聞いて、難しいなと感じた人は少なくないだろう。 私の専門は臨床心理学であるが、臨床心理学は、行動心理学などの知見を用いて、人々の行動変容をサポートすることがまさにその仕事である。たとえば、アルコールやギャンブルがやめられない依存症の人々に対して、「強い意志でやめろ」「我慢しろ」と言っても無駄である。そこで、心理学的なテクニックを用いて、アルコールやギャンブルをやめるという「行動変容」を促すのである。

                                                                  私たちが「接触8割減」「三密回避」できないシンプルな理由(原田 隆之) @gendai_biz
                                                                • 三井寿が湘北バスケ部を襲撃したわけと「理由なきテロル」の闇。 - Something Orange

                                                                  0.はじめに。 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 2.『実存的貧困とはなにか』と「黒子のバスケ脅迫事件」。 3.ポストモダンの萌芽。 4.イワン・カラマーゾフとしての渡邊博史。 5.なぜ三井寿は湘北高校バスケ部を襲撃したのか。 6.自分から自分への距離は遠い。 7.「心の闇」のなかの光。 【配信サイト】 【お願い】 0.はじめに。 この記事の姉妹記事で「男性編」です。 ジョーカーのような「ダークヒーロー」をめざす犯罪者たちの「心の闇」とはなにか。その秘密をさぐろう。 ジョーカー [Blu-ray] ホアキン・フェニックス Amazon 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 かつて、かの天才劇作家シェイクスピアが生み出した復讐の王子ハムレットは極限の苦悩に際して呟いた。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。(To be or Not to be, that is

                                                                    三井寿が湘北バスケ部を襲撃したわけと「理由なきテロル」の闇。 - Something Orange
                                                                  • 人々はなぜ行動変容できないか・・・再度の緊急事態宣言の前に考えるべきこと(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                    再度の緊急事態宣言 年頭の記者会見で菅総理は、週内にも緊急事態宣言を発出することの検討に入ると述べました。 しかし、今回は前回の緊急事態宣言のときとは大きく状況が異なっています。緊急事態宣言を出せば、それで本当に感染が減少に向かうのかどうか慎重に見きわめると同時に、効果的に行動変容を促す方法を検討する必要があるでしょう。 そのためには、国民に向けてのメッセージを単純に伝達するだけでは効果がなく、人間の心理や行動に着目し、行動心理学や行動経済学など行動科学の知見を活用することが求められます。 行動変容の限界 前回の緊急事態宣言の前後によく聞いた「行動変容」という言葉が、最近はほとんど聞かれなくなりました。それとともに、人々の行動変容には限界があることも見えてきました(なぜ彼らは手指消毒やマスク着用を拒否するのか・・・個人の自由、公衆衛生、そして公共性)。 政府が「勝負の3週間」と呼びかけたの

                                                                      人々はなぜ行動変容できないか・・・再度の緊急事態宣言の前に考えるべきこと(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                    • ガチ産業医考察:職域接種について|ガチ産業医

                                                                      この記事で言いたいことを3行で産業保健職の皆さん! 打てない人、打ちたくない人に配慮しながらも 積極的に予防接種を推進しよう! はじめに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の職域接種が開始され、多くの産業保健職が企業における感染症対策にワクチン接種をどのように加えていくか悩まれているかと思います。ワクチン接種に関しては多くの倫理的な問題を孕んでおり、国や地域によっても考え方は異なりますし、社会的なコンセンサスによっても許容される範囲は変わります。さらには感染状況という時間軸でも変わっていきます。このような中でも産業保健職は時機を見極め、スピード感をもって対応しなければなりません。しかし、まだ現状としては、十分な知見が世に出されておりませんし、社会的なコンセンサスの醸成も不十分で、どのようなスタンスをとればよいか非常に悩まれているのではないかと思います。そこで、ガチ産業医としての考察

                                                                        ガチ産業医考察:職域接種について|ガチ産業医
                                                                      • 反ワクチン団体「神真都Q会」の名誉毀損訴訟、読売新聞大阪本社などへの賠償請求棄却…大阪地裁

                                                                        【読売新聞】 過激な行動を起こす団体と報じられ、名誉を傷つけられたとして、反ワクチン団体「 神真都 ( やまと ) Q会」が読売新聞大阪本社と原田隆之・筑波大教授に200万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(宮崎朋紀裁判長)は26

                                                                          反ワクチン団体「神真都Q会」の名誉毀損訴訟、読売新聞大阪本社などへの賠償請求棄却…大阪地裁
                                                                        • グレタ・トゥーンベリさん「怒りのスピーチ」を批判するすべての人へ(原田 隆之) @gendai_biz

                                                                          感動を呼んだ国連スピーチ 9月23日にニューヨークで国連気候行動サミットが開催された。日本からは小泉環境大臣が参加し話題となったが、それよりはるかに大きな注目を集めたのが、スウェーデンから来た16歳の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんのスピーチだった。 グレタさんは、ときに声を荒げ、厳しい表情で「すべてが間違っています」「大絶滅を前にしているというのに、あなたたちはお金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり」「私はあなたたちを絶対に許さない」と述べ、大人たちへの不信と怒りをあらわにした。 彼女は、8歳のときに地球温暖化の話をはじめて聞いて大きなショックを受け、11歳のときには何か月もの間、不安と心配のあまり口を利くことも食事をすることもほとんどできなくなってしまったそうだ。 そして、昨年の8月には、地球温暖化対策を訴えて学校をボイコットし、たった1人でスウェーデン国会の前

                                                                            グレタ・トゥーンベリさん「怒りのスピーチ」を批判するすべての人へ(原田 隆之) @gendai_biz
                                                                          • 槇原敬之「2度目の逮捕」で危惧…芸能人の薬物事件を愉しむ人たち(原田 隆之) @gendai_biz

                                                                            槇原敬之逮捕の一報を聞いて 歌手の槇原敬之さんが覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。 前回の逮捕から20年もたっての再逮捕ということで、改めて薬物の恐ろしさを印象づけることとなった。ほかにも危険ドラッグを所持していたとも報じられている。「世界に一つだけの花」など、国民的ソングライターでもある彼の逮捕に世間は大騒ぎである。 第一報を聞いてから、私はとても浮かない沈んだ気持ちになっている。なぜだろうと自問してみたが、その原因の1つは、繰り返される著名人の薬物問題に、またワイドショーやニュース番組がこれでもかと大騒ぎするのを予想してしまったからのようだ。 これまで、芸能人が逮捕されるたびに、出演番組の自粛や撮り直し、CDの回収騒ぎがあり、保釈されるときには警察署での謝罪セレモニーがあり、公判ではイラストを交えての詳細な報道があった。そして、今度もまたこれが繰り返されるのかと思うと嫌な気分になった

                                                                              槇原敬之「2度目の逮捕」で危惧…芸能人の薬物事件を愉しむ人たち(原田 隆之) @gendai_biz
                                                                            • 更生するとはどういうことか:連続強盗事件「ルフィ」との関係を告白したEXIT兼近大樹さんの生き方(原田隆之) - 個人 - Yahoo!ニュース

                                                                              ツイッターでの告白 全国的な連続強盗事件の指示役として、フィリピンの入管施設に収容されている「ルフィ」こと渡邊優樹容疑者の処遇に注目が集まっている。 そんななかで、お笑いコンビEXITの兼近大樹さんが、過去の自身の逮捕歴や渡邊容疑者との関係などについて、「多少脚色されたデマもありながら、ほとんどがすでに公表している事実」であり、「弁明の余地もありません」などとツイッターで心境を吐露した。 それに対してツイッターでは、「応援しています」「前を向こう」という声があふれる一方で、「美談にするな」「悪いことしたけど今は頑張ってます、などという好感度商売には嫌悪感しかない」などといった否定的な意見も寄せられている。 犯罪者の社会復帰 犯罪歴がある人の社会復帰は、現代日本社会において、最も難しい問題の1つである。これは、日本は世界的に見ても治安が飛び抜けて良い国であるがゆえのジレンマがあるように思える

                                                                                更生するとはどういうことか:連続強盗事件「ルフィ」との関係を告白したEXIT兼近大樹さんの生き方(原田隆之) - 個人 - Yahoo!ニュース
                                                                              • マスク拒否男の再逮捕 その心理を分析する(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                二度目の逮捕 「マスパセ」こと奥野淳也容疑者が千葉県の飲食店で騒動を起こし、警察官を殴ったとして公務執行妨害の容疑で再逮捕されました。 彼は、昨年9月にピーチ航空機内でマスクの着用を拒否した挙句、客室乗務員に怪我を負わせて逮捕され、裁判を待つ身でした。今回も、マスク着用をめぐって飲食店側と対立し、駆けつけた警察官に暴力を振るったと報じられています。 「マスパセ」というのは、彼のツイッター上でのユーザー名で、ピーチ航空の事件以来、自分の主張を繰り返しツイートしていました。 事件の概要だけ聞くと、どれだけ粗暴な男かと思われるでしょうが、彼は超一流大学を卒業し、大学で非常勤講師を務めていたほどの「インテリ」です。裁判中に事件を起こせば、どんな結果になるか誰でもわかるはずです。頭脳明晰である彼が、なぜこのような事件を繰り返し起こしてしまったのでしょうか。 私はかつて、ピーチ航空事件のあとに彼の言動

                                                                                  マスク拒否男の再逮捕 その心理を分析する(原田隆之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • ラカン派の精神分析を学んでいるはずなのに片田珠美氏はラカン的な視点が欠けている - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

                                                                                  精神科医の片田珠美さんという方が、山上徹也容疑者ついての精神分析を行っている記事があった。 biz-journal.jp確かに、自らの不遇によって<例外者>としての特権意識が芽生えてしまった、というのはあるかもしれない。 しかしどうも、釈然としない。 出演するはずだった原田隆之氏の方に、肯定的な意見が集まっている。 b.hatena.ne.jp片田珠美氏のコメント欄が荒れているのも「何かが欠けている」と、読者の方も薄々と気付いているからな気もする。 特に、 職を転々としたり、職場でトラブルを起こしたりするのは、母親が宗教にのめり込んで自己破産したことと直接関係があるのだろうかと疑問を抱かずにはいられない。 という箇所はおかしい。 ラカンの精神分析をフランスで学んだのであれば、こんなことを書いたりはしないはずだが。 なぜならジャック・ラカンは「〈他者〉との関係性を極めて重要視する精神分析学者

                                                                                    ラカン派の精神分析を学んでいるはずなのに片田珠美氏はラカン的な視点が欠けている - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸