ローン担保証券(CLO)と呼ぶ証券化商品が世界経済の新たなリスクとなってきたと日経新聞が報じています。 約10年前にはサブプライムローンを証券化した金融商品が世界に混乱を巻き起こしました。 ローン担保証券(CLO)とサブプライムローンの証券化商品とは、何が同じで何が違うのでしょうか。 今回は日経新聞のCLOに関する記事について簡単に考察しましょう。 記事の内容 CLOとは 所見 記事の内容 まずは日経新聞の記事を確認しましょう。以下、引用します。 米証券化商品、リスク浮上 2019/02/22 日経新聞 格付けが低い企業への融資をまとめたローン担保証券(CLO)と呼ぶ証券化商品が世界経済の新たなリスクになってきた。最大市場の米国での2018年の残高は6100億ドル(68兆円)超とリーマン・ショックが起きた08年の2倍になった。景気悪化で企業倒産が増えれば投資する各国の金融機関が打撃を受けか