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大塚幸代の検索結果241 - 280 件 / 1226件

  • 多摩川の河川敷の地上絵の謎に迫る

    1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:東京23区 円めぐり〜でかい円を求めて〜 > 個人サイト ほりげー 航空写真に写る地上絵 多摩川のことが好きすぎるあまり、Google Mapの航空写真モードで多摩川を眺めていた。そのとき、あやしい模様を発見した。 場所は川崎市幸区の古市場という地区。周囲に陸上トラックやグラウンドが整備されている中、あきらかに異様な模様が浮かぶ。多摩川の地上絵と呼ばせてほしい。 トレースしてみた。これが何らかの絵だとしたら……古代生物? 幅は430mもある。ナスカの地上絵が10m~300mらしいので、それよりもはるかに大きい。 いったい誰が、何のために描いたのか。個人的にはジョギングコース説を挙げたい。なぜなら、すぐ近くに本格的なジョギングコースがあるのだ。この地上絵はそこから派生

      多摩川の河川敷の地上絵の謎に迫る
    • 今、相模湾が沖縄くらい青い

      行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:電話の市外局番を地図にしたらストーリーが見えてきました > 個人サイト むかない安藤 Twitter 沖縄の海は青い そう思って沖縄の海の写真を探したのだけれど、前に5年くらい住んでいたにもかかわらずほとんど撮っていなかった。当時から写真が好きで数えきれないくらい撮影をしていたような気がするんだけど、家族とか友だちとかばかり撮って景色にほとんど目がいかなかったらしい。 沖縄の海。友だちが写っていた写真の背景から切り出しました。 それは今でも変わらずで、海とか山とか、行くのは好きなんだけどそれをきれいに写真に残そうとかはあまり思わないのだ。なぜだ。 たぶんきれいな景色の写真ってすでに上手い人がたくさん撮影していて、わりと機材と根気が勝負の世

        今、相模湾が沖縄くらい青い
      • ベルリンの墓地の水溜めの中にある枝はリス救出システムだった

        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:イギリスの体重の単位「ストーン」に迫る > 個人サイト words and pictures 私の住むベルリン市内には大きいものから小さいものまで、200以上の墓地がある。 ベルリン中心部にある墓地の入り口。墓地の塀でさえもグラフィティに覆われているのがベルリンらしい。 ドイツの墓地は日本の墓地より広々としていて、木が植えてあったり、ベンチが置いてあったりと、ちょっとした公園のような雰囲気のものが多い。 犬や自転車は入れないが、用のない人でも散歩をしたり本を読んだりすることができる。 緑がいっぱいの都心のオアシスだ。 特にコロナ初期のロックダウン中は、人の少ない墓地で散歩をするようにしていたので、毎日のように墓地に通っていた。 そして頻繁に墓地に通ううち

          ベルリンの墓地の水溜めの中にある枝はリス救出システムだった
        • 「レトロビジネスホテル」の楽しさを語らせてほしい

          東横イン、ドーミーインなどのメジャーなホテルは少し高い。そこで、じゃらんなどホテル検索サイトの価格順で見ると、先に出るのはちょっと古めのビジネスホテルだ。 でも安いだけじゃない。質実剛健の設備、建物や看板の独特のデザイン、素泊まりゆえの自販機コーナーなど、ここならではの興味深い出会いがある。 旅する日が恋しくなるコロナ禍のいまこそ、ぜひあの楽しさをこの誌面で味わってほしい。 ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラーメン、競馬が好き。(動画インタビュー) 前の記事:牛乳はシチュエーションひとつで最高においしくなる! > 個人サイト 文化放想ホームランライター わかりやすい看板・建物とネーミング 貧乏ライターの助けにもなってくれるレトロビジネスホテル

            「レトロビジネスホテル」の楽しさを語らせてほしい
          • 4歳の子どもと東京で一番大きなすべり台に行く

            1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:土曜のお便り 〜死についてごちゃごちゃ言うクマ ずっと一緒にいてずっとすべり台 うちには4歳の子どもがいる。感染症が流行している影響で保育園に行けなくなり、ここ何週間かずっと一緒にいる。ずっと一緒にいて何をしているのかというと公園という公園に出かけてすべり台を楽しんでいる。 すべり台。 僕も一緒にすべる。もちろん楽しいのだが「なるほど、こういう感じか」と分かると飽きてしまう。大人なのだ。寒いし。 子どもはなかなか飽きないのですべる様子をぼーっと見つめ続けることになる。頭が痺れてくる。 違う場所に行きたい。子どもにも新しい刺激を与えたい。そんな気持ちで、東京で一番大きなすべり台を提案した。 トルー(筆者):(

              4歳の子どもと東京で一番大きなすべり台に行く
            • 娘の涙を100日間集めて「氷泪石」(by幽遊白書)を作りたい

              1985年広島生まれ。街中の「いらすとや」使用例を収集・研究しているほか、人類未発見の温泉を探して山を歩いてます。 ノートを操るオリジナルスポーツ「フリースタイルノートブック」世界1位。 > 個人サイト 前人未到温泉 なんか、もったいなくないか? 突然だが0歳の娘がいる。 子育てをしていく中で子どもが日々成長していく姿を見るのは想像していた以上に面白い。エンターテインメントだ。その育児生活の中で興味を惹かれたものがあった。 娘の涙である。 毎日、娘の目から染み出しては溢れて頬を伝う。これまでの人生で人の涙をマジマジと見る経験はなかったのでとても興味深い。 もともと僕は趣向として水が湧き出る所全般が好きなとこがあるのだが、新しい扉を開いてしまった。そして目から溢れる水の粒を日々眺めるにつれ、こう思うようになってきた。 「これもったいなくないか?」と。 毎日、目から生産されているその液体は見た

                娘の涙を100日間集めて「氷泪石」(by幽遊白書)を作りたい
              • 福岡では普通なの?「うどん居酒屋」とは うどんをつまみに飲める、人気チェーン・ウエストの居酒屋版

                行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:東海道線に107年ぶりにできる新駅「新村岡駅(仮)」の建設予定地、いまこんな感じです > 個人サイト むかない安藤 Twitter 福岡といえばうどん 福岡に行く用事ができた。ラッキーである、うどんが食べられる。 福岡といえばうどんですよね 僕の中では福岡といえば明太子でも豚骨ラーメンでもなくうどんなのだ。とにかく福岡のうどんが食べたい。 うどんうどんと街をうろうろしていると、うどん居酒屋というお店をいくつか見つけた。 うどん居酒屋? 福岡の人はうどんをつまみに酒を飲むのだろうか。気になったのでいったん昼にうどん屋さんでうどんを食べた後、夜にうどん居酒屋へ行ってみることにした。 昼に見るよりも勢いが増していました この記事、もしかしたら福

                  福岡では普通なの?「うどん居酒屋」とは うどんをつまみに飲める、人気チェーン・ウエストの居酒屋版
                • ほぼ日路線図は「みんなで作るおれたちの路線図」だった

                  ほぼ日手帳と一緒に販売している路線図、あるじゃないですか。というか、あるんですけど、この路線図すごいんですよ。JR、私鉄、地下鉄その他が全部入ってて。 さらに、発売前に画像データを公開して一般から間違いの指摘を募集してるんですよ「ご近所の目チェック」つって。すごくないですか。いや、すごいんですよ。 というわけで、作っているひとに話を聞きに行きました。 興奮しすぎて馴れ馴れしくなってしまった いきなり興奮気味に畳み掛けてしまい、たいへんもうしわけありません。 さきほど述べたように、ほぼ日手帳の路線図についてです。 「ほぼ日手帳」は、「ほぼ日刊イトイ新聞」のオリジナル商品として制作・販売されている手帳で、いまや手帳といえばほぼ日、ほぼ日といえば手帳。といわれるほど、手帳の定番商品となった感があります。 その手帳と一緒に使えるように売っている「ほぼ日路線図」というものがこちら。 数年前までは一部

                    ほぼ日路線図は「みんなで作るおれたちの路線図」だった
                  • 都会の地下で植物が勝手にはえている

                    1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 > 個人サイト 片手袋大全 他にも目撃談があった! この話を友人である路上園芸学会の村田あやこさんにしてみた。村田さんは道端の植木鉢や町中の植物を愛でる専門家だ。 「あ、私もそういうの別の場所で見たことあります」 なんと、日比谷のあの通路だけではなかった!俄然興味が湧いてきた。私は早速、村田さんが目撃した場所に案内してもらうことにした。 新橋駅の地下へ 新橋の改札で待ち合わせ 村田さんがそれを目撃したのはJR新橋駅の地下、横須賀線のホームだという。そこは思いのほか地下深く、そして何とも言えない趣があった。 恥ずかしながらこのホームには初めて足を踏み入れた 「あ、あそこです!」 あった!確かに線路脇に小さな葉っぱが

                      都会の地下で植物が勝手にはえている
                    • 顔を増やす

                      1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:できたて缶コーヒーはうまいらしい【デジタルリマスター版】 > 個人サイト webやぎの目 三角錐の内側に鏡を貼ると物がたくさんになる ウェブカメラの前に設置するためにこのようなものを作った。内側に鏡が貼ってある三角錐だ。(リモート会議で自分の顔を増やす) 塩ビのミラーをダンボールに貼って作った ここに物を置くと、鏡の面以上に増えて見える。 鏡は三面だけだが、ひとつの消しゴムは6個になった。 調べると計算で数が出せたり、正多角形が現れるらしい。おもしろいが数学の世界なので、僕は計算せずにやみくもに作ってみたい。角度を求める数学の問題で分度器で測るタイプである。 これを頭にかぶ

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                      • 王将で「忘れられない中華そばセット」を2回食べる

                        1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:チャーハン、年末大炎上の巻~チャーハン部活動報告 お昼になると行列ができており、入るにも時間がかかる。そして、カウンター席へと案内され、何を食べるか注文した。 「ここで一番高いものを食べて、記事にするぞ!」と思いながら一番高いメニューと食べている様子を撮影した。 「何もトラブルなく普通に食べ終わったな。でも、これでなんとか書くか」と思って、歩いている途中で、半開きになっているカメラケースからカメラが落ちた。 そして、家に帰って記事を書こうと思ったら、写真が全部消えていて笑ったよね。スマホの写真しかなかった。 午後から大掃除をする予定がつぶれた瞬間だった。洗面台とトイレ、お風呂を掃除する予定でした。 カメラは無事

                          王将で「忘れられない中華そばセット」を2回食べる
                        • 本音を本当にオブラートに包む

                          1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:4連のお菓子をつなげて40連にする > 個人サイト むだな ものを つくる 本音を作ろう なんとなくはっきりと言いづらいことをやんわりと言い換えることを「オブラートに包む」という。「いつも変な工作ばかり作って!」よりも「独創的なものを作っているね」の方が、言われた側(の僕)はダメージが少ないだろう。 この「オブラートに包んだ状態」を実際に再現出来ないものだろうか。実際にやってみることで見えてくるものがないか。 そう思いたち、早速オブラートを買ってきた。 いつも漢方をオエオエがんばって飲んでいたのだが、オブラートを買うのは初めてだ。 これがオブラートか! こんなにコンパクトなのに200枚も入っているのが驚きだ。 このオブラー

                            本音を本当にオブラートに包む
                          • クリスマスはケーキではなく「パネトーネ」を食べよう

                            1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:マッチョなパティシエ(弟)が焼き菓子店をオープンさせて1年が経った > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 クリスマスはパン ハロウィンが終わると街はクリスマス一色になる。あちこちでクリスマスツリーが飾られ、イルミネーションが始まる。ケーキ屋さんはもちろん、スーパーに行ってもクリスマスケーキの予約のポスターが貼られるなど、ケーキ熱が高まる時期だ。 もうすぐクリスマスですね! クリスマスにケーキ、異論はない。日本だけではなく、海外に行ってもサンタクロースの砂糖で出来た人形がケーキの上に乗ったものが売られている。一人暮らしでも胸を張ってホールのケーキを食べられるチャンスの時期でもある。 美味しそうだよね! しかし、

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                            • くずし字認識アプリ『みを』で江戸時代の数学書『塵劫記』を読む

                              古書市で、江戸時代の数学書『塵劫記』(じんこうき)を買った。 『塵劫記』は、くずし字で書いてあるので、文章はさっぱり読めない。しかし、最近はくずし字を翻訳してくれる便利なアプリがある。 アプリで文字を翻訳し、数学に詳しい人に見てもらえば、なにが書いてあるのか、だいたいわかるのではないか? 『塵劫記』を古書市で買った 少しまえに、神保町の古書市で、江戸時代の数学書『塵劫記』を購入した。 右の『塵劫記』(文化三年)は500円、左の『新編塵劫記大成』(寛政三年)は1500円だった かつて、江戸時代の日本では和算という独自の数学が発展し、ヨーロッパなど先進的な地域の水準に劣らないほど発達したといわれる。教科書にも出てくる関孝和などはみなさまご存知だろう。 『塵劫記』は、江戸時代初期に、吉田光由が著した和算のテキストで、寺子屋でそろばんや初歩的な数学について学ぶさいに使われた。 江戸時代の数学入門書

                                くずし字認識アプリ『みを』で江戸時代の数学書『塵劫記』を読む
                              • オリジナルの”暗号Tシャツ”を作って売ったら死ぬほど好評だった話

                                1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:渋谷の ”つなぎめ” を愛でる2024 > 個人サイト ほりげー 謎を解かないと買えない服屋さん それはトキキルという服屋さんだ。服のデザインが暗号(謎解き)になっており、それを解いた者だけがその服を買うことができる。 詳しくは以前取材したときの記事を読んでほしい。また、同じ日に取材に来ていたオモコロの記事もすごく面白いのでおすすめだ。 例えばこの服。服に描かれた地球には、暗号が隠されている。画像をクリックすると解説が出ます。 当時は一人のお客さんとして取材したのだが、記事にさせていただいたご縁から、今度は私が服をデザインすることになった。そんなことある? 「こんど服作ってください」 「良いんですか?」の瞬間 まさか自分がクリエイター側になるとは……。過去にWebで

                                  オリジナルの”暗号Tシャツ”を作って売ったら死ぬほど好評だった話
                                • 「40秒で支度」できる着物があるらしい?!

                                  1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:「カモが着水し続けるおもちゃ」を作る > 個人サイト 妄想工作所 何をどう着るべきか?永遠の問いについに答えが たまにトークイベントに呼ばれる機会があり、いつもよりちょい良い服など着て出演したりするのだけど、果たしてこれでいいのかと迷う。どうせならもっと自分の色を出すとか、「あの格好ならあの人ね!」と一目でわかるような衣装を着たい。半裸+テンガロンハットのザコシショウ、ほどでなくていいが、アイデンティティをちょっとした工夫で表明したい。 そんな折、デニムの着物というものを知る。なるほど、着物にもデニムという概念があるのか。本式のだとハードル高そうだけどデニムなら…と傾きかけた頃、も

                                    「40秒で支度」できる着物があるらしい?!
                                  • 袋の中から猫の鳴き声がしたら、もうそれは猫

                                    1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。(動画インタビュー) 前の記事:夢の問題を現実で解決する(デジタルリマスター) > 個人サイト Twitter 猫を作る いったいどういう思いつきなのか。簡単な仕組みである。 用意するのはBluetoothスピーカー、タオル、巾着袋 袋の中から声がするというので、スピーカーと袋は必須である。持ったときのやわらかさ(今回の最大限の生き物らしさ)を担保するためにタオルも用意した。 スピーカーをタオルで包んで こんなやわらかい感じにしておこう 巾着袋に入れて 猫(鳴き声システム)の完成 Bluetoothスピーカーは予めPCと繋げておいて、動物の鳴き声が出るようにセッティングしてある。 つまり動物の

                                      袋の中から猫の鳴き声がしたら、もうそれは猫
                                    • 柑橘を買うハードルを下げる「ムッキーちゃん」とは一体何者か

                                      柑橘の皮をきれいに剥けるアイテム、「ムッキーちゃん」。 過去の「Amazonで買ってよかったもの」記事で何度も名前が挙がっている名品だが、実際に使ってみたらあまりの性能に驚いた。 柑橘を買ったはいいが、剥くのが面倒で放置し、シナシナにしてしまったことはないだろうか。 いや、あるはずだ。筆者だけではないはずだ。 そんなズボラな悩みを告白したところ、友人がこんなものをおすすめしてくれた。 その名も「ムッキーちゃん」 片手におさまるライターほどのサイズ感、つるりとしたプラスチックのフォルム。ムッキーちゃんとは何者であるか。 これは「みかん皮むき器」の名前で売られているそうだが、なんとみかん以外の柑橘も剥けるらしい。 ちょうどいただきものの水晶文旦があった。これで試してみよう。 ムッキーちゃんは上下にパカッと割れる。 白いパーツの爪で、皮に溝を入れていく。彫刻刀のような使いごごちで楽しい。 溝を入

                                        柑橘を買うハードルを下げる「ムッキーちゃん」とは一体何者か
                                      • 珍果ポポーを食す

                                        変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:戦時日本のカロリーメイト!?興亜建国パンは大豆のコクが活きた味だった > 個人サイト 海底クラブ これがポポー。5個で1000円だった。 見た目は紫色に熟す前のアケビのようである。 ポポーとはいかにも気の抜けた南国チックな名前だと思ったが、原産地は南国ではない。明治時代に北米から日本に持ち込まれて、以来各地でほそぼそと栽培が続けられているらしい。 箱に貼られた注意書きには「ポポーは食べ頃になると独特の強い芳香を放ち始めます。この香りが十分に出ていて、軽く押さえた時に少し弾力を持って凹む位になれば食べ頃です」 とあった。 なるほど、柔らかくなるまでほっておけばいいのだな。 黒くなっちゃった。 ほっておいてもよいとなると、ついほっておき過ぎてしまうものだ。 はじめの

                                          珍果ポポーを食す
                                        • n番煎じのお茶の濃さをグラフにする

                                          1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:マシュマロは家のコンロで焼いてもいい > 個人サイト ほりげー n番煎じをグラフにしたい 二番煎じとは一度煎じた茶葉を再利用しもう一度煎じることである。そうすると味が薄くなるので、「過去の繰り返しで新鮮さがない」という意味でも使われる。 この2をnに変えたのが「n番煎じ」というスラングであり、「2番どころか、もう何回目かわからない」という状況を表現している。ライターにとってみれば「この企画はn番煎じ」というコメントをされるのが一番つらい。 しかし、n番煎じのお茶って実際どれくらい薄いのだろう。定量的に測定してグラフにしたものがあれば見てみたい。 まだ誰もやってなさそうだ。もし誰かがやっていても「この記事自体もn番煎じでした」で通すつもりだったけど。 と思ったらデイリ

                                            n番煎じのお茶の濃さをグラフにする
                                          • 信玄餅ファンに朗報!信玄餅のリキュールなら粉がこぼれません(飲み物だから)

                                            行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:メガネを外せば紅葉狩り(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 横浜信濃屋にて うれしいことがあった日、例えば応援しているドラゴンズが勝った時なんかに行くお店がある。 横浜にある信濃屋もそのうちの一つだ。ハングリータイガーとかケンタッキーなんかもいいよね。 いい日信濃屋 ここ信濃屋には他ではあまり見ないお酒や輸入食品が売られている。知らないものを食べたり飲んだりするのは興奮するだろう。 知らない食べ物は一度食べてしまうとその興奮がなくなるので、とくべつな日にしか許されていないというわけだ(ハングリータイガーはいつ行っても美味いけど)。 世界最高峰のコショウ。買ってみたら確かに美味しくて、一粒ずつ大切に食べていま

                                              信玄餅ファンに朗報!信玄餅のリキュールなら粉がこぼれません(飲み物だから)
                                            • 断面はショボくて中身は豪華な「逆ハリボテサンドイッチ」を作ってみた

                                              買ったサンドイッチの具が見た目より少なくて驚くことがあるが、あれは一部で「ハリボテサンドイッチ」と呼ばれていたりする。 落胆と脱力をうむハリボテサンドイッチ。しかし、もし具の見せかたが逆だったらどうだろう? 断面はショボいけど、中はボリューミー。 名づけて、"逆ハリボテサンドイッチ"。おもしろそうなので作ってみよう。 まずは元ネタをたしかめてみる “逆”のまえに、元ネタのハリボテサンドイッチを確かめておきたい。 当サイトでも、松本圭司さんが"悲惨ドイッチ"と称して「コンビニサンドイッチ解体新書」という記事にくわしく書いてくれている。参考にしつつ作っていこう。 「コンビニサンドイッチ解体新書」より。開いたのを後悔するレベルの悲惨さ 用意した具材は、シンプルにハムとたまご。 こまかく切ったゆでたまごとマヨネーズをまぜ、ハムを細めに切ったら、それっぽさが出るように対角線上に置いていく……と。 8

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                                              • 雨も爆破も熱湯風呂も全部やる「特殊効果」の会社でビリビリ椅子を受けてきた

                                                1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:お冷研究家に「お冷」のことをたっぷり聞く > 個人サイト 右脳TV 特殊効果の歴史はバラエティの歴史 訪れたのは新橋に本社を置く有限会社 東京特殊効果。設立は1966年で、社長の福島さんは三代目。特殊効果という仕事は「うちの会社が日本で元祖なんじゃないですか」という。 代表取締役社長の福島正勝さんにお話をうかがいます。 福島さん 最初は先先代が1人で特撮映画の仕事をしていて。怪獣が歩くと砂煙が立つとか、電柱を倒したら火花が散るとか、そういう自然現象を担当していたんですね。で、「テレビ局ができるぞ」という話が来たみたいで。 テレビは音楽番組もあるし時代劇もあるし、いろいろ必要だから手伝ってよとお願いさ

                                                  雨も爆破も熱湯風呂も全部やる「特殊効果」の会社でビリビリ椅子を受けてきた
                                                • ファミコンっぽいiPhoneの説明書漫画を作ってみた

                                                  ペーパーレスな社会になりつつある昨今。説明書もペーパーレスというケースが増えています。たとえばiPhoneとか、電源の入れ方すら書いてないんですよ!? 紙の説明書もアレはアレでよかったんですけどね。お店で買って、家に帰る電車内で説明書を読んでワクワクするという……。 中でもコーフンしたのが、漫画つきの説明書! ファミコン本体についていた、機能や使い方を説明してくれる漫画はすごく印象に残っています。 iPhoneもあんな感じの漫画がついてたら、もっとワクワクするのにな……ということで勝手に作ってみました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。

                                                    ファミコンっぽいiPhoneの説明書漫画を作ってみた
                                                  • 「ガムテープでテーピングはしない方がいい」「動物用のテーピングがある」テーピングのプロに改めてテーピングについて聞いてみる

                                                    「ガムテープでテーピングはしない方がいい」「動物用のテーピングがある」テーピングのプロに改めてテーピングについて聞いてみる テーピングというものがある。スポーツのときに体に貼ったり巻きつけたりするあれである。 生まれてこの方ずっと文化系をやっている身としては、テーピングにどれくらい効果があるのかわからない。 あれは本当に意味があるのか。テープを体に貼るとどうなるのか。テーピングについての素朴な疑問を、ニチバンの方々にぶつけてみることにした。 登場人物 安藤さんが見切れてしまった(※右端にいます) 對馬さん:ビーチサッカー日本代表トレーナーとして活躍した経験のある、ニチバンの契約トレーナー。テーピングのプロ。 谷さん:ニチバンのヘルスケア営業統括部の方。バトルウィンテーピングアドバイザーでもある。 まいしろ:DPZライター。テーピングを人生で一度もしたことがない。 安藤:DPZ編集部。ランニ

                                                      「ガムテープでテーピングはしない方がいい」「動物用のテーピングがある」テーピングのプロに改めてテーピングについて聞いてみる
                                                    • カルダモンコーヒーを淹れて、おいしく異国の風を感じよう

                                                      「カルダモンコーヒー」という飲み物をご存知だろうか。 その名の通り、カルダモンのフレーバーがついたコーヒーのことだ。インドやトルコ、イスラエルあたりでは定番の飲み物だというが、日本ではなかなかお目にかかれない。しかしこれがたいへんにうまいのだ。 リモートワーク中で、家でコーヒーを淹れる方も多くいらっしゃるだろう。カルダモンコーヒーの淹れ方を4通りほど下記にまとめておいた。いつものコーヒーに飽きたタイミングで、いちど試してみていただきたい。 ①筆者おすすめ「煮出し法」 そもそもカルダモンって何よ?というはなし。 こちらが我が家のグリーンカルダモン。グ…グリーン…?という色味だが、香りはしっかりしたものだ。 ​​​​ カレーによく入っている、南インド原産のスパイスだ。ツンとした清涼感はあるけどほんのり甘い香りで、柑橘の皮や、スモーキーな印象もある。 これの香りがついたコーヒーはおおむねカルダモ

                                                        カルダモンコーヒーを淹れて、おいしく異国の風を感じよう
                                                      • 中国の巨大都市・重慶の高低差にふるえる その2

                                                        海外旅行に行きたい。でも行けない。ならば過去の旅を回想し、味わい直してはどうだろう。 今回は重慶の道路に興奮した話です。 編集部よりあらすじ:中国の内陸部の重慶に旅行したときに、高い建物やモノレールが走るルートに驚いたライターネッシーさん。 海外旅行好きだが海外へ行けない今、過去旅した「重慶のたてものの高低差」について連載します。

                                                          中国の巨大都市・重慶の高低差にふるえる その2
                                                        • 雲に乗れるドレスで空を飛びたい

                                                          1995年、海の近く生まれ。映画と動物とバーベキューが好きです。オレンジジュースを飲んでいたコップに麦茶を注いでもらう時でも「コップこのままでいいよー!」と言えます。 前の記事:下着の代わりに水着を着て会社に行くとめちゃ楽しい > 個人サイト たびっこ動物 デザインを考える 雲のドレスのデザインはすぐに浮かんだ。 こうしたい。 足元に雲があり、ヒザの部分が透けて足が見えていれば、雲に乗っている感じが出せるだろうと考えた。 次に雲を何で作るかが問題だ。 デイリーポータルZには以前小堺丸子さんの「きんとうんに乗るという夢を叶える」という記事があり、そこではスケボーを芯にしてワタで雲を作り、ふわふわした様子を表現していた。 しかし今回のドレスではヒザが隠れるぐらい大量に雲の部分を作りたいのだ。 スケボーと違ってドレスにワタを貼り付けても雲の形にはならないだろう。 ワタを中に詰めて雲の形にするのも

                                                            雲に乗れるドレスで空を飛びたい
                                                          • 「青梅」から「青海」までの旅

                                                            1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲食物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:旅先で、駅弁ではないお弁当を買う > 個人サイト たぶん日記 間違いじゃなければ、しゅんとしない 駅名を勘違いして、行くはずじゃなかった所に行ってしまうのは、きっと多くの人にとって悲しい出来事だ。なぜなら、田町と町田、赤羽橋と赤羽など、似ている名前の駅同士は離れていることが多い。 …いや、ちがうな。距離の問題じゃない。 甲子園駅と甲子園口駅の間なら、ちょうどいいバスがあれば10分程で移動できるけど、着いたと思った駅に着いてなかったら、それだけでもう、たちまちにしゅんとしてしまう。 私はむかし甲子園駅と甲子園口駅を間違って、しゅんとなったことあるのだ ましてや青梅と青海のあいだは片道2時間弱もある。長い。 もし間違った

                                                              「青梅」から「青海」までの旅
                                                            • 塩ファンに大朗報!「サラダ柿の種」がめちゃくちゃにおいしい!

                                                              東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:ホタテのオスメス食べ比べ(デジタルリマスター) > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes 竹内製菓の「サラダ柿の種」 てらてらした茶色い醤油味。まさに柿の種のようである、だから「柿の種」だと思っていたから、白い柿の種というのは意外だった。 買ってきた「サラダ柿の種」は天下の米どころ、新潟県に本社工場を置く竹内製菓という会社の商品。 こちらが竹内製菓の「サラダ柿の種」 公式サイトを見るとキャッチコピーはパッケージにもある通り「あられ、おかき、ひとすじに」。今年で創立75周年をむかえる老舗である。 「サラダ柿の種」は同社で愛され続けた品で、以前から脈々と売られてい

                                                                塩ファンに大朗報!「サラダ柿の種」がめちゃくちゃにおいしい!
                                                              • 家康を追いかけておばあさんが走った2kmを実際に走る

                                                                1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:今夜の晩ごはんはカンパンです~メーカー公式『カンパンレシピ』を試す おいしそうな地名 わたしの住む静岡県浜松市には、「小豆餅(あずきもち)」と「銭取(ぜにとり)」という地名の場所がある。 小豆餅は、徳川家康が三方ヶ原の合戦で敗れて浜松城へ逃げ帰る途中、店で小豆餅を食べたことから小豆餅と名付けられたそうだ。 しかし、武田軍の追手が来て家康が小豆餅の代金を払わず慌てて逃げたため、店のおばあさんが追いかけて代金を回収した。そう、その代金回収に成功した場所こそが銭取だ。 浜松市ホームページに掲載されていた資料によると、三方ヶ原の合戦はいまだに場所が特定されていない不思

                                                                  家康を追いかけておばあさんが走った2kmを実際に走る
                                                                • 見慣れたロゴで神経衰弱をしてみる

                                                                  最近のロゴはなんだか似ている気がする。スマホの通知もよく間違えてしまうし、見分けもつきにくくてつらい。 あまりにつらいので、いっそロゴで神経衰弱を作ってみることにした。神経衰弱の力でつらいを楽しいに変えよう! とりあえず家のプリンターで古今東西のロゴを刷る 今回遊ぶのはこちらの手づくり神経衰弱。 ロゴを30個ぐらい選んで家のプリンターで刷った。ここまでで40分ぐらいのお手軽作業。 ルールは簡単!めくって当てればそれでOK! さっそく、ロゴにつらい思いをしている同士たちを集めて遊んでみる。 そもそも神経衰弱は裏の柄がないと覚えられない まいしろ(以下、まい):よーし、じゃあ早速めくっていきます! ひろさん:最初からわかる人にしかわからないタイプのロゴが出たな あやさん:これもはや最近の人は知らないのでは? まい:これがわかるかどうかで、その人のインターネット歴がバレるタイプのロゴですね。じゃ

                                                                    見慣れたロゴで神経衰弱をしてみる
                                                                  • サービスエリアに一般道から徒歩で行く

                                                                    1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:散歩中にシェアサイクルを使うとラク > 個人サイト むだな ものを つくる サービスエリアには一般道から行ける 以前にサービスエリアで休憩中にうろうろ散歩していたところ、一般道からの入り口が用意されていることにたまたま気が付いた。 館山自動車道の市原サービスエリアで見つけたのがこれ。高速道路側からは出られず、あくまで一般道からの入り口。 すみっこにあったので全然気が付かなかった。 あとで調べてみると、NEXCO東日本は「ウォークインゲート」、NEXCO中日本は「ぷらっとパーク」、NEXCO西日本は「ウェルカムゲート」という名称でそれぞれ一般道からの入り口を用意していたことがわかった。 なるほど、地元の人からしたら色々なとこ

                                                                      サービスエリアに一般道から徒歩で行く
                                                                    • うなぎパイの会社はうなぎじゃないパイもいっぱい作っている

                                                                      1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:無印良品のフライパンでつくるナンはむしろスイーツ うなぎパイファクトリー常連 以前デイリーポータルZで乙幡啓子さんが紹介されたように、浜松にはうなぎパイを全身で感じられる『うなぎパイファクトリー』がある。 工場見学:うなぎパイができるまでを見てきた みんな大好き工場見学 観光客はもちろん、地元民にも人気のうなぎパイファクトリー。我が家も例に漏れず大ファンである。 特にうなぎパイファクトリー内にある『うなぎパイカフェ』のパフェが大好きで、パフェを食べたい時は必ずここを訪れている。 訪れすぎて、カフェのスタッフさんや工場見学のスタッフさんに顔を覚えられてしまった

                                                                        うなぎパイの会社はうなぎじゃないパイもいっぱい作っている
                                                                      • 激落ちくんをタイヤにしたミニ四駆で汚れは落とせるか

                                                                        1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:大きい会場でプレゼンするかっこよさを味わいたい > 個人サイト むだな ものを つくる ミニ四駆を組み立てるのがもう楽しい 早速ミニ四駆を買ってきた。 サイクロンマグナムとハリケーンソニックという車種だ。 僕が小学生のときに買ったのがサイクロンマグナムだった。 ミニ四駆ブームのあのとき小学生だった世代が親になったのを見計らったのか、当時のミニ四駆が復刻されているのだ。 もちろんホイホイ購入したのは言うまでもない。 カゴに入れてレジに並ぶ間、当時はまだ健在だった模型店でパチンコゲームをやりつつパーツを買ったり、近所の空いたスペースに突然出来たコースでミニ四駆を走らせた思い出がよみがえってきた。 改めて説明書を見ると、ボディに

                                                                          激落ちくんをタイヤにしたミニ四駆で汚れは落とせるか
                                                                        • 行ったことがない国の出入国スタンプをみせてもらう

                                                                          パスポートにスタンプを押してもらえるのがうれしく、スタンプラリーみたいな気持ちで押してもらっている。 行ったことがない国のスタンプを、もっとみてみたい。 ぼくが行ったことがない国にいったことがある知人のパスポートをみせてもらって出入国スタンプを鑑賞してみたい。 どれがどの国のスタンプかわからない 知人で、パスポートを気軽に見せてくれそうなひと、まずは、デイリーポータルZ編集部の安藤さんと、ライターの地主くんだ。 安藤さんは、若いころ、アフリカや中東など、気軽な気分ではなかなか行けないような国にいくつも行っている。 地主くんは、東欧、中東、南米など、こちらも気合を入れなければなかなか行くことがないような国にいくつも行っている。 自分のパスポートを眺める編集部安藤さんとライターの地主くん ふたりに印象に残ったスタンプの国はどこか聞いてみた。 安藤・地主「……」 いきなりの沈黙。 いや、沈黙とい

                                                                            行ったことがない国の出入国スタンプをみせてもらう
                                                                          • 区の境目がひと目でわかる場所めぐり

                                                                            県境をこえた移動がどうのこうのと、世間がかまびすしい。 「県境マニア」をなのりはじめてけっこう経つけれど、県境がこんな形で世間に注目されることになろうとは、露ほどもおもわなかった。 そんないまこそ、ほかの境界にも目を向けたいとおもう。そう「区境」だ。 ひと目で「境目がある!」とわかる区境を探す 県境は、県と県の境目であるから、その変化がわかりやすい場所がけっこうある。そういう場所にふざけて行った経緯は過去なんども記事にしてきた。 ところが、市区町村の境目は、じゃっかん地味なうえ、変化もとぼしいことがおおいので、あまり注目してこなかった。 とはいえ、探せば意外と「境目だ!」と分かる場所はあるもので、そんな境目……とくに今回は東京の区境のなかから面白そうなところを探し出し、街とかに詳しいライターの三土さんと、編集部の古賀さんに、わたくし(西村)がプレゼンするかたちで紹介したい。 Zoomで区境

                                                                              区の境目がひと目でわかる場所めぐり
                                                                            • 会津若松にある『白べこラーメン』ってなんだ?

                                                                              1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:やきそばにカレーをかけたダイナミックな料理『カレー焼きそば』が会津若松にある 歩いていたら見つけた気になるメニュー あれは腹ごなしに散歩をしているときに見つけた。ネタを探して街中を観察しながら歩いていると、気になるメニューを見つけた。 福島県会津若松の町を歩いていたら見つけた白べこラーメン。 牛(かわいい) 白べこラーメンというものを見つけた。確かに会津若松は赤べこで有名な地域であるが、白べこってなんだ。 看板があったお店に入ってみることにした。 一風亭というお店。 たくさんのメニューがある。カレー焼きそばもあれば、ソースカツ丼など地元のグルメメニューが全部ある。福島フル装備だ。 これが会津白べこ牛乳ラーメンか

                                                                                会津若松にある『白べこラーメン』ってなんだ?
                                                                              • 愛知県の伝統野菜「十六ささげ」を食え

                                                                                愛知県出身、東京都在住のデザイナー。イラストを描き、写真撮影をして日々を過ごす。 最近は演劇の勉強に熱中。大きなエビフライが好き。 前の記事:建て替え秒読みのコメダ珈琲本店へ行った > 個人サイト 梅ログ 十六ささげはお盆の時期に現れる 十六ささげはインゲンに似たビジュアルで、正直どこにでもありそうな印象の野菜である。 淡白な味だが、やわらかくてきゅっとした食感がいい。 流通時期は短く、だいたい7月下旬〜8月末。9月も半ばになると見かけなくなる。 スーパーの売り場ではほとんどの場合「ささげ」表記である。10本程度でくくられ、ひと束単位で買える。 販売価格は100円〜200円くらい 量に対してなかなかの価格設定である。 実家では、畑で作った自家製十六ささげを祖母からもらっていたので、値段なんて意識したことがなかった。思っているよりも貴重な食材だった。 このスーパーでは、サヤエンドウとインゲン

                                                                                  愛知県の伝統野菜「十六ささげ」を食え
                                                                                • エヴァンゲリオンのあの「十字架の光」爪楊枝を作る

                                                                                  父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。(動画インタビュー) 前の記事:不思議な眼鏡屋で、不思議な眼鏡を(デジタルリマスター) 20年以上の時を経て今年、大団円を迎えたエヴァンゲリオン。庵野監督が「大人」としてつけたケジメ。作中に散りばめられたたくさんの「さらば」に目頭が熱くなった人も多いだろう。 そんなエヴァンゲリオンであるが、シリーズを通して印象的な「さらば」演出として、使徒を殲滅した時にほとばしる「十字架型の赤い光」がある。 使徒がさらばする時の光 キリスト教の要素もたくさん含まれるエヴァ。使徒がやられた際の演出としてこれ以上のモチーフは考えられない。 あの十字架の光は、やたらと強い使徒を倒した時にほとばしるので登場時のカタルシスも凄い(最終作は十字架の光も超特盛!) そんなわけで開発したのがこち

                                                                                    エヴァンゲリオンのあの「十字架の光」爪楊枝を作る

                                                                                  新着記事