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  • 【源氏物語653 第21帖 乙女8】夕霧の若君は東の院に勉強部屋が設けられ 学者を一人つけて学ばせた。若君は、父を恨めしく思う気持ちもあったが 真面目に努力し続け 学問に天分の才を発揮した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

    それに続いてまた入学の式もあった。 東の院の中に若君の勉強部屋が設けられて、 まじめな学者を一人つけて源氏は学ばせた。 若君は大宮の所へもあまり行かないのであった。 夜も昼もおかわいがりにばかりなって、 いつまでも幼児であるように宮はお扱いになるのであったから、 そこでは勉学ができないであろうと源氏が認めて、 学問所を別にして若君を入れたわけである。 月に三度だけは大宮を御訪問申してよいと源氏は定めた。 じっと学問所にこもってばかりいる苦しさに、 若君は父君を恨めしく思った。 ひどい、こんなに苦しまないでも出世をして 世の中に重んぜられる人がないわけはなかろうと考えるのであるが、 一体がまじめな性格であって、 軽佻《けいちょう》なところのない少年であったから、 よく忍んで、 どうかして早く読まねばならぬ本だけは皆読んで、 人並みに社会へ出て立身の道を進みたいと一所懸命になったから、 四、五

      【源氏物語653 第21帖 乙女8】夕霧の若君は東の院に勉強部屋が設けられ 学者を一人つけて学ばせた。若君は、父を恨めしく思う気持ちもあったが 真面目に努力し続け 学問に天分の才を発揮した。 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
    • 内田麻理香特任准教授インタビュー 一度学問の世界を離れた経験を生かして 生活の中の科学を考える - 東大新聞オンライン

      「科学の面白さを多くの人に知ってもらいたい」という思いを原点に、サイエンスコミュニケーションの研究をする内田麻理香特任准教授(東大教養学部附属教養教育高度化機構科学技術コミュニケーション部門)。結婚と子育てのため、一度博士課程を中退したが再び大学院で学び直し博士号を取得。主婦時代の経験が基となり、研究の傍ら、ウェブサイト「カソウケン」の執筆や多数の著作などを出版するサイエンスライターとしても活躍する原動力や、科学の魅力を聞いた。(取材・峯﨑皓大) 「駒場らしさ」と無限の可能性 ──東大を受験したきっかけは 中学2年生の頃にガンダムの映画を見に行き、映画の中でスペースコロニーの場面が出てきました。それを見て感動してこういうものを作ろうと決め、そのためには国の大きな機関に入らないとだめだろうと漠然と思いました。国の大きな機関に入るには東大だろうと思って、東大を目指すことにしました。 ──駒場時

        内田麻理香特任准教授インタビュー 一度学問の世界を離れた経験を生かして 生活の中の科学を考える - 東大新聞オンライン
      • 斉藤 淳『小学生からの英語教育 親は一体何をすれば良いですか?』アルク 公表発売中💙💛 on X: "私はもともと「人文社会科学系」である外国語学部を卒業し、政治学で博士号を取った元大学教員であり、隣接領域として文学、社会学の存在価値を認めてきたつもりだ。でも、今や若い世代が文学や社会学に進もうとするのを「やめとけ、あれは学問と言えるか疑問だ」と助言するようになってしまった。"

        Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.

        • のび on X: "わたしが子どもの頃、「日本は資源のない国だから、教育で知識や技術を身につけないといけない」みたいな意識が、社会や大人の方に普通にあったんだけど、なんでいつの間にか基礎研究や学問や文化や芸術に憎悪してしまうような国に成り果ててしまったんだろうな。"

          • 「被害者学」 被害者にも責任があるを前提に「犯罪における被害者の責任(被害者の有罪性)」を問う学問 - 頭の上にミカンをのせる

            百合ミステリ「いつか私は、君を裏切る」の1巻で紹介されたエピソード。 【コミック】いつか私は、君を裏切る(全3巻) Amazon 被害者学について 従来の犯罪学ではもっぱら加害者の側面から犯罪原因を究明しようとしてきたが,これに対し被害者学は,犯罪における被害者の重要な役割に注目し,犯罪にいたる過程における被害者側の有責性の度合い,犯罪を受けやすい被害者の特性などの研究を行なって独立した学問分野を形成するにいたった。近時においては,被害調査や犯罪認知の過程における被害者の役割,刑事手続における被害者の地位なども研究の対象とされている 被害者学は、ともすれば感傷的なものになりがちな被害者のイメージをより現実的なものにした。 (1)完全に責任のない被害者(嬰児殺(えいじさつ)や嬰児誘拐における嬰児、無差別爆破事件の巻き添えなど) (2)責任の少ない被害者(犯罪場面に消極的に参加している。侮辱し

              「被害者学」 被害者にも責任があるを前提に「犯罪における被害者の責任(被害者の有罪性)」を問う学問 - 頭の上にミカンをのせる
            • 『歴史学=解釈で殴り合う学問ってイメージで合ってる?』へのコメント

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                『歴史学=解釈で殴り合う学問ってイメージで合ってる?』へのコメント
              • 知っているようで知らない“性”を学問的に掘り下げる | 週刊文春 電子版

                「なんで、まんこって言っちゃいけないんだろうね?」ピー音の修正など一切なく、そんなラランド・サーヤの一言が、NHK Eテレの『はなしちゃお!』で放送された。サーヤは、男性器の名称はバラエティ番組などでも、多少の修正は入るにしても普通に発言されるのに、女性器の名称は「禁句」のように扱われるのが、純粋な疑問だと言うのだ。『はなしちゃお!』は2022年から不定期に放送され、「性と生の学問」という副題のとおり、「セックス×薬史学」「生理×生物学」「包茎×比較文化学」など、「性」についての話題を学問的視点で扱ってきた。 そして、「2024夏号」と題された今回、1週目に「裸×社会心理学」「女性器×生物学」、2週目に「夜ばい×民俗学」「男のモテ×歴史学」をテーマに2週にわたって放送された。冒頭に引いたサーヤの発言が出た「女性器×生物学」の回のエンディングでマキタスポーツが声をあてているコンドームの妖精・

                  知っているようで知らない“性”を学問的に掘り下げる | 週刊文春 電子版
                • 織豊期日本社会における黒人家来の所有形態および使役についてのポストまとめ(春画、エイの春画、戦国時代、黒人、歴史、学問、信長公記、太田牛一、弥助)

                  峰の字 @MINEno_Zipang 弥助が士分であろうとなかろうと、それは本論へ繋げるためのただの導入部にすぎない。一連の言説の本論(本命の主張)は「織豊期日本社会における黒人奴隷の大量所有および使役」の方であり、徹底的に批判すべきはこちらであることは明らかだ。しかし、X日本語圏は未だ弥助に執着している。 清水俊史 @AKBhVis 「後代の加筆かもしれない」という可能性が指摘されているだけなのに、人によっては「後代の加筆の可能性があるから、弥助は侍と言うべきではない」と議論を展開させがちだけど、 そういう人の大半は、実際には「自分の信じたいベクトル」に文献解釈を誘導しているに過ぎない。 x.com/AKBhVis/status…

                    織豊期日本社会における黒人家来の所有形態および使役についてのポストまとめ(春画、エイの春画、戦国時代、黒人、歴史、学問、信長公記、太田牛一、弥助)
                  • 「資本主義学」という新たな学問、創設の試み 國分功一郎  ――大澤真幸著『資本主義の〈その先〉へ』書評|じんぶん堂

                    記事:筑摩書房 資本主義をめぐる著者の探究の、最高到達点! 書籍情報はこちら 資本主義は我々の経済行為にのみ関わっているのではない 資本家は存在していても、資本主義者は存在していない──この主張はかつて強い影響力をもっていたし、今もある程度は信じられているし、私自身もかつてそう思っていた。本書は、この主張が誤りであることの一つの証明である。 大澤氏が「資本主義者」という語を用いているわけではない。それでも、このような紹介をせずにはいられなくなるのは、本書が経済現象としての資本主義という観念を徹底して斥けているからである。資本主義を経済現象に還元することはできない。資本主義は我々の経済行為にのみ関わっているのではない。 こう考えてくると、本書の試みが決して孤独な試みではないこと、それどころか、偉大なる先達を有する試みであることが見えてくる。マックス・ヴェーバーはプロテスタントたち──とりわけ

                      「資本主義学」という新たな学問、創設の試み 國分功一郎  ――大澤真幸著『資本主義の〈その先〉へ』書評|じんぶん堂
                    • おきさやか(Sayaka OKI) on X: "岡先生、はじめまして。大変お疲れ様です。横から失礼します。 日本史研究者への歴史観にまつわる誹謗中傷、オンラインハラスメントは「アジアにおける学問の自由への脅威」の一例として報告されるレベルでして、まさに言論弾圧の一種として国際的にも認識されています https://t.co/WAk6kRlOis"

                      • Xユーザーのしわすみさん: 「俺様が気に入らないってだけで他人の被選挙権を制限しようとする発想の時点でイカれてるのだが、「豚の嘶きは表現ではない」「豚の嘶きは学問ではなく、豚に歴史を書くことはできない」などと公言するド直球のレイシストがどの面下げて公の場に出てきてるんだろうか。 https://t.co/U2T64FA4De」 / X

                        • 音声学とはどのような学問か | 音声学の資料室(宇都木昭)

                          音声学とは 音声学(phonetics)とは、音声を対象とした学問です。後で述べるように、音声学は言語学の下位領域とみなされることもあれば、隣接領域とみなされることもあります。 音声とは何か では、「音声」(speech または speech sound)とは何でしょうか。 音声は音の一種です。人間の口から発せられる音は全て音声かというと、必ずしもそうではありません。例えば、咳の音は一般に音声とはみなしません。 あるいは、人間がコミュニケーションのために用いる音は全て音声かというと、必ずしもそうではありません。例えば、私たちがドアをノックするのは、コミュニケーションの一種とみなせますが、ドアをノックする音は音声とはみなしません。 音声の定義の仕方は様々にありえますが、一つの定義としては、音声は言語コミュニケーションのために用いられる音だということができます。ただし、「言語コミュニケーション

                          • saebou on X: "この、楽しむことは社会や政治と無関係だというナイーヴな考え方、日本中に広く分布してるよね。何度こういうことをさもニュートラルであるかのように言う人を見たことが。社会が学問を楽しめる状況にあるっていうのは政治的なことなんですよ。"

                            • 国立大学法改悪案/政府関与の新最高意思決定機関 設置狙う/学問に新たな介入

                              政治権力などから学問の自由を守るため大学には教育・研究内容などを自律的に決める自治が保障されなければなりません。 2004年の法人化を契機に、国立大学の自治の主要な担い手となってきた教授会の形骸化と学長への権限集中が政府主導で進められたものの、現在も教育・研究に関することは各学部の代表らが参加する「教育研究評議会」に諮られ、最終的に学長と理事で構成する「役員会」の議論を経なければ決められません。理事の任命に政府は関与しません。 岸田政権は今国会で国立大学法人法を改悪し、文部科学省が指定する大規模大学に新たな合議体の設置を義務づける計画です。合議体の委員は学長のほか3人以上。委員の半数以上を大学外の人物とすることが「適当」としています。委員は文科相の承認を得て学長が任命するとしており、大学の人選を政府が拒むことも可能な仕組みです。 現在役員会が持つ教育・研究方針、経営方針、予算編成などに関す

                                国立大学法改悪案/政府関与の新最高意思決定機関 設置狙う/学問に新たな介入
                              • 「データサイエンス」とはどんな学問? 企業300社と共同した滋賀大の問題解決例|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア

                                近年トレンドに挙がるデータサイエンスは、具体的にどんな場で活用されているのか。2017年に全国で初めてデータサイエンス学部を創設した滋賀大学の椎名洋学部長に聞いた。(野口涼) ビッグデータを活用して課題解決 ―そもそも、「データサイエンス」とは何でしょうか? 高校生の皆さんなら「ビッグデータ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。文字通り、圧倒的な量のデータ(実験や観察などによって得られたもので、数字・文字・音・映像など様々な形がある)のことをいいます。 近年、情報通信技術の発展によって、世界中のさまざまな場所で日々生み出されるデータを集め、保存し、分析することが容易になりました。そのことを利用して今ある課題を解決したり、新たな価値を生み出だしたりする学問が「データサイエンス」です。 ―社会ではどう活用されているのでしょうか。 身近な例を紹介しましょう。皆さんがスマホで検索したワードは、G

                                  「データサイエンス」とはどんな学問? 企業300社と共同した滋賀大の問題解決例|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア
                                • 【読書感想】行動経済学が最強の学問である ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                  行動経済学が最強の学問である 作者:相良 奈美香SBクリエイティブAmazon Kindle版もあります。 行動経済学が最強の学問である 作者:相良 奈美香SBクリエイティブAmazon ビジネスパーソンにとって、 行動経済学ほど「イケてる学問」はない。 現に世界のビジネス界では、 その影響力はますます強まっている。 いま世界の名だたるトップ企業の間で、 「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、 頻繁に繰り広げられている。 1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、 企業には「行動経済学チーム」までできている。 ビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が、 次々と「行動経済学部」を新設し始めている。 MBAのように、多くのビジネスパーソンが 行動経済学を学びに集まっている。 もはや行動経済学は、 「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」 となっているのだ。 しかし、行動経済学は新しい学問で

                                    【読書感想】行動経済学が最強の学問である ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                  • 大人の学問を考える~解放学のおすすめ~

                                    今回のタイトルは「大人の学問を考える」。 そのキッカケになったのは、意外にもカラオケスナックだった。 一人の男性が我々の後から入店して、隣のテーブルに座った。 しばらく経過するも、その男性はずーっと歌わずに呑むだけで、こちらのテーブルばかりが歌っていたので、気になって「歌ってください」と声をかけてみたところ・・・ 「いや、私は(人の歌を)聞くのが好きなんでお気遣いなく・・・。」 と返ってきた。 昔の私だったら、礼儀を示したということにして、これで終わっていたのだと思う。 ところが・・・。 私はいつからお節介オジサンになってしまったのだろうか? 私の中には、 (いや、そんなはずはあるまい、一人でカラオケスナックにやって来る人が歌を歌いたくないわけがない。) そんな興味が湧いてしまったようで、 「なんでですか?歌ってくださいよ~。」 ともう一歩踏み込んでしまった。 「私は下手なんで・・・」 か

                                      大人の学問を考える~解放学のおすすめ~
                                    • ひとりの人類学者の登場ですべてが変わった…20世紀の学問史を塗り替えた男が発明した「とっておきの調査手法」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                                      「人類学」という言葉を聞いて、どんなイメージを思い浮かべるだろう。聞いたことはあるけれど何をやっているのかわからない、という人も多いのではないだろうか。『はじめての人類学』では、この学問が生まれて100年の歴史を一掴みにできる「人類学のツボ」を紹介している。 【画像】なぜ人類は「近親相姦」を固く禁じているのか ※本記事は奥野克巳『はじめての人類学』から抜粋・編集したものです。 どのような分野であれ、人は何かを知りたいと思ったとき、まずはこれまで先人たちが残してきた書物を探します。そして目的のことが書かれている本や文献、資料にあたれば、たいていのことはイメージが掴めるでしょう。 しかし、それで本当に知りたいことの「すべて」が理解できるわけではありません。遠く離れた場所に住む人たちのことは、本だけでは分かりません。どうしても理解できない部分がモヤモヤと残ります。それならば実際に現地に行って、見

                                        ひとりの人類学者の登場ですべてが変わった…20世紀の学問史を塗り替えた男が発明した「とっておきの調査手法」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                                      • Amazon.co.jp: 生成AIの論点: 学問・ビジネスからカルチャーまで: 喜連川優 (著), 喜連川優 (編集): 本

                                          Amazon.co.jp: 生成AIの論点: 学問・ビジネスからカルチャーまで: 喜連川優 (著), 喜連川優 (編集): 本
                                        • 学問の自由侵害する/国大法改悪案可決 宮本岳志氏反対討論/衆院本会議

                                          大学への政治介入を強める国立大学法人法改悪案が20日の衆院本会議で、自民、公明、維新、国民民主などの賛成多数で可決しました。日本共産党、立民、衆院会派「有志の会」、れいわは反対しました。 共産党の宮本岳志議員は反対討論で、改悪案は政令で指定する大規模な国立大学に「運営方針会議」の設置を義務付け、同会議に大学運営の主要方針の決定権限を与え、委員選定に文部科学相の承認を必要とするもので、「大学の人事に文科相が介入する余地を与える」と指摘。「制度的に大学の自治を掘り崩し、学問の自由を侵害するもので看過できない」と主張しました。 宮本氏は、運営方針会議は国際卓越研究大学以外の国立大学には設置しないとされていたのに、突然、認定を受けていない大学にも設置されることになったと批判。その理由や検討過程は明らかになっておらず、「大学への説明も全く不十分だ」と指摘しました。 宮本氏は、17日の国立大学協会の総

                                            学問の自由侵害する/国大法改悪案可決 宮本岳志氏反対討論/衆院本会議
                                          • 国語教師の"単独性"はどこにあるのか|第2回 教材を「研究」する意義について、あるいは国語科教育研究が学問扱いされない理由について |千田洋幸 | 未草

                                            前回は、学校教育・教科教育の場に蔓延する子ども中心主義こそ、棄却されるべきイデオロギーであることについて語った。このことは、「子ども好き」であることが、教師の職務の必要条件ではないということをも意味する(もっとも、子ども嫌いの人はそもそも積極的に教職を志望しないのだろうが……)。世のなかにはもしかすると、「自分は子どもに愛情をもっていないのかもしれない」などと真面目に悩んでいる教師がいるのかもしれないが、そのような不安をかかえる必要はまったくないということだ。教師に必須の資質とは、すぐれた教科の研究者―実践者であることであって、それは子どもへの愛情の多寡とはかならずしも一致しない。むしろ子どもへの過剰な意識に支配されることは労働の不健全さに直結する、ということは前回も強調した通りである。 それでは、教科の専門性を形づくるべき基盤とはなにか、という話題にもうすこしとどまり、とくに私個人の研究

                                              国語教師の"単独性"はどこにあるのか|第2回 教材を「研究」する意義について、あるいは国語科教育研究が学問扱いされない理由について |千田洋幸 | 未草
                                            • 宇宙研究の中心地アリゾナ大の地球外生命体研究所 学問横断で言語学者や哲学者も参加:朝日新聞GLOBE+

                                              アリゾナ大のアリゾナアストロバイオロジーセンターでは、学生たちがクマムシの展示の準備を進めていた=2024年2月、アリゾナ州、藤崎麻里撮影 2月下旬、アリゾナ大の建物の一室にあるスクリーンで、生きたクマムシがうごめく姿が顕微鏡から映し出されていた。高温や低温などさまざまな条件でも増殖できる、極限環境微生物の一種。同じような環境下で生きうる地球外生命体を理解する足掛かりになるとみられている。 アリゾナ大は、アポロ11号の月面着陸計画も支えた天文学で先駆的な大学だ。近年の研究から宇宙に生命体がいる可能性が現実味を帯び始め、宇宙生物学や地球外生命体への関心の高まりと研究の進展もあって、昨年10月、アリゾナ・アストロバイオロジー(宇宙生物学)センターを発足させた。 アリゾナ大のアリゾナアストロバイオロジーセンターでは、学生たちが地域の祭りで紹介するクマムシの展示のための準備をしていた。ソーサン・ウ

                                                宇宙研究の中心地アリゾナ大の地球外生命体研究所 学問横断で言語学者や哲学者も参加:朝日新聞GLOBE+
                                              • ノーベル物理学賞のヒッグス氏死去、東大の研究者ら悼む…「偉大な科学者」「新しい学問の扉も開かれた」

                                                【読売新聞】 【ロンドン=蒔田一彦】英エディンバラ大は9日、質量の源となる素粒子「ヒッグス粒子」の存在を予想した英物理学者ピーター・ヒッグス名誉教授が8日に死去したと発表した。94歳だった。「短い闘病期間の後、自宅で死去した」として

                                                  ノーベル物理学賞のヒッグス氏死去、東大の研究者ら悼む…「偉大な科学者」「新しい学問の扉も開かれた」
                                                • Hemmi Tatsuo on X: "山本義隆『近代日本150年──科学技術総力戦体制の破綻』より「戦後、1951(S26)年に日本学術会議の学問・思想の自由保障委員会が全国の研究者にアンケートを出し、過去数十年間で学問の自由がもっとも実現していたのはいつかと問うたのにたいして、戦争中という回答がもっとも多かったのである。大部分"

                                                  • NENENENE on X: "なぜ今これを書いたかというと、衆議院事務局刊行の学術雑誌「論究」掲載の寄稿論文にジェンダー系(著者は東大副学長)があり、参照文献が新聞記事やウェブメディア中心、かつ杜撰な理論展開で衝撃を受けたからです。これが認められる学問分野なのかと。 https://t.co/e2nsHuxEqP"

                                                    • 千田有紀「学問の危機と『キャンセル』の方法論」『情況』の注と補足|千田有紀

                                                      このページは『情況』の千田有紀「学問の危機と『キャンセル』の方法論」の注である。論文の紙面に注はいちおう印刷されているが、URLが多く、利便性を考えて公開する次第である。また、紙幅の都合上省いた情報も補足してある。 注1 千田有紀、2020、「「女」の境界線を引きなおす」、『現代思想』3月臨時増刊号。論文はここで全文が公開されている。

                                                        千田有紀「学問の危機と『キャンセル』の方法論」『情況』の注と補足|千田有紀
                                                      • 『STSの学問的射程と言及可能範囲 - Interdisciplinary』へのコメント

                                                        当然の指摘。「STS研究者ほど、この問題に参加するのをためらう」のだとしても、勉強も手助けもせずに欠如モデルだのなんだので菊池氏などを批判する一方で、林衛や御用学者活動を放置していた過去は変えられない。

                                                          『STSの学問的射程と言及可能範囲 - Interdisciplinary』へのコメント
                                                        • 雁琳(がんりん) on X: "この東大のLGBTQガイドライン、マイクロアグレッション理論が如何に馬鹿げており、如何に抑圧的であり、そして学問の発展にとって如何に有害であるかの象徴だな。"

                                                          • 学問の自由 圧殺ノー/国大法改悪廃案求め教員・学生

                                                            「学問の自由」を圧殺し、学術への政治介入につながる国立大学法人法改悪案の廃案を訴える大学教員と学生らが5日、衆院議員会館で緊急集会を開き、国会前でスタンディングを行いました。 主催は「『稼げる大学』法の廃止を求める大学横断ネットワーク」と「大学の危機をのりこえ、明日を拓(ひら)くフォーラム」。 改悪案は、規模の大きい国立大学に「運営方針会議」の設置を義務付け、大学の中期計画や予算編成の最終決定権を与えるもの。会議の委員の選任には、文部科学相の「承認」が必要です。 田中優子法政大学前総長は、議論の前提となる根拠も示さず「軍拡国家総動員体制」づくりを着々と進める政府の手法を批判。今回の法案で「大学が議論する場でなくなるのが一番危険だ」として、国公私立大学の枠を超え、法案成立を絶対阻止しなければならないと訴えました。 元文科省審議官の寺脇研氏は、2004年の法人化以降、「国民の財産である国立大学

                                                              学問の自由 圧殺ノー/国大法改悪廃案求め教員・学生
                                                            • 文系の勉強をくだらない国内でしか通用しない→ 医学とかいう地球でしか通用しない学問やめて物理やろう→異世界でも通用するコレやろうぜ!

                                                              めろん @gatigatitv 俺が文系の勉強をくだらないと思ってしまうのは、法とや税制度が人間が決めただけの国内でしか通用しない、全く普遍的でない学問だからなんだよな 民法とかマジでくだらない

                                                                文系の勉強をくだらない国内でしか通用しない→ 医学とかいう地球でしか通用しない学問やめて物理やろう→異世界でも通用するコレやろうぜ!
                                                              • 学問と縁結びを祈る: 伊和志津神社の魅力を探る#神社 - kaminimiserareteのブログ

                                                                伊和志津神社について紹介 伊和志津神社 鳥居(筆者撮影) 神社参拝と御朱印集めが趣味で休日には毎週のように神社に参拝している筆者がお勧めの神社を紹介します。 今回は、宝塚市にある伊和志津神社について紹介します。 伊和志津神社の歴史について 伊和志津神社 境内風景(筆者撮影) 伊和志津神社は宝塚市にある神社です。 創建は遅くとも9世紀以前とされていますが、伊和志津神社がある一帯は8世紀後半に伊蘇志臣(いそしのおみ)が拠点としていた地であることからこの時期に伊蘇志臣が創建した可能性があるとされています。 また、平安中期の927年に編纂された延喜式神名帳にも式内の大社として記載があります(延喜式神名帳は当時官社とされていた神社の一覧になります)。 これ以前には日本三大実録に貞勧元年(859年)従五位下を授かるとの記載があるため正確な創祀は不明とされていますが古くから朝廷とのつながりが深かったこと

                                                                  学問と縁結びを祈る: 伊和志津神社の魅力を探る#神社 - kaminimiserareteのブログ
                                                                • 岸政彦 『断片的なものの社会学』 : ラノベ的な「ライト学問」|年間読書人

                                                                  書評:岸政彦『断片的なものの社会学』(朝日出版社・2015年刊) 本書は「紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞」作品であり、ベストセラーにもなった本である。 私も「紀伊國屋じんぶん大賞」は、書籍購入の参考にしているので、この年のことも記憶しているし、もしかすると本書も買ったかもしれないのだが、例によって、結局は読んでいなかった(すでによく売れていたから、古本待ちにして、買わなかったかもしれない)。 先日、私が「note」にレビューを書いたのと同じ映画について書いている、他の人の「note」記事に本書からの引用があったので「そういえば、こんな本があったな」と思いだして、今さらながら、ブックオフオンラインで購入したという次第である。 で、読んでみての率直な感想は、 (1)面白くないことはないけれど、大したことはない。 (2)そもそも「社会学」書ではない。 という、身も蓋もないものであった。 (1)

                                                                    岸政彦 『断片的なものの社会学』 : ラノベ的な「ライト学問」|年間読書人
                                                                  • なぜ哲学は多くの人が挫折する学問なのか?

                                                                    また、似たような本でも複数冊読むことも大切です。哲学の教科書は、それこそカメラで撮影された映像のようなものです。同じものでも、それを写す人や写し方によっては全然違って見えますよね。 ですから哲学の入門書は、受験参考書のように「これ1冊をマスターすれば大丈夫」というようなものではなく、少し違うものをたくさん読むことが、とても効果的です。これは次の入門書でも同じことが言えます。では次に入門書の学び方について紹介しましょう。 入門書:個々の哲学者について学んでみる こちらでは哲学の歴史ではなく、個々の哲学者についての学び方を紹介します。関心のある哲学者についての入門書を読みながら、実際の哲学書も少し読んでみるというやり方をおすすめします。 たとえばプラトンならプラトン入門といった類の本を読みながら、実際のプラトンの作品の『ソクラテスの弁明』や『ゴルギアス』を読んでみるという要領です。哲学史ではど

                                                                      なぜ哲学は多くの人が挫折する学問なのか?
                                                                    • スメラミコトは天皇の訓であって須弥(スメール)山に基づくとする学問的な主張:森田悌「天皇号と須弥山」 - 聖徳太子研究の最前線

                                                                      このブログは、「聖徳太子研究の最前線」という名ですので、この10年以内、できればこの数年内の論文や研究書を紹介するようにしてきましたが、それらについてコメントしていると、かなり前の研究が問題になることもあります。その一例が、 森田悌『天皇号と須弥山』「一 天皇号と須弥山」 (高科書店、1999年) ですね。森田氏のこの説については、これまで何度か言及したことがあるものの、20数年前の論文であるため、詳しく紹介してませんでしたが、前々回の記事で須弥山と天皇の関係に触れましたし、天皇号の問題は以後も未確定のままですので、ここで紹介しておきます。 森田氏は、天皇以前の倭王の称号としては「大王」とされることが多いが、大王は皇族中の有力な人に対しても用いられているため、「治天下」という語と結びつけられることによって倭王の立場を示すとします。そして、前後の文脈からそれが分かる場合は、「治天下」の語が省

                                                                        スメラミコトは天皇の訓であって須弥(スメール)山に基づくとする学問的な主張:森田悌「天皇号と須弥山」 - 聖徳太子研究の最前線
                                                                      • VTuberを学問へ──『VTuber学』刊行 哲学やジェンダー論の専門家が分析

                                                                        VTuberの総合学術書『VTuber学(仮)』が、7月に岩波書店より刊行される。価格は未定。 日本から広がり、今や世界的なカルチャーとなったVTuber(バーチャルYouTuber)。 『VTuber学(仮)』は、そのVTuberの今後のさらなる発展を見据え、総合的な「学問」として確立することを狙いとした学術書となる。 刊行決定を記念して3月10日(日)には、企画発表会がYouTubeにてライブ配信される。 各分野の専門家がVTuberを分析『VTuber学』『VTuber学(仮)』は、「VTuberことはじめ」「VTuber学①(調査・研究編)」「VTuber学②(理論編)」の全3部、13章で構成。 社会学、人類学、哲学、文化論、ジェンダー論、観光学、エンタメビジネスなどの専門家が、それぞれの視点からVTuberを現象として分析する。 総合学術書『VTuber学』刊行決定記念 企画発表

                                                                          VTuberを学問へ──『VTuber学』刊行 哲学やジェンダー論の専門家が分析
                                                                        • 「君も人生を棒に振ってみないか」大学入学した時に、勧誘していた劇団の立て看板。何故か心に残り10年後に公務員辞めて「食えないかもだけど学問すっか」とD進を決めた時にたいへん役立った

                                                                          猫教授 @yaskaz 「君も人生を棒に振ってみないか」 信大に入学した時に、学内のロータリーで青空の下にコタツ出して半纏着て鍋かなんか食いつつ新入生勧誘していた劇団の立て看板 何故か心に残りその10年後に公務員辞めて「食えないかもだけど学問すっか」とD進を決めた時にたいへん役立った言葉である x.com/manomano_farm/…

                                                                            「君も人生を棒に振ってみないか」大学入学した時に、勧誘していた劇団の立て看板。何故か心に残り10年後に公務員辞めて「食えないかもだけど学問すっか」とD進を決めた時にたいへん役立った
                                                                          • 「学問的にはっきり言えるのはここまで」「ここから先は政治決断」という..

                                                                            「学問的にはっきり言えるのはここまで」「ここから先は政治決断」という分業が世の中では概ね成り立っているのだが、マクロ経済については実際の手当てまでのフルパッケージが専門家に求められる構図がある。 「中央銀行の独立性」みたいなフレーズがその構造を強化する。 サイエンスコミュニケーターみたいに経済学の知見と一般人を繋ぐ役割が求められているのではないか。池上解説みたいなしょーもないレベルではなくて、リアルタイムの問題に即して。 政治家の頑張りどころはそこだろうという気もする。政治家自身が解説しろと言うよりエコノミストとの対話をオープンにするという意味で。

                                                                              「学問的にはっきり言えるのはここまで」「ここから先は政治決断」という..
                                                                            • 売り上げ重視の出版業界と、作法が厳しい学問の世界は、どちらが「自由」なのか?

                                                                              <ノンフィクション作家としてジャーナリズムの世界からアカデミズムの世界に飛び込んで感じたこと。いまジャーナリズムとアカデミズムの融合を目指すべき理由について『アステイオン』100号より「自由な知的ジャーナリズムの探求」を転載> 2020年からコロナに関する専門家の取材を続けてきた。その中で実感したのが、専門知の言葉を伝えることの難しさだ。 様々なデータと科学的意義を説明してきた専門家自身も、一部を切り取って伝えるメディアとの齟齬を感じることがあったようだ。専門知を多くの人にわかりやすく伝えるという意味におけるアカデミズムとジャーナリズムの融合の必要性を強く感じた。 だが一方でアカデミズムとジャーナリズムを架橋すべき理由としては、さらに深い使命もあるのではないか。その一つとして挙げられるのが、答えのない問いに対峙する柔らかさ、自由さ、伸びやかさを相互に取り戻すことではないかと私は考えている。

                                                                                売り上げ重視の出版業界と、作法が厳しい学問の世界は、どちらが「自由」なのか?
                                                                              • 大竹文雄氏が解説「ドーナツの穴で学問の現場が体感できる」

                                                                                ドーナツを穴だけ残して食べる方法はあるのか──。大阪大学の知の精鋭たちが、この超難問に挑む『 ドーナツを穴だけ残して食べる方法 』(大阪大学ショセキカプロジェクト編/日経ビジネス人文庫)。昨今TikTokで話題となり、新たな読者を獲得しています。本書に収録された大竹文雄・大阪大学特任教授の解説を紹介します。 【解説】 「ドーナツを穴だけ残して食べる方法を考えてください。」あなたはこんな質問にどう答えるだろうか。 穴はそもそもドーナツの一部ではないのだから、それを残すこと事態が無理ではないのか。いや、ドーナツの穴というのは、穴の周りのドーナツが存在して初めて穴となるのだから、穴の周りのドーナツを残して食べればそれでいいのではないか。普通なら議論はこれで終わりそうなものだ。普通ではないことを考えるのが、大学教授と呼ばれる人間たちだ。こういう質問を学生たちから受けると、それぞれの学問の専門分野に

                                                                                  大竹文雄氏が解説「ドーナツの穴で学問の現場が体感できる」
                                                                                • 「東アジア人のつり目」考~非アジア人もアジア人自身も、悪印象のある相手に「つり目」のイメージを相互に押し付けあってる? : 学問がすべて

                                                                                  2020年04月19日 「東アジア人のつり目」考~非アジア人もアジア人自身も、悪印象のある相手に「つり目」のイメージを相互に押し付けあってる? カテゴリTogetter検証創作物 Comment(0) (記事初出:2017年7月1日) 「東アジア人のつり目」考~非アジア人もアジア人自身も、悪印象のある相手に「つり目」のイメージを相互に押し付けあってる? 日本の漫画でも中国でも韓国でもタイでもフィリピンでも醜男醜女を描く時には「つり目」というアジア人的特徴を誇張して描くんだよな。— ハコ[゚д゚] (@hakoiribox) 2017年6月3日 https://twitter.com/hakoiribox/status/870894757509120000 日本の漫画についてならば、それは大嘘である。 日本の漫画やアニメには数多くのつり目キャラクターが登場するが、これらは必ずしも醜く描かれて

                                                                                    「東アジア人のつり目」考~非アジア人もアジア人自身も、悪印象のある相手に「つり目」のイメージを相互に押し付けあってる? : 学問がすべて