並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

121 - 160 件 / 475件

新着順 人気順

宇宙科学の検索結果121 - 160 件 / 475件

  • 「はやぶさ2」実は21回も"墜落"していた!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

    ---------- 2020年12月6日未明、宇宙科学の2大テーマの解明をミッションに掲げた日本の探査機「はやぶさ2」がついに小惑星リュウグウのかけらを持ち帰った。 直径約10mの人工クレーター作成、着陸精度60cmの驚異のタッチダウンなど、立て続けに7つの「世界初」を達成するなど順風満帆だったように見えるミッションだが、その舞台裏は苦難の連続だった。はやぶさ2がたどり着いたリュウグウは、岩石だらけの小惑星で、はやぶさ2が安全に着陸できる場所がまったくなかった。 一時は着陸が危ぶまれるほど追い込まれた「チームはやぶさ2」だったが、30代でプロジェクトマネージャに抜擢された若きリーダー・津田雄一氏の陣頭指揮のもと、次々に解決策を見出し、逆境を乗り越えた。その快挙の裏には、周到に用意された驚くべき「成功の方程式」が存在した。6年におよぶ密着取材をしてきたNHKリュウグウ着陸取材班の記者たちだ

      「はやぶさ2」実は21回も"墜落"していた!(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
    • COVID-19

      COVID-19について、考えていること、取り組みたいこと、取り組んでいること、諸々悩み相談等、自由に書き込みましょう! MLAK各機関の対応状況を記録したい。 なかのひとの悩み事を折にふれて内々に相談したい saveMLAKでの取り組み 本ページCOVID-19の編集 covid-19-survey:あなたのまちの図書館の開閉館状況をデータ化しよう 実際に行われている取り組みの事例集 <記入フォーマット(案)> 機関名 - 取り組み内容(YYYYMMDD) とすると見やすいかと思います。 Museum(博物館・美術館等) 日本科学未来館 Q&A「新しい感染症との向き合い方 わかんないよね 新型コロナ」 (202003から) risk≠0だから 自らが思考し立案・実施するための 再開館に向けた COVID-19 対策ガイドライン Ver.1 20200416、Ver.2 20200526

      • 彗星に複雑な有機物が含まれていることを「すばる望遠鏡」の観測で確認

        地球に落下した隕石から糖が検出されたとする研究成果を先日お伝えしましたが、今度は彗星に複雑な有機物が存在する証拠を見つけたとする研究成果が発表されました。 ■複雑な有機物の証拠が得られたのは「ジャコビニ・ツィナー彗星」2018年8月22日に撮影されたジャコビニ・ツィナー彗星(Credit: Michael Jaeger)今回、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙科学研究所、京都産業大学の神山天文台などを中心とした研究チームは、国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」によって2005年7月5日に取得された「ジャコビニ・ツィナー彗星(21P/Giacobini-Zinner)」の中間赤外線による観測データを詳細に調べました。 分析の結果、脂肪族炭化水素や多環芳香族炭化水素の存在を示す証拠が得られました。特に後者の多環芳香族炭化水素はベンゼン環を2つ以上持っており、炭素原子が10個以上ある複雑

          彗星に複雑な有機物が含まれていることを「すばる望遠鏡」の観測で確認
        • 日本全国で部分日食(2020年6月) | 国立天文台(NAOJ)

          画像サイズ:中解像度(2000 x 1265) 高解像度(5500 x 3480) 部分日食を安全に観察しよう 6月21日の夕方、日本全国で部分日食が起こります。アフリカからアジアにかけて一部の地域では金環食が起こりますが、日本では部分食となります。 日食とは、月が太陽の前を横切るため、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。 太陽は、たいへん強い光と熱を出している天体です。そのため、肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。太陽が欠けていても、また、地平線に近づいて光が穏やかになったように感じても、光と熱が強烈であることには変わりません。安全な方法で観察しなければ、最悪の場合は失明する危険性があります。日食グラスなど専用の観察器具を正しく使って、安全な方法で観察してください。 前回日本で日食が起こったのは2019年12月26日でした。このときはア

            日本全国で部分日食(2020年6月) | 国立天文台(NAOJ)
          • 「ウェス・アンダーソンっぽさ」とは何なのか?「ポップな画」を生み出す2つの特徴、作劇のクセから分析 | CINRA

            2023年、ウェス・アンダーソンの新作が続々と公開されている。9月1日には『アステロイド・シティ』が劇場上映され、Netflixでは9月27日の『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』を皮切りに、4日連続で彼の新作映画が配信された。 ウェス・アンダーソンの作品のルックは独特で、ポスタービジュアルや予告編を見ただけで「彼だ」とわかる。強烈な個性、作家性を持つ監督だといえる。 新作が相次ぐいま、あらためてその作家性について考えてみたい。彼の作品から感じられる「ウェスっぽさ」の正体とは何なのか? 独特のビジュアル、一筋縄ではいかないストーリーは、どんな背景や意図によって生み出されているのだろうか。映画ライター・ISOが考察する。 ウェス・アンダーソン(中央) 1969年、アメリカ・テキサス州ヒューストン生まれ。小学生のころに演劇の脚本を書き始め、大学時代に俳優のオーウェン・ウィルソンと映画の共同

              「ウェス・アンダーソンっぽさ」とは何なのか?「ポップな画」を生み出す2つの特徴、作劇のクセから分析 | CINRA
            • はやぶさ2 大きさ数ミリのサンプル多数「リュウグウ」のものか | はやぶさ2 | NHKニュース

              地球に帰還した探査機「はやぶさ2」のサンプルを格納する装置の中に、小惑星「リュウグウ」のものとみられる大きさが数ミリのサンプルが多数入っていることが確認され、JAXA=宇宙航空研究開発機構は「これでサンプルリターンを完全に完遂できた」と語りました。 オーストラリアに帰還した探査機「はやぶさ2」のカプセルは、神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に運ばれて開封する作業が進められ、14日、容器の中に黒い砂粒状のサンプルが確認されました。 JAXAはオンラインで会見を開き、15日午前、サンプルが最終的に格納される装置を開け、小惑星「リュウグウ」のものとみられる大きさ数ミリのサンプルが多数入っていることを確認したと公表しました。 サンプルは1回目のタッチダウンの時に採取したものとみられ、公開された画像では、金属の装置の中に黒い粒子が詰まっている様子が写っています。 装置にはさらに、2回目のタッチ

                はやぶさ2 大きさ数ミリのサンプル多数「リュウグウ」のものか | はやぶさ2 | NHKニュース
              • キヤノンの大口径超望遠レンズを束ねた「望遠鏡アレイ」が宇宙の謎に迫る! | CAPA CAMERA WEB

                キヤノンは、国際研究プロジェクト「Project Dragonfly」が研究を進める望遠鏡アレイ「Dragonfly Telephoto Array」の拡張計画に協力することを発表しました。 米国ニューメキシコ州に設置された「Dragonfly Telephoto Array」 Image by Pieter van Dokkum, Yale University. ■カメラ用交換レンズを束ねて宇宙を観測する「望遠鏡アレイ」 「望遠鏡アレイ」とは、複数の大口径超望遠レンズを束ねて1つの大きな望遠鏡のようにして、宇宙の観測に活用するというものです。米国のイェール大学とカナダのトロント大学による国際研究プロジェクト「Project Dragonfly」では、キヤノンの大口径超望遠単焦点レンズ「EF400mm F2.8L IS II USM」を束ねた「Dragonfly Telephoto Ar

                  キヤノンの大口径超望遠レンズを束ねた「望遠鏡アレイ」が宇宙の謎に迫る! | CAPA CAMERA WEB
                • 国立科学博物館「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」展示会を開催へ

                  日本初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられてから、2020年2月11日で50周年を迎えます。それを記念して日本のロケット開発や宇宙研究に関する資料の展示会「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」が国立科学博物館で開催されます。 これまでに打ち上げられた「おおすみ」から「はやぶさ」など、ロケットの追尾に使われたJAXA内之浦宇宙空間観測所のレーダ用コンソール、ラムダロケット等に搭載された機器、初期のベビーロケット関連資料等を展示。また、JAXA宇宙科学研究所より「はやぶさ」のイオンエンジン等の搭載機器も展示される予定です。 開催期間は1月28日(火)から2月24日(月)まで。国立科学博物館の入場料は一般・大学生 630円(高校生・高等専門学校生以下および65歳以上 無料)となります。 展示物と常設展示中の関連資料は以下のとおりです。 ■展示物 ・宮原(みやばる)司令制御精密レーダ用コ

                    国立科学博物館「日本初の人工衛星『おおすみ』打ち上げ50周年」展示会を開催へ
                  • 小型月着陸実証機(SLIM)および小型プローブ(LEV)の月面着陸の結果・成果等の記者会見 - ただいま村

                    日時 2024年1月25日(木)14時00分~ 登壇者 理事/宇宙科学研究所 所長 國中均(くになか・ひとし) 宇宙科学研究所 SLIM プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ 坂井真一郎(さかい・しんいちろう)(宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 教授) 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授 LEV-1担当 大槻真嗣(おおつき・まさつぐ) 宇宙探査イノベーションハブ 主任研究開発員 LEV-2担当 平野大地(ひらの・だいち) 公式サイト 小型月着陸実証機 SLIM | ISAS/JAXA プレスリリース JAXA いずれも2024年1月25日14時に発出。 JAXA | 小型月着陸実証機(SLIM)の月面着陸の結果・成果等について JAXA | 小型月着陸実証機(SLIM)搭載 超小型月面探査ローバ(LEV-1)月面着陸の結果・成果等について JAXA | 小型月着陸実証機

                      小型月着陸実証機(SLIM)および小型プローブ(LEV)の月面着陸の結果・成果等の記者会見 - ただいま村
                    • 「はやぶさ2」再突入カプセル火球撮影にスペースXのスターリンク衛星が映り込み(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      2020年12月6日未明、JAXAの小惑星探査機はやぶさ2から切り離された試料コンテナの入ったカプセルが大気圏に再突入した。カプセルは6日未明に明るく輝く「火球」となってオーストラリア南部から観測された。JAXAのカプセル回収班は、カプセル着陸予定地点のウーメラ立入制限区域に比較的近いクーバーペディの町から、火球が光跡を描いて降下する画像を撮影し6日に公開した。 オーストラリア南部のクーバーペディから観測した「はやぶさ2」再突入カプセルの火球(右上から中央を横切る線)。その左上に伸びる短い光跡は、スペースXスターリンク衛星の1機と考えられるクレジット:JAXA 再突入カプセルの火球は、南十字星を背景に美しく尾を引いている。そして火球の横に、もう一筋の短い光跡が見える。12月6日当日、JAXA宇宙科学研究所のプレスルームでは再突入カプセルと、はやぶさ2の探査機本体が共に映っているのでは?と色

                        「はやぶさ2」再突入カプセル火球撮影にスペースXのスターリンク衛星が映り込み(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • 今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~

                        今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(20)(1/4 ページ) 2020年12月に地球へ帰還し、小惑星「リュウグウ」からのサンプルリターンというミッションを完遂した小惑星探査機「はやぶさ2」。しかし、はやぶさ2の旅はまだ終わっていない。現在も「拡張ミッション」となる2つの小惑星の探査に向けて旅を続けているところだ。果たしてはやぶさ2は、追加で10年以上もの長旅に耐えられるのだろうか。 小惑星探査機「はやぶさ2」は、2020年12月に地球へ帰還した。しかし、プロジェクトはそれで終わりではなく、現在、新たな目的地に向かい、旅を続けているところだ。小惑星からのサンプルリターンという本来のミッションは既に完了しており、区別のため、これは「拡張ミッション」と呼ばれている。 サンプル分析の初期成果

                          今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~
                        • NASAがオリジナルのTRPG用シナリオ『The Lost Universe』を無料で公開。科学と共に魔法が発展した世界に「ハッブル宇宙望遠鏡」と科学者たちが召喚、ガチ宇宙科学を取り入れた異世界転生

                          NASAがオリジナルのTRPG用シナリオ『The Lost Universe』を無料で公開。科学と共に魔法が発展した世界に「ハッブル宇宙望遠鏡」と科学者たちが召喚、ガチ宇宙科学を取り入れた異世界転生 NASAは3月5日、同組織として初となるTRPGのシナリオ『The Lost Universe』を公式サイトにて配信開始した。 本作は公式サイトにて無料でダウンロードすることが可能だ。 Calling all adventurers! 🐉 NASA’s first tabletop role-playing campaign is ready for download! In “The Lost Universe,” @NASAHubble has disappeared from Earth’s timeline. Embark with your party to restore wha

                            NASAがオリジナルのTRPG用シナリオ『The Lost Universe』を無料で公開。科学と共に魔法が発展した世界に「ハッブル宇宙望遠鏡」と科学者たちが召喚、ガチ宇宙科学を取り入れた異世界転生
                          • 「はやぶさ2」カプセル開封 小惑星の砂とガスを確認

                            サンプルキャッチャA室から見つかった、第1回タッチダウンで採取された小惑星リュウグウの砂(Credit: JAXA)JAXAは12月15日の記者会見で、小惑星探査機「はやぶさ2」の持ち帰ったカプセルの中から、小惑星リュウグウの砂とガスが見つかったと発表しました。 地球外天体に由来するガスを持ち帰ることができたのは世界初のことです。確認できた砂の量は、目標の0.1g以上に対し、1g以上は採取できているだろうとのことでした。 サンプルコンテナの底から見つかったリュウグウの砂(Credit: JAXA)■夢にまで見た小惑星の砂会見冒頭、津田プロジェクトマネージャはビデオメッセージでリュウグウで採取された砂が相当量入っているということが確認できたこと、リュウグウ由来の気体も確認できたことを説明し、「私たちが夢にまで見た砂、地球外の天体のサンプルが今、私たちの手元にあるのです」とその喜びを述べました

                              「はやぶさ2」カプセル開封 小惑星の砂とガスを確認
                            • 『トリビアの泉』司会の高橋克実の名言(一言オチ)をまとめました - 日常にツベルクリン注射を‥

                              皆さんはフジテレビでかつて放送していた番組、『トリビアの泉』ってご存知ですか?どうせ存じ上げておられますよね。放送当時、私はまさしく中二病真っ只中の中学生でした。 視聴者から送られてくる生きていく上で全く必要ない知識(=トリビア)を紹介していく番組で、タモリ、高橋克実、そして八嶋智人が出演していました。 私はこの番組の中で、トリビアを紹介した後に司会の高橋克実さんが言う"オチ"に注目してみました。紹介されたトリビアに絡ませたオチを言っていたのですが、その言葉は私たちが人生を生きていく上で必要なエッセンスを含んでいるのではないでしょうか? 今回は、 ゴールデン進出後(2003年7月~)に、 テレビで実際に放送された(カットされたものは除く) 高橋克実さんが発した名言(一言オチ) の中で、私がチョイスした名言をご紹介していきます。紹介方法としては、「トリビア本体」「放送日時」「高橋克実さんの名

                                『トリビアの泉』司会の高橋克実の名言(一言オチ)をまとめました - 日常にツベルクリン注射を‥
                              • 「米国版はやぶさ」が小惑星に着陸、試料採取に成功か | 毎日新聞

                                「米国版はやぶさ」と称される米航空宇宙局(NASA)の探査機オシリス・レックスが20日午後(日本時間21日午前)、小惑星ベンヌに着陸した。チームは「すべて計画通りに進んだ」と発表し、岩石の採取に成功したとみられる。目標の60グラム以上、入手できたかどうかは後日、判明する。こうした試料(サンプル)を地球に持ち帰るため小惑星に着陸した探査機は、日本の「はやぶさ」「はやぶさ2」に続き世界で3機目となる。 日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)はオシリス・レックスとはやぶさ2の試料を交換する協定を結んでおり、米国から採取試料の分配を受ける予定。JAXAは宇宙科学研究所(相模原市)内にクリーンチャンバーと呼ばれる専用の分析装置を整備し、宇宙の物質分析に関わる人材の育成にも着手する。探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」で確立した、天体から試料を地球に持ち帰る探査手法「サンプルリターン」を日本の「お家芸」に

                                  「米国版はやぶさ」が小惑星に着陸、試料採取に成功か | 毎日新聞
                                • ジェフ・ベゾス率いるBlue Origin、NASAとタッグを組みいざ火星調査へ

                                  ジェフ・ベゾス率いるBlue Origin、NASAとタッグを組みいざ火星調査へ2023.03.02 12:00 Kevin Hurler - Gizmodo US [原文] ( Akane Ueno/Word Connection JAPAN ) ESCAPADEでは双子探査機にさまざまな科学機器を搭載し、火星の磁気圏を測定する予定 Image: Rocket Lab USA/カリフォルニア大学バークレー校 火星やそれ以降の惑星にも探索機を送り込みたいという野望を抱き続けているNASA。今回NASAは、火星到達のミッションにBlue Origin(ブルー・オリジン)を選定しました。 火星到達に向けたタッグ2月9日に発表された契約によると、Amazon創設者であるジェフ・ベゾス氏が設立したBlue Origin開発の打ち上げロケット「New Glenn」をESCAPADE(Escape a

                                    ジェフ・ベゾス率いるBlue Origin、NASAとタッグを組みいざ火星調査へ
                                  • 「はやぶさ2」地球帰還は12月6日

                                    【2020年7月14日 JAXA】 昨年11月に小惑星「リュウグウ」を出発した探査機「はやぶさ2」は現在、地球まで9200万kmのところまで戻ってきている。太陽からの距離は約2億kmで、地球を外側から追いかける方向に飛行中で、残る航程は約3.2億kmだ。 これまで「はやぶさ2」の地球帰還は今年11~12月と発表されていたが、本日の記者発表会でその日付が12月6日(日)と発表された。JAXAでは宇宙物体のオーストラリアへの着陸許可を申請中で、許可取得に向けてJAXAとオーストラリア宇宙庁が協力して作業を実施中だ。 「はやぶさ2」は今後、9月中旬ごろまでイオンエンジン航行を続け、10月からは化学推進系を用いた軌道微調整を数回行う。そして地球帰還時に、リュウグウのサンプルが入っているとみられるカプセルを分離する。カプセル分離後、「はやぶさ2」は別の天体を目指して飛行を続ける予定だ。 「はやぶさ2

                                      「はやぶさ2」地球帰還は12月6日
                                    • 「はやぶさ2」地球帰還へ向け最後のイオンエンジン運転開始

                                      「はやぶさ2」が地球帰還に向けて第2期のイオンエンジン運転を開始した。9月まで運転が行われ、11~12月に地球に帰還する予定だ。 【2020年5月18日 JAXA はやぶさ2プロジェクト】 昨年11月13日に小惑星リュウグウを出発した探査機「はやぶさ2」は、同12月3日から今年2月20日まで第1期のイオンエンジン運転を行ってリュウグウから離れる軌道に移った後、今年末の地球帰還を目指して慣性飛行(推力を使わない公転運動)を続けてきた。(参照:「「はやぶさ2」地球帰還を開始」/「「はやぶさ2」、第1期イオンエンジン運転完了」 ) 「はやぶさ2」の地球帰還までの軌道と運用。9月まで第2期イオンエンジン運転を行い、その後はスラスターでの精密誘導を経て11~12月に地球に到達する(※各軌道の線は概念的なもので、違いを誇張して描かれている)(提供:JAXA) 5月12日7時00分(機上時刻、日本時間)

                                        「はやぶさ2」地球帰還へ向け最後のイオンエンジン運転開始
                                      • 金星大気の熱構造 | 宇宙科学研究所

                                        概要 地球の双子星とも呼ばれる金星ですが、その大気や気候は地球とは全く異なっています。これまで金星大気の温度構造はごく限られた場所でしか測定されておらず、そのために金星大気で起こっている様々な現象や雲の構造を理解するのが難しい状況でした。安藤紘基(京都産業大学)率いる研究チームは、金星探査機「あかつき」を用い、世界で初めて金星の高度40kmから高度85kmにおける気温の高度分布を全球的に取得することに成功しました。その結果、高緯度ほど大気が不安定な領域が広がっており、地球の大気構造と真逆の傾向であることが明らかになりました。大気が不安定だと、垂直方向に発達した雲が発生します。金星では極域で最も分厚いことが知られていますが、その原因は高緯度領域での大気の不安定性が原因かもしれません。 本研究では金星の大気の全球的なデータを均一に取得しています。今後、金星の大気で起こる現象を理解するための数値

                                          金星大気の熱構造 | 宇宙科学研究所
                                        • 【速報】JAXA探査機「SLIM」、日本初の月面着陸に成功–世界でも5カ国目の快挙(UchuBiz) - Yahoo!ニュース

                                          宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月20日、小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸が成功したと発表した。日本初の快挙で、世界でも5カ国目の快挙となった。 ただし、現時点で太陽電池が発電しておらず、バッテリーで駆動しているという。今後データを集めて探査機の状況を確認する方針だ。 SLIMは1月20日午前0時頃に着陸降下を開始した。テレメトリ画面上では順調に降下を続け、午前0時20分に予定通り月面に到達した。しかし、着陸の成否はすぐにはわからなかった。 プレス会場にいたJAXAの川勝康弘教授は「テレメトリ画面から読み取れること」と前置きしたうえで、加速度の数値が月面の重力加速度と同じ値を示している点、そして、SLIMからの時刻が更新されている点を踏まえ「SLIMは月面に到達し、安定して通信していると思われる」と述べた。 なお、SLIMから放出された超小型探査機の1つである「LEV-1」はSL

                                            【速報】JAXA探査機「SLIM」、日本初の月面着陸に成功–世界でも5カ国目の快挙(UchuBiz) - Yahoo!ニュース
                                          • 超小型探査機OMOTENASHIの運用状況に関する記者説明会(11/22) - ただいま村

                                            前回の記事 超小型探査機OMOTENASHIの運用状況に関する記者説明会(11/18) 日時 2022年11月22日15時~ 登壇者 JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 教授 橋本樹明(はしもと・たつあき) JAXA 宇宙科学研究所 宇宙科学プログラムディレクタ/宇宙飛翔工学研究系 教授 佐藤英一(さとう・えいいち) リンク OMOTENASHI(公式サイト) JAXA | 超小型探査機OMOTENASHIの今後の運用と対策チーム設置について(プレスリリース) 中継録画 超小型探査機OMOTENASHIの運用状況にかかる記者説明会 - YouTube 配付資料 (橋本氏より) 暖かい応援の言葉をいただいていたが月面着陸の運用はできなかった。経緯と現状を報告する。 1.探査機の構成図 2.第2可視(NASA DSNゴールドストーン局)以降の状況 もともとは着陸速度をなるべく小さく

                                              超小型探査機OMOTENASHIの運用状況に関する記者説明会(11/22) - ただいま村
                                            • 【マンガでわかる】意外と知らない、計算記号「+」「-」「×」「÷」の由来

                                              (ながの・ひろゆき)。永野数学塾塾長。1974年東京生まれ。父は元東京大学教養学部教授の永野三郎(知能情報学)。東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退後、ウィーン国立音大へ留学。副指揮を務めた二期会公演モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(演出:宮本亞門、指揮:パスカル・ヴェロ)が文化庁芸術祭大賞を受賞。主な著書に『大人のための数学勉強法』(ダイヤモンド社)、『東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた数に強くなる本』(PHP研究所)など。これまでに1000人以上の生徒を数学指導してきた実績を持ち、永野数学塾は、常に予約キャンセル待ちの人気となっている。NHK(Eテレ)「テストの花道」出演。朝日中高生新聞で『マスマスわかる数楽塾』連載(2016ー2018年)。朝日小学生新聞で『マスマス好きになる算数』連載(2019ー2020年)。『とてつもない数学』(ダイ

                                                【マンガでわかる】意外と知らない、計算記号「+」「-」「×」「÷」の由来
                                              • 初めてとらえられた銀河団衝突の瞬間

                                                X線天文衛星「すざく」や電波望遠鏡などを用いた観測で、銀河団同士が衝突するときに発生する衝撃波が初めて観測された。銀河団の形成と進化の過程を理解するうえで重要な成果となる。 【2019年7月16日 理化学研究所/宇宙科学研究所】 宇宙では数百億~数千億個の星が集まって銀河が形成され、さらにその銀河が数百個以上も集まって銀河団が形成される。銀河団は宇宙の大規模構造の「節」の部分に対応していて、その直径は数億光年にも達しており、重力で束縛された天体としては宇宙で最大のものだ。 銀河団は宇宙の歴史の中で、互いに衝突と合体を繰り返すことで成長してきたと考えられている。銀河団同士の衝突が完了するまでには数十億年程度かかると推定されており、ある銀河団で衝突の全ての段階を観測することは不可能だ。そのため、銀河団の進化の歴史を調べるには、異なる衝突段階にある銀河団をスナップショットとして多数観測する必要が

                                                  初めてとらえられた銀河団衝突の瞬間
                                                • 小惑星「リュウグウ」 水星よりも太陽に近い軌道を描いた時期がある可能性

                                                  2019年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が2度に渡るサンプル採取を実施した小惑星「リュウグウ」。現在のリュウグウは時折地球に接近することもある地球近傍軌道を周回していますが、数十万~数百万年前には現在とは異なり、今よりも太陽に近づく軌道を描いていた可能性を示す研究成果が発表されました。 関連 ・リュウグウとベンヌの起源と歴史に迫る研究、天文学者ブライアン・メイも参加 ・リュウグウはかつて彗星だった? 表面の6割が有機物とする研究成果 ・小惑星リュウグウ、表面の岩はほとんどがスカスカだった ■太陽により変性したとみられる赤黒い物質と変性していない青白い物質の分布から推定タッチダウン直後の「はやぶさ2」から撮影されたリュウグウの表面(Credit: JAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研) 2019年2月22日(日本時間)に

                                                    小惑星「リュウグウ」 水星よりも太陽に近い軌道を描いた時期がある可能性
                                                  • すばる望遠鏡、一足先に「はやぶさ2」を出迎える | トピックス・お知らせ | すばる望遠鏡

                                                    小惑星「リュウグウ ((162173) Ryugu)」の探査を終えて地球に向かっている日本の小惑星探査機「はやぶさ2」の姿を、ハワイ現地時の2020年11月20日午前0時過ぎにすばる望遠鏡が撮影しました。 図1:すばる望遠鏡に搭載した超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」で捉えた「はやぶさ2」(画像中央の点光源)。「はやぶさ2」の動きに合わせて追尾しながら観測を行なったため、背景の星の像は流れて写っています。2020年11月20日 00:12~00:29 (ハワイ現地時) に撮影した3分間露出の画像を5枚重ねて処理。画像の画角は 2.0 分角 × 1.0 分角。(クレジット:国立天文台) JAXA 宇宙科学研究所が運用する「はやぶさ2」は、リュウグウで採取したサンプルを格納したカプセルを日本標準時の12月6日に地球に帰還させる予定です。リュウグウから地球に向けて旅を続けている

                                                      すばる望遠鏡、一足先に「はやぶさ2」を出迎える | トピックス・お知らせ | すばる望遠鏡
                                                    • NASAの探査機が回収した小惑星「ベンヌ」のサンプルに生物に不可欠な炭素と水が豊富に含まれていたことが明らかに

                                                      NASAの惑星探査機「OSIRIS-REx(オシリス・レックス)」は小惑星ベンヌから地表サンプルを採取し、2023年9月24日に地球にサンプルを投下しました。NASAが回収したサンプルを調査した結果、サンプルに炭素や水分子を含む有機物などが確認されたことが報告されています。 NASA asteroid sample contains life-critical water and carbon https://phys.org/news/2023-10-nasa-asteroid-sample-life-critical-carbon.html NASA's 1st asteroid sample is rich in carbon and water | Space https://www.space.com/osiris-rex-bennu-asteroid-sample-carbon

                                                        NASAの探査機が回収した小惑星「ベンヌ」のサンプルに生物に不可欠な炭素と水が豊富に含まれていたことが明らかに
                                                      • 2023年6月~2024年5月はずっと「過去最高に暑い月」だったとNASAが報告

                                                        2024年5月は「観測史上最も暑い5月」となり、月間気温が5月として過去最高を記録したことがNASAの科学者によって確かめられました。これにより、2023年6月~2024年5月の12カ月間にわたってそれぞれの月で「過去最高の暑さ」になったとNASAが報告しています。 NASA Analysis Confirms a Year of Monthly Temperature Records - NASA https://www.nasa.gov/earth/nasa-analysis-confirms-a-year-of-monthly-temperature-records/ NASA Confirms: Every Month For Last Year Was Hottest on Record : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/na

                                                          2023年6月~2024年5月はずっと「過去最高に暑い月」だったとNASAが報告
                                                        • 宇宙飛行士の選抜試験会場「宇宙探査フィールド」を公開 JAXA | NHK

                                                          JAXA=宇宙航空研究開発機構が去年から実施している宇宙飛行士の選抜試験で使われた会場の一部が19日夜、公開されました。 公開されたのは神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所にある月や惑星の環境を模擬することができる「宇宙探査フィールド」です。 JAXAは去年4月から宇宙飛行士を選ぶ試験を実施していて、公開されたエリアは今月始まった最終選考の会場として使用され、照明や砂を使って月面を模した場所となっています。 受験者たちは、このエリアで自分たちが製作した小型の探査車を遠隔操作で走らせる課題などに取り組んだということです。 JAXA広報部の佐々木薫部長は「受験者の皆さんには、新しい時代の月面での挑戦も視野に入れた活動を実感してもらえたと思う」と話していました。 宇宙飛行士の選抜試験には過去最多の4127人が応募し、これまでに面接や体力試験などによって絞り込まれた男性8人、女性2人の合わせて

                                                            宇宙飛行士の選抜試験会場「宇宙探査フィールド」を公開 JAXA | NHK
                                                          • はやぶさ2が見た地球 JAXAが公開「最後に『行ってきます』と手を振り行った」 | 毎日新聞

                                                            小惑星探査機「はやぶさ2」が地球の上空約8万キロから撮影した地球の画像。右上に南極が、上端に南米西岸が写っている=2020年12月6日午前6時半撮影(JAXAなど提供) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの試料が入ったカプセルを分離後、別の小惑星に向けて再出発した直後に撮影した地球の画像を公開した。はやぶさ2のカプセル回収を受けてJAXA宇宙科学研究所(相模原市)で開いた記者会見で明らかにした。 公開されたのは、日本時間午前6時半に地球の上空約8万キロと、午前8時50分に同約12…

                                                              はやぶさ2が見た地球 JAXAが公開「最後に『行ってきます』と手を振り行った」 | 毎日新聞
                                                            • 【8月19日】まとめ 今日は何の日?~この日気になる日~ | 気まぐれイロイロ情報発信所

                                                              皆さんおはよう~こんばんはcaldiaです(^^) 台風が去ったらやはり台風一過のせいか なかなかの暑さになりましたね(;´Д`) 長野県の私の居る所は、夜はたまに 秋の風かって思うくらい涼しい風が 入ってくるので今の所今年の夏は 寝苦しい夜に苛まれることもなく と言う感じです(*’ω’*) あっそういえばそもそもココずっと ほぼ夜寝てなかった(笑) エリアによっては40℃越えの所もありますが そうじゃない所は去年の暑さに比べたらかなり 冷夏なんじゃないかと思います。 去年は私のエリアも35℃前後で連日 暑さと格闘して敗北の日々でしたが 今年は今の所30℃ギリ越えるか越えないか くらいの所で保ってくれてるので まだ一度もエアコン起動してないです。 そしてこの夜風の冷たさを考えると もしかしたらこの暑さもそこまで続かず 一昨年のように暑いのも今月一杯くらいで 終わるかもしれませんね♪ 確か一

                                                                【8月19日】まとめ 今日は何の日?~この日気になる日~ | 気まぐれイロイロ情報発信所
                                                              • 月はこれまで考えられていたより約4000万年古いことがアポロ17号が持ち帰ったジルコン結晶から判明

                                                                「月がどのように形成されたのか」については複数の仮説が提唱されていますが、有力なものとしては誕生間もない原始地球に火星ほどのサイズだったテイアと呼ばれる惑星が衝突し、その破片が月になったというジャイアント・インパクト説があります。アポロ計画最後のミッションとなったアポロ17号が持ち帰ったジルコン結晶を分析した新たな研究では、月が形成されたのはこれまで考えられてきたよりも4000万年古い「約44億6000万年前」であることが示されました。 4.46 Ga zircons anchor chronology of lunar magma ocean | Geochemical Perspectives Letters https://www.geochemicalperspectivesletters.org/article2334/ The Moon Is 40 Million Years

                                                                  月はこれまで考えられていたより約4000万年古いことがアポロ17号が持ち帰ったジルコン結晶から判明
                                                                • 日欧の水星探査機、地球スイングバイ成功 謎だらけの惑星へ舵を切る | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

                                                                  レビュー 日欧の水星探査機、地球スイングバイ成功 謎だらけの惑星へ舵を切る 2020.04.23 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 日欧共同の水星探査計画「ベピコロンボ」の探査機が、地球の引力と公転を利用して軌道と速度を変える「地球スイングバイ」に成功した、と宇宙航空研究開発機構(JAXA)と欧州宇宙機関(ESA)が21日、発表した。2025年末の水星到着に向け、行程の最初の関門を乗り切った。太陽に最も近い惑星である水星にはこれまで米国の探査機が2機しか送られておらず、磁場や内部構造など多くの謎が残っている。関係者は「水星から教科書が書き換わるほどの新発見を届ける」と意気込む。 史上最多のスイングバイを計画 探査機は日本時間10日にスイングバイを実施。午後1時24分57秒の地球最接近時には南大西洋の上空1万2689キロを通過し、秒速約5キロの減速を行った。その後、ESAは機体が計画通

                                                                    日欧の水星探査機、地球スイングバイ成功 謎だらけの惑星へ舵を切る | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
                                                                  • 海の大気汚染の減少が皮肉にも「地球温暖化を加速」させてしまった可能性がある

                                                                    気候変動の激化やエルニーニョ現象による海の温度の上昇などが重なり、2023年は記録的に暑い年になりました。さらに、海運業界が排出した大気汚染物質が大きく減少したことで海温上昇が加速し、さらなる気候変動を招いたという研究が報告されました。 Cutting pollution from the shipping industry accidentally increased global warming, study suggests | Live Science https://www.livescience.com/planet-earth/climate-change/cutting-pollution-from-the-shipping-industry-accidentally-increased-global-warming-study-suggests 国際海事機関(IMO)は2

                                                                      海の大気汚染の減少が皮肉にも「地球温暖化を加速」させてしまった可能性がある
                                                                    • 球状星団「パロマー5」に予想を上回る数のブラックホールが存在する可能性

                                                                      【▲ 球状星団に存在する複数の恒星質量ブラックホールを描いたイメージ図(Credit: ESA/Hubble, N. Bartmann)】バルセロナ大学宇宙科学研究所(ICCUB)のMark Gieles氏らの研究グループは、球状星団「パロマー5(Palomar 5)」に予想を上回る数のブラックホールが存在する可能性を示した研究成果を発表しました。研究グループは、重力を介した相互作用によってすべての恒星が放り出されてしまうことで、今から10億年後のパロマー5にはブラックホールしか残らないと予想しています。 ■球状星団から飛び出した恒星がストリームを形成し、そのあとにはブラックホールだけが残される可能性「へび座」の方向およそ6万5000光年先にあるパロマー5は、天文学者のウォルター・バーデによって1950年に発見されました。天の川銀河の周囲では150個ほどの球状星団が見つかっていて、パロマー

                                                                        球状星団「パロマー5」に予想を上回る数のブラックホールが存在する可能性
                                                                      • 「はやぶさ2」は拡張ミッション「はやぶさ2♯」へ

                                                                        小惑星探査機「はやぶさ2」のプロジェクトが6月末で終了し、新たに2つの小惑星を目指す拡張ミッション「はやぶさ2♯」に引き継がれた。 【2022年7月5日 JAXAはやぶさ2プロジェクト】 探査機『はやぶさ2』は2020年12月6日に地球に帰還し、小惑星リュウグウの試料を納めたカプセルを地球に向けて分離した後、新たに2つの小惑星「2001 CC21」「1998 KY26」を目指す「拡張ミッション」に入っている。 現在の「はやぶさ2」は地球から約2億1850万kmの位置にあり、1つ目の目標天体2001 CC21に向かって、6月28日からイオンエンジンの運転を開始したところだ。10月ごろまで運転を続けた後、2025年まではエンジンを使わない慣性飛行となり、2026年7月に2001 CC21へのフライバイ(接近通過)が行われる。その後は、2027年・2028年に地球でスイングバイをした後、2031

                                                                          「はやぶさ2」は拡張ミッション「はやぶさ2♯」へ
                                                                        • <受付終了>JAXAアカデミー 夏のホームワーク✍︎「スイングバイを使った軌道設計」|募集情報|JAXA 宇宙教育センター

                                                                          2022/12/13 発表会の様子を公開しました。 特設ページはこちら NEW 2022/12/13 参加者からの質問に尾崎直哉特任助教が回答しました。 Q&Aはこちら NEW 2022/ 8/24 課題を進めるにあたり、この動画を見るとヒントが得られるかも?! 補足動画はこちら(YouTube動画リンク) 2022/ 8/ 5 募集課題の詳細を公開しました。 課題はこちら ※募集は終了しました。 木星の衛星エウロパに着陸探査したい。小惑星ケレスからサンプルリターンしたい。そうした宇宙ミッションを計画するときに、真っ先に考えなければいけないことが探査機の軌道設計(=探査機を飛ばす飛行ルートを決めること)である。一見、地味な分野に思われるかもしれないが、軌道設計とミッション実現性は密に関連しているため、特に宇宙を志す者の教養として知っておいて損はない。また、軌道設計には数学・物理の知識がたく

                                                                            <受付終了>JAXAアカデミー 夏のホームワーク✍︎「スイングバイを使った軌道設計」|募集情報|JAXA 宇宙教育センター
                                                                          • マグネターとパルサーって何?(追記あり) - RioでじゃねーどPartⅡ

                                                                            Rioでじゃねーど、です。 みなさん、こんにちは。 夜空を見上げて「あ!〇〇座だ」とわかる星座は何ですか? 冬の星座ですが「オリオン座」はその代表的なものだと思います。 星があまり見えない地域でも比較的見つけやすいですよね? 中央の3つ星を囲むように4つの星で長方形を作っています。 オリオン座 まさきりお作 左上の赤い星は「ベテルギウス」です。いつか超新星爆発を起こし「中性子星」になると言われています。 今回はこの「中性子星」について書いていきたいと思います。 最近のナゾロジーさんの記事に ↓ 2つの星の性質をもつ奇妙な中性子星を発見! 恒星進化のミッシングリンクか | ナゾロジー 「マグネターとパルサーの両方の特徴をもつ中性子星を発見」という記事がありました。 マグネター?パルサー? よく聞くけれど、それって何?・・ということで調べてみようと思います。 てっとり早く覚えるにはやはりYou

                                                                              マグネターとパルサーって何?(追記あり) - RioでじゃねーどPartⅡ
                                                                            • 偵察衛星、24年に3基打ち上げ 韓国と統一「成し遂げられず」―北朝鮮:時事ドットコム

                                                                              偵察衛星、24年に3基打ち上げ 韓国と統一「成し遂げられず」―北朝鮮 2023年12月31日21時29分配信 北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会総会に出席する金正恩総書記=26日、平壌(朝鮮中央通信配信)(AFP時事) 【ソウル時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、平壌で30日まで開かれていた党中央委員会総会で、2024年に軍事偵察衛星を追加で3基打ち上げると表明した。また、北朝鮮は今後、韓国との「統一は成し遂げられない」として、対韓政策の転換を宣言した。朝鮮中央通信が31日、報じた。 北朝鮮、来年早期に軍事挑発か 韓国情報機関が分析 北朝鮮は、2度の失敗を経て、23年11月に軍事偵察衛星「万里鏡1号」の打ち上げに成功。正恩氏は、打ち上げ成功は北朝鮮の「戦略的な力を高い段階に引き上げた」と強調。追加打ち上げに向け、宇宙科学技術発展のための「国家レベルでの対策」が取られたとも語った。 正恩氏は、

                                                                                偵察衛星、24年に3基打ち上げ 韓国と統一「成し遂げられず」―北朝鮮:時事ドットコム
                                                                              • 【速報】JAXA探査機「SLIM」、日本初の月面着陸に成功–世界でも5カ国目の快挙

                                                                                #JAXA#SLIM 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月20日、小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸が成功したと発表した。日本初の快挙で、世界でも5カ国目の快挙となった。 ただし、現時点で太陽電池が発電しておらず、バッテリーで駆動しているという。今後データを集めて探査機の状況を確認する方針だ。 SLIMは1月20日午前0時頃に着陸降下を開始した。テレメトリ画面上では順調に降下を続け、午前0時20分に予定通り月面に到達した。しかし、着陸の成否はすぐにはわからなかった。 プレス会場にいたJAXAの川勝康弘教授は「テレメトリ画面から読み取れること」と前置きしたうえで、加速度の数値が月面の重力加速度と同じ値を示している点、そして、SLIMからの時刻が更新されている点を踏まえ「SLIMは月面に到達し、安定して通信していると思われる」と述べた。 なお、SLIMから放出された超小型探査機の1つであ

                                                                                  【速報】JAXA探査機「SLIM」、日本初の月面着陸に成功–世界でも5カ国目の快挙
                                                                                • 小型月着陸実証機SLIM ピンポイント月着陸ライブ・記者会見

                                                                                  English ⇒ https://youtube.com/live/nvXLt3ET9mE 小型月着陸実証機SLIMによるピンポイント月着陸運用の様子をJAXA相模原キャンパスからライブ配信します。 配信予定:2024年1月19日(金)23時00分頃~ 月着陸予定:2024年1月20日(土)00時20分頃 【記者会見】 日時: 2024 年1 月20 日(土)02時10分~ 登壇者: (1)山川 宏(理事長) (2)國中 均(理事/宇宙科学研究所 所長) (3)藤本 正樹(JAXA宇宙科学研究所副所長/太陽系科学研究系教授) #SLIM月着陸ライブ

                                                                                    小型月着陸実証機SLIM ピンポイント月着陸ライブ・記者会見