セキュリティ企業・Binarlyの研究チームが、Acer、Dell、GIGABYTE、Intel、Supermicroが販売する200種類以上のデバイスでブート時に任意コード実行が可能になる脆弱(ぜいじゃく)性「PKfail」を報告しました。脆弱性の起因は、セキュアブートの基盤となるプラットフォームキーが2022年に漏えいしたことと指摘されています。 PKfail: Untrusted Platform Keys Undermine Secure Boot on UEFI Ecosystem https://www.binarly.io/blog/pkfail-untrusted-platform-keys-undermine-secure-boot-on-uefi-ecosystem SupplyChainAttacks/PKfail/ImpactedDevices.md at main
Valveが手がける携帯型PCゲーム機「Steam Deck」は、2月25日からアメリカ・カナダ・イギリスおよびEU在住の予約購入者への出荷が開始される。これに先立っては、開発者などに開発キットが提供され始めており、SNS上では自身のゲームをSteam Deckでテストプレイする様子などが投稿されている。そうしたなかで、Steam Deckのサイズ感が分かる比較画像も投稿されるようになり、注目を集めているようだ。 YouTuberのCary Golomb氏も、ValveからSteam Deckを早期提供されたひとりだ。同氏は2月4日、Steam Deckとさまざまなゲーム機器を並べたサイズ比較画像を多数投稿した。 まず上の画像は、Nintendo Switch(有機ELモデル)およびゲームギアとの比較である。Steam Deckと同じスタイルのデバイスとしては、現在もっともゲーマーに馴染み
プロダクトデザイナーのBrian Benchoff氏が15ドル(約1700円)で作成可能&DOOMの実行も可能なLinuxデバイスを設計しました。設計されたデバイスはバッテリー駆動でどこでもLinuxを使えるとのこと。そんなデバイスの構成や仕様をBenchoff氏が公開していたのでまとめてました。 A Minimum Viable Computer, or Linux for $15 https://bbenchoff.github.io/pages/LinuxDevice.html Benchoff氏が設計したマシンの見た目はこんな感じ。中央に小さなディスプレイが搭載され、両側に必要最低限のキーボードが配置されています。Benchoff氏よると、このデバイスは「いつでもLinuxのコマンドラインを実行可能」「USBポートで他のデバイスと接続可能」「バッテリー駆動」といった特徴を備えた「L
2021年4月20日、ドン・キホーテのプライベートブランド 情熱価格よりNANOTE P8が発売された。Windows 10搭載の7インチのUMPCで、昨年発売されたNANOTEの後継機種という位置づけになる。 www.donki.com 筆者は大のUMPC好きで、過去には工人舎のPAや富士通のWindows7ケータイF-07Cを持っていた。現在はGPD WIN2*1を使っている。 UMPCと言えば昔は「究極の携帯性」のためにパソコンとしての実用性が犠牲になりがちで、しかも低性能の割に高価だった。最近はSoCを始めとした集積化技術やCPUの省電力化、スマホやタブレットの技術の転用で並のノートPCほどの性能を持つものまで存在するほどになった。 今回紹介するNANOTE P8は低価格ながらも様々な部分が「許せるレベル」に落とし込まれている「他人に薦めやすいUMPC」だ。買って1日触った感想と、
MAG1 LTEモデル登場! 価格 当初アナウンスされていたのはWi-Fiモデルのみでしたが、Wi-Fiモデルの出荷前のここにきてLTEモデルのアナウンスです。 実行8GBメモリ+256GBストレージの4G対応モデルが定価10万1251円、割引価格で7万9172円。 上位モデルとなる実行16GBメモリ+512GBストレージの4G対応モデルが定価11万6863円、割引価格で9万7460円。 割引クーポン「1111GKB30」を決済画面で入力すると、30ドルの割引となります。 MAG1とは MAG1は、画面サイズ8.9インチで重量700g弱の小型PCです。既存のUMPCより画面サイズは大きいながらベゼルレス。6列キーボードやタッチパッド領域も備えます。キーボードバックライトもあり。OSはWindows 10、CPUはCore m3-8100Y、電池容量は8600mAh。 これだけでもかなり理想
オープンソースのポータブルターミナルキット「DevTerm」に、RISC-Vベースの64ビットCPUコアを搭載した「R-01」モデルが加わった。 Clockworkが販売するDevTermシリーズは、レトロデザインでコンパクトな筐体が特徴のキーボード、ディスプレイ一体型コンピューター。これまでCortex-A53搭載の「A04」を2モデル、Cortex-A72およびCortex-A53搭載の「A06」を2モデル、Raspberry PI CM3+ Lite搭載の「RPI-CM3」を1モデル 発表してきた。これらは特別なツールや知識が無くても簡単に組み立てられ、プログラミングツールとしてだけでなくゲーム機としても利用できる。 R-01はこれまでのモデルと同様、メインボードは95×77mmとコンパクトな「ClockworkPi v3.14」を使う。USBやmicro HDMI、オーディオ端子、
また同日、完全子会社化した西友とのネットスーパー事業で、2023年12月期の連結決算に減損損失約160億円を計上する見込みとも発表している。 一般的に、繰延税金資産の取り崩しを行うのは、将来減算する課税所得が見込めなくなった場合などとされている。 関連記事 楽天モバイル、災害支援措置でSIMカード再発行手数料の無料化や支払い期限の延長など 楽天モバイルは1月2日、1日に石川県能登半島で発生した地震災害に伴う支援措置として、SIMカード再発行の手数料無料化、各種受付手続きの緩和(本人確認書類の提示不要)、料金支払い期限の延長を発表した。 楽天、株主優待を変更 楽天キャッシュ→楽天モバイルのデータ専用eSIMに 楽天グループは、株主優待の内容を変更すると発表した。2022年までは電子マネー「楽天キャッシュ」を500~2500円分配布していたが、23年は楽天モバイルのデータ通信専用eSIM(30
消費増税後も販売台数と販売金額がともに好調なノートPC市場で異変が起きている。それまで販売台数で圧倒的なシェアを誇っていたインテル製CPUの「Core」搭載ノートPCが、AMD製CPUの「Ryzen」搭載ノートPCにシェアを奪われているのだ。全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」によると、12月23日週の週次データでRyzen搭載ノートPCのシェアが24.3%、Core搭載ノートPCが75.4%となった。ノートPCの4台に1台がRyzen搭載モデルになっている。 まずは2019年(1~12月)のノートPC市場を振り返ってみよう。BCNランキングの販売台数と販売金額の前年比推移は、いずれも好調だった。特に、19年10月1日の消費税率10%導入直前の駆け込み需要がピークとなった9月は、販売台数で前年同月比190.4%、販売金額で205.7%と大幅な伸び
6型~8型クラスの液晶ディスプレイを搭載した、超小型PCの選択肢が増えている。本特集ではそれらの使い勝手を細かく見ていく。今回は、シリアルポートを備え両手入力に特化した「GPD MicroPC」を取り上げる。 超小型PCを展開する中国のPCベンダー GPD Technologyのラインアップでひときわユニークなのが「GPD MicroPC」だ。2018年12月からクラウンドファンディングで出資者を募り、すでに店頭でも販売されている。 本当のワークマシンは「親指で使いやすい」 GPD MicroPCにおいて、それは「立って使うためのPC」といえる。このPCは机の上において両手打ちをする省スペースなノートPCではない。何らかの理由によって立ったまま、もしくは机がない状況における作業で使用する“端末”として使うことを想定した特定の用途に適したPCワークマシンだ(GPD Technologyも「産
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