※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 失われた甘味料「甘葛(あまづら)」を復元し、平安貴族が食べた古代スイーツを作るプロジェクトが、講談社のクラウドファンディングサイト「ブルーバックスアウトリーチ」で始まりました。3月20日までに100万円の寄付を目指します。古典好きがワクワクするクラファンがきた! 甘葛は砂糖が一般的に広まるまで使われていた甘味料で、『枕草子』でかき氷にかけたり、『今昔物語集』に貴族が大好きなスイーツ「芋粥」の材料として登場したりするなど、優雅な貴族生活を演出する重要な存在でもありました。しかし砂糖の普及により江戸時代には記録から完全に消失、今では原料や製法が一切分からなくなり、“幻の甘味料”となってしまったのです。 清少納言著『枕草子』四十七段「あてなるもの」(写本)国文学研究資料館所蔵 甘葛をかけたかき氷が上品で雅であると書かれています プロジェク