ブログを書き続けていると割とあるのだけれども、 私が書いていることと同じようなことを、 同じ時期に投稿している人に出くわす。 特定の作品に対する批評ならば、 流行り廃りのあるものだけれども、 そうではなく「精神面を記載した内容」が被るのだ。 まさか未来人のブロガーはいないだろうから、 少なくとも「同じ時代」を生きている。 そしておそらく「同じ国」で生きている。 だから同じようなことを考えて生きているのは、 珍しいことではないのかもしれない。 人は「不幸」を感じると、 あたかも「自分が世界で一番不幸なのだ」と思いがち、 「足りない部分」にばかり目を向けて、 「満たされている部分」は棚に上げておく。 どんどん負の方向にばかり感情を引っ張られて生き、 下手をするとダークサイドへと落ちてしまう。 最近、映画『ジョーカー』を見たのだけれども、 あんなに救いのないパターンはあまりないだろう。 人生のど