「昭和18年5月、大阪帝国大学の淺田常三郎教授は、中国で押収した米軍製の焼夷弾の燃焼実験を行い、「アメリカ製の焼夷弾を消すことは不可能」という結論を得た。しかし政府は科学者の警告を無視して、「空襲から逃げるな、逃げる必要はない」と宣伝する。」構造が全く同じ。
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2010年代に飛躍的に進化したAI技術の基礎をつくったトロント、GoogleやFacebookをはじめとするテック企業が進出するモントリオール、コンピュータグラフィックスなどの映像産業でハリウッドと密につながるバンクーバー。日本の24倍の国土を持ちながら人口わずか4000万人弱のカナダから、コンピュータサイエンスの研究やビジネスが次々と生まれている。 なぜカナダに、第一線の研究者や企業が集まるのか。どのようにテクノロジーやビジネスを育んでいるのか。多くの日本人にとっては未知の国である、知られざるテクノロジー・ビジネス環境としてのカナダについて、同国での研究経験を持つ情報科学者・暦本純一氏に聞いた。
2本の指で画面を拡大・縮小する。スマートフォンを操作するとき、私たちが当たり前に行っている動作だ。ソニーコンピュータサイエンス研究所の暦本純一は、このマルチタッチシステムSmartSkinと呼ばれる技術を20年前に発明した。 暦本はほかにも、世界初のモバイルAR(拡張現実)システムNaviCamなど、デジタルの世界を変え得る技術を発明。現在も、東京大学情報学環教授やソニーコンピュータサイエンス研究所副所長などを務める傍らで、新たな技術の研究に取り組む。 Forbes JAPANが“30歳未満の30人”を選出するアワード「30 UNDER 30」のアドバイザリーボードを務めた暦本に、自身を形づくってきた経験を踏まえて、未来をつくる若者たちへのアドバイスを聞いた。 やりたいことができる人とできない人の違い ──グローバルで活躍していく若者に共通するのは、どのような点だと思いますか。 やりたいこ
業界業務の経験豊富な「その道のプロ」に、1時間からピンポイントに相談できる日本最大級のスポットコンサル「ビザスク」。そのビザスク主催のセミナーに、ユーザーインターフェース研究の世界的第一人者で、『妄想する頭 思考する手』の著者・暦本純一氏が登壇。本記事では、暦本氏にとっての「理想の発明」や、主張を簡潔に言語化することの価値などが語られました。 『妄想する頭 思考する手』の著者・暦本純一氏が登壇 暦本純一氏(以下、暦本):みなさまこんにちは。それでは、アイデア創出についてお話をさせていただいた後、質疑に答えたいと思います。私は研究者として、いろいろ新しいことをすることなど、ある意味アイデア創出そのものが仕事です。あるいは、アイデアを創出して、それを具現化するところまでが仕事です。 私の仕事の経験から得たことは、たぶん研究者だけでなく、新しい事業計画を立てたり、ビジネスの企画提案にも活用できる
妄想する頭 思考する手 (ノンフィクション単行本) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、現在開催中である「Kindle本コンピュータ・ITキャンペーン」の中でも注目されている1冊。 『イシューからはじめよ』でおなじみの安宅和人さんご推薦ということで、実は発売当時から気になっていた作品でした。 アマゾンの内容紹介から一部引用。「新しいことを生み出す」には、思考のフレームを意識して外したり、新しいアイデアを形にし、伝えたりするためのちょっとしたコツが必要だ。 この本では、そういった思考の方法や発想のコツなどを、自分の経験を踏まえながら具体的に紹介する。 中古があまり値下がりしていないため、送料を踏まえるとこのKindle版が700円以上お買い得です! Ghost in the Shell Kinect / Danny Choo 【ポイント】■1.「不真面目」ではなく「非真面目」を目指す 「非真面
業界業務の経験豊富な「その道のプロ」に、1時間からピンポイントに相談できる日本最大級のスポットコンサル「ビザスク」。そのビザスク主催のセミナーに、ユーザーインターフェース研究の世界的第一人者で、『妄想する頭 思考する手』の著者・暦本純一氏が登壇。本記事では、思わぬ発展をもたらした「逆算」の事例や、アイデア評価に使う「悪魔度」と「天使度」の2つの軸などが語られました。 「課題」が先か、「ソリューション」が先か 暦本純一氏(以下、暦本):アイデアとClaimは非常に関連していて、特に工学系ではClaimがもうアイデアそのものです。 ほとんどのエンジニアリングのアイデアは、ある課題があって、それをこうやって解決する、という場合が多いんですね。例えば、扇風機は羽があって邪魔だけど、こういう構造にしたら羽のない扇風機ができます、という感じのアイデアなわけですね。 ところが、実務でやっている方は経験が
社会の風景を一変させるような発明は、いつも妄想から始まる。突き抜けた発明をしたければ、妄想する習慣とそれを直ちに試すフットワークを身に付けることだ。マルチタッチ(入力インターフェースを2本以上の指を使って操作する)システムの開発者として知られる東京大学 大学院 情報学環教授 暦本 純一氏 が、自著『妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方』をベースに、ひらめきを現実に変える方法をアドバイスした。 暦本氏は、コンピュータ・サイエンス、ユーザーインタフェースの研究者である。1990年代には世界初のモバイルAR(拡張現実)システム「NaviCam」を試作した。また、スマートフォンの操作方法として知られるマルチタッチの基礎研究を世界に先駆けて行った人物でもある。 同氏は2021年2月、『妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方』を上梓した。この本は、今までの常識を打ち破
技術革新が進み、ビジネス、人材採用のボーダレス化がますます進んでいる。そんな中、エンジニアとして働き続けていくために大切なことって何だろう? これからの時代に“いいキャリア”を築くためのヒントを、エンジニアtype編集部が総力取材で探る! スマホ画面上の写真を、2本の指でピンチして拡大する――誰もが日常的に利用しているこの「スマートスキン」の技術を生み出したのが、ソニーコンピュータサイエンス研究所(CSL)のフェローで東京大学大学院情報学環教授でもある暦本純一さんだ。 インターネットと人間をつなぐことで身体能力や認知能力を拡張させる、「人間拡張(ヒューマン・オーグメンテーション)」と呼ばれるテクノロジーの提唱者としても知られる。 数々のイノベーティブなアイデアを形にしてきた暦本さんは、最新著書『妄想する頭 思考する手――想像を超えるアイデアのつくり方』(祥伝社)で、「イノベーションを生み出
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