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  • 水星探査機「みお」&「MPO」金星スイングバイの結果が発表される

    金星に接近するベピ・コロンボの探査機を描いた想像図(Credit: ESA/ATG Medialab)JAXA(宇宙航空研究開発機構)は11月4日、先日実施された国際水星探査計画「ベピ・コロンボ(BepiColombo)」の探査機による金星スイングバイの結果を発表しました。 ベピ・コロンボはJAXAの水星磁気圏探査機「みお(MMO:Mercury Magnetospheric Orbiter)」とESA(欧州宇宙機関)の水星表面探査機「MPO(Mercury Planetary Orbiter)」の2機の周回探査機によるミッションで、両探査機は電気推進モジュール「MTM(Mercury Transfer Module)」とともに1つの機体を構成しています。 今回のスイングバイは金星で実施される2回のスイングバイのうち1回目で、JAXAによると探査機の金星最接近時刻は日本時間2020年10月

      水星探査機「みお」&「MPO」金星スイングバイの結果が発表される
    • https://jp.techcrunch.com/2020/12/29/2020-12-28-feast-your-eyes-on-the-space-rocks-japans-hayabusa-2-mission-brought-back-from-asteroid-ryugu/

        https://jp.techcrunch.com/2020/12/29/2020-12-28-feast-your-eyes-on-the-space-rocks-japans-hayabusa-2-mission-brought-back-from-asteroid-ryugu/
      • 【詳報】はやぶさ2カプセル到着でプロジェクトチーム会見 | はやぶさ2 | NHKニュース

        神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に8日午前、小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが無事に運び込まれたことを受けてプロジェクトチームが記者会見を開きました。 カプセルの中のガス “由来まだ分からず” 会見の中で、事前にオーストラリアで行った簡易分析で、カプセルの中からガスが採取されたことを改めて説明しました。 そのうえで、吉川真ミッションマネージャは「ガスが小惑星『リュウグウ』由来かどうかの断定をするには至っていない。分子量は測ったが、物質の種類は今後詳しく調べたい。少なくともガスが入っていたことは事実であり、それがリュウグウのものと期待したいが、まだ何とも言えない」と述べ、現時点ではガスの由来については分からないとの認識を示し今後、詳しい分析で明らかにするとしました。 宇宙科学研究所の國中均所長は「3月から4月にかけて、新型コロナウイルスの影響で人の移動が制限される中、オーストラリ

          【詳報】はやぶさ2カプセル到着でプロジェクトチーム会見 | はやぶさ2 | NHKニュース
        • リュウグウのサンプルから液体の水を発見――確かな証拠で明らかになる母天体の形成史(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          JAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」が2020年12月に持ち帰った小惑星「リュウグウ」表面の物質を分析した東北大学理学研究科 中村智樹教授らの研究グループによる分析の成果論文が2022年9月22日付の米科学雑誌『Science』のオンライン版に掲載された。同研究グループは17の粒子を分析し、そのうちの一つから内部に閉じ込められた液体の水を発見した。この水は、太陽系初期に存在した、岩石と水からできたリュウグウの母天体にあったもので、塩や有機物を含む炭酸水だったという。 Formation and evolution of carbonaceous asteroid Ryugu: Direct evidence from returned samples http://dx.doi.org/10.1126/science.abn8671 東北大学のチームが分析した最大のサンプル C0002 の

            リュウグウのサンプルから液体の水を発見――確かな証拠で明らかになる母天体の形成史(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • リュウグウ表面に別タイプの小惑星の岩石が存在。はやぶさ2の観測で判明

            はやぶさ2によって撮影された小惑星リュウグウの表面に散在する明るい色合いの岩石(矢印)を示した図(Credit: 2020 Tatsumi et al.)東京大学の巽瑛理氏らの研究グループは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」が観測とサンプル採取を行った小惑星「リュウグウ」の表面に存在する明るい色合いをした岩石を調べたところ、リュウグウの元になった天体(母天体)と衝突した小惑星に由来する可能性が高い岩石が見つかったとする研究成果を発表しました。 ■母天体を破壊した小惑星の破片が混ざった可能性が高いとみられるリュウグウは有機物を多く含むC型小惑星に分類されていて、母天体が破壊された際の破片が集まって形成されたとみられています。研究グループは、はやぶさ2の「光学航法カメラ(ONC)」と「近赤外分光計(NIRS3)」の観測データをもとに、全体的に暗い色合いをしたリュウグ

              リュウグウ表面に別タイプの小惑星の岩石が存在。はやぶさ2の観測で判明
            • 「はやぶさ2」サンプル帰還から1年。JAXAが初期分析状況と探査機の状況を紹介

                「はやぶさ2」サンプル帰還から1年。JAXAが初期分析状況と探査機の状況を紹介
              • 軌道投入に失敗したイプシロン6号機、原因はダイヤフラムの吸着

                宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2022年10月12日に打ち上げたイプシロンロケット6号機が軌道投入に失敗した原因を突き止めた(図1)。調査の結果、ロケットの姿勢を制御する小推力の液体ロケット推進系で、推進剤タンク内のダイヤフラム(弾性膜)が、同タンクから液体ロケットエンジン(スラスター)に推進剤を供給する配管(以下、供給配管)への出口に吸着し、推進剤がスラスターに供給されなかったとの結論に達した。2023年2月3日に開催した文部科学省宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会で報告した。

                  軌道投入に失敗したイプシロン6号機、原因はダイヤフラムの吸着
                • 日本の探査機「はやぶさ2」 カプセルの地球帰還は12月6日予定 | NHKニュース

                  小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」は、小惑星の砂などが入ったとみられるカプセルを、ことし12月6日に地球に帰還させることになりました。 文部科学省は「はやぶさ2」が地球に接近して、小惑星の砂などが入ったとみられるカプセルを、オーストラリアの砂漠に落下させる日が、ことし12月6日に決定したと公表しました。 オーストラリア政府とはこの日程で調整が済んでいて、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、カプセルを回収するための準備を進めるということです。 また、JAXAは国内の研究者を中心に岩石の破片などを分析するチームの編成を終えていて、カプセルが地球に戻り次第、生命に関係する有機物が存在するかなどの解析を行うことになっています。 さらに「はやぶさ2」はカプセルを地球に落下させた後、さらに別の小惑星に向かって探査を続けることになっていて、JAXAは次の目標となる小惑星の選定を進めて

                    日本の探査機「はやぶさ2」 カプセルの地球帰還は12月6日予定 | NHKニュース
                  • はやぶさ2カプセルの展示内容と、一般からのメッセージ入りメモリーチップの往復航行達成

                    3月5日、JAXAは記者説明会で「はやぶさ2」サンプル解析と地球帰還カプセルの現状について説明しました。サンプルはC室の観察に進み、カプセルの状態は良好で、内面は「新品のように見える」というほどの状態だとのこと。新型コロナウイルス感染症の動向次第ではありますが、一般への公開予定も発表されました。また、「星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2」で托されたメッセージを収めたメモリーチップが、無事小惑星往復を成し遂げたという報告もありました。 小惑星リュウグウのサンプルはC室の観察へサンプルコンテナC室試料の重量測定と、光学顕微鏡による観察が始まっています。 3つの観察用容器に分けられたリュウグウの粒子は合計1.51gですが、別に取り分けた粒子もあるということで、実際の重量はこれより少し重くなります。 C室サンプルの一部(Credit: JAXA)カプセル展示について帰還カプセル

                      はやぶさ2カプセルの展示内容と、一般からのメッセージ入りメモリーチップの往復航行達成
                    • JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星Ryugu出発について

                      国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星Ryugu(リュウグウ)からの出発を確認しましたのでお知らせします。 JAXAは2019年(令和元年)11月13日の「はやぶさ2」の運用において、「はやぶさ2」の化学推進系スラスタを噴射して軌道制御の運用を行いました(※)。 「はやぶさ2」から取得したデータから、 ·「はやぶさ2」の化学推進系スラスタの噴射が予定通り行われ、速度9.2cm/sでリュウグウからの離脱を開始したこと ·「はやぶさ2」の状態が正常であること を確認しました。これにより、「はやぶさ2」が11月13日10時05分(機上、日本標準時)に小惑星リュウグウを出発したことを確認しました。 今後は地球帰還に向けてイオンエンジンなどの搭載機器類のチェックを行う予定です。

                        JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星Ryugu出発について
                      • 日本の「極超音速エンジン」開発へ一歩「スクラムジェット燃焼」 40年越し大実験の意義 | 乗りものニュース

                        JAXAが鹿児島県から打ち上げたスクラムジェット燃焼試験用のロケット「S-520-RD1」。今回の試験は、関係者にとって40年越しの悲願になったそう。その理由と、今回の試験が抱えていた2つの大きな意味を探ります。 スクラムジェット"エンジン"ではなく"燃焼"、その意味 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2022年7月24日午前5時、将来の航空機における極超音速飛行を想定した「スクラムジェット燃焼」の試験を行う観測ロケット「S-520-RD1」の打ち上げを、鹿児島県肝付町にある内之浦宇宙空間観測所から行いました。最高到達高度は168km、打ち上げから着水までの飛行時間は412秒でした。 試験は気象条件にも恵まれ、実験のリーダーである、JAXA研究開発部門の超音速燃焼飛行試験チームを束ねる谷 香一郎(たに こういちろう)チーム長は「この上ない状況での試験だった」と述べています。 今回使われた機

                          日本の「極超音速エンジン」開発へ一歩「スクラムジェット燃焼」 40年越し大実験の意義 | 乗りものニュース
                        • 「はやぶさ2」 姿勢変更 メインエンジンの試験運転へ | NHKニュース

                          地球に向けて小惑星を出発した日本の探査機「はやぶさ2」は、メインエンジンの試験運転を行うため、姿勢を変更したとJAXA=宇宙航空研究開発機構が発表しました。 そして、メインエンジンであるイオンエンジンの試験運転を行うため、JAXAは19日午前10時ごろから操作を行い、「はやぶさ2」の太陽電池パネルを太陽の方向に向けるよう姿勢を変更したということです。 「はやぶさ2」は20日から、およそ2週間、イオンエンジンを1年半ぶりに起動させる試験運転を行い、問題がなければ来月3日以降、イオンエンジンを使って本格的に地球に向けて飛行を始める計画になっています。 そして、来年の11月から12月に「リュウグウ」の岩石の破片が入ったと見られるカプセルを分離して、オーストラリアの砂漠地帯に落下させる計画です。

                            「はやぶさ2」 姿勢変更 メインエンジンの試験運転へ | NHKニュース
                          • JAXA、はやぶさ2のサンプルキャッチャーC室内に5mm超の小石を確認

                            宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月24日、小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰ったサンプルコンテナのサンプルキャッチャーC室内に5mmを超え、1cm近いサイズのサンプル(小石、礫)を確認したことを明らかにした。 はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウのサンプルを入れたカプセルは2020年12月現在、JAXA相模原キャンパス内に設置されているキュレーションセンターのクリーンルーム内にてキュレーション作業が進められている段階。今回、その一環として、すでに開封済みのサンプルキャッチャーA室に続いて、残りのB室ならびにC室の開封が行われたという。 その結果、A室に加え、C室にも大粒のサンプルが入っていることが判明(B室内にも肉眼で見えるレベルの細かな粒子が存在していることが確認されたという)。専用の回収容器にそれぞれのサンプルを収め、顕微鏡観察を行ったところ、A室、C室ともに1mmを超える粒子が多数

                              JAXA、はやぶさ2のサンプルキャッチャーC室内に5mm超の小石を確認
                            • 地球帰還後の「はやぶさ2」は2031年に小惑星1998 KY26へ

                              12月6日に地球に帰還する「はやぶさ2」が、カプセル分離後に別の小惑星「1998 KY26」に向かうことが決まった。到着は2031年の予定だ。 【2020年9月15日 JAXA はやぶさ2プロジェクト/文部科学省】 JAXA宇宙科学研究所の小惑星探査機「はやぶさ2」は、9月15日から地球帰還に向けた最終誘導の段階に入った。「はやぶさ2」は12月6日に地球に帰還し、小惑星リュウグウのサンプルを格納したカプセルをオーストラリアのウーメラ砂漠に向けて分離することになっている。カプセルを分離した後の「はやぶさ2」は軌道修正を行い、地球から離脱する。 地球圏を離れた「はやぶさ2」にはまだイオンエンジンの燃料が半分ほど残っているため、プロジェクトチームは「はやぶさ2」をさらに別の天体の探査に向かわせる「拡張ミッション」を行うことを検討し、目標天体の候補として2個の小惑星「2001 AV43」と「199

                                地球帰還後の「はやぶさ2」は2031年に小惑星1998 KY26へ
                              • JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルの回収結果について

                                国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルについて、カプセル本体、ヒートシールド、パラシュートを2020年12月6日に豪州ウーメラ立入制限区域内にて回収しました。 現地本部において、回収したカプセル本体から小惑星リュウグウのサンプル由来と考えられるガスの採取作業を明日行う予定です。 また、小惑星探査機「はやぶさ2」は、カプセル分離後、12月5日15時30分から16時30分(日本時間)にかけて、地球圏離脱軌道への遷移のための軌道変更を3回に分けて実施し、12月5日16時31分に完了しました。なお、探査機は正常です。 「はやぶさ2」再突入カプセル回収に際し、ご協力いただいた日豪両政府、NASA、関係各機関の方々、また、ご声援いただいた皆様に対し、あらためて御礼申し上げます。

                                  JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルの回収結果について
                                • はやぶさ2、第2期イオンエンジン運転を開始 - 地球帰還に向け復路も順調!

                                  宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月11日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関するオンライン記者説明会を開催し、5月より開始している第2期イオンエンジン運転の状況について報告した。また最新の科学成果についても紹介。リュウグウは炭素含有量が多いということで、はやぶさ2が持ち帰るサンプルの中から、有機物が見つかる期待が高まった。 いよいよ地球に向けてラストスパート! はやぶさ2は2019年11月13日にリュウグウを離脱。地球帰還に向け、イオンエンジンによる航行を続けていた。前半(第1期)の運転は、同年12月3日から2020年2月3日まで実施。その後、約3カ月の慣性飛行を経て、5月12日には再びイオンエンジンに点火、いよいよ地球帰還までの最後の運転となる後半(第2期)が始まった。 復路の軌道制御は、地球を中心とした大きな「的」(まと)を考えると分かりやすい。はやぶさ2は当初、地球から400万kmも

                                    はやぶさ2、第2期イオンエンジン運転を開始 - 地球帰還に向け復路も順調!
                                  • 「はやぶさ2」2020年12月6日に地球帰還 JAXA発表

                                    カプセルの大気圏再突入イメージ (Credit: JAXA)JAXAは2020年7月14日、小惑星探査機「はやぶさ2」の再突入カプセル地球帰還日が2020年12月6日(日本時間/オーストラリア時間)になると発表しました。 着陸場所は、初代「はやぶさ」と同じくオーストラリア、南オーストラリア州のウーメラを予定しています。 ■現状と今後の予定各イベントの実施日時は7月14日現在未定(Credit: JAXA)「はやぶさ2」は、2019年11月13日に小惑星「リュウグウ」を出発し、地球への帰還軌道に入っています。2020年7月14日現在の地球からの距離は9200万km、リュウグウからの距離は404万km。打ち上げ以来の総飛行距離は49.2億kmで、残り3.2億kmで、順調に飛行中です。 5月12日以来イオンエンジンの加速運転が続いており、これは9月中旬まで続きます。10月以降は最終誘導フェーズと

                                      「はやぶさ2」2020年12月6日に地球帰還 JAXA発表
                                    • 「はやぶさ2」 次の目標は直径30mほどの小惑星 11年かけて | はやぶさ2 | NHKニュース

                                      日本の探査機「はやぶさ2」は小惑星の砂が入ったとみられるカプセルをことし12月に地球に帰還させたあと、さらに11年かけて直径30メートルほどの別の小惑星に向かうことをJAXA=宇宙航空研究開発機構が公表しました。 JAXAのプロジェクトチームはオンラインで会見を開き、「はやぶさ2」はカプセル放出後に「1998KY26」と呼ばれる小惑星に向かうことを公表しました。 この小惑星は、直径30メートルほどで、地球と火星の間を回っていて、およそ10分で1回という高速で自転していることが分かっています。 到着するのは11年後の2031年の計画で、その飛行距離はおよそ100億キロになるということです。 直径が100メートル未満の小さな天体に近づいて観測を行うのは世界でも初めてだということで、小惑星が地球に衝突するのを回避するために役立つ情報が得られるとしています。 JAXAの吉川真ミッションマネージャは

                                        「はやぶさ2」 次の目標は直径30mほどの小惑星 11年かけて | はやぶさ2 | NHKニュース
                                      • 小惑星探査機「はやぶさ2」カプセル分離 帰還の約12時間前 | NHKニュース

                                        日本の探査機「はやぶさ2」は、小惑星の砂が入ったとみられるカプセルを帰還させるため、地球に向けて飛行を続けていますが、カプセルの分離は帰還のおよそ12時間前、地球から22万キロほどの位置で行うなどの詳しい手順を、JAXA=宇宙航空研究開発機構が公表しました。 JAXAのチームは会見を開き、「はやぶさ2」のカプセルの帰還に向けた詳しい手順を公表しました。 それによりますと「はやぶさ2」は、ことし11月25日ごろからオーストラリアに向かう軌道に調整され、12月5日の日本時間の午後2時から午後3時の間、地球から22万キロほどの位置でカプセルを分離します。 そして、カプセルはおよそ12時間後の、12月6日午前2時から午前3時にオーストラリア南部の砂漠地帯に、落下する計画だということです。 探査機はカプセル分離後、再びエンジンを噴射して別の小惑星に向けて飛行を続け、大気圏に突入するカプセルの様子をカ

                                          小惑星探査機「はやぶさ2」カプセル分離 帰還の約12時間前 | NHKニュース
                                        • はやぶさ2のカプセル回収 小惑星の石載せ、豪の砂漠に着地 - 記事詳細|Infoseekニュース

                                          はやぶさ2のカプセル回収 小惑星の石載せ、豪の砂漠に着地 - 記事詳細|Infoseekニュース【ウーメラ(オーストラリア南部)共同】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が投下した小惑星りゅうぐうの石が入るとみられるカプセルは6日未明、地球の大気圏に突入し、約30分後の同日午前4時24分(日本時間午前2時54分)、オーストラリア南部ウーメラ近くの砂漠に計画通り着地、回収された… 内容紹介(出版社より) 2020年12月に小惑星リュウグウのサンプルを地球に持ち帰る「はやぶさ2」は、小惑星探査を目的とする小惑星探査機で、2010年まで運用された「はやぶさ」の後継機。 この本は、太陽系の起源・進化と生命の解明、そして深宇宙探査技術の確立に挑む「はやぶさ2」の全貌がわかる、豊富な写真と図版で構成されたグラフィカルな科学解説本です。 小惑星探査の意義や目的、メカニック解説、ロケット

                                            はやぶさ2のカプセル回収 小惑星の石載せ、豪の砂漠に着地 - 記事詳細|Infoseekニュース
                                          • 2020/09/25 新着情報

                                            10ヶ月前、慣れ親しんだ小惑星リュウグウを離れ、地球帰還へのイオンエンジンを続けてきた はやぶさ2は、2020年9月17日午前3時15分45秒(日本時間、以下同様)にイオンエンジンシステムを計画通り停止し、往復のべ22,348時間に及ぶ地球往復のイオンエンジン運転を完了しました。 最終日のイオンエンジン運転は地球帰還軌道に接続するための精密な軌道修正(TCM-0)であったため、通常のイオンエンジン運転と異なり非常に精密な推力制御が求められました。イオンエンジンの停止時刻を微調整し、探査機の速度を計画値にぴったり合わせる必要があります。 図1は「(2way)ドップラーモニタ」と呼ばれる画面です。縦軸が「計画された軌道 と実際の軌道との視線方向の速度残差」を意味します。この差が0になる点を予想して停止時刻を決めます(※折返し測定のため、この数字の半分が実際の速度残差になります)。赤い丸のプロッ

                                              2020/09/25 新着情報
                                            • リュウグウはなぜ水を失ったのか? はやぶさ2が金属弾を打ち込み解明

                                              はやぶさ2に搭載された望遠光学航法カメラ(ONC-T)により約20kmの距離から撮影されたリュウグウの画像(Image Credit:JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研)。アメリカのブラウン大学は1月5日、ブラウン大学のラルフ・ミリケンさんらが参加する研究チームが、小惑星リュウグウから水が失われたのは、太陽による加熱のためというよりは、母天体の段階におけるなんらかの加熱作用のためである可能性が高いことを突き止めたと発表しました。研究チームは、JAXAのはやぶさ2がリュウグウに金属弾を打ち込み人工クレーターを作成したときに飛び散ったリュウグウの内部物質の観測データからこれを突き止めました。 地球上の水はいったいどこからやってきたのでしょうか?その有力な候補の1つが小惑星です。小惑星には、含水鉱物(水を含む鉱物)という形で、水が存在して

                                                リュウグウはなぜ水を失ったのか? はやぶさ2が金属弾を打ち込み解明
                                              • はやぶさ2「初代と比べようもないほど元気」 帰還へ飛行順調 - ITmedia NEWS

                                                宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機「はやぶさ2」について地球帰還に向けた計画を発表し、「初代とは比べようもないほど元気」と飛行が順調であることを明らかにした。 小惑星「リュウグウ」から地球に向かって飛行中の探査機「はやぶさ2」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日、機体を加速するイオンエンジンを計約2500時間運転する計画を明らかにした。2020年末の地球帰還に向け順調に飛行しているという。 はやぶさ2は11月中旬にリュウグウを離れ、12月3日にイオンエンジンの連続運転を開始して加速。既に約250時間運転した。計画では20年2月上旬までに約600時間、さらに5~9月に約1900時間運転する。 その後は姿勢制御用エンジンで軌道を微調整しながら飛行。地球の上空に来たら、リュウグウの砂を納めたカプセルをオーストラリアの砂漠に向けて切り離す。 津田雄一プロジェクトマネジャーは会

                                                  はやぶさ2「初代と比べようもないほど元気」 帰還へ飛行順調 - ITmedia NEWS
                                                • はやぶさ2の新たな目的地は2つの小惑星が候補に、金星観測の可能性も

                                                  宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関するオンライン記者説明会を開催し、地球帰還後に実施する拡張ミッションの検討状況について明らかにした。多くの候補天体の中から、これまでの検討によってすでに2案にまで絞られており、どちらにするかは今秋までに決定する予定だという。 地球帰還後、はやぶさ2の新たな旅が始まる はやぶさ2は、12月6日に地球に帰還する予定。ここで再突入カプセルを無事に分離すれば、探査機のミッションは全て完了となるわけだが、はやぶさ2の機体は健全で推進剤も残っており、まだまだ使える状態だ。せっかく使えるなら別の天体に行って追加で探査をしよう――これが拡張ミッションである。 はやぶさ2はTCM-5で地球を避け、ここから拡張ミッションがスタート (C)JAXA 拡張ミッションを実施する場合、追加の運用経費は必要となるものの、新規のミッションを立ち上

                                                    はやぶさ2の新たな目的地は2つの小惑星が候補に、金星観測の可能性も
                                                  • 「はやぶさ2」カプセル全て発見、主要部分回収終了

                                                    12月6日未明に地球帰還を果たした「はやぶさ2」の再突入カプセルですが、早速の捜索の結果、全てのパーツが見つかりました。 カプセルの構成カプセル各部分。初代「はやぶさ」のものだが、今回も形式は大きく変わっていない(Credit: 金木利憲)画像のようにカプセルは「全面ヒートシールド」「インスツルメントモジュール(パラシュート付き)」「背面ヒートシールド」の3パーツから構成されています。大気圏再突入時がこれらが一体となっており、高度10km付近でパラシュートを展開する際に分離し、それぞれ別の場所に落下します。 カプセル全体像(Credit: JAXA)3パーツのうち最も重要なのはインスツルメントモジュールで、この中央部に小惑星リュウグウのサンプルが納められたサンプルコンテナがセットされています。ここは必ず見つけたい部分なので、ビーコンや目立つ色のパラシュートなど発見しやすくするさまざまな仕掛

                                                      「はやぶさ2」カプセル全て発見、主要部分回収終了
                                                    • 1万℃の高熱から貴重なサンプルを守れ!~再突入カプセルの仕組み【前編】~

                                                      1万℃の高熱から貴重なサンプルを守れ!~再突入カプセルの仕組み【前編】~:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(17)(1/4 ページ) いよいよ、小惑星探査機「はやぶさ2」が帰ってくる。2回のタッチダウンで取得したサンプルを地球に送り届ける最後の関門となるのが地球大気圏への再突入だ。そのために使われる「再突入カプセル」とは、どのような装置なのだろうか。 いよいよ、小惑星探査機「はやぶさ2」が帰ってくる。同探査機はこれまで、小惑星リュウグウにおいて、2回のタッチダウンを実施。これに無事成功しており、計画通りサンプルを取得できている可能性が高いとみられる。初号機とは比較にならないほどの量が入っているはずで、帰還後の分析が非常に楽しみなところだ。 ⇒連載『次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う』バックナンバー プロジェクトの最大の目的であるサンプルを得ることができるのか――。その

                                                        1万℃の高熱から貴重なサンプルを守れ!~再突入カプセルの仕組み【前編】~
                                                      • 「るるぶ宇宙」3月30日発売。宇宙開発や宇宙旅行の最新事情、太陽系の惑星の見どころ、実際に購入できる宇宙食の紹介など

                                                          「るるぶ宇宙」3月30日発売。宇宙開発や宇宙旅行の最新事情、太陽系の惑星の見どころ、実際に購入できる宇宙食の紹介など
                                                        • 「ただいま!」「はやぶさ2」カプセルが地球に帰還

                                                          小惑星リュウグウの試料を収めた探査機「はやぶさ2」のカプセルが豪州に着地、無事に回収された。「はやぶさ2」を地球から離脱させる運用も完了した。 【2020年12月7日 JAXA/JAXA はやぶさ2プロジェクト】 小惑星探査機「はやぶさ2」は12月4日に行われた地球帰還前の最後の軌道修正「TCM-4」によって、オーストラリアの「ウーメラ管理区域(WPA)」上空で大気圏に突入するコースを予定通り飛行していた。カプセルを分離する運用は5日11時06分(日本時間、以下同)から始まり、14時30分、地球から22万kmの位置で予定通りカプセルが分離された。 5日15時13分には、「はやぶさ2」本体を再突入コースから離脱させる軌道修正「TCM-5」が始まった。こちらも予定通りに、15時30分、16時00分、16時30分の3回に分けてスラスター4基を噴射し、地球を離れるのに必要な速度変更が完了した。1、

                                                            「ただいま!」「はやぶさ2」カプセルが地球に帰還
                                                          • 「はやぶさ2」カプセル分離成功! 着陸までの流れ

                                                            JAXAは、2020年12月5日10時30分から「はやぶさ2」再突入カプセル分離運用を行いました。カプセルは14時30分に正常に分離され、現在地球に向かって落下しています。 分離を喜ぶ(Credit: JAXA)12月6日2時28分27秒に大気圏再突入、同日3時前にはオーストラリア・南オーストラリア州のウーメラ立入制限区域内に降り立つ予定です。夜明けを待って回収されたカプセルは、現地でガスの初期分析を行った後に特別機で日本に輸送され、早ければ12月8日に「帰国」します。 帰国後はただちに神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に運び込まれ、開封の準備が始まります。 今日の運用の流れ10時 臼田宇宙空間観測所のアンテナでチェック開始 11時6分 探査機の状態確認が終わり、カプセル分離運用を開始 11時45分 最初のシーケンスが行われる 13時 分離姿勢一歩手前に姿勢変更 14時20分 最終G

                                                              「はやぶさ2」カプセル分離成功! 着陸までの流れ
                                                            • はやぶさ2が持ち帰った石とは/上 分析が進む太陽系の「普通」 | 毎日新聞

                                                              原始太陽系では、太陽から遠く水が氷として存在していた領域と、太陽に近く揮発してしまっていた領域があったと考えられ、その境界を「スノーライン」を呼ぶ。小惑星リュウグウはスノーラインの外側で生まれたとされる=JAXA提供 小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へ持ち帰った小惑星リュウグウの石。今年6月から初期分析が進められている。初期分析は、1年という定められた期間内に、はやぶさ2プロジェクトの一環として太陽系や地球の謎を解き明かす研究だ。世界14カ国から269人の研究者が参加する。貴重な小惑星の物質を扱う緊張感の中、研究者たちは、何を調べ、何を解き明かそうとしているのか。初期分析に携わる6チームのリーダーたちの思いと舞台裏を、3回にわたって紹介する。【永山悦子、池田知広】 はやぶさ2は2018~19年、地球と火星の間にあるリュウグウを探査し、2度の着陸を成功させた。そのうち1回は、衝突装置をぶつけ

                                                                はやぶさ2が持ち帰った石とは/上 分析が進む太陽系の「普通」 | 毎日新聞
                                                              • 「イプシロンS」燃焼試験の爆発、原因は溶融した点火器による固体ロケットの破損

                                                                「イプシロンS」ロケットの第2段「E-21」が地上燃焼試験時に爆発したのは、固体ロケットモーターを点火する点火器のイグブースターが溶融して、燃焼中のモーター内に入り込んだためだ──(図1)。

                                                                  「イプシロンS」燃焼試験の爆発、原因は溶融した点火器による固体ロケットの破損
                                                                • 「はやぶさ2」がリュウグウを出発、地球帰還へ

                                                                  小惑星探査機「はやぶさ2」がリュウグウを離れ、地球に帰還する運用に移行した。地球到着は2020年末の予定だ。 【2019年11月13日 JAXA (1)/(2)】 「はやぶさ2」は10月3日に最後の大きな任務となる小型機「MINERVA-II2」の分離を完了した後、低高度からリュウグウを観測する最後の「BOX-C運用」を10月19~30日にかけて行った。 「はやぶさ2」プロジェクトチームでは、当初計画されていた全てのミッションを完了し、リュウグウで達成すべき成果目標を全てクリアしたことを確認した。これを受けて、昨年6月から約1年5か月間にわたって続いたリュウグウでの「小惑星近傍運用フェーズ」を11月13日に終了し、「地球帰還フェーズ」に移行することを決めた。 リュウグウを出発し、イオンエンジンを点火して帰途につく「はやぶさ2」のイメージ図(提供:JAXA) 13日午前10時05分(機上時刻

                                                                    「はやぶさ2」がリュウグウを出発、地球帰還へ
                                                                  • はやぶさ2 砂のアミノ酸は23種 リュウグウ起源は「氷天体」の新説

                                                                    日本の探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料を詳しく分析した結果、生命の源となるアミノ酸23種類を検出したと岡山大などの研究チームが10日、正式に発表した。 日本の探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星リュウグウの試料を詳しく分析した結果、生命の源となるアミノ酸23種類を検出したと岡山大などの研究チームが10日、正式に発表した。また、試料が含む金属粒子の並び方が整然としていることなどから、リュウグウの起源は従来の説と異なり、氷が主な成分の「氷天体」とみられることも分かったという。地球生命の誕生の謎や太陽系の成り立ちの解明が大きく進みそうだ。 見つかったアミノ酸は、構造がわずかに異なる「異性体」も含めて23種類。体内のエネルギー生産に関わるアスパラギン酸、食物のうま味成分のグルタミン酸のほか、体内で作れないバリンやロイシンなど、生物のタンパク質合成に必要なアミノ酸を含んでいた。 生命

                                                                      はやぶさ2 砂のアミノ酸は23種 リュウグウ起源は「氷天体」の新説
                                                                    • 「はやぶさ2」回収試料がリュウグウ表面の代表的な粒子であることをJAXAが確認

                                                                      宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月14日、小惑星リュウグウから「はやぶさ2」が持ち帰った回収試料が、リュウグウを代表する粒子であること、ならびにその表面には平板状粒子が存在し、それらが持ち帰られたことが示されたと発表した。 また、サンプラーシステムが正常に作動し、5gのサンプルが持ち帰られたことも確認されたことも併せて発表された。 同成果は、東京大学大学院 理学系研究科 宇宙惑星科学機構/JAXA 宇宙科学研究所(ISAS)の橘省吾教授をはじめとする、国内外40を超える大学や研究機関に属する100名超の研究者からなる国際共同研究チームによるもの。詳細は、米科学誌「Science」に掲載された。 「はやぶさ2」が持ち帰ったリュウグウの試料(サンプル)はセンチメートルサイズのものまで含めさまざまで、現在は原子レベルまでの分析がなされている。ただし、アポロ計画で持ち帰られた月面の石のように、

                                                                        「はやぶさ2」回収試料がリュウグウ表面の代表的な粒子であることをJAXAが確認
                                                                      • はやぶさ2、帰還カプセルの公開始まる 津田PM「現物の重みを実感して」

                                                                        JAXA(宇宙航空研究開発機構)と相模原市は、「はやぶさ2」の帰還カプセルを初めて公開しました。はやぶさ2は昨年12月6日にオーストラリアのウーメラ砂漠へ小惑星「リュウグウ」のサンプルが入ったカプセルを投下。大気圏突入を経て、無事に回収され、日本に届けられました。今回公開されたのは、「背面ヒートシールド」「搭載電子機器部」「インスツルメントモジュール」「前面ヒートシールド」「パラシュート」の5つです。 手前から前面ヒートシールド、搭載電子機器部、背面ヒートシールド、インスツルメントモジュール、パラシュートが展示されている(Credit: JAXA)展示に関して、はやぶさ2プロジェクトマネージャの津田雄一氏は「宇宙飛行をした現物の重みをできるだけ多くの皆様に実感してほしい。」と話しており、はやぶさ2の<生まれ故郷>である相模原市で展示ができることに対して感慨深い様子でした。 公開は3月16日

                                                                          はやぶさ2、帰還カプセルの公開始まる 津田PM「現物の重みを実感して」
                                                                        • 「はやぶさ2」第1回着陸で採れた試料は3.1g以上

                                                                          「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星リュウグウの試料のうち、第1回タッチダウンで採取されたA室試料の新たな画像が公開された。 【2021年2月10日 JAXAはやぶさ2プロジェクト】 昨年12月6日に探査機「はやぶさ2」のカプセルによって地球に送り届けられたリュウグウの試料は、現在JAXA相模原キャンパス内のキュレーション施設で粒子の観察や測定が進められている。2月4日の記者説明会では、サンプルキャッチャーの3つの部屋にそれぞれ入っていた試料のうち、2019年2月の第1回タッチダウンで使われた「A室」の試料の新しい画像が公開された。 2月4日の記者説明会で公開されたA室試料の画像。画像クリックで表示拡大(提供:JAXA、以下同) サンプルキャッチャーが開封された後、各部屋の試料はまず漏斗状の「回収容器」に移された。現在は窒素で満たされた装置の中で、回収容器からさらに直径21mm、深さ5m

                                                                            「はやぶさ2」第1回着陸で採れた試料は3.1g以上
                                                                          • リュウグウはかつて彗星だった? 表面の6割が有機物とする研究成果

                                                                            【▲ はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ(Credit: JAXA、東京大学など)】小惑星「リュウグウ」からのサンプル採取を実施した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、今年12月に地球までサンプルを運んだ後に、別の天体へと向かう延長ミッションも検討されています。今回、小惑星の破片が集まってできたと考えられてきたリュウグウが、活動を終えた彗星なのではないかとする研究成果が発表されています。 ■表面物質の約60パーセントが有機物の可能性【▲ 2019年2月22日の第1回タッチダウン時の映像から作成された連続画像。矢印で示されているのが注目された破片。各画像の数値は動画のタイムフレームを示す(Credit: Pheasant Memorial Laboratory; 映像: JAXA 宇宙航空研究開発機構)】中村栄三氏(岡山大学惑星物質研究所)らの研究グループ(PM

                                                                              リュウグウはかつて彗星だった? 表面の6割が有機物とする研究成果
                                                                            • 「はやぶさ2」地球に向けて飛行開始 1年後にカプセル分離へ | NHKニュース

                                                                              日本の探査機「はやぶさ2」は、3日から地球に向けて本格的な飛行を開始していて、およそ1年後に小惑星の岩石の破片が入ったと見られるカプセルを分離して地球に落下させることになっています。 「はやぶさ2」は現在、地球との距離が2億5000万キロ余りの位置にあり、およそ1年後の来年11月から12月に地球に近づいた地点で、「リュウグウ」の岩石の破片が入ったと見られるカプセルを分離して、オーストラリアの砂漠に落下させる計画です。 そして、カプセルとともに岩石の破片を回収して、研究者でつくる6つのグループに配り、再来年の夏ごろからさまざまな分析が行われる予定です。

                                                                                「はやぶさ2」地球に向けて飛行開始 1年後にカプセル分離へ | NHKニュース
                                                                              • 水に浮くほど低密度で始原的な岩がリュウグウに存在、「はやぶさ2」の観測データから判明

                                                                                【▲ 小惑星探査機「はやぶさ2」が撮影したリュウグウ(Credit: JAXA、東京大学など)】立教大学の坂谷尚哉氏らの研究グループは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」による小惑星「リュウグウ(162173 Ryugu)」の観測データを分析したところ、表面の一部で水に浮くほど密度が低い超高空隙率の岩塊(※)の存在が判明したとする研究成果を発表しました。 この岩塊について研究グループは、惑星の材料になった微惑星(初期の太陽系で形成されたとみられる直径1~10km程度の小さな天体)の特徴を色濃く残す始原的なものと考えており、「はやぶさ2」が採取したサンプルの分析に期待を寄せています。 ※空隙率(くうげきりつ)…土壌や岩石などに含まれる隙間の体積割合 ■水に浮くほど低密度の岩塊が2つのクレーター内部で見つかった「はやぶさ2」はリュウグウの表面からサンプルを採取するタッ

                                                                                  水に浮くほど低密度で始原的な岩がリュウグウに存在、「はやぶさ2」の観測データから判明
                                                                                • 月の裏側クレーター撮影 ロシア探査機、南極着陸へ:時事ドットコム

                                                                                  月の裏側クレーター撮影 ロシア探査機、南極着陸へ 2023年08月18日06時06分配信 17日、ロシアの無人月探査機「ルナ25」が撮影した月の南極付近にあるクレーター「ゼーマン」(国営宇宙企業ロスコスモス提供)(ロイター時事) ロシア国営宇宙企業ロスコスモスは17日、月周回軌道に投入した無人月探査機「ルナ25」が撮影した月面の写真を公開した。水が氷として存在するとされる月の南極付近にあるものの、裏側のため地球から見えないクレーター「ゼーマン」が写っている。 月探査機打ち上げ 半世紀ぶり「競争復帰」―ロシア ルナ25は、順調なら21日に月の南極付近に着陸する見通し。同様にインドが打ち上げた無人月探査機「チャンドラヤーン3号」が23日ごろ、南極付近への世界初の着陸を目指していたが、ロシアがこれに先んじる可能性がある。 国際 コメントをする 最終更新:2023年08月18日12時45分

                                                                                    月の裏側クレーター撮影 ロシア探査機、南極着陸へ:時事ドットコム

                                                                                  新着記事