東京の私鉄大手、東急電鉄は、電車内の防犯体制を強化するため、リアルタイムで映像を確認できる新型の防犯カメラを、ことし7月までに、すべての車両に導入することになりました。
東急電鉄、東急(※1)、三井住友カード、日本信号、QUADRACの5社は12月8日、東急電鉄の駅において「クレジットカードのタッチ決済」「QRコードを活用した企画乗車券」を使った改札機の入出場に関する実証実験を2023年夏から始めることを発表した。まず、一部の駅において先行して実験を開始し、2024年春をめどに全駅に対象を拡大する方針だ。 なお、実験内容の詳細は、開始前に改めて発表される予定となっている。 (※1)旧「東京急行電鉄」。東急電鉄は2019年10月1日付で同社から鉄道/軌道事業を引き継いだ 実証実験の概要 今回の実証実験は、PASMOを始めとする交通系ICカードをメインに据えつつ、訪日旅行客を含む沿線外からの乗客を想定してクレジットカードやスマートフォンで完結する乗車システムを導入することで、乗客の利便性を向上するために行われる。各社の役割分担は以下の通りだ。 東急電鉄:乗車券
東急が同社所属の全車両に設置した蛍光灯一体型の防犯カメラ。撮影した映像を携帯電話回線で伝送して遠隔地で視聴できる=27日、横浜市緑区 東急電鉄は27日、全車両内に蛍光灯と一体型の防犯カメラを設置したと発表した。カメラで撮影した映像は携帯電話回線を通して遠隔地で視聴できるため、車両内の犯罪行為をほぼリアルタイムで確認できるという。同社は今後、駅舎など車両以外への設置も検討する考えだ。 東急電鉄所属の全1247車両に設置された防犯カメラは、モノのインターネット(IoT)ベンチャーのモヤイ(東京)が開発した「IoTube(アイオーチューブ)」。LED蛍光灯と防犯カメラが一体となっているため、従来の蛍光灯を交換するだけで済む。また、ソフトバンクの第4世代(4G)移動通信システムを利用して映像を遠隔地の司令所で確認できる。
東急電鉄は2019年11月6日、自社で所有する鉄道車両すべてに4Gデータ通信に対応した防犯カメラ「IoTube」を導入すると発表しました。通信網はソフトバンクが提供します。 IoTubeはLED蛍光灯と一体型の防犯カメラで、ソフトバンクが提供する4Gデータ通信だけでなく、Wi-Fiにも対応。撮影した映像を遠隔地からでもほぼリアルタイムに確認できるようになり、これまでの「記録媒体に保存した映像を持ち帰って専用パソコンで確認する」という手間のかかるフローを廃して、車内トラブルなどが発生したときに、より迅速な対応が可能になるそうです。 導入する4Gデータ通信に対応した蛍光灯一体型防犯カメラ「IoTube」 1車両につき4台の設置を予定しています これまでのフローを廃して、よりスムーズな対応へ 東急電鉄は2020年3月から導入を始め、同年7月までに1両あたり4台ずつ、全1257両に導入する予定。導
神奈川県内を運行する相模鉄道と、東横線などを運営する東急電鉄の直通運転が、来年3月18日から始まることになりました。神奈川と東京都内、埼玉を結ぶアクセスの改善につながります。 相模鉄道と東急電鉄の2社は、 ▽相模鉄道の羽沢横浜国大駅と、 ▽東急電鉄の日吉駅との間のおよそ10キロの区間で新たな路線の工事を進めています。 この路線について、両社と工事を担当する国の鉄道・運輸機構は、開業日について来年3月18日にすることを明らかにしました。 新たな路線の開業によって、相鉄線と東横線、目黒線で直通運転が可能となります。 たとえば、 ▽横浜市の二俣川駅から東京の目黒駅まではおよそ38分と、従来より16分程度の時間短縮が見込まれ、神奈川から東京都心へのアクセスがよくなります。 また、 ▽東海道新幹線が停車する新横浜駅には、渋谷駅や相鉄線の海老名駅からそれぞれ乗り換えなしで向かうことができます。 さらに
中小私鉄は鉄道車両の更新にあたり、JRや大手私鉄から中古車両を安く購入することがあります。なかでも元東急電鉄の車両が多くの私鉄で導入されていますが、なぜでしょうか。まるごと元東急車両に入れ替えた会社もあります。 新車導入が難しい中小私鉄 より安い中古車両を求め かつて首都圏を走った東急電鉄の車両を、地方で目にすることがあります。 JRや大手私鉄は鉄道車両を手放すとき、そのすべてを廃車にするのではなく、一部を他社に譲渡(売却)するケースがあります。東急電鉄はこの譲渡を比較的多く行ってきたため、北は青森県の弘南鉄道から、南は熊本県の熊本電鉄(ただし現役引退済み)まで、各地で元東急電鉄の車両が見られます。2019年末には、田園都市線などで使われた8590系電車が富山地方鉄道へ譲渡されました。 拡大画像 鉄橋などに重量制限があっても、軽量な東急の車両なら対応できる。写真は長野県の上田電鉄1000系
2022年4月05日 2023年1月に田園都市線8500系車両の定期運行を終了します ~47年間にわたるご愛顧に感謝の気持ちをこめて「ありがとうハチゴー」プロジェクトを開始 東急電鉄株式会社 当社は、田園都市線で使用している8500系車両の定期運行を2023年1月に終了します。これに伴い、47年間にわたるご愛顧に感謝の気持ちをこめて、「ありがとうハチゴー」プロジェクトを4月6日(水)から開始 します。 8500系車両は、新玉川線(渋谷~二子玉川園間、現在の田園都市線の一部)と営団地下鉄(現東京メトロ)半蔵門線の相互直通運転開始に伴う乗り入れ車両として、当時すでに使用されていた8000系車両をベースに1975年に開発されました。 当初は4両編成でしたが、輸送力増強のため増備が続き、最終的に10両編成化され、当社最多である400両(10両編成×40編成)が製造されました。1976年には当社車両
TOPニュースルーム西武鉄道と東急電鉄・小田急電鉄「サステナ車両」を授受 各社連携して、SDGsへの貢献を加速してまいります 西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長:小川 周一郎)は、環境負荷の少ない他社からの譲受車両「サステナ車両」 (※)の授受について、東急電鉄株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:福田 誠一)および小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、社長:星野 晃司)と連携することに合意いたしましたので、お知らせいたします。 (※)他社から譲受したVVVFインバータ制御車両を西武鉄道独自の呼称として定義 「サステナ車両」として、東急電鉄は「9000系」を、小田急電鉄は「8000形」を、 西武鉄道へ譲渡します。これにより、西武鉄道では、本線系(池袋線・新宿線など)への新造車両の導入に加え、「サステナ車両」を支線系(国分寺線や西武秩父線など)に導入することにより省エネルギー化を加速
私鉄大手の東急電鉄は、東京などで運行するすべての路線で使用する電力については来月から全量を実質的に再生可能エネルギー由来とすることを決めました。 東急電鉄は、3年前から東京都内で運行する世田谷線で電車の運行に使う電力のすべてを地熱など再生可能エネルギー由来に切り替えています。 発表によりますと東急電鉄は、世田谷線に加えて田園都市線や東横線など東京と神奈川県で運行する8つの路線のすべてで電車の運行や駅構内で使用する電力の全量を来月1日からは実質的に再生可能エネルギー由来とすることを決めました。 太陽光や風力など再生可能エネルギー由来の発電量に応じて発行される「非化石証書」と呼ばれる証明書を8つの路線で使用する電力分だけ購入することで、二酸化炭素の排出量はゼロとみなされるということです。 これによって5万6000世帯分の年間の排出量に相当する二酸化炭素が削減できるとしています。 東急電鉄により
当社は、2023年3月に「東急新横浜線」の開業を予定しています。「東急新横浜線」の開業により、広域鉄道ネットワークの形成と機能の高度化が図られるとともに、速達性の向上、新幹線アクセスの向上、乗換回数の減少や、沿線地域の活性化などに寄与します。「東急新横浜線」の運行計画の概要は以下のとおりです。 なお、当社は事業構造変革による事業基盤の強靭化とアフターコロナに即した社会的価値の持続的な提供を目指して、2021年5月に公表した中期事業戦略「3つの変革・4つの価値」を推進してきました。その中で掲げた通り、これまで目黒線で実施してきたワンマン運転を、直通する東急新横浜線に拡大実施します。また、東急新横浜線との直通にあわせて、東横線も2023年3月からワンマン運転を順次実施します。 ※詳細なダイヤ・時刻については、今後別途お知らせします。 1.東急新横浜線開業区間 新横浜駅~日吉駅(営業キロ:5.8
神奈川県内を運行する相模鉄道と、東横線などを持つ東急電鉄の直通運転が来年3月から始まる見通しとなりました。神奈川から東京都内をへて埼玉に至るまでのアクセスがよくなり、鉄道会社では通勤、通学や出張などの利便性が向上すると期待しています。 新路線開業で相鉄線と東急東横線 目黒線で直通運転可能に 相模鉄道と東急電鉄の2社は相模鉄道の羽沢横浜国大駅と東急電鉄の日吉駅との間のおよそ10キロの区間で、新たな路線の工事を進めています。 この路線について、両社と工事を担当する国の鉄道・運輸機構は27日に「来年3月に開業予定だ」と発表しました。 新たな路線の開業によって相鉄線と東横線、目黒線で直通運転が可能となります。 たとえば横浜市の二俣川駅から東京の目黒駅まではおよそ38分と、従来より16分程度の時間短縮が見込まれ、神奈川から東京都心へのアクセスがよくなります。 また東海道新幹線が停車する新横浜駅には、
最近では『天井の蛍光灯と一体となっている防犯カメラ』を搭載した車両も登場。 従来の蛍光灯と同等の長さの中に、少し短めの蛍光灯、そして端の黒い部分に防犯カメラなどを内蔵。既存の蛍光灯と交換する形で取り付けることが可能なため、既存車両や、新型車両へのさらなる台数強化に対して新規に埋め込み工事をしなくても防犯カメラが取り付けられることが鉄道事業者にとっては大きなメリットとなります。 東急が採用しているのは「IoTube」 東急では、鉄道業界として初となる4Gデータ通信機能を備えた蛍光灯型LED一体型の防犯カメラ「IoTube」を2019年、まず大井町線の一部車両で試験導入しました。 「IoTube」はソフトバンク4G回線を内蔵しているため事務所などの遠隔地から記録映像を確認することが可能になり、車両内トラブルの発生時における対応の迅速化が期待できます。
緊急事態宣言の再発令を受け、首都圏の鉄道各社は1月20日から終電時刻の繰り上げや深夜帯の減便を行っている。 そんな中、東急電鉄が3月13日のダイヤ改正で「日中の列車」を削減すると発表した。これは深夜帯で顕著だった利用客減の傾向が、昼間の時間帯にまで及んできたことの表れと考えられる。 今回は主要路線である田園都市線(渋谷-中央林間)の「日中の列車」を中心に見ていきたい。 郊外への各停が減る 田園都市線(渋谷発)の日中のダイヤパターンは、これまで急行が毎時4本、準急が毎時2本、各停が毎時8本の計14本だった。それが今回のダイヤ改正で急行が毎時3本、準急が毎時3本、各停が毎時6本の計12本に減る。 一方、直通運転を行っている東京メトロ半蔵門線内の運転本数は、ダイヤ改正前後で変わらない。東急が渋谷駅と郊外を結ぶ列車で、利用客減に対応しようとしていることがうかがえる。 また、各停で削減されるのは、2
みなさま。 こんにちは(^^)♪ お元気でしょうか。 今年のみなさまの家の「おせち」は、どんな「おせち」だったでしょうか。 我が家は、2023年3月に予定される相鉄新横浜線・東急新横浜線開業を記念した、「相模鉄道 x 東急電鉄 開業記念おせち 和・洋・中二段重」でした。 我々は、昨年12月に頼んだこのおせちを、心待ちにしていまいした。 大晦日の午後にお店に「おせち」を取りに行き、元旦の朝から食べ始めました。 こちらが、おせちの蓋です。 おせちの蓋には、相模鉄道と東急電鉄が「新横浜駅でつながる」をコンセプトに、相模鉄道キャラクター「そうにゃん」と東急線キャラクター「のるるん」が喜びながら手をつなぎ、「つながる」ことを楽しみにしている様子を表現した開業PRロゴをあしらっているそうです。 おせちは、地域間の活性化につながるよう、各路線沿線にある日本料理・フランス料理・中華料理・イタリアンの味を集
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 東急電鉄は5月14日、2021~2023年度までの中期事業戦略を発表。その中で、長らく変更してこなかった運賃の改定を検討することも明らかにした。なぜこのタイミングで運賃改定に乗り出すのか、そして、値上げ
この記事では、東急電鉄株式会社の「のるるん」とそのモデルである東急電鉄を紹介します。 のるるんについて 「のるるん」は東急電鉄株式会社のマスコットキャラクターで、東急電鉄の主力車両として運用されている5000系をモチーフとしています。(Wikipediaより引用しました。) また、「のるるん」には、いとこに東急バスのマスコットキャラクターの「ノッテちゃん」がいます。詳細は、「公式サイト・その他最新情報等」にある公式サイトのプロフィールを参照して下さい。 のるるん写真集 蒲田を走る電車まつり 2021 下の写真は、2021年に東京都大田区にある東急プラザ蒲田で開催された「蒲田を走る電車まつり 2021」より、「のるるん」の登場です。 (右側の)「けいきゅん」(京急電鉄のマスコットキャラクター)の電車キャラクター同士の貴重(だと思う)なツーショットです。 (中央の)「はねぴょん」(東京都大田
1982年、埼玉県生まれ。東京地下鉄(東京メトロ)で広報、マーケティング・リサーチ業務などを担当し、2017年に退職。鉄道ジャーナリストとして執筆活動とメディア対応を行う傍ら、都市交通史研究家として首都圏を中心とした鉄道史を研究する。著書『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』(2021年 青弓社)で第47回交通図書賞歴史部門受賞。Twitter @semakixxx News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 今年も8月15日がやってきた。終戦から78年が経過し、当時10歳だった少年も今や88歳、当時の成人はほとんどが100歳以上になっている。総務省人口推計によれば2022年10月1日現在の78歳以上の人口は
さまざまな分野で、「サブスクリプション」(以下、サブスク)のサービスが導入されている。PCのオフィスソフトでは、マイクロソフトの「Office 365」というサービスでWordやExcelなどがいつも最新のバージョンで利用することができ、クリエイティブ業界ではデファクトスタンダードの「Adobe Creative Cloud」で、高額なソフトを月額単位で使用できる。 ソフトウェアの世界だけではない。焼肉チェーン「牛角」(運営:レインズインターナショナル)の一部店舗でサブスクを開始したものの、人気が殺到して申込みを終了したほどだ。ブランド品のサブスクも人気があり、多くのメディアが取り上げている。 そんな中、鉄道もサブスクに参入する。参入したのは、鉄道だけではなく、沿線開発や関連事業にも力を入れている、あのグループだ。 沿線丸抱えの会社だからできるサービス 東急電鉄は先日、東急線全線や東急バス
将来的には西武線や東武線との直通も目指すそう。 拡大画像 蒲田~多摩川間を結ぶ東急多摩川線。新空港線(通称:蒲蒲線)は同線の矢口渡駅付近から京急空港線の大鳥居駅を目指す(2015年2月、大藤碩哉撮影)。 東京都大田区および東急電鉄は2022年10月21日(金)、新空港線(通称:蒲蒲線)の整備主体となる第三セクター「羽田エアポートライン株式会社」を10月14日(金)に設立したと発表しました。 同線は、蒲田駅をまたいで東急線と京急空港線をつなぐ新線として、矢口渡~蒲田~京急蒲田~大鳥居間での事業化を目指しています。事業内容は鉄道事業法に基づく第三種鉄道事業などで、資本金は2億9500万円。出資比率は大田区が61%、 東急電鉄が39%です。代表取締役社長には、大田区副区長の玉川一二氏が就任しました。 晴れて開業すれば、東急東横線や東京メトロ副都心線も介し、東武東上線や西武池袋線との相互直通運転を
1913年の創業時に刻まれた「そろばん(データ)主義」に基づき、データ分析を用いて、産業や企業に新たな尺度(物差し)を当てる組織横断的なアナリティクスチーム。データジャーナリズム時代におけるコンテンツの新しい在り方を模索している。 【月次版】業界天気図 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことで、コロナ禍によって大打撃を受けた業界・企業の業績の完全復活に対する期待が高まってきた。上場49社、15業界における月次の業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする。 バックナンバー一覧 新型コロナウイルス禍が過去のものとなりつつあるが、多くの業界においてコロナ前への完全な逆戻りは起きず、新たな事業環境に突入している。そこで上場約5
1987年4月に東京急行電鉄(現東急)入社。2015年に伊豆急ホールディングス常務。2016年に東京急行電鉄の鉄道事業本部電気部統括部長、2022年に分社化後の東急電鉄取締役常務執行役員などを経て、2023年4月にCDOを兼務。2023年6月より現職。(写真:尾関 祐治) 新型コロナウイルス禍を境に鉄道事業は厳しさを増した。持続的な成長を取り戻すために、デジタルを活用して鉄道事業を変革する取り組みに着手している。2024年から3カ年の中期事業戦略では、CX(顧客体験)とEX(従業員体験)の向上をデジタル活用の目標に掲げた。 CX向上の具体策として、鉄道を利用してもらう機会創出を進める。2023年12月にはスマートフォンアプリを活用したQR乗車券などによる「タッチ乗車」を開始した。現在は通常の乗車券としてのみの利用だが、今後は移動需要を生み出すマーケティング施策に取り組む考えだ。 例えば、東
当社は、2023年3月6日より、東横線において列車の駅停車中に発車時刻が近づいていることをお知らせする発車サイン音を順次変更します。 現在東横線にて使用している発車サイン音は、乗務員が送信器を操作することでホーム上に設置されたスピーカーより音源を出していますが、2023年3月6日より、乗務員が乗務員室内のスイッチを操作し電車側面のスピーカーより音源を出す方法に順次変更します。 1.実施概要 (1)実施時期 2023年3月6日より順次変更 (2)実施対象 東横線を走行する列車(同線と直通運転を実施する他社局所属列車を含む) (3)実施区間 東横線(渋谷~横浜) 東急新横浜線(日吉~新横浜) ※東急新横浜線は2023年3月18日に開業します。 2.発車サイン音の内容 (1)ご案内のタイミング 列車の駅停車中、ドアが閉まる前に、発車時刻が近づいていることを、発車サイン音でお客さまにお知らせします
東急電鉄は11月2日、「幕車」こと8500系電車の第8606編成の先頭車を、鉄道車両の改造などを手がけるグループ会社の東急テクノシステムに譲渡したことを明らかにした。 10両編成の第8606編成は5月11日に引退。東急電鉄は7月17日に同編成の先頭車2両(8506・8606)を東急テクノシステムに譲渡した。東急電鉄によると、東急テクノシステムは研修や技術伝承のための施設として第8606編成の先頭車を使用する予定としており、静態保存される見込みだ。 8500系は1975年から1991年にかけ400両が製造された、現在の田園都市線用の電車。乗り入れ先の東京地下鉄(東京メトロ)半蔵門線の保安システムに対応するため、東急電鉄の車両としては初めて自動列車制御装置(ATC)を搭載した。 種別や行き先の表示装置は、文字をプリントした幕を回転させる方式(字幕式)を採用したが、のちにLEDで表示する方式に順
東急電鉄は、4月30日の営業終了をもって、計6駅の定期券うりばを閉鎖する。 閉鎖するのは、武蔵小杉、目黒、長津田、大井町、五反田、蒲田の6駅の定期券うりば。この閉鎖により、池上線と東急多摩川線沿線の定期券うりばがなくなる。また、JRと接続する都内ターミナル駅の定期券うりばは、渋谷のみとなる。 その他の定期券うりばの営業には変更はなく、新型コロナウイルスの影響で営業時間が短縮されているが、午後1時から午後8時まで営業する。 東急電鉄は、モバイルPASMOなどの定期券購入や、券売機での定期券購入を呼びかけている。一方で、東急電鉄の定期券うりばは、東急バスの定期券販売を兼ねており、窓口でしか取り扱わないバス定期券などの購入が懸念される。
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