吉田徹が昨年(2020年)講談社現代新書から出した『アフター・リベラル - 怒りと憎悪の政治』は、今月に入って読了した9冊の中でもっとも強く印象に残った本だが、新書本ではあまりお目にかからないほど気合いを入れて書かれており、読むのにかなり骨が折れたので、ましてや読書ブログに取り上げて文章を書く時間などとうていとれなかった。 gendai.ismedia.jp だが、時々山本太郎と彼の政党に思いを致す時、本書で展開された分析が有効だと思われるので、こちらのブログにエントリを上げることにした。 ネット検索をかけると、著者が書いたのではないかと思われる文章がみつかった。 synodos.jp 以下、後半部分を引用する。 (前略)この本では、リベラリズムの潮流を「政治リベラリズム」、「経済リベラリズム」、「個人主義リベラリズム」、「社会リベラリズム」、「寛容リベラリズム」の5つに整理している(なお