6月最初の日曜日、冬物と夏物の入れ替えをしました。 衣替えというのはなかなか風流な言い回しだと思うのですが、学校や企業では一般的に6月1日に夏服へ、10月1日に冬服へ切り替わります。私が勤めていた会社でも制服がありましたから年2回の衣替えがありましたが、北海道と沖縄では季節感に大きな差がありますから一斉ではありませんでした。 また制服といえば、最近では見かけなくなりましたが、事務系の女子社員にも当時は制服があってこれも衣替えの対象でした。ある時期これも男女格差だということになって制服廃止の手続きを始めたのですが、女性差別の象徴としての制服はなくして欲しいという要望は確実にあったものの、一方では制服が無くなると洋服代に出費がかさむので、被服費を支給して欲しいという既得権保護の要望が出てきて、労組との間で随分すったもんだのやり取りをしたことを思い出します。 衣替えは、平安時代に中国の慣習に倣っ