要点 下の gif 画像の圧縮性流体計算をするコードを Fortran, C++, Rust, Python, Julia で組み、実行速度を比較した。 計算で必要になる巨大配列を、それぞれメモリの静的領域、スタック、ヒープに格納するような 3 バージョンのコードを組んだ。 ヒープを使わないならば、Fortran, C++, Rust 間の速度差はそこまで無いことが分かった。 ヒープに配列を割り付けるような外部ライブラリを用いるならば、実行速度はもっと速くならないのか、一考の余地があると思った。 ↓ グリッド数 $400\times 400$ の場合の計算結果 オーバーヘッドが発生する余地もそれほどない単純なコードなので、言語比較の観点では面白くないかもしれないが、これから同様のコードを作ろうとしている方の判断材料になればと思い、公開した。 本記事は、再現性のある公平なベンチマークではなく