この世をば(上)【電子書籍】[ 永井路子 ] 価格: 495 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 藤原北家の主流となる九条流の中心、摂政を務める藤原兼家の子、道長。但し兄に頭脳明晩で秀麗な容姿を持つ道隆、次兄に押しの強い道兼を持つ中、道長自身は頭脳も容貌も平凡で押しも弱い小心者。そのため将来は余り期待されていなかった。 女性との付き合いも上手くいかない。気になった左大臣源雅信の娘、倫子に思い切って恋歌を渡すも返事がなく、意気消沈してしまう。ところが道長の姉で、入台して後に一条天皇を産む詮子は、他の貴族たちにはない素直な性格に見所を感じて後押しをする。恋歌も一度で諦めずに何度も送るようにと、女心も交えて指導し「尻を叩く」。 実は恋歌を受けた倫子も、道長のことが気になっていた。そしてとんとん拍子に縁談がまとまる。また落塊した源高明の娘、明子の姿に魅かれつい契ってしまうが、妻倫子はそんな夫にも「政