米国の核実験で島民や漁船員らが被ばくしたビキニ事件から67年。「核兵器禁止条約を力に核兵器のない世界を実現しよう!」をテーマに3・1ビキニデー原水爆禁止日本協議会(日本原水協)全国集会が28日、オンラインで開かれました。 主催者あいさつした全労連の小畑雅子議長は、禁止条約発効の新たな情勢にふれ、「自国の政府に条約参加を迫ろう」と呼びかけ。「日本政府は被爆者や国民の声を聞き、条約批准にかじを切るべきだ」と求めました。 日本政府に禁止条約参加を求める署名の呼びかけ人である法政大学の山口二郎教授と音楽評論家・作詞家の湯川れい子さんが連帯あいさつし、「人類の新しいページを開く禁止条約を日本も批准するべきです」(山口氏)と語りました。 日本原水協の安井正和事務局長が基調報告し、禁止条約の発効を受けて自国政府に条約参加を求める国際連帯行動を呼びかけるとともに、「署名運動で日本政府に条約参加を求める圧倒