漢和辞典のツイートがバズってしまったので付言しますが、もう漢和辞典の改訂をやれる編集者はほとんどいないし、10年以上資金を投入し続けて改訂をやろうという版元もほとんどありません。既存の版が最後になるって漢和辞典も多いと思います。欲… https://t.co/3VOmlujkvW
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漢和辞典は将来的に「絶滅」してしまうのか――。2022年8月上旬、こんな心配の声がインターネット上に飛び交った。 きっかけは、編集者だというユーザーのツイートだ。投稿によれば、漢和辞典の売れ行きは厳しく、内容を改訂できる編集者もほとんどいないという。SNS上では「漢和辞典無くなったら困る」などと動揺する声が相次いだ。 実際、現在の漢和辞典の売り上げはどうなっているのか。改訂の予定はあるのか。漢和辞典を出版する小学館と三省堂、漢字・日本語検索サイト「漢字ペディア」を運営する日本漢字能力検定協会に話を聞いた。 漢和辞典の改訂は難しい状況なのか 漢和辞典とは、漢字・漢語の読み方や意味について説明する辞典だ。漢字の画数や部首、筆順、音訓読み、意味、語源などが一般的に記されている。紙の辞書だけでなく、電子辞書やアプリ辞書、ウェブ辞書といった形のデジタル辞書も存在する。 話題の発端になったのは、編集者
古文字学と字源(漢字の成り立ち)について呟くアカウント @kanji_jigen 漢和辞典に掲載されているこのような解説は門外漢によって書かれたものであり、本職の専門家による監修が行われていないため、信頼してはならない種類のものです。 私達がこうした「知識の詐欺」から身を守るには、きちんとした学術リテラシーを身につけることが重要です。 twitter.com/Sidkissmeagain… 2022-07-28 22:47:17 古文字学と字源(漢字の成り立ち)について呟くアカウント @kanji_jigen 「民」に「(目を見えなくした)奴隷」のような用例はありません。 証拠を必要としないのであれば、全ての文字または単語に対して「(目を見えなくした)奴隷」と結びつけたストーリーを創作することが可能です。この度は、そのストーリーの主役として「民」が犠牲になりました。 2022-07-28
『大漢和辞典』の偉業 〜なんちゅう話だ 大修館と『大漢和辞典』 生涯を掛けた一大事業 困難を極める道のり 〜活字作成、戦争、病気、長い時間… 完成した世界最大の漢和辞典 国家事業並みの民間事業 参考となる本 【大漢和辞典】 『大漢和辞典』の偉業 〜なんちゅう話だ さて、ついでに戦時中のすごい出版話として『大漢和辞典』という漢和辞典について紹介してみたいと思います。 大修館と『大漢和辞典』 『大漢和辞典』は大修館という出版社から出ています。大修館は辞典出版で有名な出版社です。この文章を読んでくださっている方の中にも、学生時代に使っていた辞書の中に大修館のものがあるかもしれません。もし学生の方がいらっしゃるのでしたら、手持ちの辞書を見てみると1冊くらいはあるかもしれませんね。それくらいメジャーな辞典出版社です。 生涯を掛けた一大事業 この大修館、創業して100年になります。当初から辞書や学習参
拾萬字鏡🐦 @JUMANJIKYO 2014年から漢字字典『漢字中字典』の編集をしています。近現代漢字学(表記)を中心に。 RT≠賛意。♥はすべて賛同。栃木県出身。法轮大法好 ツイート内容:いろんな漢字>漢字圏諸語>人名地名>漢字以外の文字 拾萬字鏡🐦 @JUMANJIKYO 大漢和辞典には1字だけどうしても解決できない字があって、それが1001の「パ」といわれているのだが、この字は石山福治編『最新支那語大辞典』から何らかの理由で大漢和に混入したと云われている。中国の字書にもなく字義も限定的であり本当にこんな字が存在していたのかすら謎のままとなっている。 pic.twitter.com/OxpKQcgjXm 2022-09-21 20:34:43
人の性質や生き方を意味する漢字を集めてみました。 人生をひと言で表わすのに漢字は大変便利です。 今回は「一から九」の数字に焦点を当てました。 漢和辞典のイラスト 幸運・幸福 一攫千金(いっかくせんきん) 一期一会(いちごいちえ) 一刻千金(いっこくせんきん) 一笑千金(いっしょうせんきん) 一石二鳥(いっせきにちょう) 一粒万倍(いちりゅうまんばい) ◆2022年6月以降の一粒万倍日 五福(ごふく) 七福神(しちふくじん) 九死一生(きゅうしいっしょう) 強い男 一騎当千(いっきとうせん) 一世之雄(いっせいのゆう) 八面六臂(はちめんろっぴ) 魅力ある生き方・人 一意専心(いちいせんしん) 一視同仁(いっしどうじん) 一日千里(いちじつせんり・いちにちせんり) 一所懸命(いっしょけんめい) 一心(いっしん) 一心同体(いっしんどうたい) 一寸丹心(いっすんたんしん) 一世一代(いっせいち
田口一郎 漢和辞典は、(1)主に漢文(中国古典文)を読むのに適したもの、(2)主に日本語の中の漢字・漢語を調べるのに適したもの、に大きく分けられる。 まず(1)から。①『全訳漢辞海』(三省堂、第4版2016年、3000円。iOS対応App第3版3000円)は、語法分析や品詞別の語義解釈に特色があり、用例・付録も充実し、目下このカテゴリーでは支配的。①以前に研究者必携であった②『新字源』(角川書店、3000円)は、2017年に親字(約13,500字)、熟語(約10,500)を強化した改訂新版となり、捲土重来を期す。用例を踏まえての語義説明や語法説明では①が優れ、②は伝統的な古典籍の熟語・説明に強い。③『支那文を読むための漢字典』(研文出版、第9版1999年、3000円)は、読解に役に立つ字書、①②の補完に。小型の辞典で解決できない問題は図書館等で④『大漢和辞典』(大修館書店、修訂第2版200
目次 辞書引き学習、再開 ドラえもんの学習シリーズ『ことばの力がつく辞書引き学習』で目覚める 気になったらすぐにメモして、後で調べる 付箋の種類なんかどうでも良くなる 百科事典へ 百科事典は辞書のように調べやすく作ってある 『小学館 こども大百科』~キッズペディア 『きっずkids ジャポニカ 小学百科事典』 図鑑より長く使えて喜ばれるプレゼントに 漢和辞典にも付箋 「漢字を調べたいから、漢字辞典が欲しい!」 子ども用の漢字辞典 英語辞書も ひとまず古い和英辞典で 小学生用の本格的な英語辞典を探しているところ 小学生用の電子辞書を欲しがる 辞書引き学習、再開 ドラえもんの学習シリーズ『ことばの力がつく辞書引き学習』で目覚める 以前、辞書引き学習をさせようと思って付箋を用意し、挫折しましたが、 shimausj.hatenablog.com 自分から「辞書引き学習をしたい!付箋が欲しい!」と
三省堂全訳漢辞海 こんにちは、暖淡堂です。 三省堂の全訳漢辞海、愛用しています。 漢和辞典は漢文や中国の古典を読む時には欠かせないものですよね。 そうではありますが、使い方にちょっとしたクセがあります。 英和辞典みたいにアルファベット順になっていませんし、国語辞典のように50音順でもありません。 実際、自分がそうだったのですが、この漢和辞典がネックになって、漢文や漢詩の勉強が中途半端になってしまいました。 高校生だった頃、授業で漢文や漢詩を勉強した時、とても興味を持ったのですが、自分で勉強しようとすると、漢和辞典を使わないといけない。 しかし、自力では漢和辞典の使い方に慣れることができず、なんとなく中途半端に終わってしまいました。 50歳に近くなった頃、たまたま神田の古本祭りで、台湾で出版された「管子」に出会い、それを読み始めた時に、漢和辞典にも再チャレンジしました。 で、今ではそこそこ使
株式会社ネットアドバンス(代表取締役社長兼CEO 相賀 昌宏)は、2021年春にインターネット辞書・事典サービス「ジャパンナレッジ」の新コンテンツとして、「大漢和辞典」をリリースします。 「ジャパンナレッジ」は70以上の辞事典、叢書、雑誌が検索できる日本最大規模の知識データベースです。定番の大型百科事典である「日本大百科全書」、「世界大百科事典」、「日本国語大辞典」、専門辞典の「角川古語大辞典」、「新編国歌大観」、「国史大辞典」、電子書籍の「新編日本古典文学全集」等、人文学研究に不可欠なタイトルを多数収録しており、紙媒体ではなし得ない全文検索、複数コンテンツの統合検索等を実現しています。 この度「ジャパンナレッジ」への搭載が決まった「大漢和辞典」は、親字5万字、熟語53万語を収録した漢和辞典で、創業者である鈴木一平が発案し漢学者の諸橋轍次に編纂を依頼、昭和初頭の編纂開始から戦争による作業中
ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か
田口一郎 漢和辞典は、(1)主に漢文(中国古典文)を読むのに適したもの、(2)主に日本語の中の漢字・漢語を調べるのに適したもの、の大きく二つに分けられる。 まず(1)から。①『全訳漢辞海』(三省堂、第4版2016年、3000円。iOS対応App第3版3000円)は、語法分析や品詞別の語義解釈に特色があり、用例・付録も充実し、このカテゴリーでは支配的。②『新字源』(角川書店)は、堅実な説明と収録熟語の多さで定評があり、専門家にも愛用者が多かった。昨年末に改訂新版(3000円)が出たが、やや大振りになり(2)のカテゴリーに踏み出した感あり。①を買う余裕がない場合、②の旧版を安く購入する手も。③『支那文を読むための漢字典』(研文出版、第9版1999年、3000円)は、読解に役に立つ字書、①②の補完に。小型の辞典で解決できない問題は図書館等で④『大漢和辞典』(大修館書店、修訂第2版2000年、24
入試シーズンまっただ中。長い時間をかけて準備してきただけにインフルエンザや天候など、受験生にとって心配事は尽きませんが、試験会場には辞書や参考書の持ち込みは禁止されています。もちろんスマホも禁止されていますね。 ひと昔前と比べて、現在はネット上にも辞書がありますし、たいていのことはスマホで調べられます。ところが、スマホにも登録されていない辞書があるのです。ご存じですか? 『大漢和辞典』 5万字を収めた最大級(全15巻)の漢和辞典 『大漢和辞典』(大修館書店)は、日本人の漢学者・諸橋轍次(もろはし てつじ/1883年〜1982年)によって編まれた漢和辞典です。 全15巻(索引・語彙索引・補巻含む)、見出しに挙げられている「親字」は約5万字。 基本的な文字の意味だけではなく、熟語も53万語収められているという最大級の漢和辞典です。中国の古典を読むには、何はなくとも必須の辞典です。 中国では古代
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