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現代音楽の検索結果241 - 280 件 / 450件

  • CAN | ele-king

    発掘がつづいていたCANのライヴ音源シリーズ。これまで1975年のシュトゥットガルト、同年のブライトン、翌76年のクックスハーフェンでのパフォーマンスを収めた計3枚がリリースされてきているが、いよいよダモ鈴木在籍時、黄金時代のレコーディングの登場だ。ずばり73年のパリ録音。タイミング的には『Ege Bamyasi』(72年)のあとにあたる。おそらくファンのだれもが待ちわびていただろう1枚、2月23日発売です。日本盤はしっかり歌詞対訳つき、イアン・F・マーティンによる解説もあります。逃すなかれ。 ついにダモ鈴木在籍時、CAN全盛期のパリでのライヴ盤がリリース! CANのライヴ・シリーズ第4弾『ライヴ・イン・パリ 1973』、2024年2月23日発売! このシリーズは、結成メンバーのイルミン・シュミットとプロデューサー/エンジニアのルネ・ティナーが監修し、貴重なアーカイブ音源を現代の技術と繊細

      CAN | ele-king
    • 真鍋大度が語る、音楽がもたらす創造の世界 - Always Listening by Audio-Technica(オーディオテクニカ)

      『Always Listening』がお届けするインタビューシリーズ。「超越」をテーマとして、このキーワードに紐づく人物にフォーカス。創造、表現、探求、感性、そして、なにかに没頭したからこそ感じることができる超越的体験について語っていただく。 第1回目に登場するのは、真鍋大度氏(Rhizomatiks/Rhizomatiks Researchディレクター)。 Perfumeのライブ演出における技術面でのサポートや<リオ2016大会閉会式東京2020フラッグハンドオーバーセレモニー>の演出サポートなど、革新的なビジュアルを次々と世界に向けて発表してきた。また、真鍋氏は幼少期より音楽に触れる機会が多く、現在はアーティストとしてDJや楽曲制作も行っている。映像から音楽表現まで、真鍋氏のクリエイティビティを掻き立てるもの、そのなかに在る“超越”とはなにか? Perfume x Technology

        真鍋大度が語る、音楽がもたらす創造の世界 - Always Listening by Audio-Technica(オーディオテクニカ)
      • ミト(クラムボン)が語る満島ひかり「ELECTRIC PROPHET」〜TM NETWORK TRIBUTE - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア

        『TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-』で、初期TMのテーマ曲とも言える「ELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)」は、満島ひかりが歌唱。はかなくも美しい「エレプロ」の新しい形を、プロデューサーとして満島と示してくれたのは、FANKSとしても知られるクラムボンのミトだ。その世界をどのように紡いだのかを、ミトに聞いた。 ※このインタビューは5月25日発売の『サウンド&レコーディング・マガジン2024年7月号』掲載のものに先駆けて、ロングバージョンとしてお届けします Text : iori matsumoto TM NETWORK アンドロイドの満島さんがポツンとその舞台で歌う −TM NETWORKのトリビュートに、満島ひかりさんが歌う「エレプロ」が収録されると聞いて、どなたがプロデュースするのかと思ったらミトさんだと知りました

          ミト(クラムボン)が語る満島ひかり「ELECTRIC PROPHET」〜TM NETWORK TRIBUTE - サンレコ 〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア
        • 屈指のシンセ愛好家・齋藤久師が語る、ハードウェア機材を使い続ける理由 - Always Listening by Audio-Technica(オーディオテクニカ)

          インタビュー | 2023.07.20 Thu 屈指のシンセ愛好家・齋藤久師が語る、ハードウェア機材を使い続ける理由 往年の名機をエミュレートしたものから先鋭的なサウンドを生成するものまで、多種多彩なソフトウェア音源/エフェクターが揃う現在、楽曲制作の大部分をPCの内部で完結させることは、ことエレクトロニック・ミュージックの領域においては、決して珍しいケースではなくなった。 しかし、そのような中でも頑なにハードウェア機材にこだわり続けるアーティストがいることも確か。 そんな「ハード派」の筆頭に挙げられるのが、アーティスト/サウンド・デザイナーの齋藤久師である。 ソロ・ワークでもパートナーであるLenaのソロ・ユニット「galcid」を始めとしたプロデュース・ワークでもハードウェア・シンセサイザーを活用し、大手電子楽器メーカーの製品開発やプリセット音色の作成にも携わる屈指のシンセ愛好家・齋藤

            屈指のシンセ愛好家・齋藤久師が語る、ハードウェア機材を使い続ける理由 - Always Listening by Audio-Technica(オーディオテクニカ)
          • Ryuichi Sakamoto on How Your Work Changes as You Get Older

            『async』は、8年ぶりのオリジナルアルバムですが、長い沈黙を経ての復帰に不安はありましたか? 8年というと約10年ぶりのアルバムになるので、そのプレッシャーはありました。一枚のアルバムに10年かかるとすると、あと10年生きられれば、アルバムを作れるのはもう一枚だけという計算です。それっきりです!そう考えると緊張しました。 しかし音楽や方向性に関してのプレッシャーは全くありませんでした。2014年にアルバムを作る予定でしたが、その年にガンが発覚しました。すべてをキャンセルし、それから2年後にこのアルバムに取りかかりました。 それまでに出来ていたものをすべて捨て、忘れて、一から始めようと決めたのです。生涯で最も死に近づいた体験をしたからです。これは大変貴重な経験で、その体験を深く掘り下げたかったのです。この体験を音楽に反映しようとしたわけではありませんが、深刻な体験だったので、なにかしら自

              Ryuichi Sakamoto on How Your Work Changes as You Get Older
            • Kali Malone - Living Torch  | カリ・マローン | ele-king

              ドローン音楽やミニマル音楽の、その先はあるのか。ミニマリズムの拡張は可能なのか。もしかするとこの矛盾を孕んだ不可能な問いに対する実践こそが00年代末期から2010年代以降のエクスペリメンタルな電子音楽家やドローン/アンビエント音楽家たちの重要な試みだったのかもしれない。ドローンやミニマリズムという手法を援用しつつ、音響・音楽的な諸要素を加味していくという、なかば矛盾を孕んだ実践を果敢に、しなやかに挑戦するアーティストが多数あらわれたのだ。たとえばサラ・ダヴァーチ、エレン・アークブロ、パン・ダイジン、KMRU、ウラ、フェリシア・アトキンソン、カテリーナ・バルビエリなどの現代のドローン、アンビエント、電子音楽作家たちである。今回、紹介するカリ・マローンもそのひとりだ。彼女のドローンには不思議とクラシカルな風格が漂っているのである。 カリ・マローンは米国出身、スウェーデンはストックホルムを拠点と

                Kali Malone - Living Torch  | カリ・マローン | ele-king
              • 2019年のベストアルバム - ドローン・ミュージック|よろすず

                2019年の音楽を振り返った時に特に印象的で、また個人的に嬉しくもあったのがドローン・ミュージックの傑作が多かったということでした。 私は普段からそういった音楽をよく聴くので、毎年そういった傾向のもので「これは!」という作品がいくつかはあるものですが、2019年については一定の水準を超えてくるような作品の量がとても多いように感じました。 なのでそれを確認し記録に残しておこうという思いで2019年のドローン・ミュージックの作品で特に印象に残ったものを纏めた記事を作成しました。記事の方向性が“数の多さ”を示すということであるため最初は30作品掲載するつもりでしたが、文字数や記事の長さ、読みやすさなどを考慮し最終的に15作品に絞りました。掲載順には順位などの意味はありませんが、最初と最後と記事の真ん中に当たる8作目については考えがあったうえでその位置にしています。画像には試聴や購入ができるページ

                  2019年のベストアルバム - ドローン・ミュージック|よろすず
                • 第8回 「イエロー・マジック」との闘い(その3)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま

                  比類なき輝きを放つ作品群を遺すとともに、「脱原発」など社会運動にも積極的に取り組んだ無二の音楽家、坂本龍一。その多面的な軌跡を「時代精神」とともに描き出す佐々木敦さんの好評連載、第8回の公開です! 1 苦肉の策から生まれた『増殖』 1980年6月、イエロー・マジック・オーケストラは通算4枚目に当たるアルバム『増殖 - X∞ Multiplies』をリリースした。収録時間は30分弱、全12曲(トラック)収録だが、そのうちの5曲が後述する「SNAKEMAN SHOW」であり、イントロ/アウトロも加えると、純粋な楽曲は「NICE AGE」「TIGHTEN UP」「CITIZENS OF SCIENCE」「MULTIPLIES」の4曲に過ぎない。「TIGHTEN UP」はカヴァーなので新曲と呼べるのはたったの3曲である。それもそのはずで、「NICE AGE」と「CITIZENS OF SCIENC

                    第8回 「イエロー・マジック」との闘い(その3)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま
                  • 作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフ(Valentin Silvestrov)「音楽は最後に近づいている。だが砦が決壊しないようにしなくてはならない」 | Mikiki by TOWER RECORDS

                    「音楽は最後に近づいている。だが砦が決壊しないようにしなくてはならない」 昨年11月上旬、ウクライナの作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-)がついに初来日した。武蔵野市民文化会館での80歳記念ガラ・コンサート(11月9日)では公衆の面前に姿を現して自作のピアノ演奏も披露、そのはかなくも美しい独特の響きと自由で天然な演奏ぶりで満場の観客を魅了した。 同じ世代の作曲家としてはペルトに一脈通じる祈りの要素、そしてそれをはるかに上回る抒情的な旋律性によって、シルヴェストロフの音楽は近年急速に熱心なファンを獲得しつつある。それは、いわゆる〈現代音楽〉という旧来の枠には収まりきらない、広範な音楽ファンの心をとらえる、重要な何かを持っている。 かつて、60年代のシルヴェストロフは、怒れるアヴァンギャルドの闘士であった。たとえば、クーセヴィツキー賞を受賞した“交響曲第3番”(65年)などは、

                      作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフ(Valentin Silvestrov)「音楽は最後に近づいている。だが砦が決壊しないようにしなくてはならない」 | Mikiki by TOWER RECORDS
                    • BEST OF 2019(上半期) - LL

                      上半期ベストです。20作選び順位を付けました。画像クリックで試聴や購入ができるページへ飛びます。末尾にプレイリストあります。では早速どうぞ。 20~16 15~11 10~6 5~1 プレイリスト 20~16 20. Kassel Jaeger『Le Lisse et le Strié』 電子音響/ドローン。本名名義でGRMのディレクターや執筆活動なども行っている人物の新作。“縞模様” と “滑らかな” という相反する概念を電子音響に当てはめたものというコンセプトで制作されているそうで、断片化/抽象化された音響の連なりに潜む無数のリズミックな要素がいわゆるリズムとして構造化されずにサウンドの模様や肌理を印象付けるような機能を果たしてる、あらゆる要素がサウンドのテクスチャーを印象付けるために機能している正に音響の音楽といった感じ。前作『Aster』でも感じられた多様な音響の層を帯のように纏め

                        BEST OF 2019(上半期) - LL
                      • interview with Dai Fujikura | ele-king

                        ときは2007年。それは偶然の巡り合いだった。もしあなたがクリストファー・ヤングの書いた評伝『デイヴィッド・シルヴィアン』を持っているなら、15章と16章を開いてみてほしい。ご存じシルヴィアンという稀代の音楽家と、若くして次々と国際的な賞を受け高い評価を得ていた新進気鋭の作曲家・藤倉大との出会いが鮮やかに──そして通常はコレボレイションと呼ばれる、しかしじっさいには互いの情熱をかけた音楽上の熾烈な闘いの様子が──じつにドラマティックに描き出されているはずだ。『Manafon』(2009年)とそれを再解釈した『Died In The Wool』(2011年)、あるいはそのあいだに発表されたコンピレイション『Sleepwalkers』収録の“Five Lines”(2010年)。それらがふたりの友情の出発点となった。 クラシカルの分野で若くして才能を発揮──なんて聞くと、「さぞ裕福な家庭で英才

                          interview with Dai Fujikura | ele-king
                        • 【映画感想】モリコーネ 映画が恋した音楽家 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                          あらすじ 多くの映画やテレビ作品で音楽を手掛け、2020年に逝去したエンニオ・モリコーネ氏。クエンティン・タランティーノ監督やクリント・イーストウッドらが彼に賛辞を贈る一方、自身は映画音楽の芸術的価値が低かった当時の苦しい胸のうちを明かす。『荒野の用心棒』での成功、『アンタッチャブル』で3度目のアカデミー賞ノミネートとなるも受賞を逃し、落ち込む様子なども描かれる。 解説: 『荒野の用心棒』『アンタッチャブル』など多数の映画音楽を手掛けてきたエンニオ・モリコーネ氏が、自らの半生を回想するドキュメンタリー。かつては芸術的地位が低かった映画音楽に携わり、何度もやめようと思いながら続けてきた日々を振り返る。『ニュー・シネマ・パラダイス』などでモリコーネ氏と組んだ、ジュゼッペ・トルナトーレが監督を担当。クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリヴァー・ストーンら

                            【映画感想】モリコーネ 映画が恋した音楽家 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                          • トーキング・ヘッズが21年ぶりの再会。『STOP MAKING SENSE』40周年記念IMAX上映でQ&A。その全訳を掲載。メンバーにも取材した! 映画の日本公開は来年2月。〈トロント映画祭レポート2〉 (中村明美の「ニューヨーク通信」)-rockinon.com|https://rockinon.com/blog/nakamura/207403

                            現在開催中のトロント映画祭で一番チケットが手に入らなかったのは、9月11日に開催されたトーキング・ヘッズの『STOP MAKING SENSE』IMAX上映だった。今年一番を超えて、これまでで一番だったかもしれない。何しろ、私は去年史上最高にチケットが取れないと思われたテイラー・スウィフトも、ハリー・スタイルズのチケットも取れたのだ。それなのに、『STOP MAKING SENSE』は取れなかった(涙)。 理由は、2002年以来初めて、なんと21年ぶりにトーキング・ヘッズのメンバー4人が登場し、上映後に、スパイク・リー(『アメリカン・ユートピア』の映画版監督)が司会でQ&Aをすることになっていたからだ。私は、トロントにいるというのに、なんともルーザーな気分だったが、代わりに、トロントの別の会場で行われたIMAX上映とQ&Aのストリーミングを観た。しかし、この上映は、この映画が、なぜ今も「史

                              トーキング・ヘッズが21年ぶりの再会。『STOP MAKING SENSE』40周年記念IMAX上映でQ&A。その全訳を掲載。メンバーにも取材した! 映画の日本公開は来年2月。〈トロント映画祭レポート2〉 (中村明美の「ニューヨーク通信」)-rockinon.com|https://rockinon.com/blog/nakamura/207403
                            • 「プロセカ」の曲はこうして作られた。セガの瀬上 純氏&田村あかね氏に聞く,楽曲が結ぶ“みんな”の絆

                              「プロセカ」の曲はこうして作られた。セガの瀬上 純氏&田村あかね氏に聞く,楽曲が結ぶ“みんな”の絆 編集部:楽器 カメラマン:永山 亘 セガ×Colorful Paletteのリズム&アドベンチャーゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」(iOS / Android。以下プロセカ)には,リズムゲームらしく日々“楽曲”が追加されている。 2022年3月30日に迎えた配信1.5周年には巡音ルカ,MEIKO,KAITOの人気楽曲,プロセカユニットの新曲,さらにハチ氏の名曲「マトリョシカ」「砂の惑星」「ドーナツホール」が連続で追加されるなど,プレイもリッスンもさらに豊かになっている。 ということで,今回はこれらの楽曲がプロセカに実装されるにあたり,内部的にはどのような流れで作られてきたのかを,セガの楽曲制作担当である瀬上 純氏と田村あかね氏に尋ねてきた。 左から,セガ

                                「プロセカ」の曲はこうして作られた。セガの瀬上 純氏&田村あかね氏に聞く,楽曲が結ぶ“みんな”の絆
                              • フィールド・レコーディング入門

                                発売日 2022年4月26日 本体価格 2,400円+税 判型 四六判・並製 頁数 304頁 ISBN 978-4-8459-2124-9 Cコード C0073 刷数 5刷 ブックデザイン 大田高充 カバー写真 エレナ・トゥタッチコワ その他のネット書店から購入 「録音」が開く、聴覚の新たな地平 木々のざわめきに、都市の喧騒に、民族音楽の背後に、固体を伝う振動に、水中の音環境に、私たちは何を聞き取ることができるのか? 実践と鑑賞を通じて、音の可能性を拡張する画期的音響文化論! 2000年代以降、小型軽量で廉価なデジタル・レコーダーの登場、そしてSNSの台頭により、フィールド・レコーディングという言葉を目にする機会がますます増えてきました。とくに昨今は新型コロナウイルスの状況下において、「音」や「聴くこと」について人々の関心が高まりつつあります。 フィールド・レコーディングは、現代音楽やサウ

                                  フィールド・レコーディング入門
                                • Eli Keszler | ele-king

                                  初めてイーライ・ケスラーの音楽を聴いたとき、全身に稲妻のような衝撃が走ったことを今でもよく覚えている。全く新しいタイプのドラマーだと思った。あまりにも斬新で、攻撃的かつ快楽的なサウンドだと感じた。あれは2010年に〈ESPディスク〉からリリースされた『Oxtirn』だっただろうか。あるいはその2年後の2012年に〈PAN〉から出た『Catching Net』を先に聴いたのかもしれない、ともかく散弾銃のように無数の小さな音の礫が降り注ぐ聴覚体験は実に新鮮なものだった。かつて1960年代にやはり〈ESPディスク〉からリリースされたアルバート・アイラーの傑作『Spiritual Unity』にも参加しているドラマーのサニー・マレイは、定型ビートを刻むのではなく五月雨のようにシンバルをひたすら叩くことで装飾的なノイズを生み出す革新的なパルス奏法を確立したが、粒子状の打撃音を過剰なまでに高速で散りば

                                    Eli Keszler | ele-king
                                  • 中華娯楽週報 第64回:台湾製ゲームの「黄金時代」とは?自信喪失に陥った台湾ゲーム業界の現実

                                    台湾の同性婚合法化を報じる英語の動画ニュース 次は昨年4月に中国の女性ゲーマーの力強さを分析する際に、人気中国産乙女ゲーム『恋与制作人(直訳:恋とプロデューサー)』を取り上げた第10回の続報である。その回では中国人女性ゲーマーの顰蹙を買った同作のCMの大炎上から、国を挙げて「三八婦女節(3月8日の国際女性デー)」を盛大に祝い、女性の高い自尊心・自立心と社会的地位が確立した中国の現状を分析し、「誇り高き乙女たち」の姿を描き出した。コラムの第10回にして、読者から大きな反響が届いた記念すべき回であった。記事は『恋与制作人』のユニークな設定や内容も紹介したが、本作は中国での生活には欠かせないメッセンジャーアプリ「WeChat(微信)」の独自の機能など、中国の現代社会・文化の特徴も取り入れた秀逸な乙女ゲームで、日本に進出してほしいと私は思っていた。なお、本作は日本でも人気を獲得した“お着替えコーデ

                                      中華娯楽週報 第64回:台湾製ゲームの「黄金時代」とは?自信喪失に陥った台湾ゲーム業界の現実
                                    • 【お題】ドライブと音楽。カセットテープからCDへ。 - ぼんやりと頑張る。

                                      こんばんは! 今週のお題、「ドライブと音楽」について書きます♪ ドライブに、音楽は欠かせませんっ! 子どものころから、そうでした。 と、言いますのも、私には兄が二人いるのですが、兄が音楽が大好きだったのです。 兄たちは、自分の好きな音楽をカセットテープ(時代ですねえ)に録音して、父が運転する車に乗るたび、カセットテープをかけてもらってました。 ちなみに、父は演歌が大好き、母はそんなに音楽好きではない?(たぶん。あまり自分から音楽を聴いてるところを見たことがない。そういやわからん。今度訊いてみよう)ようでしたが、兄たちの持ち寄るテープを、いつでもかけてくれてました。 上の兄は、洋楽、イギリスロック系が大好き。あとケルトやアイリッシュ。でも、今はなぜか邦楽の方が多く聴いているようです。自分で音楽を創ってるからかな。(ネットで公開してます。個人で音楽活動をずっとしてます) 今は天国にいる下の兄は

                                        【お題】ドライブと音楽。カセットテープからCDへ。 - ぼんやりと頑張る。
                                      • エレベーター乗ろうとしたらこれいて本当に心臓止まりかけた→「絶対一緒に乗ったらアカンやつ」

                                        渡瀬ゆず💉 @kamo_kamos 仮名 / 応用薬理学、分子腫瘍学 / 近代・現代音楽 /フォローRTはご自由に / 💉ファファモモモモファ, XBBまで接種済 / ファイザーとモデルナの萌え萌えキュンキュンな同人誌が読みたい人 / 呼び方はゆずさんでも何でも良いです / 腱鞘炎なのでお返事率は低めすいません。背景@youjo_tecさん 渡瀬ゆず💉 @kamo_kamos 知らない人用。エレベーターでの液体窒素の運搬は酸欠事故を防ぐため容器のみでの移動が原則。エレベーターの中で液体窒素 1リットルが漏れただけでも酸素濃度が急低下して命に関わります。 プールで息を止めていられるのと低酸素の空気を吸い込むのは全くの別物。 x.com/septette_/stat… 2024-04-23 08:08:54

                                          エレベーター乗ろうとしたらこれいて本当に心臓止まりかけた→「絶対一緒に乗ったらアカンやつ」
                                        • 今週の本棚:鴻巣友季子・評 『左川ちか全集』=島田龍・編 | 毎日新聞

                                          (書肆侃侃房・3080円) 硬質な詩語に打ち抜かれる 左川ちかによる詩、散文、書簡、翻訳が全て収録され、年譜、解題、解説が付された初のコンプリート版である。これだけの仕事と校訂を編者ひとりで行っており、驚異的な労作だ。 左川ちか(本名・川崎愛)は1911年、北海道の余市町に生まれ、1936年、わずか24歳で没した夭折(ようせつ)の詩人であり翻訳家だ。7年弱の間に、約90篇の詩、20篇余りの詩文の翻訳、10篇余りの散文を残した。米国の文芸誌『ザ・ニューヨーカー』は「二〇世紀初頭の日本における最も革新的な前衛詩人」と紹介している(2015年8月18日)。 海外での評価が高いが、島田龍の解説や「左川ちか研究史論」を繙(ひもと)くに、日本でも没後すぐに『椎の木』『海盤車』で追悼特集が組まれ、萩原朔太郎、堀口大學、西脇順三郎、田中克己らが寄稿。戦後やや言及が減るものの、富岡多恵子の「詩人の誕生 左川

                                            今週の本棚:鴻巣友季子・評 『左川ちか全集』=島田龍・編 | 毎日新聞
                                          • 笑点 新メンバー - Garadanikki

                                            春風亭一之輔さんが『笑点』の大喜利メンバーになった。 えええーっとのけぞるようなニュースだった。 www.yomiuri.co.jp 一之輔さんと、笑点とは対極にあるように思っていたので驚いた。 唐突だがこれを聞いて、「題名のない音楽会」と「オーケストラがやってきた」との違いを連想した。 「題名のない音楽会」と「オーケストラがやってきた」 「オーケストラがやってきた」といってもご存知ない方の方が多いかも知れないが、 1972年10月1日から10年半放送していた音楽番組で、企画・司会は山本直純さんがされていた。 「題名のない音楽会」は現在も放送しているが始まりは古く、1964年8月からの長寿番組。 初代司会者は、黛敏郎さんだった。 直純さんは広く万人にクラシックを広めた、黛さんは深くクラシックを探求した、というのが私の印象。 直純さんにはこんな有名な言葉がある。 「君は頂点をめざせ。俺は底辺

                                              笑点 新メンバー - Garadanikki
                                            • 「どうすれば南アジア文化に根ざした音楽を現代のコンテクストの一部として定着させられるか? ということを考えている」サウジアラビア生まれ、パキスタン育ちのアルージ・アフタブが彷徨う都市の闇 | TURN

                                              「どうすれば南アジア文化に根ざした音楽を現代のコンテクストの一部として定着させられるか? ということを考えている」 サウジアラビア生まれ、パキスタン育ちのアルージ・アフタブが彷徨う都市の闇 アルージ・アフタブはサウジアラビア生まれ、パキスタン育ち、19歳までパキスタンのラホールにいたというシンガー・ソングライター。2022年にリリースされたファースト・アルバム『Vulture Prince』を対象に、64回グラミー賞で最優秀グローバル・ミュージック・パフォーマンス賞を受賞し(新人賞にもノミネート)、たちまち世界的に注目を集める存在になった。そして気が付けば、彼女は老舗レーベルの《Verve》所属アーティストになっている。去年は同じ南アジアにルーツを持つヴィジェイ・アイヤーとシャザード・イスマイリーというアルージよりキャリアのある二人との共同名義で『Love In Exile』をリリースした

                                                「どうすれば南アジア文化に根ざした音楽を現代のコンテクストの一部として定着させられるか? ということを考えている」サウジアラビア生まれ、パキスタン育ちのアルージ・アフタブが彷徨う都市の闇 | TURN
                                              • インドネシアのガムランガバユニット「Gabber Modus Operandi」とは何ぞや? という話 - letter music

                                                Gabber Modus Operandiは、インドネシア・バリ島を拠点に活動するIcan HaramとDJ Kasimynによるユニット。2018年から活動を開始し、現在までに『Puxxximaxxx』(2018年)、『HOXXXYA』(2019年)の2枚のアルバムをリリースしています。 メンバーのIcan Haramは、インドネシアの実験音楽シーンやブラックメタルシーン、DJ Kasimynはバリ島のパンクシーンで活動してきたという経歴の持ち主で、その2人がそれぞれのルーツとなる音楽と儀式音楽であるガムランや1970年代頃に生まれたインドネシア大衆音楽のダンドゥットなどのインドネシア音楽にガバ、トランス、フットワークといった欧米のダンスミュージックの要素を組み合わせて生み出されたのが「Gabber Modus Operandi」の音楽です。 open.spotify.com 彼らの音楽

                                                  インドネシアのガムランガバユニット「Gabber Modus Operandi」とは何ぞや? という話 - letter music
                                                • 生涯学習note2020.04/24|岸野雄一

                                                  「誓い空しく」2020年度版エディションについて  まだ現物を手にしていないので確認が取れていないのですが、オリジナル版にトラック6として収録されていたオーガニゼーションが収録されていないようです。再発では度々このような事が起きますね。オリジナル版の曲の並びはかなり考え抜いたものですので、気になる方はオリジナル盤の方も探して聞いてみてください。10枚組の「21世紀の京浜兄弟者」の方には、オリジナルの曲順で収録されています。本稿では、そのライナーを元に加筆していますので、元の曲順のままの記述にしておきます。 今回はディスク1の「誓い空しく」について、各曲の解説をします。続いて次回は、ディスク2の「スナック・オー・トラックス」について解説します。なお各バンドのバイオグラフィー、ディスコグラフィーについては、現段階では各自調べてください。いつかまとまった論評を書きたいとは思っています。 DISC

                                                    生涯学習note2020.04/24|岸野雄一
                                                  • interview with Midori Takada | ele-king

                                                    前世紀、西洋音楽ひいては音楽そのもののあり方をとらえなおすにあたって打楽器が重要な役割をはたしたのは楽音をになうのに五線譜の外の世界と響き合う特性をもつからであろう。ヴァレーズ、クセナキス、シュトックハウゼンら欧州生まれの前衛音楽家たちはむろんのこと、カウエル、ケージ、ハリソンら米国実験音楽の先駆者たちにも打楽器は幾多の霊感をもたらし、本邦の戦後音楽史も基本的にはその後追いだが、思考と方法と実践の蓄積により、やがて模倣や援用にとどまらない表現がしだいにあらわれはじめる、その全体像はおりをみて考察したいが、そこでは高田みどりという打楽器奏者の存在は欠かせないものになるであろう。複雑な現代曲をこなす打楽器演奏の呼び声を皮切りに、ライヒらが端緒をひらいたミニマル・ミュージックの探求をすすめる他方で、ジャズやワールドミュージックにも活動の場をひろげる、高田みどりの軽々とした身のこなしは現代音楽の言

                                                      interview with Midori Takada | ele-king
                                                    • 作曲家・武満徹の「うた」 - 中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

                                                      みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。 今回ご紹介しますは、日本を代表する作曲家の「武満徹」(1930~1996年)さんです。 (日本コロムビアオフィシャルサイトより引用) 武満さんの音楽といえば、現代音楽のそれで、聴かれたらわかると思いますが、 非常に何回でわかりにくいというイメージがあります。 武満さんは、海外では賞荒らしといってもいいくらい、沢山の賞を取り、評価も 高いのですが、日本国内ではあまり聴かれていないし、その名もクラシックファン の一部に知られているくらいなのではないでしょうか? 難解な現代音楽を書かれてきた武満徹ですが、中にはポピュラー音楽とも言える 「合唱曲」を書いています。 今回はその合唱曲をいくつか紹介してみます。 聴かれたらわかると思いますが、その曲には素朴なメロディーがあり、そして どこか懐かしい歌詞と、音楽の原点ともいうべき「何か」があります。 宜しければ一度聴

                                                        作曲家・武満徹の「うた」 - 中今〇ノ丞の「まあるく生きる」
                                                      • 「現代のジャズ」を理解するための作品ガイド | ARBAN

                                                        選・解説/村井康司 2000年以降にリリースされたジャズ・アルバムの中から、現代のジャズを知るためにぜひ聴いておきたい20作品を選んでみた。 ヒップホップやネオ・ソウルと親和性の強いもの、ジャンルを問わない広い意味でのアメリカ音楽(いわゆる「アメリカーナ」)に接近しているもの、アメリカ以外の国や地域からの斬新な音楽、ベテランの若手を起用しての果敢なチャレンジ、UKの若い世代のカリビアン系ジャズ、ラージ・アンサンブルの可能性、ジャズの伝統を新しいテクニックと発想で更新するもの、脱構築的なジャズ楽曲の解釈など、多様で多彩な「今のジャズ」のさまざまな側面を聴き取ってほしい。 もちろんここに挙げた作品以外にも、注目すべきミュージシャン、聴いておきたいアルバムは多数ある。ピアノならジェイソン・モラン、ヴィジェイ・アイヤー、シャイ・マエストロ、ジェラルド・クレイトン、ジェームズ・フランシーズなど、サッ

                                                          「現代のジャズ」を理解するための作品ガイド | ARBAN
                                                        • エレクトロニカは何を夢みたのか?⑥/エレクトロニカの時代の終焉|marr

                                                          ※有料に設定していますが全文読めます。 "細野晴臣
「エレクトロニカもそうだったんだよ。みんなが同じ様な事をやるようになると面白くなくなっちゃう。」" 2003年辺りをピークにエレクトロニカのサウンドは新鮮味が薄れ、誰もが同じようなグリッチサウンドを奏でるようになっていた。ハードウェアのプリセットの制約から離れ、リズムや音階から自由になろうとしたはずが、気づけばエレクトロニカという音色のイメージが固定化され、その枠を越えようとする表現は生まれなくなりつつあった。初期のエレクトロニカから感じられるのは、音階やリズムと倍音が整理された西欧的な音楽からの脱却や、それまでの音楽の形態を構造から見直し換骨奪胎を目指した未来の音楽だった。近代クラシックや音楽に限らずビートニクスやニューエイジなど、この100年の欧米のカルチャーは西欧の構築美から脱却しようとする流れがあった。エレクトロニカの本来の姿はこ

                                                            エレクトロニカは何を夢みたのか?⑥/エレクトロニカの時代の終焉|marr
                                                          • 「ここでもそっちでもない、そのあいだ。それゆえにすごくいい空間である。『A MEZZANINE (あ・めっざにね)』はそういう作品であってほしい」名古屋の秘宝・GUIROの絶景たる“美しさ” | TURN

                                                            「ここでもそっちでもない、そのあいだ。それゆえにすごくいい空間である。『A MEZZANINE (あ・めっざにね)』はそういう作品であってほしい」 名古屋の秘宝・GUIROの絶景たる“美しさ” GUIROは1997年からヴォーカル・ギターの髙倉一修を中心に愛知・名古屋を拠点に活動するグループで「名古屋の至宝」と称されることもある存在だ。長い活動休止期間を終えた2015年以降は、彼らへのリスペクトを公言するceroとの交流を深めたり、野外フェスへの出演を果たすなど活動が活発化しているものの、彼らがこの20年以上にもおよぶキャリアの中で残してきた音源は、ディスコグラフィーで確認できるものすべてを合わせてもシングル5枚、アルバム1枚。楽曲数にしてわずかに24曲。至宝というより秘宝と言った方がふさわしいかもしれない寡作ぶりだ。 それでも古くからのファンは休止期間も常にその動向に目を凝らし続けていた

                                                              「ここでもそっちでもない、そのあいだ。それゆえにすごくいい空間である。『A MEZZANINE (あ・めっざにね)』はそういう作品であってほしい」名古屋の秘宝・GUIROの絶景たる“美しさ” | TURN
                                                            • ストーリー | BALMUDA The Speaker | バルミューダ株式会社

                                                              BALMUDA The Speaker開発ストーリー バルミューダを始めてからこの時まで。私は、オーディオ機器だけは作らないと決めていました。ステレオ音源をどんなに上質に再生しても、実際の演奏が持つ真の高揚感や臨場感、音楽的な感動は再現されないと思っていたからです。そんな思いを覆すことになったのは、ある日のデザイナーの提案がきっかけでした。 BALMUDA The Speakerの開発ストーリーをご紹介します。 スピーカーは作らない バ ルミューダを創業する前、私はミュージシャンとして活動していました。未熟で反抗的で、甘くも苦くもあったあの時代。やっと押さえたコードで初めてアコースティックギターが鳴った瞬間。バンド4人の演奏で、それまでなかったグルーヴが生み出されたとき。会場の外にまでメッセージが届くかと思うくらいに声が走ったとき。言いようのない、それこそ、音楽的としか言いようのない感動を

                                                                ストーリー | BALMUDA The Speaker | バルミューダ株式会社
                                                              • オーケストラの指揮からピアノ演奏、経営者としてデスクワークまで... 世界的指揮者・鈴木優人氏の多彩なキャリア遍歴

                                                                さまざまなバックボーンを持ち寄る社員を、1つの組織としてまとめあげる経営者と、さまざまな楽器や演奏家の個性をまとめあげ、楽曲を完成させるオーケストラの指揮者。組織の指揮を取るという点で類似している両者ですが、実際にはどのような共通点があるのでしょうか。「オーケストラ指揮者のリーダーシップとマネジメント」をテーマに、世界的指揮者であり「バッハ・コレギウム・ジャパン」の経営者である鈴木優人氏が講演を行いました。本記事では、前提となる鈴木氏の現在の活動について解説されました。 指揮者が考える「リーダーシップとマネジメント」 (鈴木氏による演奏〜会場拍手) 鈴木優人氏:みなさんありがとうございます、今日はようこそお越しくださいました。私が早稲田でお話をするのは人生で初めてのことです(笑)。早稲田に向かおうとしたら「いや、会場は早稲田じゃなくて日本橋だ」と言うのでびっくりしたんですけれども.....

                                                                  オーケストラの指揮からピアノ演奏、経営者としてデスクワークまで... 世界的指揮者・鈴木優人氏の多彩なキャリア遍歴
                                                                • 第4回 「教授」以前の彼(その3)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま

                                                                  比類なき輝きを放つ作品群を遺すとともに、「脱原発」など社会運動にも積極的に取り組んだ無二の音楽家、坂本龍一。その多面的な軌跡を「時代精神」とともに描き出す佐々木敦さんの好評連載、第4回の公開です! 1 山下達郎、細野晴臣、矢野顕子らとの出会い 1977年3月、坂本龍一は東京藝大大学院修士課程を修了した。イエロー・マジック・オーケストラのファースト・アルバムがリリースされるのは1978年11月25日なので、このあと二年足らずで彼の人生は激変することになる。だが、そこに至るまでも、濃密な日々がめまぐるしく展開していた。 YMOの『イエロー・マジック・オーケストラ』の発売1カ月前に当たる1978年10月25日、坂本龍一は『千のナイフ』をリリースした。記念すべきファースト・ソロ・アルバムだが、必ずしも「満を持して」というわけではなかった。このアルバムは何度か再発売されているが、2016年に最新リマ

                                                                    第4回 「教授」以前の彼(その3)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま
                                                                  • 「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所

                                                                    ◆はじめに この記事はMADMAX2023に提出した「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について、解説を加える記事です。 本作は芸術を主題としたサクラノ刻を題材にしています。 そのため、通常のMAD以上に芸術的な性質を持たせています。 簡単に言えば、美術史、哲学、詩、音楽等の知識を持つ批評家や作り手が解説を加えることで初めて価値を持つMADと言えます。 これは芸術全般の特徴で、フォービスムが何かを理解せずにマティスを見ても良さが分からない、オランピアの元ネタを理解しなければマネの革新性に気付けない、と同様に視聴者に一定の知識を要求するMADです。 写真が登場するまでの絵画は遠近法、陰影のつけ方等の写実性が一定の評価基準になりえたので、絵の「上手さ」が評価されていました。しかし、その後、ポスト印象派、フォービスム、キュビスム、ドイツ表現主義、抽象表現主義、シュールレアリスム、ポップアートと写実

                                                                      「世界限界の向日葵と永劫回帰の櫻」について - 雨上がり停留所
                                                                    • 9月4日はカクレシアワセの日、クラシック音楽の日、心を注ぐ急須の日、供養の日、櫛の日、串の日、関西国際空港開港記念日、くじらの日、オークションの日、おおいた和牛の日 等の記念日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                                                      おこしやす♪~ 9月4日は何の日? その時そして今日何してた? 2023年(令和5年) 9月4日はカクレシアワセの日、クラシック音楽の日、心を注ぐ急須の日、供養の日、櫛の日、串の日、関西国際空港開港記念日、くじらの日、オークションの日、おおいた和牛の日 等の記念日です。 ●カクレシアワセの日 クレシア EFハンドタオル ソフト200 30個 日本製紙クレシア(NIPPON PAPER CRECIA) Amazon ティシューペーパーなどの紙製品や衛生用品の製造、販売を手がける日本製紙クレシア株式会社が制定。同社は日々の暮らしの中で感じるささやかな幸せを「カクレシアワセ」と命名し、フォトコンテストなどを通じて「カクレシアワセ」を拡げる活動を行っている。記念日を通して、当たり前と思っている何気ない幸せに気づき、毎日が少しでもハッピーと感じる人を増やすことが目的。日付は「カクレシアワセ」の中に隠

                                                                        9月4日はカクレシアワセの日、クラシック音楽の日、心を注ぐ急須の日、供養の日、櫛の日、串の日、関西国際空港開港記念日、くじらの日、オークションの日、おおいた和牛の日 等の記念日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                                                      • アニメ【推しの子】主題歌、YOASOBI「アイドル」の衝撃──『歌詞のサウンドテクスチャー』から考える(前半)|じんぶん堂

                                                                        じんぶん堂TOP 文化・芸術 アニメ【推しの子】主題歌、YOASOBI「アイドル」の衝撃──『歌詞のサウンドテクスチャー』から考える(前半) 記事:白水社 YOASOBI、米津玄師、Ado、藤井風、NewJeans……新時代のポップスがもっと楽しめる「耳寄りな学問」にようこそ! 木石岳著『歌詞のサウンドテクスチャー うたをめぐる音声詞学論考』(白水社刊)は、オノマトペ、音象徴、ポケモン言語学など最新の学術研究もふまえ、アーティストたちの魔法のような「作詞術」についてわかりやすく解説する。「音声詞学」の入門書。 書籍情報はこちら 【YOASOBI「アイドル」 Official Music Video】 日本語楽曲ではじめてビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”にて1位獲得、Apple Musicデイリーチャート“トップ100:グローバル”で1位獲得。YouTu

                                                                          アニメ【推しの子】主題歌、YOASOBI「アイドル」の衝撃──『歌詞のサウンドテクスチャー』から考える(前半)|じんぶん堂
                                                                        • 坂東祐大×角野隼斗が音楽談議。「日本と海外のコンサートホールの違い」で盛り上がる | J-WAVE NEWS

                                                                          ピアノニスト・角野隼斗が、音楽家・坂東祐大と現代音楽を中心とした音楽談議をおこなった。 この内容をお届けしたのは、J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:小川紗良)のコーナー「TOKYO TATEMONO MUSIC OF THE SPHERES」。このコーナーでは、角野隼斗が、音楽を通したさまざまな“出会い”をもとに、楽曲とトークをお届けする。ここでは、6月9日(日)のオンエアをテキストで紹介する。 坂東祐大の音楽を知ったきっかけ ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』、映画『竜とそばかすの姫』などの音楽で話題を集め、米津玄師との共同編曲、宇多田ヒカルの編曲及び指揮なども手掛けている坂東祐大。1991年生まれの大阪府出身だ。東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業し、同修士課程作曲専攻修了。異化や脱構築による刺激と知覚の可能性などをテーマに、幅広い創作活動をお

                                                                            坂東祐大×角野隼斗が音楽談議。「日本と海外のコンサートホールの違い」で盛り上がる | J-WAVE NEWS
                                                                          • テリー・ライリー(Terry Riley)が明かす、小淵沢録音の新作に込めたジャズへの畏敬の念と新たな居場所=日本への思い | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                                            現在日本在住、現代音楽やミニマルミュージックの巨匠として知られる作曲家・音楽家のテリー・ライリーが、ついにニューアルバム『Terry Riley STANDARDⓈAND -Kobuchizawa Sessions #1-』をリリースする。タイトルどおり山梨・小淵沢で録音された本作は、ジャズのスタンダードナンバーとオリジナル曲で構成された一枚。ここに刻まれた大らかで穏やかな音楽は、御年88にして保ち続けているオープンマインドな姿勢と懐の深さ、即興演奏や音楽そのものへの愛を強く感じさせる、とても雄大で柔和なものだ(録音当時は84歳)。〈現代音楽やミニマルミュージックの巨匠〉というパブリックイメージからまったく自由な瑞々しい新作を作り上げたテリー・ライリーに、ライターの松永良平(リズム&ペンシル)がインタビューを行った。 *Mikiki編集部 すべては偶然の流れ ──まず、今回のアルバム『Te

                                                                              テリー・ライリー(Terry Riley)が明かす、小淵沢録音の新作に込めたジャズへの畏敬の念と新たな居場所=日本への思い | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                                            • トシちゃん「NINJIN娘」、キンプリ 「愛のすべて」の作詞作曲家が 奥沢でショコラティエになった理由

                                                                              トシちゃん「NINJIN娘」、キンプリ 「愛のすべて」の作詞作曲家が 奥沢でショコラティエになった理由 世田谷区奥沢にある小さなチョコレートショップ「世田谷トリュフ」。ショコラティエのウォーマック夕美子さん(65)が2019年夏に開いた、知る人ぞ知る和風トリュフの名店だ。 実はウォーマックさん、1980年代に宮下智の名前で田原俊彦の「ハッとして! Good」や、少年隊の「まいったネ 今夜」など、ジャニーズ・アイドルのヒット曲を数々生み出した作詞作曲家でもある。サンフランシスコ音楽院を首席で卒業し、昭和の華やかな芸能界で活躍した彼女は、1991年に結婚を機に渡米。そこからなぜ職人の道を選んだのか。波瀾万丈の半生を語っていただいた。(全3回の1回目。2回目、3回目を読む) ――はじめに、世田谷トリュフをオープンしたきっかけを教えてください。 本当に山あり、谷ありの人生を私は歩んできました(笑)

                                                                                トシちゃん「NINJIN娘」、キンプリ 「愛のすべて」の作詞作曲家が 奥沢でショコラティエになった理由
                                                                              • 【YouTube動画投稿】坂本龍一 hibari - Piakanaの日記

                                                                                過去作に頼りきりだったのでちゃんと弾きましたよ。 と言っても、今回の曲の録画時間は僅か5分ほど。 それより編集が数時間かかって大変でした。 今回の曲は、坂本龍一の『hibari』 www.youtube.com 皆様は『ミニマル・ミュージック(Minimal Music)』という言葉を聞いたことがありますか。 Wikipediaには音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を反復させる音楽。とあります。 どういう事かというと、ものすごい短いメロディーを作ってそれを繰り返していき、その中で微妙に変化していく音響の変化を感じるジャンルです。 今回投稿した『hibari』は正にその音楽です。 最初に短いメロディAが提示されます(2つの山で1つの単純な4小節のメロディー) 次にもう一つのピアノが、最初のメロディAに対して同じメロディ(メロディA’)を音符1個分遅れてスタート。 このもう一つのピア

                                                                                  【YouTube動画投稿】坂本龍一 hibari - Piakanaの日記
                                                                                • クセナキス『形式化された音楽』監訳者に聞く/メールインタビュー第2回| 野々村禎彦&齋藤俊夫

                                                                                  クセナキス『形式化された音楽』(筑摩書房)監訳者に聞く/メールインタビュー 第2回「日本現代音楽における同時代人と後継者」 text by 野々村禎彦 (Yoshihiko Nonomura) & 齋藤俊夫 (Toshio Saito) (齋藤) 1962年の仏語版後書き部分の本書211頁では、「実際、形式化と公理化は、現代の思考にこそ相応しい手順上の道しるべなのだ。現代の思考があればこそ、ちょうど古代の偉大な文明の時代にそうであったように、音響芸術を星や数や人間の脳の豊かさと同じレベルに近づけることができる」とあります。 「星や数や人間の脳」というのは中世ボエティウスの音楽美学のムジカ・ムンダーナ(宇宙の音楽)とムジカ・フーマーナ(人間の音楽)を踏まえたものと思われますが、音楽を歴史的に遡ることで近代以降の音楽の「人間性のドグマ」を解体しようとする彼の姿勢を表しています。その人間性を超え