99u:ピンとこないかもしれませんが、休憩が本当に必要なのは、危機的状況が続いてストレスが多いときなのです。私たちは休憩を何かボーナスのようなもの、あるいは、暇なときにだけ許されるご褒美のように思っていて、難しい仕事をやり通すために必要不可欠なツールだとは考えていません。 リーダーたちは、責任のある仕事が多すぎて休憩なんてしている暇はないと言うかもしれません。でも、よく考えてみてください。米国大統領でさえ毎日のスケジュールの中に、絶対に侵せない神聖な時間を確保しています。朝の運動と、家族とのディナーの時間は決してなくしたりしないのです。 米紙「ヴァニティ・フェア」の記者で、オバマ大統領の「普通の1日」を24時間態勢で追いかけたトッド・パードン氏は、大統領が「スケジュールが詰まっているときでさえ、できる限り自宅で夕食をとるよう心がけており、それが彼の視点を切り替える貴重な機会にもなっている」