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藤原正彦の検索結果161 - 200 件 / 558件

  • 教育改革はなぜ失敗するのか : 池田信夫 blog

    2009年08月16日12:50 カテゴリCulture/Science 教育改革はなぜ失敗するのか 日本のサービス産業の効率が低いことは周知の事実だが、教育サービス(特に高等教育)はその中でも最低の部類だろう。私立大学の過半数が定員割れで、中国人留学生で定員を埋めている状態だ。一時、文科省が「大学院重点化」によって乱造した大学院大学も、ほとんどが定員割れで「学歴ロンダリング」の温床になっている。 こういう状況について何度も改革が試みられたが、ほとんど改善されていない。その根本的な原因は、企業システムにある。拙著(第5章)でも書いたように、日本の企業のガバナンスは資本主義の原則である所有権(ownership)による支配ではなく、長期的関係にもとづいた会員権(membership)による支配だから、大事なのは組織に忠実で協調性の高いことで、専門的技能は必要ないのだ。 前にも書いたように、日

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    • 『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子の毒舌が心地よい - きれいの秘密を見つけよう♪:楽天ブログ

      2021/05/24 『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子の毒舌が心地よい テーマ:楽天ブックス(340369) カテゴリ:私の本棚 商品を見る→九十歳。何がめでたい 佐藤愛子 1320円 叔母の家に行って、本のリストの数冊をもらってきた。 3枚目の画像の佐藤愛子の『九十歳。何がめでたい』は 愛子先生の毒舌が心地よく 元気なおばあちゃんの毒舌日記という感じのエッセー集です。 納得したり、唸ったりしながら読み 面白くて思わずニンマリしちゃったりしながら あっという間に読み終わりました。 一番面白かったのは『思い出のドロボー』です。 行くあても仕事もない15歳の少女が 佐藤家を訪ねてくる。 愛子先生はその少女を家に泊め 数日後探しにきた担任と広島に帰る少女に 餞別を与えて送り出した。 しかし数日後 愛子先生の通帳の残高がゼロになっていることが発覚。 少女は愛子先生の預金通帳と印鑑を盗み出して 全財

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      • 【文藝春秋 目次】芥川賞発表 受賞作品全文掲載&選評 宇佐見りん「推し、燃ゆ」/<総力特集>コロナ第三波「失敗の本質」/<追悼>半藤一利 三月特別号 | 文藝春秋2021年3月号 | 文春オンライン

        【文藝春秋 目次】芥川賞発表 受賞作品全文掲載&選評 宇佐見りん「推し、燃ゆ」/<総力特集>コロナ第三波「失敗の本質」/<追悼>半藤一利 三月特別号 2021年3月号 2021年2月10日 発売 / 定価1000円(税込) 分科会メンバー 特別寄稿 コロナ第三波「失敗の本質」 ▶︎GoTo継続には政府内の深刻な情報ミスマッチがあった ▶︎緊急事態宣言は「出さない」が暗黙の了解になっていた 小林慶一郎 <日本人へ特別編>ロックダウンしなかったヴェネツィア 塩野七生 「自由」を制限してもウイルスは消えない 東浩紀 「コロナの壁」を乗り越えよ 養老孟司 東京五輪を中止すべき「7つの理由」 後藤逸郎 「尾身会長vs政府」苦悩する科学者たち 広野真嗣 菅総理よ、異論を聞く耳を持て 橋下 徹 ​◎議事堂乱入、コロナ死者40万人──米国民主主義の危機 それでも中国の時代は来ない J・ダイアモンド 「慰安

          【文藝春秋 目次】芥川賞発表 受賞作品全文掲載&選評 宇佐見りん「推し、燃ゆ」/<総力特集>コロナ第三波「失敗の本質」/<追悼>半藤一利 三月特別号 | 文藝春秋2021年3月号 | 文春オンライン
        • 雑誌のマガジンハウスが見せた、書籍への本気度 - 日経トレンディネット

          出版業界に元気がないと言われて久しい。特に雑誌は1997年に販売売上がピークを迎えたが、Web社会が浸透したことで減少傾向が止まらず、広告収入もWebに押され、苦境に立たされている。出版科学研究所によれば、2006年の雑誌の販売売上は、月刊誌が9523億円で前年比3.9%減、週刊誌2677億円で前年比6.5%減で、月刊誌は過去最大の落ち込み、週刊誌は2年連続の大幅減だった。 一方の書籍販売金額は2006年9326億円で1.4%増だが、これは書籍全体のベストセラー上位30冊のうち、11冊を占めた新書ブームに支えられたもの。昨年は藤原正彦著『国家の品格』(新潮新書)が新書最多となる250万部、昨年9月に発売された『女性の品格』(坂東眞理子著・PHP新書)が今年に入り180万部を超えるなどミリオンセラーといえば新書、というイメージがある。ただ、一部の新書が突出して売れているだけで、新書を出してい

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          • 「英語教育より国語教育の強化を」 野依氏、藤原氏ら提言

            有識者有志でつくる「国語教育問題懇談会」(愛甲次郎座長)は9月18日までに、初等中等教育における国語教育強化への提言をまとめた。「英語教育より国語教育の強化を」と求め、▽漢字教育の抜本的見直し▽敬語、文語の基礎を初等中等教育段階から国語教育で教えること▽国語政策担当機関の役割の明確化と政策の一元化――などを要望している。 同懇談会委員にはノーベル化学賞受賞者の野依良治氏、ベストセラー『国家の品格』の著者でお茶の水女子大学名誉教授の藤原正彦氏らが名を連ねる。 同懇談会事務局長の土居征夫・武蔵野大学客員教授は「戦後からの極端な漢字制限により、若者の語彙力や読解力の低下は著しいものがある。『幼少期からの自国語による知的基盤の形成の機会を持たない日本人は、いかに英語を巧みに操っても、世界と戦えない』とノーベル賞受賞者たちも異口同音に言っている。日本の未来のために国語教育の抜本的な見直しが必要と考え

              「英語教育より国語教育の強化を」 野依氏、藤原氏ら提言
            • 知識人の読書量・知識量ランキング

              SSクラス 江藤淳、柄谷行人、廣松歩、栗本慎一郎、谷沢永一、村上泰亮、中村元 Sクラス 小室直樹、浅田彰、福田和也、渡部昇一、呉英智、蓮實重彦、永井陽之助、中村雄二郎、すが秀実、佐伯啓思、高澤秀次、筒井康隆、小谷野敦、菅野覚明、養老孟司 見田宗介、佐藤誠三郎、大森荘蔵、西部邁 Aクラス 丸山眞男、吉本隆明、長谷川三千子、丸山圭三郎、橋本治、村上陽一郎、佐藤優、松岡正剛、伊藤貫、猪木武徳、坂部恵、坂本多加雄、大澤真幸、中川八洋、永井均、野矢茂樹、小浜逸郎、飯田隆、河合隼雄、片岡鉄哉、鎌田東二、梅棹忠夫、竹内洋、山本夏彦、山口昌哉、入江隆則、 Bクラス 猪瀬直樹、坪内祐三、中沢新一、御厨貴、橋爪大三郎、鷲田清一、北岡伸一、池田清彦、中西輝政、立花隆、山本七平、宮台真司、桶谷秀昭、宮崎哲弥、司馬遼太郎、古田博司、市川浩、東谷暁、苅谷剛彦、秋山駿、関岡英之、加藤尚武、浅羽通明、松原隆一郎、東浩紀

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              • レポート・卒論の書き方初級編

                1.はじめに 2. 節・段落・文(Section, Paragraph, & Sentence) 2.1 節(section) 2.1.1 はじめに 2.1.2 データと解析手法 2.1.3 結果 2.1.4 議論 2.1.5 結論 2.1.6 レビュー論文の節構成 2.1.7 レポートの感想 2.2 段落(paragraph) 2.3 文(sentence) 2.3.1 レビュー論文での注意 3.図と表 (Figure & Table) 3.1 図と表の使いわけ 3.2 図・表の説明文の書き方 4.引用(Reference) 5.書式(Format) 6.推敲・書き直し(re-write) 6.1 チェックのポイント 6.2 自己チェック 6.3 他者チェック 見延 庄士郎 1.はじめに 科学技術の論文を書くのは,その扱う内容だけではなくどのような文を書くかという点においても,小説・随筆

                • 最近読んだ本の感想いろいろ - りずろぐ。

                  ただの自分用備忘録。 声優魂(大塚明夫) かの大御所声優、大塚明夫さんの著書。 明夫さんの生い立ちから現場の実情まで書かれているけれど、彼の主張は一貫して「声優になんてなるな」というもの。そもそも職業として成立している世界ではないらしい。 わざわざこんな道を選ぶ必要はないという明夫さんの優しさが半分、半端な気持ちで入ってくるなという仕事へのプライドが半分、といった印象。 現役でその世界にいる立場としては書きにくいであろうこと(声優学校がかなりあこぎな商売であることとか)もズバッと書いてしまうところに明夫さんの度量が見える反面、明夫さんクラスでも住宅ローンの返済に頭を抱えたりしているんだと思うとちょっとほっこりもしたり‪(*´꒳`∩)‬ 「メタルギア」シリーズ、「攻殻機動隊」シリーズ、「Fate/Zero」あたりに思い入れがある人なら、きっと胸が熱くなる部分があるはず(`・ω・´) 声優魂

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                  • 【1976年~2016年】10年単位の流行で見る時代 : 哲学ニュースnwk

                    2017年01月07日12:00 【1976年~2016年】10年単位の流行で見る時代 Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 2017/01/05(木)17:58:19 ID:qGn まずは1976年 転載元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1483606699/ 古代の遺跡とか建造物に興味あるJ民おる? http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5158671.html 2: 名無しさん@おーぷん 2017/01/05(木)17:58:35 ID:qGn ヒット曲ランキング 1位/およげ!たいやきくん/子門真人/453.6万 2位/ビューティフル・サンデーダニエル・ブーン/190.9万 3位/北の宿から/都はるみ/87.7万 4位/木綿のハンカチーフ/太田裕美/86.7万

                      【1976年~2016年】10年単位の流行で見る時代 : 哲学ニュースnwk
                    • 多神教優位論 - Wikipedia

                      この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典は脚注などを用いて記述と関連付けてください。(2018年8月) 独自研究が含まれているおそれがあります。(2011年2月) 多神教優位論(たしんきょうゆういろん)とは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教など『アブラハムの宗教』とよばれる一神教、もしくはその他の一神教の教えに対し、神道や観音・菩薩・明王などを信仰する北伝仏教のような多神教の優位を説く論である。 論の主張内容の概要[編集] 多神教優位論者は、「一神教は《唯一の神》を信奉するため他宗教に対し非寛容であると主張し、対して、多神教は多くの神を認めているため他宗教に対し寛容である」と唱えている[要出典]。 とりわけ、現代の日本では、キリスト教原理主義や反イスラーム主義などの影響で、多神教の「寛容性」を主張し、一神教を「攻撃的」であるとして批判する場合が多

                      • 東京新聞 - 教育基本法改正案 お茶の水女子大教授 藤原正彦氏に聞く

                        • 噛みつき評論

                          小論 new 裁判員制度は机上の空論・・・公平性なき偶然司法 お薦め 「バカの壁」を読めばバカになる(「正論」 04年5月号掲載) お薦め 村上ファンド事件 カネを儲けてなにが悪い? 藤原正彦の品格 電磁波恐怖商法 / 朝日の「声」、書き換え / 強度偽装事件 エッセ イ ネコと音楽と ポチの死 忠猫 ポチ 猫はなぜ遊ぶ 雌猫の勇気 オーディオマニア 女声の「詩人の恋」 無表情の面白さ ネコは人をからかう アファナシエフ ネコは言葉を理解? ネコの風景 父が買ってくれたLP 猫の自尊心 ホロヴィッツの来日 ネコにもうつ病?  最近の主なコラム 超ハイリスクのFXに寛容なメディア 環境問題を食いものにする人々・・・恐怖を煽る本が出版される背景 米証券の破綻、巨額借金踏み倒し 無毒性量"の周知を 「事故米で被害が次々に判明」と朝

                          • 福田氏、自民党に警告する――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

                            福田氏、自民党に警告する――フィナンシャル・タイムズ 2007年9月28日(金)18:44 デビッド・ピリングの記事 ・変わらなければ日本は取り残されると福田氏は ・総理がいなくてもやっていける日本 ・党の魂をめぐる戦い 自民党総裁選 ・安倍政権1年、ひどい1年は辞任で幕 ・日本の政局、膠着状態に直面 ・日本は絶対に原子力を手放さない ・FTと昼食を 安倍昭恵さんとランチ ・G8で2位の自殺率 助けを求める声に日本政府も ・それでも昔の日本には戻れない それはなぜ ・日本の軍隊、役割拡大に備える ・FTと昼食を 「国家の品格」藤原正彦さんと ・安倍首相、日本の国際的地位確立を目指す─フィナンシャル・タイムズ単独インタビュー ・日本にまだ潜むデフレの危険 ・小泉の跡継ぎ 人気が隠すよろいのヒビ ・陽も息子もまた昇る 長州から安保そして

                            • カオスちゃんねる : 【速報】6÷2(1+2)≠9

                              2011年06月24日00:01 【速報】6÷2(1+2)≠9 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 00:21:24.87 ID:hOjnvb1YO 6÷2(1+2)=9と仮定する 6÷2(1+x)を考える 6÷2(1+x)=6/{2(1+x)} ここでx=2を代入すると 6÷2(1+2)=6/{2(1+2)} 仮定より 9=1 となり矛盾 よって 6÷2(1+2)≠9 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 00:25:37.94 ID:UWWle+lJO 6÷2(1+2)=殺伐 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/23(木) 00:25:57.53 ID:2r2uzyal0 ん?1以外あるの

                              • 議事録つまみ食い:六本木ヒルズがなければホリエモン事件はなかった、という話 - H-Yamaguchi.net

                                最近国会の動画配信が気にいっていて、いつもつけっぱなしにしているので、さまざまな議員さんの質疑を目にする(あの永田議員の「追及」もライブ配信映像で見た)。中には「時間つぶし」というか、「金返せ」といいたくなるような出来のもあったりするが、ともあれ十人十色でなかなか面白い。今回のようなおもしろ質疑に出くわすこともあるわけだし。 質疑というのは、その定義からして、質問と回答で成り立ってるはずだ。以下はそのうち佐藤議員の「質問」をひとつだけピックアップしたもの。まさに「つまみ食い」。議事録を自分で起こしたので、細部にはまちがいがあるかもしれないが、まあだいたいこんな感じだ。国会での質問というのは、だいたい長い。とてつもなく長い。しつこいようだが、以下はひとつの「質問」だ。 …まあ、あの、同じ、この、格差の中で、その、これも与党のほうからも出とりますし、私なんか特に、福島県の会津でございまして、ま

                                  議事録つまみ食い:六本木ヒルズがなければホリエモン事件はなかった、という話 - H-Yamaguchi.net
                                • 天皇特例会見 - Wikipedia

                                  天皇明仁 習近平副主席と 鳩山由紀夫首相 天皇特例会見(てんのうとくれいかいけん)とは、2009年12月15日に当時天皇だった上皇明仁が習近平中国国家副主席(中国共産党序列6位・党中央政治局常務委員兼中央書記処書記[1][2][3])と引見したことと、それによって生じたとされる各種問題を指す[4][5][6][7][8][9][10][11][12]。それ以外にあったタイ王国上院議長への引見は後述する。 なお前述の通り、副主席との会見は通例「引見」と呼ばれる宮中公務であり、外国元首・王族との「会見」ではない。また、会見・引見は天皇の国事行為ではなく公的行為であるとされる(天皇の公的行為)。 論点[編集] 天皇の行う行為については、憲法上の規定がある国事行為やそれ以外の準国事行為ないし公的行為などがあり、国会開会式におけるおことばの朗読などが公的行為に挙げられる。海外要人の接遇は憲法上に規定

                                    天皇特例会見 - Wikipedia
                                  • 『イギリスの大学・ニッポンの大学 ― カレッジ、チュートリアル、エリート教育』苅谷剛彦(中公新書ラクレ) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

                                    →紀伊國屋書店で購入 「東大って、やっぱりダメなの?」 オックスフォード大学との比較を通し、日本の大学、とくに東大を批判する――たいへんわかりやすい図式だと思う人もいるかもしれないが、ややトーンの変わる第三部に至って、語ろうとする内容をはみ出さんばかりに横溢する著者の熱意に打たれる。筆者自身にとっても生々しい問題なので、今回は多少書評の枠をこえて末尾で私見も述べたいと思う。ともかく、まずは本の紹介から。 本書は三部構成からなる。第一部はオックスフォードに専任教員として赴任した著者のカルチャーショックを描いた一種の「旅行記」と考えればいい。ただし、『ガリヴァー旅行記』のようなものとちがって視線はまっすぐというか、珍妙なものをおもしろおかしく描くというよりは、まじめで、建設的である。 なかなかこうはいかない。オックスフォードやケンブリッジの大学システムというのは、はじめて見る人にとってはどうし

                                      『イギリスの大学・ニッポンの大学 ― カレッジ、チュートリアル、エリート教育』苅谷剛彦(中公新書ラクレ) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
                                    • 別の顔のハイエク4――「国家の品格」の品格:阿部重夫主筆ブログ:FACTA online

                                      阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年3月29日 [ハイエク]別の顔のハイエク4――「国家の品格」の品格 3月28日夜、衛星放送「朝日ニュースター」の生放送番組「ニュースの深層」に出演させてもらった。キャスターの木村忠正・早稲田大学理工学部教授(4月から東京大学助教授)のご指名である。私はお喋りは苦手で、顔もテレビ向きではないが、インターネットとメディアについて語れというので、冷や汗をかきながらのトークとなった。中身が雑誌の宣伝みたいになってしまったが、木村教授はこのブログを愛読しているらしい。一段と冷や汗である。 さて、オーストリア生まれの自由主義経済論者F・A・ハイエクを論じるのに、なぜケンブリッジ大学の勉強会の話から始めたかを語ろう。 私より10年以上前に、ケンブリッジのクィーンズ・カレッジで1年ほど暮らした日本人数学者がいた。アメリカで3年間教鞭を取った体験があり、

                                      • 小川洋子 - Wikipedia

                                        海燕新人文学賞(1988年) 芥川龍之介賞(1991年) 読売文学賞(2004年) 本屋大賞(2004年) 泉鏡花文学賞(2004年) 谷崎潤一郎賞(2006年) 芸術選奨(2013年) 早稲田大学坪内逍遙大賞(2013年) 野間文芸賞(2020年) 菊池寛賞(2021年) 紫綬褒章(2021年) 日本芸術院賞(2023年) 小川 洋子(おがわ ようこ、1962年3月30日 - )は、日本の小説家。岡山県岡山市中区森下町出身。日本芸術院会員。 経歴[編集] 岡山県岡山市中区森下町出身[1]。兵庫県西宮市在住。既婚で長男がいる。旧姓は本郷[2]。祖父は金光教の教師であり、両親とも金光教の信者という家庭で育つ。父親は国家公務員[3]。生家も教会の敷地内の離れだった。教会では祖父母、伯父伯母。従兄らが暮らしていた[1]。 小さいころ納戸にあった『家庭医学大事典』が最初の読書で、病気の説明や内臓の

                                        • 何も変わっていない日本の課題 - 松本徹三

                                          2月2日付の「危険な方向に向かう振り子」という私のブログで、週刊新潮で引用された藤原正彦先生の「日露戦争でロシアを叩きのめした」という言葉に噛み付きましたが、まだ気が収まらないので、もう少し言わせてください。 日本人は、外国人が自分達をどう思っているかをいつも気にしているようですが、私はそのこと自体は非常に良いことだと思っています。(そんなことを一向気にしていないように思えるのは、米国人、英国人、フランス人、中国人ぐらいであり、それは大国意識を捨てられない彼等の傲慢さ故です。) しかし、日本人の場合には、自分達の特質について語るときに、過度に卑屈になったり、その裏返しで過度に尊大になったりする傾向があるのが気になります。 現実には、どんな民族であっても、どんな国であっても、良いところ強いところと、悪いところ弱いところが、相半ばするのが普通であり、「それを冷静に認識して、悪いところを改め良い

                                            何も変わっていない日本の課題 - 松本徹三
                                          • 本当に数学が「頭抜けて」大切か - ハイアットの徒然草

                                            2017 - 07 - 28 本当に数学が「頭抜けて」大切か 林修 がとあるテレビ番組で、 「5教科の中でダントツで大切なのは数学」 と語っていました。 これは本当でしょうか? 私はそう思いません。 私は数学者の 藤原正彦 先生と同じ意見で、 1に国語 2に国語 3,4がなくて5に数学 の順だと思っています。 何故かと言うと、人間が何かモノを考えるときに、 数字や図形を使わないで考える事はありますが、言葉を使わないで思考する事はおよそ不可能だから です。 まず圧倒的に大切なのは、母国語で正しく考える能力です。 その次に算数や数学でしょう。 たまに勘違いをしている人がいますが、「論理」というとなぜか ダボハゼ のように「論理と言えば、数学、数学」と反応する方がいますが、その反応が既に頭が悪すぎるということに気づいた方が良いでしょう。 私も世間の基準で言えばかなり数学はできるほうでしょうけど、

                                              本当に数学が「頭抜けて」大切か - ハイアットの徒然草
                                            • 読んで ムカつく 噛みつき評論

                                              新聞、テレビ等のマスメディアを主な標的とした「攻撃」をやっております小論 new 裁判員制度は机上の空論・・・公平性なき偶然司法 お薦め 「バカの壁」を読めばバカになる(「正論」 04年5月号掲載) お薦め 村上ファンド事件 カネを儲けてなにが悪い? 藤原正彦の品格 電磁波恐怖商法 / 朝日の「声」、書き換え / 強度偽装事件 エッセ イ ネコと音楽と ポチの死 忠猫 ポチ 猫はなぜ遊ぶ 雌猫の勇気 オーディオマニア 女声の「詩人の恋」 無表情の面白さ ネコは人をからかう アファナシエフ ネコは言葉を理解? ネコの風景 父が買ってくれたLP 猫の自尊心 ホロヴィッツの来日 ネコにもうつ病?  最近の主なコラム 超ハイリスクのFXに寛容なメディア 環境問題を食いものにする人々・・・恐怖を煽る本が出版される背景 米証券の破綻、巨額借

                                              • [書評]祖国とは国語(藤原正彦)・父への恋文(藤原咲子): 極東ブログ

                                                流れる星は生きている(藤原てい)で、当時26歳の藤原ていは、6歳の長男正宏、3歳の次男正彦、1か月の長女咲子を連れて壮絶な満州から引き揚げた。「祖国とは国語」(藤原正彦)はその次男、「父への恋文―新田次郎の娘に生まれて」(藤原咲子)はその長女が、それぞれ、それから半世紀の時を経て書いた作品である。 「祖国とは国語」は、数学者藤原正彦が雑誌などに書いたの軽妙なエッセイをまとめたものだが、なかでも雑誌「考える人」に掲載された「満州再訪記」が満州引き揚げに関連して興味深い。彼は、半世紀の年月を経て、彼は自分が生まれた満州の地を母と訪れたかったというのだ。帯の引用がよく伝えている。 混乱の中で脱出した満州の地を訪れることは、長い間、私の夢であった。母の衰えが目立つようになったここ数年は、早く母と一緒に訪れなくては、と年に何度も思った。母が歩けなくなったり、記憶がさらにおぼろになったら、二度と私は、

                                                • 作家の藤原ていさん死去 | NHKニュース

                                                  直木賞作家の故新田次郎さんの妻で、旧満州からの過酷な引き揚げ体験をもとに描いた小説、「流れる星は生きている」で知られる作家の藤原ていさんが老衰のため東京都内の病院で亡くなりました。98歳でした。 このときの過酷な体験をもとに、昭和24年に小説「流れる星は生きている」を発表し、ベストセラーとなりました。 藤原さんの夫は山岳小説などで知られる直木賞作家の故新田次郎さん、次男は数学者で「国家の品格」などの著書がある藤原正彦さんです。 正彦さんによりますと、藤原さんは、2年半前から体調を崩して都内の病院に入院し、今月15日に亡くなったということです。

                                                  • 突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です

                                                    1 :名無しさん@涙目です。(埼玉県):2011/06/10(金) 11:53:39.05 ID:h6CRNCZv0 ?PLT(12000) ポイント特典 〈突然ですが、僕のお父さんは東電の社員です〉 こんな書き出しで始まる一通の「投書」が大反響を呼んでいる。この投書は毎日小学生新聞編集部に 届けられたもので、都内に住む小学校6年生「ゆうだい君(仮名)」が、その筆者。 内容は同紙3月27日付紙面に掲載された元毎日新聞論説委員で経済ジャーナリストの 北村龍行氏が 書いた「東電は人々のことを考えているか」というコラム(「NEWSの窓」)に 反論するというもの。 投書は5月18日付の毎日小学生新聞に掲載され、翌日には毎日新聞 夕刊社会面でも大きく取り上げられた。 小学生新聞に掲載された手紙が毎日新聞本紙に転載されること自体、珍しいことだが、 この反響に ついて、毎日小学生新聞編集長の森忠彦氏はこ

                                                    • ●新書レーベル目録 - ほぼ読書日記

                                                      No レーベル名 創刊年 発刊数 ほぼ読書人のコメント 1 岩波新書 1938 3760 中公新書、講談社現代新書とともに教養新書御三家とよばれた、岩波文化の象徴であるといえる日本最初の新書レーベル。岩波書店を象徴する出版物。執筆者の基本的な思潮は、かっての左派、現在のリベラル。装丁は赤版、青版、黄版、新赤版、さらに新赤版に2006年4月から装幀がリニューアルされた。どの版を読んできたかで世代がわかる。ちなみに、私は、新赤版世代。2006年からのリニューアル版はまだ購入したことがありません。 2 岩波ジュニア新書 1979 692 中学生、高校生を主な読者対象として創刊されました。大人が読んでもわかりやすい啓蒙書として定評のある新書も多いです。 3 岩波アクティブ新書 2002 128(廃刊) 一般人の知的関心にこたえるをコンセプトに創刊されたが、2004年年で12月で廃刊。講談社現代新書

                                                        ●新書レーベル目録 - ほぼ読書日記
                                                      • デマな増田 - finalventの日記

                                                        無視していいんだけどというか無視したほうがいいんだけど、ちょっとだけ釣られとく。 これは悪質⇒インドの階級が絶対無くならない理由 でも、こうしたデマ情報は目くじらを立てるより、広範囲な知識や教養を身につけていくほうがよいと思う。一般的に偏見とかもっている人をバッシングするより、そういう人がきちんと広範囲な知識や教養を身につけて自然な対応を取れるほうがいいと思うので。 ま、このあたりから……本当に最上位カーストにいたラマヌジャンが英国でどう暮らしたか読んで味噌。 心は孤独な数学者 (新潮文庫): 藤原 正彦 それとカーストは格差とは違う⇒そりゃ、「真の格差社会」から這い上がってきた人たちだもん。 その説明はすごく難しいんだけど。もちろん、カーストはよくないんだけど、それをどういう立ち位置で言うかも難しい。 インド人コミュニティと長期接触してみるといろいろわかるかも。

                                                        • 日本の政局、膠着状態に直面――フィナンシャル・タイムズ(1)(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

                                                          日本の政局、膠着状態に直面――フィナンシャル・タイムズ(1) 2007年8月2日(木)14:00 デビッド・ピリングの記事 ・日本は絶対に原子力を手放さない ・FTと昼食を 安倍昭恵さんとランチ ・G8で2位の自殺率 助けを求める声に日本政府も ・それでも昔の日本には戻れない それはなぜ ・日本の軍隊、役割拡大に備える ・FTと昼食を 「国家の品格」藤原正彦さんと ・安倍首相、日本の国際的地位確立を目指す─フィナンシャル・タイムズ単独インタビュー ・日本にまだ潜むデフレの危険 ・小泉の跡継ぎ 人気が隠すよろいのヒビ ・陽も息子もまた昇る 長州から安保そして安倍家二代 ・日本の主要な政策決定者が辞任表明 ・「危険」な愛国主義の波が日本を席巻 (フィナンシャル・タイムズ 2007年7月30日初出 翻訳gooニュース) FT東京支局長デビッド・ピリ

                                                          • 保守はリベラルより偏差値でいうと10くらい低い - Joe's Labo

                                                            今回の経済対策7.2兆円は全体的にばら撒き色が強く、その先のビジョンがまるで 見えない。仕分け会議の熱はいったいなんだったのか。 特に問題なのは、亀井さんのごり押しでねじ込まれた1000億の公共事業だ。 そんなことに使うのなら、スパコンの700億の方がよっぽどマシだ。 今回の経済対策を巡る連立政権内のドタバタを見てもわかるとおり、国民新党には 根深い公共事業依存体質があるようだ。マニフェストでも国債発行で200兆円の財政 出動を掲げているだけのことはある。 彼らに成長戦略など期待してないが、財政問題についてはどう考えているんだろうか。 と思っていたら、週刊新潮で藤原正彦センセイがこんな噴飯もののことを書いていた(12.10号)。 ・日本は財政危機というが、金融資産がいっぱいあるから純債務で見ると大したことない。 ・日本の国債は95%を日本国民が買っているから問題ない。 ・公共事業はそれ以上

                                                              保守はリベラルより偏差値でいうと10くらい低い - Joe's Labo
                                                            • なつみかん。 | 2006年・個人的流行語大賞

                                                              2006年・個人的流行語大賞 2006.12.10 Sunday 第23回〔2006(平成18)年〕ユーキャン流行語大賞 2006年の『現代用語の基礎知識』選・ユーキャン流行語大賞は 「イナバウアー」(荒川静香:フィギュアスケート金メダリスト)「品格」(数学者、藤原正彦著『国家の品格』) だそうです。他「格差社会」「脳トレ」「ミクシィ」など。いずれも世間的には妥当なのでしょうが、イマイチ実感が湧かないので自分なりに選んでみました。タイトル通り独断と偏見で選んでいることをご了承下さい。 「うおっ まぶしっ」 2006年4月より2クールに渡って放送された驚愕のアニメ「MUSASHI -GUN道-」より。画面上、何ら眩しい描写がないにもかかわらず「まぶしっ」と断言する主人公に多くの(?)アニメファンが衝撃を受けました。他にも 「言われなくてもスタコラサッサだぜぇ〜」「落ちながら戦ってる…」「だな

                                                                なつみかん。 | 2006年・個人的流行語大賞
                                                              • 現代における作家とは何か: ホットコーナー

                                                                ブログ(iiyu.asablo.jpの検索) ホットコーナー内の検索 でもASAHIネット(asahi-net.or.jp)全体の検索です。 検索したい言葉のあとに、空白で区切ってki4s-nkmrを入れるといいかも。 例 中村(show) ki4s-nkmr ウェブ全体の検索 ASAHIネット(http://www.asahi-net.or.jp)のjouwa/salonからホットコーナー(http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/ )に転載したものから。 --- 遅くなったが、2006年9月23日に早稲田大学井深大記念ホールで行なわれた http://www.japanpen.or.jp/katsudou/event/060923.html 「日本ペンクラブ・言論表現委員会 シンポジウム 現代における作家とは何 か-売れなければ作家じゃないのか?-」

                                                                • 2007年12月10日のブログ記事一覧-技術者の技術者による技術者のためのブログ

                                                                  理系離れ著しい今日,技術者の地位を改善しなければ技術立国日本は滅びます。日本を「おしん」の時代に戻してはなりません。 写真: 1978年10月3日 東京流通センターにおけるデータショウに出品されたJW-10原型機。あの日のパンフレットです。3日間,終日,立ちっぱなしで説明しました。それにしても,モデルが左手に原稿を持って右手だけでキーボードを叩いている珍妙な姿は,当時の人々がタイプライタさえ理解していなかったことを如実にしめしています。パソコンが出るまでにはまだ3年待たなければなりません。タイプライタなど,普通は見る機会もない時代だったのです。まして,ワープロなど想像もできません。 このブログは,天野真家,本人による東芝の提訴の解説です。太字の部分が要約になります。 小学校4年生の頃,学校の映画鑑賞会で「怒りの孤島」を見ました。半世紀もたっているのに,そこに描写された貧しさ,哀しさは,二木

                                                                    2007年12月10日のブログ記事一覧-技術者の技術者による技術者のためのブログ
                                                                  • 若くない君への年賀状 - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~

                                                                    最近はなんだかはてなサヨクという言葉がはやりだそうですが、たしかにはてなというコミュニティは比較的リベラルが強い印象を受けますね。 まぁ、そういうサヨクっぽさが気持ち悪いってんならiza!でも使えばいいんだと思います。 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/seiron/34073/ というわけで、我らが「国家の品格」、藤原正彦先生のありがたいご託宣ですが。 これはいい釣り堀ですね。 いきなり「若い君への年賀状」と題名を付け、「君の生まれたころの日本はうんぬん」とのたまってるのですがいったい何歳ぐらいの人に向けてるんでしょうか。「若い」「君が生まれたころ」というだけでひとくくりにできるほど、日本の世相は大雑把ではなかったと思うんですけども。 とりあえず、昨日が成人の日だったので、20歳ぐらいに向けていると仮定してみます。 「君の生まれたこ

                                                                      若くない君への年賀状 - 男の魂に火をつけろ! ~はてブロ地獄変~
                                                                    • お粥開発の新展開(ポルトガル風) - くらしのちえ

                                                                      つなぎにお粥を使ったポタージュはポルトガルの故郷の味? 日本から遠いポルトガル。しかし、今の日本に根づいている料理がポルトガルにルーツを持っているものも少なくありません。例えば、カステラ、金平糖、そして天ぷらは、ポルトガル料理から影響を受けたものだと言われています。 そんなポルトガルではスープに生米を使います。それを思い出して、今開発中の香港粥=生米をスープ(出汁)で炊く→これに野菜を入れたらポルトガルのスープにもなると思い、試してみました。 「ポタージュ・リエ」 という言葉があります。ポタージュはスープの総称、そしてリエとはつなぎでとろみをつけたものという意味。リエに適した食材はジャガイモやかぼちゃのポタージュに代表されるような野菜類、そして豆や穀物。穀物といえば米です。 (参考:辰巳房子「あなたのためにーいのちを支えるスープ」より) あなたのために―いのちを支えるスープ 作者: 辰巳芳

                                                                        お粥開発の新展開(ポルトガル風) - くらしのちえ
                                                                      • 『ハイエク 知識社会の自由主義』サポートページ

                                                                        今では「社会主義がだめだ」というのは常識だが、つい20年ほど前までは、世界の人口の半分近くを社会主義国が占め、日本でも「社会党」が野党第一党だった。「資本主義から社会主義に移行するのが歴史の必然だ」と信じる人がかなりいて、朝日新聞などは中国の文化大革命を賞賛していた。 特に知識人の世界では、こういう「進歩派」が多数を占めていた。それは欧米でも同じで、共産党の勢力はそれほど大きくなかったが、社会民主主義は広く支持を受けていた。1930年代には、資本主義の世界が大恐慌に沈む一方、ロシアは順調に成長を続けているように見えた。だから今ではとても想像がつかないが、そのころ社会主義を批判するのは非常に勇気のいることだった。 戦前の日本では、共産党が軍国主義に抵抗する勢力として(ごく少数ではあるが)最後まで残ったため、戦後その権威は高かった。ハイエクどころか、ワルラスもメンガーも「近代経済学」という特殊

                                                                          『ハイエク 知識社会の自由主義』サポートページ
                                                                        • 『日本語は亡びない』 と『日本語が亡びるとき』: 試稿錯誤

                                                                          金谷武洋『日本語は亡びない』(ちくま新書)が出版されたので中味も見ずに購入した。2008年に出版された『日本語が亡びるとき』(水村美苗著、筑摩書房)を批判するために書かれた本である。しかし読んで忽ち失望した。まるで批判になっていないからである。批判といえる部分は全八章のうち第一章だけ。しかし、これは全面的に金谷の責任ではあるまい。もともと、批判に足る論点が少ないし、水村の文章もきわめて分かりにくい。金谷さんは持論である日本語論(日本語に主語はない)をこの書物で再説してお茶を濁している。 『日本語が亡びるとき』は出版されてすぐに私は購入した(初版第一刷)。しかし、あまりに著者の独りよがりの発想が多く閉口した。ほとんど投げ出した、といってもいい読み方しかできなかった。この本の帯にはこうある: <「「西洋の衝撃」を全身に浴び、豊かな近代文学を生み出した日本語が、いま「英語の世紀」の中で「亡びる」

                                                                            『日本語は亡びない』 と『日本語が亡びるとき』: 試稿錯誤
                                                                          • やる気を削がないで…漢字が「楽しい」子供たち(産経新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                            子供に漢字はいつから教えればいいの−。春の小学校入学を控えて学校説明会が開かれるこの時期、保護者からはこんな声が聞こえる。漢字に関心を持ち、どんどん読み書きする子供がいる一方で、「学校で習わない漢字は使わないこと」と指導する教員もいる。感受性が豊かな幼少期に、漢字と慣れ親しむ効用とは−。(中島幸恵) 「野ゆき山ゆき海辺ゆき 真ひるの丘べ花を敷き つぶら瞳の君ゆゑに うれひは青し空よりも…」 澄み切った晩秋の大気が、朗々と教室に響き渡る子供たちの声を一層際立たせる。千葉県我孫子市の私立布佐台幼稚園の年長組がこの日、読んでいるのは佐藤春夫の詩「少年の日」だ。どの子も背筋をピンと伸ばし、教室の後ろに張り出された漢字や旧かな交じりの詩を目で追いながら、すらすら読み進める。 同園では、幼少からの漢字教育を実践した教育者、石井勲が提唱した“石井式教育”を導入。年少組から漢字カードを使い、昔話を読

                                                                            • 経営戦略

                                                                              経営戦略 項目の選択 ニューエコノミー時代の競走戦略('08.8) 霞ヶ関改革('08.2) 京セラのアメーバ経営('07.10) 参議院選挙における自民の敗因('07.9) 渋沢栄一「論語」の読み方('07.6) 日本の選択('07.5) 超・格差社会アメリカの真実('07.4) マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック('07.3) 日本の進路('07.2) 世界に格差をばら撒いたグローバリズムを正す('07.1) 大前研一 新・経済原論('06.12) 戦略プロフェショナル、シェア逆転の企業戦略ドラマ('06.11) 学習する組織「10の変革課題」('06.10) ロジカル・シンキング入門('06.9) ファシリテーション入門('06.8) ウイニング 勝利の経営('06.7) 改革を成功させるファシリテーション('06.6) ブルー・オーシャン戦略の実践('05.4) ブルーオー

                                                                              • 【おすすめ】小説・エッセイ・ミステリ・SFなどなど 100選 - 本を読んで社会をのぞき見

                                                                                面白い本に出会うには、どうしたらいいのか? 週末、何か読みたい。んでも何を読んでいいやらわからない・・・。 本屋さんに行く時間がないので、本との出会いがない。 Amazonで検索しても、おすすめされるのは、自分が読んだことのある本に関連のある本なので、どうも似たり寄ったりになる。 友人など周りの人におすすめ本聞くと、面白くなかった時にリアクションに困る。 などなど、何か読みたいけど、なかなか読みたい本が見つからないことがあります。 私の読書量はたかがしれていますので、本好きの方なら「読んだことある!」という本ばかりかもしれませんが、私が読んだ本の中から、勝手におすすめする小説などいろいろ98冊を集めてみました。 ただ並べてもつまらないので、私の主観でランキングにもしています。 私が書いた日記へのリンクも貼っていますので、読んでいただけると嬉しいです! 週末読書家が選んだ オススメ本いろいろ

                                                                                  【おすすめ】小説・エッセイ・ミステリ・SFなどなど 100選 - 本を読んで社会をのぞき見
                                                                                • 変わらなければ日本は取り残されると福田氏は――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

                                                                                  変わらなければ日本は取り残されると福田氏は――フィナンシャル・タイムズ 2007年9月26日(水)12:34 デビッド・ピリングの記事 ・総理がいなくてもやっていける日本 ・党の魂をめぐる戦い 自民党総裁選 ・安倍政権1年、ひどい1年は辞任で幕 ・日本の政局、膠着状態に直面 ・日本は絶対に原子力を手放さない ・FTと昼食を 安倍昭恵さんとランチ ・G8で2位の自殺率 助けを求める声に日本政府も ・それでも昔の日本には戻れない それはなぜ ・日本の軍隊、役割拡大に備える ・FTと昼食を 「国家の品格」藤原正彦さんと ・安倍首相、日本の国際的地位確立を目指す─フィナンシャル・タイムズ単独インタビュー ・日本にまだ潜むデフレの危険 ・小泉の跡継ぎ 人気が隠すよろいのヒビ ・陽も息子もまた昇る 長州から安保そして安倍家二代 ・日本の主要な政