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  • お役所でバイトして分かったこと

    みんなすごく真面目に働いてる。よくある9時5時のイメージとは大違い。 残業するのがデフォルトだし、終電帰りも全然珍しくない。 しかも、残業代は予算に限りがあるから、50時間残業しても20時間分しか出ない。それでも文句言わず働いてる。お疲れさまです。 賄賂とか横領みたいな不正も全然ない。それどころか、文房具とか交通費とか、持ち出しで職員個人が負担していることも多い。財産が動く時はものすごく煩雑なチェックを受けなきゃいけないから、私利のために使うのは不可能なのだ。 ただし、やっぱり仕事は無駄が多いと思う。 具体的にどんな無駄が多いのかというと、「自分たちが不正を働いていない証拠を作る仕事」が異様に多い。 どうでもいいと思うようなことまで全部記録してファイリングして保存する。たとえば、役所からは毎日何百何千の郵便物を送るんだけど、その宛名と担当課を全ていちいち記録している。 確かにこれで、職員が

      お役所でバイトして分かったこと
    • 希望を捨てる勇気 - 池田信夫 blog

      昨今の経済状況をめぐる議論で、だれもが疑わない前提がある。それはこの不況が、いずれは終わるということだ。日本経済にはもっと実力があるので、政府が景気対策で「GDPギャップ」を埋めて時間を稼いでいれば、「全治3年」で3%ぐらいの成長率に戻る――と麻生首相は信じているのかもしれないが、昨年の経済財政白書は次の図のような暗い未来像を描いている: これは秋以降の経済危機の前の予測だから、潜在成長率は1%弱だが、今はマイナスになっている可能性もある。90年代の「失われた10年」と現在はつながっており、そしてこの長期停滞には終わりがないかもしれないのだ。これを打開するには、生産性を上げるしかない。特に雇用を流動化して労働の再配分を行なう必要があるが、それには非常に抵抗が強い。日本の産業構造が老朽化しており、これを再編しないと衰退する、と多くの人が90年代から警告してきた。20年間できなかったことが、

      • 教育のコストは誰が負担するのか? - 内田樹の研究室

        増田聡くんがツイッターで、奨学金について考察している。 もう奨学金という名称を禁止すべきではないか。学生向け社会奉仕活動付きローンとか、強制労働賃金(返済義務あり)とか、いいのがとっさに思いつかないけど、現実を的確に解釈しかつ人口に膾炙するキャッチーな概念をこういうときにこそ考案するのが人文学の仕事なのではなかろうか。マジで。 すくなくとも現状の奨学金は奨学金ではなく貸学金と呼ぶべきだよな。 貸学金:たいがくきん。うっかり借りてしまうと社会奉仕を義務づけられ単位取得が滞りしまいには退学に追い込まれてしまう、恐ろしい学生ローンのこと。 今知ったんですが「貸学金」という言葉は中国語に存在しまして、うちの留学生の王さんにきいたところを総合するとほぼ日本の学生支援機構「奨学金」と同種の学生貸付制度であるようだ(99年開始だとのこと)。一方で、中国には返済不要のちゃんとした奨学金も存在する。よっぽど

        • 全文翻訳は適法か - 理系兼業主婦日記

          知的財産 |  先頃、村上春樹氏がイスラエルの文学賞である「エルサレム賞」を受け、その受賞スピーチが注目を集めました。日本の各紙を含めて多くの報道機関が部分的な引用のみにとどまった中、イスラエルのHaaretz紙のみが、氏のスピーチの全文を掲載しました。 これを受けて、日本のブロガーたちが次々とその全文翻訳を試み、配信し、多くの読者を集めたようです(村上春樹さんの受賞スピーチ、日本のブロガー陣がスピード翻訳 「ハルキ風」も (ITmedia))。一部では、日本の報道機関が全文を配信しなかったことについての批難の声も上がっていました。  インターネットが普及した今日、このような民間のボランティアによる知の共有に一定の利点があることは否定しません。しかし、あくまで現行の著作権法に照らした場合、このような行為は適法であるといえるのでしょうか?  現行の著作権法が、現在の著作物の利用実態に即したも

          • 孤独死:法外なその後 不動産会社、遺族に8百万円請求 - 毎日jp(毎日新聞)

            48歳の男性が孤独死した部屋。清掃が終わり、オゾンを発生させて臭気を除去する機械が置かれている=「あんしんネット」提供 昨年11月、東京都港区のワンルームマンションで、48歳の独居男性が吐血して病死しているのが見つかった。死後約3週間。連絡を受けてその日のうちに郷里の新潟から上京した実妹は、マンションを管理する不動産会社の担当者からこう告げられた。「家賃を値引きしなければ、次の借り手がつかない。家賃の半額を10年分請求することになる」 賃料は月約14万円。請求額は合計800万円以上になった。別途、床のフローリングや壁のクロスを交換するリフォーム費用約50万円も請求するという。「とても払えない。新潟の老いた両親は首をくくるしかない」。打ちのめされた様子の実妹を見かねて、遺品整理と部屋の清掃を請け負った「あんしんネット」(東京都大田区)の担当者は「法外な額なので弁護士を入れて交渉すべきだ」と

            • エネルギー政策について - 内田樹の研究室

              文献ゼミでエネルギー問題について二人が発表する。 一人は石油枯渇、一人はハイブリッドカー。 環境問題は女子学生の好む主題であるが、私はあまり好まない。 理由の一つは「複雑な問題に対して単純なソリューションを対置する」態度が広く採用されているからであり、理由の第二はそう指摘するとすぐに怒り出す人が広く分布しているからである。 そういう種類の人間がダマになっている論件に近づいても、あまりいいことがないので、敬して近づかないのである。 しかし、今回の発題者たちは二十歳前のイノセントな女子学生たちである。 せめて彼女たちには「複雑な問題を複雑なままに扱うこと」のたいせつさを教えておきたいので、いくつかのトピックをランダムに提示する。 その一。 私たちの世代は子どものころに「日本のエネルギー源は水力発電で得られる」と社会科の教科書で習った。 日本は急峻な山地に覆われ、雨量も多い。水力発電として、これ

              • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

                オーベルジーヌ実食レポ 食べ物の鼻塩塩(未だに通じるのかな) オーベルジーヌというカレーをご存知だろうか 都内にあるデリバリー専門のカレー屋で、 ロケ弁などで大人気の本格欧風カレーが楽しめるらしい いいな〜 いいな〜オブザイヤー 都内の奴らはこんな良いモン食ってんのか 許せねえよ………

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                • 父親のかなしみ - 内田樹の研究室

                  小学館の取材で「家族」についてお話しをする。 もう何度も書いていることだが、親族制度というのは言語や経済活動と同じだけ古く、それを営むことができるという事実が人間の人間性を基礎づけている。 と書くと「ああ、そうですか」と退屈そうなリアクションをする人がいそうだが、人間とサルを分岐するのがその点であるということは、見方を逆にすれば「およそ人間であれば、誰でもできる」ということを意味している。 そこのところを当今の家族論は見落としているのではないか。 家族について論じている言説に触れて、つねに感じることは「そんなむずかしいことが『ふつうの人間』にできるわけないでしょ」ということである。 かつて「アダルト・チルドレン」という言葉がはやったことがあった(死語になってくれたようでうれしい)。 機能不全な家族で育った子どもがその後社会的能力が劣化する現象をいうのだが、そのとき列挙されていた機能不全家族

                  • まず隗より始めよ - 内田樹の研究室

                    授業の合間に取材が二つ。 ひとつは三菱系のシンクタンクから「10 年後の日本はどうなるか」というテーマで。もうひとつは資料請求者に配布するリーフレットの「神戸女学院大学って、こんな大学です」というパブリシティ。 両方で同じような話をする。 同じ人間が続けて話をしているのだから、内容が似てくるのは当たり前であるが、それにしてもそれは「10 年後の日本が神戸女学院大学のような社会になる(といいな)」というふうに私は考えているということを意味している。 何を荒誕なことを、と笑う人がいるかもしれないが、これは私にとってはごく自然な考え方である。 今自分がいる場所そのものが「来るべき社会の先駆的形態でなければならない」というのはマルクスボーイであったときに私に刷り込まれた信念である。 革命をめざす政治党派はその組織自体がやがて実現されるべき未来社会の先駆的形態でなければならない。 もし、その政治党派

                    • 「なんとなく」の効用 - 内田樹の研究室

                      合気道のお稽古に行ったら、入会希望者が7人来ていた。 そのほかに見学者が2人。 このペースで入会されていただくと、遠からず道場は「いかなごの釘煮」状態になってしまうであろう。 四月というのは新しいことを始めたくなる季節であるので、毎年四月第一週の入門者というのは多いのであるが、それにしても・・・ 私の本を読んで来ました、という人はそれほど多くない。 ほとんどのかたは「なんとなく」ネットで調べているうちに、家の近所にある道場とか、時間の合う道場を見つけて来られたのである。 だが、不思議なもので、確率的に言うと、はっきりしたモチベーションを持って入門した人と、「なんとなく」入門した人では、「なんとなく」の方が長続きするのである。 『あくび指南』にもあるとおり、「友だちに連れて来られた人」の方が「引っ張ってきた当人」よりも本格的になってしまうというのは「ありがち」なことである。 よくタレントのデ

                      • 税金と年金保険を払えば年金がもらえる?ご冗談でしょうファインマン先生 - pal-9999の日記

                        とりあえず、なんだが、ここ数日のエントリを書いてみて、「年金と税金払えば、社会保障受けられて当然だ」と思っている人がいて驚いた。はてなブックマークのコメントを読んでびっくりした事だ。 何でだろうね。 「賦課方式」型の社会保障制度については、ノーベル経済学者賞を受賞したポール・サミュエルソンがこう述べたので有名。最近、話題の本である竹森先生の「資本主義は嫌いですか?」や、ジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」でも、引用されている有名な一文だ。 「社会保険の本質は、それが保険経理的に、不健全なところにある。だれもであれ退職年齢に達すれば、給付金を受け取る権利が与えられ、それは自分の支払った拠出金をはるかに上回る・・・なぜ、こんなことが可能なのか?・・・人口が増加する国では、若者の数がつねに老人の数を上回るからだ。ようするに、実質所得の伸びが年率3%を維持する限り、給付金の原資となる税収額

                        • 言論の質は誰が決めているか : 404 Blog Not Found

                          2009年03月28日11:00 カテゴリMediaValue 2.0 言論の質は誰が決めているか 『言論の質」って何が決めているのだろう。 書くことの難しさ ネットの言論はなぜ質が低いか?インターネット-最新ニュース:IT-PLUS 新聞に比べるとネット言論の質は低い??。もはや一部の新聞社幹部や研究者ぐらいしか言いそうもないことをあえて指摘してみたい。「何だろう」でなくて「何が決めているのだろう」というところに注意して欲しい。そちらであれば POLAR BEAR BLOG: ブログの「質」って何だろう。 よく「ネットの世界は玉石混淆」と言われ、個人的にもそうだと思うのですが、果たして何が「玉」で何が「石」かハッキリと分けられるものでしょうか?明らかな偽情報や、悪意のある誹謗中傷は別にして、ある人にとってはゴミのような話でも、別の人にとっては非常に価値のある話だったという場合があるでしょ

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                          • PISAのスコアについて - 内田樹の研究室

                            AFPによると、OECDが12月7日に公表した国際学習到達度調査(PISA=Program for International Student Assessment)結果で上海が世界のトップに立った。 国別のトップは韓国とフィンランドだが、初参加の上海が全科目で首位を独占した。 アジアのほかの国・地域も極めて良い成績を収めた。韓国は読解力部門で2位、数学で4位、科学で6位にランクイン。香港、シンガポール、台湾、日本も好成績だった。 OECDの教育専門家は「質だけでなく機会の平等も重視する教育思想がアジア大陸の成功をもたらした」と分析している。 西洋諸国の専門家が高く評価する教育システムを持つフィンランドは、欧州勢でトップの成績で、読解力部門で3位、科学で2位、数学で3位につけた。 また、報告書によると、すべての国で、女性の方が男性よりも読解力の成績が良く、その差は学校教育1年分だった。この

                            • 「内向き」で問題ないのは売文家ぐらい : 404 Blog Not Found

                              2009年01月05日18:30 カテゴリValue 2.0 「内向き」で問題ないのは売文家ぐらい 「売文」という、せいぜいノキア一社の売り上げにも満たない市場に関しては、これは事実。しかも「現時点においては」という限定付きで。 「内向き」で何か問題でも? (内田樹の研究室) 日本はまるで事情が違う。 日本には巨大な国内市場がある。 国内市場限定で製品開発しても、売れればちゃんともとがとれる規模の市場が存在する。 そういう市場が二重の意味で少なく小さくなってきたから問題なのだ。 一つは、フラット化。 「国内市場限定」だと思っていたものが、実はそうでないことを売る方も買う方も知ってしまったのだ。 私がはじめてアメリカに行ったのは1980年代のことだが、その当時ですら、ディズニーランドの七人の小人のお土産は"Made in Japan"だった。今だったらそんな贅沢な品はないだろう。"Made

                                「内向き」で問題ないのは売文家ぐらい : 404 Blog Not Found
                              • ロスジェネはこう生きてきた - WEB本の通信社|WEB本の雑誌

                                ロストジェネレーションとは、「失われた世代」のことをいう。 バブル崩壊後の「失われた10年」に社会に出た、1972年から82年に生まれた世代のことだ。 07年に出版された『ロストジェネレーション─さまよう2000万人』では「彼ら、彼女らは、日本人がもっとも豊かな時代に生まれたと言ってもいいだろう。だが、高校や大学を卒業して社会に出たとき、戦後最長の経済停滞期にあたったのがこの世代の『不幸』だった」と記されている。 確かに子どもの頃は「未来は明るい」ことを漠然と信じていた。経済成長がこのまま続き、いい成績をとり、いい高校を出て、いい大学を出て、いい会社に就職という神話は唯一絶対といっていいほどの力を持っていた。そのために数の多い団塊ジュニア間の受験戦争は過酷を極めた。「努力をすればしただけ報われる」の言葉には信憑性があったからだ。しかし、それは景気が良かったからこそのものであり、ようやく社会

                                • 人類史上最大最強のコンテンツ「おしゃべり」に対抗するのは容易ではない! - novtan別館

                                  インターネットと携帯メールにより娯楽に費やす時間が奪われたのは、人類史上最強の暇つぶしコンテンツであるおしゃべりに新たな手段が提供されたことだ。 リアルタイムではなく、しかし手紙よりもスピード感があり、あとに残り、大したコストは掛からず、時間を気にしない。この最強コンテンツを打ち破る娯楽を提供するのは容易ではない。かつて、一人になったときに別の娯楽により消費されていた時間はこうして置き換わった。特に、消費されるだけのコンテンツは、話のタネに過ぎないと言えるかもしれない。無論、話をする時間の方が重要だ。 ニコニコ動画の人気は、コンテンツの消費とおしゃべりを同時にできることにあるのだろう。MMORPGだって同じことだ。非コミュといってウェブで独り言を呟くことだって、かつてはできなかった。 求められるコンテンツは変わりゆく。真の芸術は揺るがないのかもしれないけれど、消費されるものは、仕掛けを込み

                                    人類史上最大最強のコンテンツ「おしゃべり」に対抗するのは容易ではない! - novtan別館
                                  • 日本に学ぶテロ対策 脱カルトが世界中から注目されている | JBpress (ジェイビープレス)

                                    元来は科学技術庁の外郭機関だった社会技術研究開発センターは「アジア・テロリズム」に関する国際研究会議を組織している。初回はインドネシアのバリ島で開かれ、その後毎年、会場を移して各地で開かれている。 初めてこの会議に招かれた時、私は「どのようにしてテロリストを養成するか(How to make a terrorist? )」という、ややセンセーショナルなタイトルで講演を行い、かなりの反響を得ることができた。 テロリストの養成は意外に簡単 日本ではとりわけ、霊感商法で知られる新興宗教「統一教会」、そして「オウム真理教」からの脱会を中心に、カルト宗教からの離脱とその支援活動の歴史が続いている。 カルトの犯罪手口を慎重に観察すると「テロリスト」を養成するのが、いかに簡単であるかが、よく分かる。 ちょっとした心理的なつまづきを経験した青年をつかまえて、洗練されたマインドコントロールを施すと、相当な比

                                      日本に学ぶテロ対策 脱カルトが世界中から注目されている | JBpress (ジェイビープレス)
                                    • 草食な時代 - 内田樹の研究室

                                      四年生の専攻ゼミでは「草食男子から平成雑食メンズ」というお題でお話を伺う。 こういう世代論的分類法はどれほど信憑性があるのかしらないけれど、遠く「モボモガ」や「アプレゲエル」の時代から始まって「太陽族」「六本木族」「みゆき族」など「族」時代を経て、「○金/○ビ」、「根暗」、「新人類」、など無数のバリエーションがある。 どれも世相をすぱりと切り取って、鮮やかである。 今回の「草食系」というのはネーミングが卓越していたので、広く人口に膾炙した。 けれども、それも「もう古い」のだそうである。 一月ほど前にはじめて耳にした世代分類カテゴリーが「もう古い」と言われては、おじさんの立つ瀬がありません。 きみたちの好きにしたまえ。 ただ、高度成長期、バブル期など「お金がだぶついているとき」は肉食系の生き方が有利であり、低成長・不況・雇用不安期には草食系の生き方が有利であるという大きな流れはあると思ってい

                                      • 名古屋アベック殺人事件

                                        [ 事件 index / 無限回廊 top page ] 名古屋アベック殺人事件 1988年(昭和63年)2月22日夜、リーダーのA(当時19歳/とび職/名古屋市港区)、B(当時17歳/とび職/名古屋市中川区)、高志健一(当時20歳)、C(当時18歳/無職/名東区)、D子(当時17歳/名古屋市港区)、E子(当時17歳/愛知県海部[あま]郡)の少女2人を含む6人は、いつもの通り、テレビ塔の噴水の近くに集まっていたので、「噴水族」と呼ばれていた。彼らを結び付けていたのはシンナーだった。誰かが「バッカンをやろう」と言い出した。「バッカン」とは、アベックを襲って金品を強奪することだ。 6人は2台の車に分乗して名古屋埠頭へ行った。そこで、2台の乗用車を鉄パイプや木刀で、次々と襲い、計8万6000円を手に入れた。それに勢いづいて、もう2、3件やろうということになり、緑区の大高緑地公園入口の駐車場

                                        • グリーン革命 - 池田信夫 blog

                                          池尾・池田本で意見が違う点はあまりなかったのだが、ほとんど唯一違ったのが「バブルは事前に防げるか」という問題だった。私は「バブルを予防するのは無理だ。政府や中央銀行にできるのはバブル崩壊のショックを緩和することだけだ」といったが、池尾さんは「それはFEDビューで、今回の問題の元凶になった。BISビューではバブルについての客観的基準を設けようとしている」という。 バブルの発生しているとき「これはバブルだ」というとバカ扱いされるが、あえてやると、私は環境が次のバブルだと思う。オバマ政権の最大の柱も、日本の追加補正も「環境」とつけば何でも通る状態だ。10年ほど前に「IT」といえば何でも通ったのとよく似ている。そして環境問題そのものは悪いことではなく、長期的にみれば化石燃料がなくなることも明らかだ。ITが21世紀の基幹産業になることが今でも間違いないのと同じだ。バブルは、長期的には正しいのだ。問

                                          • 留学生が採用されない理由 - Joe's Labo

                                            留学生のエンジニア採用が低調であるとの調査結果。 新刊でも触れていることなので、簡単にフォロー。 留学生、特にアジアからの留学生受け入れについては、国も重要性を認識して いろいろと支援策をとっている。高等教育の質は、競争と多様性によって磨かれることは この分野におけるアメリカの一人勝ちの状況を見れば明らかだからだ。 グローバリゼーションの進む中、高等教育の重要性はますばかりだ。 と、ここまではいい。問題はここからで、当の日本企業の側がいまひとつ採用に乗り気 ではないのだ。大きく分けて、理由は2点。 まず、留学生と企業の労働観の違いが大きい。 日本企業、特に製造業は保守的な傾向が強く、今でも終身雇用至上主義な風土を 残している企業が少なくない。要するに、新卒で学校推薦で入社して、30年以上 滅私奉公して、最後は「わが生涯に一片の悔いなし」と言ってくれるような 若者が理想なわけだ。 当然、そん

                                              留学生が採用されない理由 - Joe's Labo
                                            • ボイジャー、世界標準の電子出版インフラ構想に参画

                                              ボイジャー、世界標準の電子出版インフラ構想に参画 新聞・出版・放送 株式会社ボイジャーは、 米国の非営利団体Internet Archive(代表 ブルースター・ケール)と提携し、同団体が推進する世界標準の電子出版配信インフラ構想BookServerプロジェクトの正式メンバーとして推進することに合意。今後、あらゆるデバイスに対応可能な電子出版の世界配信BookServer構想を共同で推進していきます。 報道関係各位 2010年2月24日 株式会社 ボイジャー ボイジャー、世界標準の電子出版インフラ構想に参画 米"InternetArchive"と業務提携し、あらゆるデバイスに対応可能な eBookの世界配信"BookServer"構想を共同推進 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 株式会社ボイジャー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:萩野正昭、以下:ボイジャー)は、

                                                ボイジャー、世界標準の電子出版インフラ構想に参画
                                              • 派遣規制で問題は解決しない その2 - Joe's Labo

                                                以前、サンプロに出演した時のことをふと思い出した。 CM中に連合事務局長、モリタク、奥谷さんと話していたのが、マージンの話だ。 派遣労働者のマージンの比率は全国平均で32.1%(厚労省07年度統計)。 これを高いと見るか低いと見るかは人それぞれだろうが、参入障壁の低い業界なので ここから大きく合理化するのは難しいだろう。 それよりは、直接雇用の流動化を保証すれば、大手の製造業は直接雇用に切り替える だろうから、不毛なマージン議論を続けるより合理的だと話すと、連合と奥谷さんが ムッとしていた(モリタクは意味が分かっていない様子だったが)。 派遣会社と言うのは企業にとって、パートなどの直接雇用より、むしろコストが高い ケースが多い。 たとえば同じ時給1500円としても3割増しで派遣会社に払っているわけだ。 そうまでして派遣会社に頼る理由と言うのは、 ①募集、労務管理といったコスト ②直接雇用に

                                                  派遣規制で問題は解決しない その2 - Joe's Labo
                                                • はてなブログ

                                                  太巻き会2023 -みんなで巻こうLONG太巻き- みんなで長い太巻きを巻いたときの記録です。こんくらいのどデカい太巻きを目指すぞー! [泉]東京都現代美術館コレクション展「MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd」よりチラシとかあったら気分が上がるかなと思い、こないだのアフタヌーンティー会の前夜に…

                                                    はてなブログ
                                                  • マリノス出資比率引き下げへ/日産「地域のチームに」(カナロコ) - Yahoo!ニュース

                                                    サッカーJリーグ一部(J1)の横浜F・マリノスを運営する「横浜マリノス」(横浜市西区みなとみらい)への出資比率を、親会社の日産自動車が引き下げる方向で検討していることが三十日、分かった。日産はマリノス株の大半を保有しているが、33%以下まで引き下げて経営権を手放すことも視野に入れている。株の売却先は日産との資本関係や取引関係にかかわらず、横浜を中心とした地元企業や市民の参画も募る考えだ。今後、横浜市などにも打診する。 日産首脳は取材に「日産だけのチームというイメージを薄めたい。多くの企業の支援を受け、地域のチームとして盛り上げていきたい」と理由を述べた。 日産は現在、マリノス株の93%を保有し、連結対象子会社としている。残りは県内の企業七社が同比率で持ち合っている。 マリノスは実質的な赤字経営が続いており、毎年数億円規模を日産が補填(ほてん)しているという。日産の二〇〇九年三月期決算

                                                    • 貧困化するホワイトカラー - Joe's Labo

                                                      先日ちょっと書いた「規制強化ですべて解決」派の一冊。 まあ別にお勧めではないのだが、労働時間に関する話のたたき台になるので紹介。 タイトルにあるように、全編ホワイトカラーの受難振りが延々と続く。 低賃金、重労働、中でも労働時間に関するものが多く、過労死や名ばかり管理職問題も 続き、そしてそういった問題に取り組む様々な支援活動も紹介される。 で、派遣法は再規制し、労基法違反はきっちり取り締まっていこうねで終わる。 ぱらーっと流し読みした後で著者が経済学部の教授と知ってびっくり。 なんというか、すごく新聞的というか法学部的である。 要するに、なぜ上記のような問題が起きるのか、そしてどうやって解決していくのかという 視点が完全に欠落しているのだ。 「法律さえ制定すれば、問題はすべて解決!」と言っているわけだこの経済学者は。 一応フォローすると、著者の言うように日本のホワイトカラーの労働時間が先進

                                                      • 【変わるか道路行政】(上)18路線整備見直し コストと実情 どう両立 - MSN産経ニュース

                                                        無駄な道路整備につながると批判を浴びてきた道路特定財源が4月22日、改正道路整備事業財政特別措置法の成立に伴って一般財源化された。揮発油税などの使途を道路整備に限定し、戦後、復興の中心を担ってきた道路特定財源は、名実ともに、その役割を終えた。国内の道路整備は今後、どう進められていくのか。一般財源化による道路行政の変化を探った。 年度末の3月31日。国土交通省は平成21年度に整備を予定していた直轄国道など18路線の一時凍結を発表した。昨年の道路国会で、野党から「無駄な道路を造っている」と批判を浴び、整備計画を見直したのだ。 直轄国道の整備計画は将来の道路交通量の推計をもとに作られる。だが、国会審議などで「予測が過大」との批判を受け、国交省は昨年11月に需要予測を下方修正した。その結果、平成42年の全国の交通量は従来推計より13%も減ることになった。この推計値を各路線に当てはめ、道路整備による

                                                        • アゴラ beta : 企業戦略と消費者の利益 - 中川信博 - livedoor Blog(ブログ)

                                                          2009年03月19日18:25 カテゴリ 経済 企業戦略と消費者の利益 - 中川信博 出光佐三は人間尊重、大家族主義、独立自治、黄金の奴隷たる事勿れ、生産者より消費者への5つを社是に今日の出光興産を築いた人ですが、特に最後の「生産者より消費者へ」は出光が戦前、戦後を通して国内外の独占企業との戦いを通し貫いた姿勢です。 今日政治でさえ「消費者の目線で」とか「国民目線」などとしていますが、企業戦略を遂行する中で時にはこの消費者の利益を無視しなければならないこともあるようです。 会社はコンサルタントの方が出資しているソフトハウスの休眠会社を借り受け、コンサルタントの方の事務所の一角で事業を始めました。 商品はある工場経営者が開発した寒冷地対策の自動車用品、ビジネスモデルはインターネットで販売したものをガソリンスタンドで受け取らして、取り付けもガソリンスタンドで行なうというものでした。結局こ

                                                          • As Jobs Vanish, Motel Rooms Become Home (Published 2009)

                                                            COSTA MESA, Calif. � Greg Hayworth, 44, made a good living in his home state, California, from real estate and mortgage finance. Then that business crashed, and early last year the bank foreclosed on the house his family was renting, forcing their eviction. Now the Hayworths and their three children represent a new face of homelessness in Orange County: formerly middle income, living week to week

                                                              As Jobs Vanish, Motel Rooms Become Home (Published 2009)
                                                            • 【主張】時効 撤廃も視野に深く論議を - MSN産経ニュース

                                                              殺人など凶悪事件に時効は必要なのか。東京都世田谷区で宮沢みきおさん一家4人が殺害された事件は、30日で発生から8年が経過した。時効まであと7年だ。 無差別に人を殺傷するなど、凶悪事件が後を絶たない中、被害者・遺族らの感情に配慮し、「時効制度」を見直すべきかどうか、広く論議する時期にきているのではないか。 時効は刑事訴訟法で、最大15年(殺人罪など)となっていたが、事件の凶悪化や平均寿命の延びなど、現在の社会情勢を考慮して、平成16年に刑訴法が改正され、翌年以降に発生した事件の時効は、10年間延長され25年となった。ただ、海外へ逃亡中などの期間は時効は停止される。 殺人などで最愛の妻や子供を亡くした遺族にとって、時効制度の存在そのものが納得できないと思うのは、当然であろう。時効後に、その事件の容疑者が現れても、刑事責任は問えないことになっているからだ。 宮沢さんの両親は、先ごろ開いた記者会見

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