並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

121 - 160 件 / 336件

新着順 人気順

親中派 香港の検索結果121 - 160 件 / 336件

  • 新型コロナウイルス問題 中国共産党との戦い方

    協働した武漢の看護師と抱き合う吉林省の看護師。湖北省の天河空港で4月8日、別れの式典が行われた(Getty Images) 私が執筆依頼を受けてこのコラムの連載を始めたのは昨年8月である。当時、私がこれまで得てきた左翼に関する知見を共有する以上に、特にはっきりした執筆目的があるわけではなかった。その半年後、このコラムが多くの人にとって具体的に役立つ局面が訪れるとは全く想像していなかった。私が書いてきたことは、既に始まっている中国共産党との戦いを進めるのに必要な知見が山ほど詰まっている。 中国共産党は現代における左翼のボスと言えるだろう。それゆえ、その行動パターンも左翼の王道を行っている。最たるものは、加害者であるのに被害者のふりをすることである。そもそも、新型コロナウイルスのパンデミックにおいて、中国政府が加害者であると認識している日本人は果たしてどれだけいるだろうか。 このウイルスは、た

      新型コロナウイルス問題 中国共産党との戦い方
    • 香港問題の本質ーなぜ国家安全法を急ぐのか - MIYOSHIN海外ニュース

      トランプ大統領の決断 遂に5月29日、香港の自治を脅かす国家安全法の導入に反対して、トランプ大統領は、香港に認めてきた優遇措置の一部を撤廃すると述べました。 この国家安全法に関しては、幾つか疑問がわいてきます。 そもそも国家安全法って何? ここに来て国家安全法制定を急ぐのは何故? 国家安全法は中国の国会に当たる人民代で議決されましたが、香港にも議会があるのに何故? 上記の問いに関して、ロイターとウォールストリートジャーナルで関連記事を見つけましたので、かいつまんでご説明したいと思います。 国家安全法って何? ロイターによれば、「香港の自由は、中央政府と香港の関係を定めた香港基本法(香港における憲法)によって保護されている。但し、その23条は、香港政府が「自ら」国家分裂や政権転覆などを禁じる法律を制定しなければならないとしている。香港政府は2003年に立法を試みたが、参加者が50万人を超える

        香港問題の本質ーなぜ国家安全法を急ぐのか - MIYOSHIN海外ニュース
      • 「日本が最も親中」と肩を落とす香港デモ抗議者 - ライブドアニュース

        2019年3月から続いているのデモ。6月9日には主催者発表で約100万人が参加した大規模デモへと発展した。その勢いは衰えておらず、12月のデモには約80万人が参加した。抗議者たちはいま何を考えているのか。このデモは今後どこに向かうのか。写真家の初沢亜利氏が現地で声を聞いた――。撮影=筆者12月8日、日没後も続いたデモ行進 - 撮影=筆者■デモの資金はどこから出ているのか12月19日、警察はデモ活動を支援するため、クラウドファンディングで資金を募っていた非営利組織「星火同盟」の4人を逮捕し、集められた約10億円を凍結した。 の知人によると、星火だけでなく他の小規模な抗議者支援グループも12月に入り次々と運営休止になっているようだ。理工大学で多数の抗議者が逮捕され、抗議活動が弱体化した、と言われる中、彼らへの資金を遮断することで、抗議デモを根絶する狙いがうかがえる。 半年以上続くデモのニュース

          「日本が最も親中」と肩を落とす香港デモ抗議者 - ライブドアニュース
        • 中国(2階)主導RCEP協定締結?! アメリカ大統領選も嘘だらけ!なぜ急に感染者増?国民はメディアに騙され 洗脳されている異常事態に気付いているのか?!もっと国民は声を! - 独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”

          米大統領選のどさくさの間に・・・ 11月に入り 突然 感染者増の訳とは? そもそも「RCEP アールセップ」とは? そんなにメディアの報道は嘘ばかり? 信用できるメディアは? RCEP&歪曲報道 まとめ 【最新】黒幕の正体が徐々に明らかに… 米大統領選のどさくさの間に・・・ 前回の記事も少々「毒」を吐いちゃいましたが、それでも 収まらない。 本内容は「新聞やTV」のみで情報を得てる方は にわかに信じがたい事でしょう 堪えようと思っていましたが 遂に当日になって「協定締結」の報道。TPPの時はあれだけメディアも叩きまくってたのに。一記事だけ全開で愚痴らせてください。 ※今回の記事は「愚痴のみ」ですので 不愉快に感じる方もいらっしゃるであろう事ですし 御見苦しい事とも思います。真実を拡散した一心ですが 興味の無い方は今回はスルーでお願いします。 マスメディアは一切報道しませんが、国民の知らな

            中国(2階)主導RCEP協定締結?! アメリカ大統領選も嘘だらけ!なぜ急に感染者増?国民はメディアに騙され 洗脳されている異常事態に気付いているのか?!もっと国民は声を! - 独りぼっちのお気楽マイル道 ANA SFC 思想”たまには贅沢もいいじゃない?”
          • 香港各地で衝突 覆面禁止法にデモ隊反発

            香港・銅鑼湾で、地下鉄駅への入り口に火を放つデモ隊(2019年10月4日撮影)。(c)Nicolas ASFOURI / AFP 【10月5日 AFP】(更新)香港で5日、抗議デモ参加者の覆面を禁止する新法が施行された。同市では新法の発表直後から各地でデモが行われ、警官隊との衝突に発展。覆面禁止は同市で数か月にわたり続く抗議行動の抑制が目的だが、デモ側は新法の断固拒否を宣言している。 林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官は4日、英国統治時代に制定された「緊急状況規則条例(Emergency Regulations Ordinances)」に基づいた覆面禁止法の制定を表明。同条例は非常事態や公共の危険が発生した際、議会の承認を経ずに行政長官が法律を制定することを可能とする包括的な規定で、発動は52年ぶりだ。 香港では発表直後から各地でデモが発生した。ビジネス街では主に会社

              香港各地で衝突 覆面禁止法にデモ隊反発
            • まだまだ判らぬ米大統領選の行方 - MIYOSHIN海外ニュース

              バイデン候補当確は本当か 日本のマスコミ報道では、次の米国大統領はバイデン氏でほぼ決まりの様ですが、本当でしょうか。 前回の大統領選では、ヒラリー候補が勝利すると予測していましたが、蓋を開ければトランプ大統領の勝利に終わりました。 同じ過ちを繰り返すのではと思ってしまいますが、今回はどうでしょうか。 バイデン候補は少なくとも二つの障害を乗り越える必要がありそうです。 一つ目はトランプ大統領とのテレビ討論会です。 米紙ウォールストリートジャーナルが「Will Joe Bien Duck the Debates?」(バイデン候補は討論会に出席しないのか。)とのタイトルでバイデン候補の巣ごもり作戦を批判しています。 今日はこの記事をは取り上げたいと思います。 ウォールストリートジャーナル記事要約 大統領選のテレビ討論会は、ニクソン候補が出席した1960年の第一回討論会から、自由世界のリーダーを目

                まだまだ判らぬ米大統領選の行方 - MIYOSHIN海外ニュース
              • 現代美術館「M+」開館 艾未未氏の中指写真は検閲 香港

                香港に新設された美術館「M+」に展示された中国人アーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏の作品(手前、2021年11月11日撮影)。(c)ISAAC LAWRENCE / AFP 【11月12日 AFP】香港で12日、現代美術館「M+」が開館した。しかし、反体制派アーティスト、艾未未(アイ・ウェイウェイ、Ai Weiwei)氏が北京の天安門広場(Tiananmen Square)などで中指を立てた一連の作品は展示されず、当局による検閲で香港における表現の自由が失われつつあることが浮き彫りになった。 M+はビクトリア・ハーバー(Victoria Harbour)沿いの文化地区に位置し、広さは6万5000平方メートル。英国のテート・モダン(Tate Modern)や米ニューヨーク近代美術館(MoMA)などに匹敵する美術館を目指し開設された。 しかし、コレクションの一部である艾氏の「中指シリ

                  現代美術館「M+」開館 艾未未氏の中指写真は検閲 香港
                • 香港で男が刃物を使いデモ参加者を襲撃、民主派議員の耳を噛み切る

                  耳の一部を食いちぎる この事件が起きたのは11月3日の夜、場所は太古地区にある「 CityPlaza Mall」とされている。 地元のメディアによれば、当時現場では容疑者の男と、数人のグループの間で政治的な議論が起きていたという。(AFPでは、北京語を話す男が親中国派のスローガンを叫んだ後、刃物で人々を襲撃し始めたと伝えている) しかしやがて議論は白熱し、男が刃物で人々を次々に襲撃。少なくとも5人がケガを負い、そのうちの1人は意識のないまま血だまりの中で横たわっていたそうだ。(RTでは少なくとも6人負傷としている) また容疑者の男は静止に入った民主派の趙家賢議員の耳に噛み付き、その一部を食いちぎったと言われている。 しかしその後、犯人の男も警察が来るまでの間、怒った周囲の人々に殴られ続け、負傷したという。(下のツイートにはショッキングな写真も含まれているため、閲覧にはご注意いいただきたい)

                    香港で男が刃物を使いデモ参加者を襲撃、民主派議員の耳を噛み切る
                  • 香港を笑えない。選挙の投票率が5割を切る日本人が捨てた民主主義 - まぐまぐニュース!

                    大規模なデモが続く香港で、11月24日に行われた区議会選挙。投票率は過去最高の71%を記録し、民主派が8割を超える議席を確保し圧勝しました。それでも「香港の真の民主化はまだ遠い」との見方を示すのは、有名ブログ「きっこのブログ」の著者にして、メルマガ『きっこのメルマガ』で毎週社会問題を独自の視線で切り続ける「きっこ」さん。きっこさんは今回の記事で、その理由を香港のトップである行政長官選の実態を挙げつつ解説するとともに、今年7月に実施された我が国の参院選の低投票率を「恥ずかしい」とし、日本国民がデフレや不景気から本当に脱却したいのならば投票に行かなければならないと記しています。 本当の民主主義とは? 正式名称「中華人民共和国香港特別行政区」、通称「香港」の地方議会である区議会選挙の投票が11月24日に行なわれ、翌25日までに開票されました。ちなみに「香港」という名称は、沈香(じんこう)や白檀(

                      香港を笑えない。選挙の投票率が5割を切る日本人が捨てた民主主義 - まぐまぐニュース!
                    • 香港反政府デモ情報館 on Twitter: "【20191103|#通り魔事件】 19時頃、北京語を話す灰色シャツの親中派の男は太古で通行人をナイフで刺し5人を傷つけた。趙議員(民主党)は左耳を噛みちぎられ、耳はそのまま歩道に落ちた。警察の倫理観が崩れて傷害行為が取り締まらな… https://t.co/qiU3uUw2KZ"

                      【20191103|#通り魔事件】 19時頃、北京語を話す灰色シャツの親中派の男は太古で通行人をナイフで刺し5人を傷つけた。趙議員(民主党)は左耳を噛みちぎられ、耳はそのまま歩道に落ちた。警察の倫理観が崩れて傷害行為が取り締まらな… https://t.co/qiU3uUw2KZ

                        香港反政府デモ情報館 on Twitter: "【20191103|#通り魔事件】 19時頃、北京語を話す灰色シャツの親中派の男は太古で通行人をナイフで刺し5人を傷つけた。趙議員(民主党)は左耳を噛みちぎられ、耳はそのまま歩道に落ちた。警察の倫理観が崩れて傷害行為が取り締まらな… https://t.co/qiU3uUw2KZ"
                      • 【テレビアニメシリーズ『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』】本作で描かれた核抑止兵器「日本の奇跡」こそ、被爆国・日本が進むべき唯一の道。 - ioritorei’s blog

                        テレビアニメシリーズ 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』とは あらすじ(「個別の11人事件」) 登場人物 公安9課主要メンバー プロト アズマ 矢野 クゼ・ヒデオ パトリック・シルベストル 茅葺よう子 高倉 内務大臣 合田一人(ごうだかずんど) 本作に登場する用語 内閣情報庁 日本の奇跡 招慰難民※ 出島 初期革命評論集 個別の11人※ 難民問題 主題歌 オープニングテーマ 前作と比べシナリオはより高度により現実的に より現実的になったシナリオと設定 極めて高度な政治的駆け引き 核抑止兵器「日本の奇跡」 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』とは 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(こうかくきどうたい スタンドアローンコンプレックス セカンドギグ)は、『攻殻機動隊 STAND AL

                          【テレビアニメシリーズ『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』】本作で描かれた核抑止兵器「日本の奇跡」こそ、被爆国・日本が進むべき唯一の道。 - ioritorei’s blog
                        • 第3報:香港デモは区議選挙でどう変わる〜日本人研究者の緊急報告

                          11月24日の日曜日、香港の抗議活動は山場を迎えることになる。香港で唯一民意を示せる「区議会選挙」が実施されるためだ。選挙結果は今後の抗議活動に大きな影響を与えることになりそうだ。香港中文大、香港理工大における抗議活動を克明に報告してきた若手日本人研究者、石井大智氏による現地緊急リポート第3弾。 第1報はこちら 第2報はこちら 私は文化人類学を専門とし、特に香港政治から排除されたエスニックマイノリティーに焦点を当てて研究を続けている。本来は香港の政治についての専門家とは言えない立場だが、今や香港の政治的混乱は抗議活動や警察の強硬な制圧によって人々の暮らしに直接的影響を与えているため、文化人類学の研究という意味でも政治とは無縁ではいられない状況になっている。 日本でしばしば報道される「中国(香港)政府VS香港市民」という対立構造よりも現実は複雑だ。その点を理解しなければ香港が取れる選択肢や、

                            第3報:香港デモは区議選挙でどう変わる〜日本人研究者の緊急報告
                          • 香港で「私了」が横行 中国本土留学生ら脱出

                            【香港=藤本欣也】香港政府や中国共産党への抗議活動が続く香港で、反政府デモを批判したり、親中派や中国本土出身者とみなされたりした人物への暴力が相次いでいる。出張中の日本人男性がデモ隊に暴行されたのもこのケースで、深まる香港社会の分断が背景にある。中国人留学生たちも香港を脱出し始めた。 在香港の日本総領事館などによると、50代の日本人男性が11日、繁華街でデモ隊の写真を撮っていたところ、突然、若者に暴行された。この日本人は短髪で、中国人に間違えられた可能性が高い。デモ参加者は、身元を特定するためデモ隊を撮影する中国の公安関係者らを警戒している。 同じ日、デモを批判した香港の男性(57)も市民と口論になり、何者かに油をかけられて火を付けられ、重体となった。 また、警察の取り締まり中に建物から転落して重体に陥った男子学生(8日死亡)が通っていた香港科技大では6日、中国本土出身の留学生4人が学生か

                              香港で「私了」が横行 中国本土留学生ら脱出
                            • 香港 区議選で圧勝の民主派 政府への圧力強める | NHKニュース

                              香港で24日に投票が行われた区議会議員選挙で圧勝した民主派のメンバーらは、一連の抗議活動に強硬な姿勢で臨んできた香港政府に対する抗議の意志が裏付けられたとして政府への圧力を強めていて、政府側がこうした動きにどのように対応するのか注目されます。 選挙結果を受けて、区議会で最大勢力に躍進した民主派の政党「民主党」のトップは25日、記者会見し、「一連の抗議活動以来の香港市民の民意の表れだ」と述べ、政府に対し警察の対応を検証する「独立調査委員会の設置」など5つの要求の実現を求めました。 こうした中、当選したばかりの民主派のメンバーら50人余りが25日、現在も数十人の若者らが立てこもっているとみられる香港理工大学の近くで集会を開き、政府に対し民意を尊重して校内にとどまっている若者らを即座に解放するよう訴えました。 民主派としては、一連の抗議活動に強硬な姿勢で臨んできた香港政府に対する抗議の意志が今回

                                香港 区議選で圧勝の民主派 政府への圧力強める | NHKニュース
                              • 香港、立法会選1年延期を正式発表 緊急法も発動

                                【香港=藤本欣也】香港の林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は31日、緊急記者会見を行い、9月6日に予定されていた立法会(議会)選について、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを理由に1年延期すると正式に発表した。選挙は来年9月5日に行われる。中国政府は延期への支持を表明したという。 立法会条例では最長2週間しか延期が認められていないため、行政長官などが「緊急事態」と判断した場合、超法規的措置が可能になる「緊急状況規則条例」(緊急法)を発動することを明らかにした。 昨年10月、デモ参加者のマスク着用を禁じる「覆面禁止法」を施行した際も緊急法を発動している。 立法会議員の任期などの問題については、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会が決定するという。8月8日から北京で始まる全人代常務委で協議されるとみられる。 民主派の立法会議員22人は31日、林鄭氏の会見前に共同声明を発

                                  香港、立法会選1年延期を正式発表 緊急法も発動
                                • 香港自治の終焉ー中国に死角はないのか - MIYOSHIN海外ニュース

                                  中国からの「誕生日プレゼント」 国家安全法の制定により、中国は香港の一国二制度を事実上終焉させましたが、中国の高官は、国家安全法を香港に対する「誕生日プレゼント」と呼んだそうです。 確かに、7月1日は香港が英国から返還された日ですが、この呼び方は香港市民の反感を買うと思います。 一方、7月2日香港の株式市場は2.8%もの上昇を示しましたが、これには裏がある様です。 ウォールストリートジャーナルによれば、香港当局は広告代理店に630万ドル(6億7千万円)も支払い、「香港の再起動」と名付けるキャンペーンを行ったそうです。 しかも、この広告代理店は、あのカショギ記者殺害事件で評判を落としたサウジアラビア政府が、権威主義的なイメージを払拭するために起用した会社でした。 中国の死角はどこか コロナウイルスが世界的蔓延を見せる中、一人傍若無人に振る舞っている様に見える中国に死角はないのでしょうか。 こ

                                    香港自治の終焉ー中国に死角はないのか - MIYOSHIN海外ニュース
                                  • 香港統治制度への「挑戦容認せず」と中国が表明、愛国心強化へ

                                    香港でフラッシュモブ形式で行われた民主派の集会に参加する人々と、警備に当たる警察官ら(2019年11月1日撮影)。(c)Philip FONG / AFP 【11月1日 AFP】中国政府は1日、民主派デモが続く香港で市民の愛国心を高め、香港行政トップの選出や解任方法を変更する方針を発表し、香港の統治制度に対するいかなる挑戦も容認しないと警告した。 北京で今週、共産党の重要会議、第19期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が開かれた。 中国全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の香港特別行政区基本法委員会の沈春耀(Shen Chunyao)主任によると、会議では香港の社会的混乱が重要議題になったという。 中国政府はこれまで、デモ収束を図る香港の林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官と香港警察を信頼する姿勢を表明してきたが、沈主任は、党幹部らが香港における「中央政府の統治制度

                                      香港統治制度への「挑戦容認せず」と中国が表明、愛国心強化へ
                                    • 天安門事件34年 香港の追悼の「聖地」一変 覆う中国ムード | 毎日新聞

                                      かつて天安門事件の追悼集会が行われていたビクトリア公園で、親中派団体が開いたイベントに参加する香港の住民ら=香港で2023年6月3日、林哲平撮影 中国当局が学生らの民主化運動を武力鎮圧した1989年の天安門事件から4日で34年を迎えた。香港はかつて事件の記憶継承と犠牲者追悼の拠点として知られたが、中国当局の統制が強まり、一変した。長年にわたり追悼の「聖地」として知られた中心部のビクトリア公園では4日、親中派団体が大規模なイベントを開催し、中国国旗が翻った。自由な発言が難しくなる中で、民主派の市民らはひそかに、別の形で犠牲者の追悼を模索している。 ビクトリア公園では4日、30度を超す暑さの中、中国各地から集めた食品や漢方薬などを売るテントが立ち並んでいた。売り子の声が飛び交い、中国各地の方言も交じる。中国国旗を振って記念撮影をするグループもいて、中国ムード一色だ。 主催したのは、香港住民がル

                                        天安門事件34年 香港の追悼の「聖地」一変 覆う中国ムード | 毎日新聞
                                      • 香港で発砲 14歳少年けが マスク禁止法制定で抗議デモ

                                        【香港=田中靖人】香港の林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は4日、諮問機関、行政会議の臨時会合を開き、「緊急状況規則条例」(緊急法)を発動し、デモ参加者のマスク着用を禁止する「覆面禁止法」を緊急立法で制定した。これに対し、市民は4日夜、香港各地で抗議デモを行い、一部が過激化。香港メディアによると、新界地区で警官が実弾を発砲し、14歳の少年が太ももを撃たれた。 香港では1日、九竜半島・セン湾で警察が実弾を発砲。高校2年の男子生徒が左胸に被弾している。 少年は病院に搬送され、意識はあるという。 星島日報(電子版)によると、非番の警察官1人が路上で複数のデモ参加者に囲まれて殴打されて拳銃の実弾を発射し、少年に命中した。同紙サイトの映像によると、警察官は私服姿で、転倒して殴打された際に発砲したもよう。直後に火炎瓶を投げ込まれて瞬間的に手に火が付き、逃げ惑う姿も映されている。別のメディアは私服警官

                                          香港で発砲 14歳少年けが マスク禁止法制定で抗議デモ
                                        • Fiona Lee | ele-king

                                          現実のオルタナティヴな響き──香港民主化デモのフィールド・レコーディングを聴く つまるところ、雨傘運動を通して私にもっとも聞こえていたのは罵声と怒鳴り声でした。これらを録音しようとは思えなかったですし、こうした感情的になった場面を録音するための機材はしばしば持っていかないこともありました。政府や警察が恐ろしくて、ひどく嫌なものであることはもはや周知の事実です。ですからある程度までいくと、それらの周知の事実を強調し続けることは、私に関する限り、本当の助けにはならないのです──そしておそらくこのことが、運動全体がもっとも直面しなければならない問題だったのかもしれません。 ──フィオナ・リー(1) 2019年6月9日、香港島北部を東西によぎるヴィクトリアパークから金鐘(アドミラルティ)へといたる路上に、前代未聞の音響が出現した。およそ100万人もの群衆が集い、凄まじいざわめきをともないながら、建

                                            Fiona Lee | ele-king
                                          • 止まった時間を愛した、1人の香港人について。|蒼子

                                            「なぜ中国に興味を持ったんですか?」 と問われると、頭の中をいろんなキーワードがぐるぐる回って何も言えなくなるんだけど、 「なぜ香港に興味を持ったんですか?」 と問われれば、ストレートに 「男、ですかね」 なんてカッコつけたこと言いたくなる。 しかし、まあそれは事実なので、これはカッコつけてるようで真面目な話なのだ。 2019年、私は香港と出会い2024年の今まで本当にいろんな感情を味わったが、その中でも忘れられないのは最初の一年の逃亡犯条例に関する混乱期のことだ。 香港の一連のデモについては、 圧倒的なヒール役の中国に果敢にも立ち向かい、そして散っていった可哀想な香港人たち。 と言う文脈で語られることが多い日本においては、そこからずれれば人格否定も辞さないバッシングをされてしまうけど、5年たった今ならもう少し自由に言葉にしてもいいんじゃないかな、と思った。 これは、私が香港人のダメ男を通

                                              止まった時間を愛した、1人の香港人について。|蒼子
                                            • 崩れる1国2制度・市民はいま:かばんにいつも「五星紅旗」 中国を嫌悪していた香港人が愛国者になるまで | 毎日新聞

                                              朱偉強さんはかばんの中から中国国旗「五星紅旗」を取り出し、誇らしげに掲げた=香港で2020年7月4日、福岡静哉撮影 香港の衣料品会社員、朱偉強さん(57)は、かばんにいつも中国国旗「五星紅旗」を入れている。「どこにいても掲げられるように」との思いからだ。 「香港人だ」貧しい国実感 選挙結果などから、香港の民意は伝統的に「親中派4割、民主派6割」とされる。人口約750万人のうち、親中派は香港返還後に中国本土から移住した約100万人や、ビジネスで中国とつながりの深い市民が、その中核をなすと言われる。そんな中でも朱さんは、とりわけ強烈な「愛国者」と言えるだろう。 だが以前は、中国に嫌悪感すら抱いていたという。1950年代に中国南部・広東省からやって来た両親の間に香港で生まれた。10代だった70年代、広東省の親戚の家に行く時は、いつも米、油、麺などを持たされた。「当時は(食料や衣類などの)物資の持

                                                崩れる1国2制度・市民はいま:かばんにいつも「五星紅旗」 中国を嫌悪していた香港人が愛国者になるまで | 毎日新聞
                                              • 香港区議選 民主派圧勝 政治に一定の影響 混乱深まる可能性も | NHKニュース

                                                今回、民主派が、区議会議員選挙で圧勝したことで区議会そのものには大きな権限はないものの、今後、香港の政治に一定の影響を与えることが予想されます。 行政長官選挙は、一般の市民ではなく、議会の議員や各業界から選ばれた選挙委員1200人による間接選挙で行われますが、今回の結果を受けて区議会議員に割り当てられている選挙委員117人すべてを民主派が占める可能性が高くなりました。 全体では、依然として親中派の選挙委員が多く、次の行政長官選挙では民主派寄りの行政長官を選出するのは難しい状況ですが、民主派の影響力がこれまでより強まることになります。 さらに、香港では来年秋に、議会にあたる立法会議員の選挙が予定されていて、今回の選挙で示された政府に対する反発が再び民主派への勢いとなって立法会でも議席を伸ばす可能性があります。 ただ、香港政府やその後ろ盾となる中国としては、民主派に政治の実権を握られるのは避け

                                                  香港区議選 民主派圧勝 政治に一定の影響 混乱深まる可能性も | NHKニュース
                                                • 「中国化」のはざまで:受難の香港キリスト教会 共産党の圧力に抵抗できるのか | 毎日新聞

                                                  「中国化」が進む香港でキリスト教会への抑圧が強まっている。反政府的な言動を取り締まる香港国家安全維持法(国安法)の施行後、民主派を支持してきたプロテスタントの団体が親中派の強い圧力にさらされ、海外に逃れる牧師も出始めている。中国の習近平指導部は、香港でも中国本土と同様に、キリスト教会を徹底した管理下に置くことを狙うのか。 「礼拝で政府批判しない」暗黙の了解 香港では1国2制度のもと、中国本土とは異なり、信教の自由が保障されてきた。英植民地だったこともあり、人口約740万人の香港でキリスト教徒は100万人を超える。多くのキリスト教徒が民主化運動にも参加。2014年の民主化要求デモ「雨傘運動」につながる中心市街地の占拠を呼びかけたのは、朱耀明牧師や熱心な信者の戴耀廷氏らだった。19年の政府への抗議デモでも多くの信者らが加わり、路上で賛美歌を歌った。 「国安法が施行され、前面に立って運動している

                                                    「中国化」のはざまで:受難の香港キリスト教会 共産党の圧力に抵抗できるのか | 毎日新聞
                                                  • 中国大崩壊へ。安易な「仮想通貨支配」が失敗に終わる当然の理由 - まぐまぐニュース!

                                                    今年10月末、仮想通貨技術を中国がリードすると発言し、「仮想通貨の父」とまで呼ばれ始めた習近平国家主席でしたが、1ヶ月も経たないうちに取り締まりに転じ、中国国内で混乱が生じています。突然の方向転換の裏にはどんな事情があるのでしょうか。台湾出身の評論家・黄文雄さんがメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』で、その背景を探っています。 ※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2019年12月4日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:黄文雄(こう・ぶんゆう) 1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。著書に17万部のベストセラーとなった『日本人はなぜ中国人、

                                                      中国大崩壊へ。安易な「仮想通貨支配」が失敗に終わる当然の理由 - まぐまぐニュース!
                                                    • 中国、香港の民主化運動弾圧を加速 コロナとの戦いの最中に(産経新聞) - Yahoo!ニュース

                                                      【香港=藤本欣也】香港当局が18日、民主派の有力者を一斉に逮捕した。3人の民主党元主席を含む、異例の大量検挙となっただけに、中国当局の指示を受けたか、承認を取り付けた上での逮捕とみられている。国際社会が新型コロナウイルスとの戦いに集中する中、中国の習近平指導部は「香港民主化運動の弾圧」(民主派)に乗り出した。 「私もついに被告人となるが、少しも後悔はしていない。若者たちと一緒に民主主義の道を歩むことができて誇りに思う」 英領香港時代から民主化運動に携わり、“香港民主主義の父”とも称される李柱銘氏(81)は保釈後、報道陣に述べた。 香港では新型コロナの感染者数が1千人を超える中で、9月6日に予定される立法会議員選挙を前に、民主派と親中派の対立が激しくなっていた。 立法会の内務委員会では、民主派議員らの抵抗で昨年10月以降、委員長を選出できない状態が続く。民主派の目的は、中国国歌を侮辱する行為

                                                        中国、香港の民主化運動弾圧を加速 コロナとの戦いの最中に(産経新聞) - Yahoo!ニュース
                                                      • 後退するアメリカーー米中首脳電話会談で「一つの中国」を認め、ウイグル問題を避けたバイデン(遠藤誉) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        9月9日、バイデンは習近平に電話を掛けて「衝突を避けたい」旨の意向を伝えたと日本では報道されているが、バイデンは本当は何と言ったのか、何を言わなかったのか。米中双方の公式報道から読み解く。 ◆日本での報道 日本での報道は、たとえば9月10日の時事通信社の「衝突回避で双方に責任 中国主席と電話会談 米大統領」などが一般的で、【ワシントン、北京時事】という米中双方の情報から書かれているので読み解きやすい。 それによれば、ホワイトハウスは、米中間の競争を紛争に転じさせないための「両国の責任」について議論し、両首脳は利益が重なる分野と、利益や価値観、視点の異なる分野について「広範な戦略的議論」を行ったとのこと。また、バイデンは習近平に対し、インド太平洋地域と世界の平和や安定、繁栄に関する米国の揺るぎない利益を強調したともある。 一方、中国共産党機関紙・人民日報(電子版)によると、習近平は「一時期か

                                                          後退するアメリカーー米中首脳電話会談で「一つの中国」を認め、ウイグル問題を避けたバイデン(遠藤誉) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • 香港長官、引責辞任を否定 親中派に動揺も - 日本経済新聞

                                                          【香港=木原雄士】香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は26日の記者会見で、普通選挙の導入などデモ参加者の要求に応じない考えを改めて示し、自らの辞任も否定した。24日投票の区議会議員選挙で圧勝した民主派は「民意を無視している」と反発を強めている。26日には九龍半島の住宅街などで散発的な抗議活動があり、香港情勢が安定に向かうかは依然不透明だ。区議選は民主派が85%の議席を獲得して圧

                                                            香港長官、引責辞任を否定 親中派に動揺も - 日本経済新聞
                                                          • 香港区議選「民主派圧勝」で中国が警戒する米国介入リスク(近藤 大介) @gendai_biz

                                                            劇的な勝利 389議席対60議席――誰も予想しなかった驚愕の選挙結果だった。 民主派たちが、「光復香港」の4文字に祈りを込めた香港区議会議員選挙が、11月24日、予定通り行われた。18区452議席を巡って、民主派と親中派(建制派)との全選挙区一騎打ちだった。 選挙は香港全土約600ヵ所で、午前7時半から午後10時半まで投票。294万人が投票し、投票率は71.2%と過去最高に上った。

                                                              香港区議選「民主派圧勝」で中国が警戒する米国介入リスク(近藤 大介) @gendai_biz
                                                            • 香港議会の議員候補者、過去の全経歴を調査対象に 司法長官

                                                              香港の鄭若●(●は、うまへんに華、テレサ・チェン)司法長官(2018年1月29日撮影)。(c)Anthony WALLACE / AFP 【4月3日 AFP】香港の司法トップは3日、香港で公職に立候補する全員に対して、過去の経歴をすべて調査すると発表した。 中国の全国人民代表大会(National People's Congress、全人代、国会に相当)常務委員会は先月30日、香港立法会(議会)の選挙制度変更を全会一致で可決しており、香港を統治するのは「愛国者」のみだとしている。 香港立法会議員の大多数は親中派の委員会によって選ばれることになり、全候補者は過去のすべての経歴を調査される。 香港の鄭若●(●は、うまへんに華、テレサ・チェン、Teresa Cheng)司法長官は公共放送RTHKに対し、親中派の委員会は「候補者に関連するあらゆる資料」を考慮の対象とし、それには「(国家への)忠誠心

                                                                香港議会の議員候補者、過去の全経歴を調査対象に 司法長官
                                                              • 中国 柳条湖事件から92年 大きな反日抗議活動は伝えられず | NHK

                                                                満州事変の発端となった事件から92年となる18日、中国で関連の式典が開かれました。反日感情が高まりやすい日とされ、東京電力福島第一原発にたまる処理水の海洋放出への反発からデモなどが警戒されましたが、これまでのところ大きな抗議活動は伝えられていません。 92年前の1931年に、満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた9月18日は中国では「国の恥を忘れてはならない日」とされ、東北部などで関連の式典が開かれました。 このうち、事件が起きた遼寧省瀋陽では地元の関係者などが参加して式典が開かれ、市内で一斉に防空警報のサイレンが鳴らされました。 この日は反日感情が高まりやすい日とされ福島第一原発にたまる処理水の海洋放出への反発から、デモなどが警戒されましたが、これまでのところ、大きな抗議活動は伝えられていません。 処理水の放出後、警備が強化されている首都・北京の日本大使館周辺でも18日はさらに多くの警

                                                                  中国 柳条湖事件から92年 大きな反日抗議活動は伝えられず | NHK
                                                                • 香港コミュニティーは日本の政治をどう動かしたのか

                                                                  香港で「100万人デモ」が行われて1周年の6月9日に議員会館で日本の国会議員が参加するシンポジウムが行われた。このシンポジウム実現には在日香港人らのコミュニティーが大いに関係している。日本の政治の香港への関心が必ずしも高いと言い切れない中で、在日香港人など日本で香港に関わる様々な人はどう動いてきたのだろうか。 左右区別なく賛同・反対できる香港の抗議活動 6月9日、香港で逃亡犯条例改正反対デモとしていわゆる「100万人デモ」が行われてから1年を迎えた。この日、衆議院第1議員会館では香港問題を考えるシンポジウムが開催された。20人以上の議員が与野党の各党から参加し、今後の香港問題について日本の立法府がどのように取り組むべきか発言した。 このシンポジウムには、基本的に香港の民主派支援に対して肯定的な議員が参加した。自民党のある議員は「中国は昔から信用ならない国だ」と反中的姿勢を見せ、他の自民党議

                                                                    香港コミュニティーは日本の政治をどう動かしたのか
                                                                  • 【中国ウォッチ】香港の「高度な自治」縮小へ ~共産党、締め付け強化の方針決定~:時事ドットコム

                                                                    【中国ウォッチ】香港の「高度な自治」縮小へ ~共産党、締め付け強化の方針決定~ 2019年11月17日18時00分 デモ隊に対して催涙弾を発射する香港の警官=2日【AFP時事】 中国共産党は今年の最重要会議である中央委員会総会で、一国二制度を適用されている香港特別行政区の「高度な自治」を事実上縮小する方針を打ち出した。中央委は、中国側の香港に対する「全面的統治権」行使を拡大する方針を決定。デモを続ける香港の反対勢力への締め付けを強化するとともに、習近平国家主席(党総書記)率いる中国指導部の意向を香港政治により強く反映させる仕組みをつくり上げる狙いがあるとみられる。 ◇中央の「全面的統治権」強調 中国共産党は10月28日から31日にかけて、第19期中央委第4回総会(4中総会)を開き、最終日に「中国の特色ある社会主義制度の堅持と改善、国家統治体系と統治能力の現代化推進における若干の重大な問題に

                                                                      【中国ウォッチ】香港の「高度な自治」縮小へ ~共産党、締め付け強化の方針決定~:時事ドットコム
                                                                    • 香港民主派圧勝、北京惨敗、そして日本は?

                                                                      24日の香港区議選で民主派が圧勝した。香港市民はみな「暴徒」を憎んでいると言い続けた北京政府は惨敗した。このような中、日本が習近平を国賓として招聘するのは如何なるシグナルを世界に発信することになるのか? 驚くべき選挙結果 香港で24日に行われた区議会選挙は、民主派の圧勝に終わった。452議席のうち、民主派が388議席で、親中派(建制派)が59議席となった。中立(民主派でも親中派でもない)が5人いる。最終的な正しいデータはこちらで見ることができる。それによれば、獲得議席の増減と占有率は 民主派:388議席(263議席増)85.8% 親中派: 59議席(240議席減)13.0% という、驚くべき結果となっている。民主派と親中派の議席数は、これまでと完全に逆転しただけでなく、その逆転さえも大幅に上回っている。 原因としては、多くの若者が投票に行ったことが挙げられる。 区議会選挙には選挙権のあるす

                                                                        香港民主派圧勝、北京惨敗、そして日本は?
                                                                      • 「今の香港人はすべてに疑心暗鬼になっている」なぜ日本への移住が増えたのか | 文春オンライン

                                                                        香港で中高一貫校の“熱血教師”として政治経済や社会を教えて来た梁天祐(ローレンス・レオン ※仮名、35)は、2017年から日本の語学学校へ留学。在学中に民主化デモが発生し、日本で傍観していることが耐えられず、2019年は8月と11月の2度、砲煙舞い上がる香港へ舞い戻った。 2019年8月はMTR元朗(ユンロン)駅で無差別襲撃事件が起きた直後で、香港国際空港のデモ隊占拠も始まり、デモが本格化していった時期だ。 「秩序を乱す教師」と名指しされ 11月は、民主派が圧勝した区議会議員選挙に投票するための弾丸帰省。香港中文大学や香港理工大学で激しい攻防戦が繰り広げられた時期で、尖沙咀(チムサーチョイ)地区の実家にいたローレンスは、近くの理工大学からひと晩中響く銃声や怒号に、嗚咽や慟哭を抑えることができなかったという。 帰省中はいくつものデモに参加した。また、東京でも在日香港人たちとコミットし、香港の

                                                                          「今の香港人はすべてに疑心暗鬼になっている」なぜ日本への移住が増えたのか | 文春オンライン
                                                                        • 習国家主席、香港国家安全維持法に署名

                                                                          香港中心部で、中国国旗と香港の旗を掲げ集会に参加した親中派の市民(2020年6月30日撮影)。(c)Anthony WALLACE / AFP 【6月30日 AFP】(写真追加、更新)中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は30日、香港の国家安全維持法に署名した。中国国営新華社(Xinhua)通信が報じた。中国当局は、同法が国家安全保障を危険にさらす者らにとって「頭上の剣」となるとの見方を示している。 新華社は、全国人民代表大会(National People's Congress、全人代、国会に相当)常務委員会が、物議を醸している同法を可決し、香港の憲法に当たる香港基本法に追加すると決定したと伝えた。 反対派や欧米諸国は、新法により香港の自由が抑圧されるとの懸念を示している。 中国政府で香港政策を担当する香港マカオ事務弁公室(Hong Kong and Macau Office o

                                                                            習国家主席、香港国家安全維持法に署名
                                                                          • ツイッター社取締役に就任したAI学者、李飛飛氏の赤い経歴

                                                                            米ツイッター社は5月11日、グーグルの元チーフサイエンティストで、スタンフォード大学の中国系教授・李飛飛(リー・フェイフェイ)氏を独立取締役に起用したと発表した。同氏のAI(人工知能)の専門知識を活かすことで同社の「多様性」を反映し、「ポジティブな変革」を促すとした。 李飛飛氏は「グーグルAIチームの中国進出を果した」ことで知られている。一方、中国政府と深いつながりも持つ。李氏を起用したツイッターが今後、中国共産党寄りの立場に舵をとるとの懸念が広がっている。 ツイッターは2016年4月、中国で市場を開拓するため、中国共産党の解放軍や公安部門での職歴を持つ陳葵(チェン・クイ)氏を中国市場の総責任者に任命したが、ツイッターの「赤化(せっか)」に危機感を抱く多くのツイッターユーザーから強い反対を受けた。陳氏はわずか8カ月後に退任した。 李飛飛氏「グーグルAIチームの中国進出を導いた」 北京市生ま

                                                                              ツイッター社取締役に就任したAI学者、李飛飛氏の赤い経歴
                                                                            • 「何が起ころうと香港は中国の一部」 区議選結果に中国外相

                                                                              東京で安倍晋三首相との会談を終え、取材に応じる中国の王毅外相(2019年11月25日撮影)。(c)Kimimasa MAYAMA / POOL / AFP 【11月25日 AFP】香港区議会(地方議会)選挙で民主派の圧勝が報じられるなか、中国の王毅(Wang Yi)外相は25日、「何が起ころうとも」香港は中国の一部だと述べた。 24日投票の区議会選は、過去最高の投票率を記録。民主主義の拡大を訴える候補が当選者の圧倒的多数を占めている。親中派の香港政府に対し、民主派デモの要求を支持する民意を明確に突き付ける選挙結果だ。 王外相は都内で安倍晋三(Shinzo Abe)首相と会談後、「まだ最終結果は出ていない。最終結果を待とう。だが、何が起ころうとも香港は中国の一部であり、中国の特別行政区だということははっきりしている」と記者団にコメント。「香港を混乱させる試みも、香港の繁栄と安定を損なうたくら

                                                                                「何が起ころうと香港は中国の一部」 区議選結果に中国外相
                                                                              • パンダと外交 切れない関係 | 特集記事 | NHK政治マガジン

                                                                                愛らしい姿で人気のパンダ。 ご存じのように、日本にいるパンダは中国から貸与されたものだ。実は日中の外交とパンダの間には、切っても切れない関係がある。 いま、先行きに不透明感が漂ってきた日中関係。パンダの行く末は…。 (木村有李、金麗林) 神戸のパンダがいなくなる? 「タンタン、さようなら」 7月初め、神戸市の王子動物園に子どもたちの声が響いた。 動物園の人気者、ジャイアントパンダのタンタンの貸与期限が7月15日に迫るのを前に、子どもたちから、感謝の手紙とささの葉が贈られたのだ。ただ、返還先の施設がある中国・四川省と日本との直行便が運休していることから、タンタンはしばらく動物園にとどまることになった。 いま、日本にいるパンダは10頭。神戸のタンタンに加え、東京の上野動物園に3頭、和歌山県のアドベンチャーワールドに6頭となっている。いずれも中国から「貸与されている」ものだ。日本で生まれたパンダ

                                                                                  パンダと外交 切れない関係 | 特集記事 | NHK政治マガジン
                                                                                • 香港で再び大規模デモ、改正案撤回も参加者納得せず

                                                                                  香港・旺角地区で行われたデモで、バリケードを燃やすデモ隊(2019年9月6日撮影)。(c)Philip FONG / AFP 【9月7日 AFP】香港で6日夜、再び大規模なデモが行われた。香港政府トップで親中派の林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)行政長官が抗議活動の終結を求めていたが、デモ隊は拒否。空港を対象とした活動が計画されるなど、香港では今週末にかけても衝突が予想される。 旺角(モンコック、Mongkok)地区では、警察署前に集まった数百人のデモ参加者に対し、警察が催涙ガスやゴム弾を使用した。 デモ隊はその後、道路を封鎖してバリケードに火を放ち、機動隊とにらみ合いになったが、新たに大きな衝突を起こすことなく解散した。 これとは別に、商業地区の中心部ではより大規模で平和的な抗議活動も行われた。 林鄭長官は4日、大規模で時に暴力的な抗議デモの発端となった「逃亡犯条例」改正案

                                                                                    香港で再び大規模デモ、改正案撤回も参加者納得せず