旧ソ連の対独戦勝78年を祝う軍事パレードが9日、モスクワの「赤の広場」であり、ロシアのプーチン大統領らが参加した。新兵器として2種類の装甲車が披露されたが、恒例の戦車部隊によるパレードや戦闘機など航空部隊の参加はなかった。大型核ミサイルの「ヤルス」は通常通りパレードの最後に登場した。 この日の式典に参加した戦車は第二次世界大戦に投入され…
9日に予定される戦勝記念日の軍事パレードのリハーサルに参加した装甲車=7日、モスクワ中心部(タス=共同) ロシアは9日、第二次大戦の対ドイツ戦勝記念日を迎える。ウクライナ侵略を続ける中、首都モスクワなど各地で行われる恒例の軍事パレードは今年、少なくとも20都市以上で中止が決定されたと伝えられる。3日に起きたクレムリン(露大統領府)への無人機攻撃などを踏まえた安全対策が理由とされる一方、侵略による人員や兵器の損耗を隠すためだとの見方も出ている。 プーチン大統領は当日、モスクワで行われる式典で演説する予定。軍事パレードとともに国民の愛国心を鼓舞し、団結を内外に誇示する機会としたい思惑だ。 ショイグ国防相が3月に説明したところでは、モスクワ中心部の「赤の広場」での軍事パレードには軍人1万人超と戦車など125の地上兵器が参加する予定だ。将兵1万2千人と190の兵器が参加したウクライナ侵略前の202
北朝鮮は10月10日に朝鮮労働党創建75周年を祝う軍事パレードを行いました。異例の夜明け前の深夜に行われたパレードで幾つかの新型兵器が登場しています。ここでは今回初登場の新兵器の主なものを紹介していきましょう。 M1エイブラムス戦車のコピー北朝鮮・朝鮮中央テレビより新型戦車北朝鮮・朝鮮中央テレビより新型戦車 驚くべきことにアメリカ軍のM1エイブラムス戦車に酷似した形状の北朝鮮の新型戦車が登場しました。履帯までM1戦車にそっくりです。中身はソ連系戦車の発展形である可能性がありますが、現状では判断が付きません。M1戦車を参考にした完全な新設計の可能性もあります。 外観上のM1戦車との相違点は砲塔右側面に2連装の対戦車ミサイル発射機が装着されている点と、砲塔正面左右の基部にAPS(アクティブ防護システム)という対戦車ミサイル自動迎撃システムの発射機が装着されている点です。APSの搭載配置はロシア
防衛省などで30年以上にわたり、対スパイ活動や海外情報収集などHUMIT(人的情報活動)の最前線に従事した元インテリジェンスオフィサー。現在は、安全保障ジャーナリストとして活動しつつ、経済安全保障に関する脅威分析や産業スパイ、営業秘密漏洩、盗聴・盗撮などセキュリティインシデントに関して、企業へのコンサルティングや講演を行う。また、修士(国際情報)、日本国際情報学会に所属し、主に韓国の政軍関係、情報機関、防衛産業をフィールドに学術研究する。著書に監修『わたしたちもみんな子どもだった 戦争が日常だった私たちの体験記』(ハガツサブックス)がある。 Twitter:@yk_seculligence 防衛省出身ジャーナリストの「自衛隊ウォッチ」 ドラマや映画の題材としてしばしば取り上げられる自衛隊だが、その活動の実態は意外と知られていない。そこで防衛省などで30年以上にわたり、対スパイ活動や海外情報
ロシア軍が制圧を宣言したマリウポリで、ロシア側は5月、軍事パレードを開催する考えを示した。 これは、ロシア側が指名したマリウポリの副市長が答えたもので、5月9日の第2次世界大戦でのナチスドイツに対する戦勝記念日にあわせたパレードについて、「もちろんある。最も重要で最も愛国的なイベントになる」などと述べたという。 ロシア側にとっては、マリウポリ掌握を国内外にアピールする狙いがありそうだが、ウクライナ側はまだ現地で戦闘が続いているとして、ロシア側の制圧を否定している。 一方、マリウポリで、ロシア側に支配された地域では、学校が再開された。 ロシアが提供した教科書で授業が行われ、教室の壁のポスターには「祖国のために」、「ロシア人のために」という標語が書かれていて、ウクライナの子どもたちにロシア化教育を進めていることも明らかになっている。
ロシア軍が制圧を宣言したマリウポリで、ロシア側は5月、軍事パレードを開催する考えを示した。 これは、ロシア側が指名したマリウポリの副市長が答えたもので、5月9日の第2次世界大戦でのナチスドイツに対する戦勝記念日にあわせたパレードについて、「もちろんある。最も重要で最も愛国的なイベントになる」などと述べたという。 ロシア側にとっては、マリウポリ掌握を国内外にアピールする狙いがありそうだが、ウクライナ側はまだ現地で戦闘が続いているとして、ロシア側の制圧を否定している。 一方、マリウポリで、ロシア側に支配された地域では、学校が再開された。 ロシアが提供した教科書で授業が行われ、教室の壁のポスターには「祖国のために」、「ロシア人のために」という標語が書かれていて、ウクライナの子どもたちにロシア化教育を進めていることも明らかになっている。
その弱さは世界の軍事関係者に衝撃をもたらした ロシア軍によるウクライナ侵攻は、世界の軍事関係者に2つの衝撃をもたらした。一つは言うまでもなく、ロシアが本当に軍事侵攻に踏み切ったという事実そのもの。そしてもう一つは、ロシア軍のあまりの弱さだった。 侵攻当初、ウクライナの首都キーウは1週間程度で陥落すると見られていた。ところが攻防は続き、ロシア軍の苦戦ばかりが報じられた。結局、早々に戦略全体を見直す必要に迫られ、主戦場をキーウから東部ドンバス地域に移すことを余儀なくされたのである。 なぜ、そこまで弱かったのか。まずは苦戦の状況を確認しておこう。 ロシア陸軍は、BTG(Battalion Tactical Group)というユニット単位で行動している。複数の機動部隊で編制された組織で、日本語で言えば「大隊戦術群」だ。その兵員数は700~800人。最大で900人の組織もある。 その中で、先陣を切る
【8月14日 AFP】アフガニスタンで14日、イスラム主義組織タリバン(Taliban)による政権掌握から3年の祝賀行事が行われた。 首都カブールから約40キロのかつて米軍が利用したバグラム(Bagram)空軍基地の跡地では、演説や軍事パレードが行われ、中国やイランの外交官らも出席した。 街では祝賀行事のための横断幕や看板を設置する作業員の姿が数日前から見られた。 アフガニスタンでは2021年8月15日、指導者らが国外脱出し、米国が支援する政府が崩壊。同日、タリバンが首都カブールに入城した。8月14日が記念日に制定されている。 イスラム教の厳格な解釈に基づく法律が導入されているアフガニスタンは、過去3年間でタリバン暫定政府の統治はより強固なものになった。 一方、女性に課している制限は批判されており、国際社会は暫定政府を承認していない。(c)AFP
ミャンマーの首都ネピドーで行われた国軍の軍事パレードに出席するミン・アウン・フライン総司令官。動画の抜粋画像(2021年3月27日取得)。(c)AFP PHOTO / Myawaddy TV 【3月27日 AFP】(更新、写真追加)ミャンマー国軍は27日、首都ネピドーで毎年恒例の「国軍記念日(Armed Forces Day)」の式典を開催し、軍事パレードで武力を誇示した。同国のミン・アウン・フライン(Min Aung Hlaing)国軍総司令官は、クーデターを正当化すると同時に、選挙後は権力を移譲すると主張した。一方、同日行われた反クーデターデモに対する弾圧の死者は、目撃者らの証言によると全国で少なくとも19人に上っている。 ミン・アウン・フライン総司令官はクーデターを正当化する一方で、国軍が権力を掌握してから発生している反クーデターデモについては、「国家の安定と治安を脅かす可能性のある
ロシア・モスクワで、第2次世界大戦の戦勝記念式典に出席したウラジーミル・プーチン大統領(中央、2021年5月9日撮影)。(c)Mikhail METZEL / SPUTNIK / AFP 【5月10日 AFP】ロシアは9日、第2次世界大戦(World War II)の戦勝記念日(Victory Day)を迎え、首都モスクワでは戦勝76年を祝う軍事パレードが行われた。演説したウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、ロシアは国益を「断固として」守ると強調し、ロシア嫌悪の再発を非難した。 ロシアと米欧との関係は最近、ウクライナでの衝突や欧州での多数のスパイ疑惑をめぐり、冷戦(Cold War)を思い起こさせるほど緊張が高まっている。 赤の広場(Red Square)で兵士や退役軍人数千人を前に演説したプーチン氏は「ソビエトの人民は神聖な誓いを順守し、祖国を守り、欧州の国々
初めに これまで、韓国物の記事、リライト分も含めて4記事ほどUPしてきた。 この一連の記事のこれまでの最後が、 2020・03・01投稿の「ソウル暮色 金課長のお宅に(お呼ばれ)の はずが・・・」である。 そう、課長奥さんの逆鱗(げきりん)に触れ、マヌケ男二人が、彼の 自宅の門前から追い返され、そそくさとホテルに逃げ帰った時の話だ。 ある意味、この出来事も見ようによっては、韓国的なハプニングであったと 思う。 普通、日本人だったら、第三者(oldboy-elegy君)の面前でここまで、自分の ダンナを罵倒はしないだろう。 ただ夫婦二人きりなれば、あずかり知らぬこと。 内容は、韓国人夫婦のチワ喧嘩に巻き込まれた様子をコミカルに描いたもの である。 韓国の床屋事情が招いた珍事件とも言える。 この記事、最下段にリンク記事として再掲しておく。 見ていただければ嬉しい。 今日の記事を読むのに、チョッ
アフガニスタン・カンダハルで、米軍の完全撤退を祝うパレードに参加するタリバン戦闘員ら(2021年9月1日撮影)。(c)JAVED TANVEER / AFP 【9月2日 AFP】(写真追加)アフガニスタン南部にある同国第2の都市カンダハル(Kandahar)で1日、イスラム主義組織タリバン(Taliban)の軍事パレードが行われた。上空では軍事ヘリコプター「ブラックホーク(Black Hawk)」が旋回し、地上では軍用車両ハンビー(Humvee)に乗った戦闘員が略奪した米国製兵器を誇示した。 2週間の電撃的攻勢でアフガニスタンの実権を握り、20年間続いた戦争を終わらせたタリバンは、パレードで米軍の完全撤退を祝賀。カンダハルに向かう幹線道路では、緑色の装甲戦闘車が長い車列をつくり、大半は白黒のタリバン旗を掲げていた。米国製のM16ライフルを携帯する戦闘員もいた。 軍用車両は、重火器や機関銃で
韓国 ソウルの中心部で10年ぶりに軍事パレードが行われ、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため、抑止力の強化を図る政権の立場を示しました。 韓国軍の創設75年を記念した軍事パレードは、26日夕方、首都ソウル中心部の大通りを通行止めにして行われ、およそ4000人の兵士が参加しました。 パレードでは、戦車や自走砲などの兵器が次々と登場し、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応する射程が長い迎撃ミサイルや、弾道ミサイル「ヒョンム」なども公開されました。 また、韓国に駐留するアメリカ軍の兵士も行進し、米韓両軍の結束を示しました。 雨の中、沿道に詰めかけた市民からは「軍の強さを感じられた」とか「誇らしく思う」などといった声が聞かれました。 ソウル中心部での軍事パレードは、以前は5年に1回、行われていましたが、北朝鮮との対話を重視した前のムン・ジェイン(文在寅)政権下では行われず、2013年以来、10年ぶ
7月27日夕の軍事パレードでは、金正恩総書記の隣で、閲兵台にも登壇した。極めて異例のことである。 大国ロシアの国防相が、これまで見下していた北朝鮮にプライドを捨て、助けを求めて頭を下げた。 ウクライナでの戦いに敗北しないために、兵器の協力を依頼しているのだ。 この軍事パレードの特色は、 ①ウクライナ戦争を意識するショイグ国防相と金正恩総書記との関係 ②ウクライナ戦争の影響 ③最近開発している兵器と新たな軍事戦略――が見えたことだ。 今回は、①と②について、近日中に③を記述する。 具体的には、ショイグ国防相の訪朝の意味、パレードに登場した兵器と登場しなかった兵器の意味、ロシアが北朝鮮に求める兵器など、次に金正恩総書記にお返しを求められることについて考察する。
米陸軍主力戦車M1にそっくり 10月10日の朝鮮労働党創立75周年閲兵式で注目されたのは、新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)を含む大量のミサイル兵器だ。 しかし、私が最も驚いたのは9両の戦車だった。それらは、米陸軍主力戦車の「M1エイブラムス(Abrams)」にそっくりだったのだ。 M1戦車は、第2次世界大戦でのバルジの戦いの英雄であったエイブラムス大将の名にちなんでつけられた。 1985年頃に開発され、現在でも米陸軍の主力戦車である。2003年のイラク戦争や2009年のアフガニスタン紛争にも投入された。 北朝鮮軍はこれまで、中国や旧ソ連から供与された「T-55」、「T-62」戦車およびこれらを小規模改造しただけの戦車を保有していた。 北朝鮮には工業基盤がないことから、戦車それも重戦車を、独自に開発し製造できるとは全く考えられない。 それが、今回、米国陸軍主力戦車にそっくりの戦車が登場した
北朝鮮は10日、軍事パレードを行い、ICBM=大陸間弾道ミサイル級とみられる新型のミサイルを登場させました。一方、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は演説で、「自衛的な戦争抑止力を引き続き強化していく」と述べましたが、アメリカを名指しすることは避け、大統領選挙後のアメリカの出方を見極めていくものとみられます。アメリカ政府高官は10日、NHKの取材に対し、「北朝鮮が禁止されている核やミサイルの開発を優先しつづけていることに失望している」とするコメントを出しました。 北朝鮮は、朝鮮労働党の創立75年にあわせて、10日午前0時からピョンヤン中心部のキム・イルソン(金日成)広場で軍事パレードを行いました。 この中では、「北極星4」と記された新型とみられるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルのほか、ICBM=大陸間弾道ミサイル級とみられる新型のミサイルを登場させました。 最後に登場したこの新型の
【9月26日 AFP】韓国の首都ソウルで26日、10年ぶりとなる軍事パレードが行われた。北朝鮮との関係が急激に悪化する中、最新鋭の兵器も披露された。 北朝鮮は大規模な軍事パレードを頻繁に行っているが、韓国では10月1日の「国軍の日(Armed Forces Day)」に合わせて5年ごとに開催するのが慣例となっている。ただし2018年には、北朝鮮との融和政策を取っていた文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)前大統領が軍事パレードの代わりに祝典を催したため、パレードが最後に開催されたのは13年だった。 26日は雨が降りしきる中、兵士約4000人がソウル中心部を行進。傘を差した観衆が国旗を振った。無人機や戦車、ミサイルなど170の兵器も披露された。 また、韓米の同盟関係の「堅固な基盤」を示すため、米兵約300人もパレードに参加した。米国製のF35戦闘機などによる展示飛行は、悪天候のため
北朝鮮・平壌で行われた軍事パレード。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2021年9月9日撮影)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【9月9日 AFP】北朝鮮は建国73年を迎えた9日未明、首都平壌の金日成広場(Kim Il Sung Square)で民兵組織「労農赤衛軍」や治安を担当する「社会安全軍」を中心にした軍事パレードを行った。国営朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。北朝鮮が軍事パレードを実施するのは、この1年間で3回目。 北朝鮮は、国際社会に制裁を科されているにもかかわらず、核兵器とミサイルの開発を続けており、軍事パレードでその成果をアピールすることが多い。 しかし、今回はかなり控えめな内容で、戦略兵器も登場しなかったとみられる。パレードの最後に登場したのは恒例の巨大なミサイルではなく、社会安全軍の消防隊だった。 KCNAによると、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jon
【7月28日 AFP】北朝鮮の首都平壌で27日、朝鮮戦争(Korean War)の休戦協定締結から70年を記念する軍事パレードが行われ、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記が、訪朝中のロシア、中国の代表団と視察した。朝鮮中央通信(KCNA)が28日、伝えた。 金日成広場(Kim Il Sung Square)で行われたパレードには、核兵器搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)や新型の無人偵察機が登場した。 広場を見下ろすバルコニーに金氏は、同記念日に合わせて訪朝中のロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相や中国共産党の李鴻忠(Li Hongzhong)政治局員とともに並んだ。 北朝鮮が外国の要人を迎えるのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)が始まってから初めてとなる。(c)AFP
北朝鮮・平壌で行われた軍事パレード。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2021年1月14日撮影、15日公開)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【1月15日 AFP】(写真追加)北朝鮮が朝鮮労働党大会を記念して軍事パレードを実施し、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を公開した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が15日、伝えた。 党大会では、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党総書記が、米国を「最大の敵」だと非難しており、米国のジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領の就任を前に、軍事力を誇示する狙いがある。 KCNAは、「世界で最も強力な兵器、SLBMが次々と金日成広場(Kim Il Sung Square)に入り、朝鮮人民軍の力を誇示した」と報じた。 軍事パレードでは、「国外の敵を先制攻撃し、壊滅させられる性能」を持ったミサイルも公開された。 専
北朝鮮の首都平壌で行われた軍事パレード。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2022年4月25日撮影、26日提供)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【4月27日 AFP】北朝鮮の国営テレビは26日、首都平壌で前日夜に朝鮮人民革命軍の創建90年を記念して行われた軍事パレードの映像を放送した。 国営朝鮮中央テレビ(KCTV)の名物アナウンサー、李春姫(リ・チュニ、Ri Chun Hi)氏が番組の開始を宣言。平壌の金日成広場(Kim Il Sung Square)にスカイダイビングで降り立つ人々や、通りに並ぶ軍用トラックの映像が流された。軍服を着た大勢の兵士が入場行進を行い、中には完全な戦闘服を着て臨戦態勢のように武器を構えた兵士もいた。 映像には多数の編集が加えられており、韓国の北朝鮮関連ニュースサイト「NKニュース(NK News)」のキム・ジョンミン(Jeongmin Kim
【7月15日 AFP】仏首都パリのシャンゼリゼ通り(Champs-Elysees)で14日、革命記念日(Bastille Day)恒例の軍事パレードが2年ぶりに行われ、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領夫妻らが参観した。 昨年の軍事パレードは新型コロナウイルスの影響で中止されたが、今年は、アフリカ・サヘル(Sahel)地域の多国籍タスクフォース「タクバ(Takuba)」の隊員が行進の先頭に立ち、ルーブル美術館(Louvre Museum)の上空では仏空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス(La Patrouille de France)」が伝統の儀礼飛行を披露した。夜にはエッフェル塔(Eiffel Tower)周辺で花火が打ち上げられた。 また14日は、仏南部ニース(Nice)で2016年に86人が犠牲となったトラック突入事件の発生から5年に当た
ベラルーシの首都ミンスクで、戦勝75周年の軍事パレードを行う女性兵士たち(2020年5月9日撮影)。(c)Sergei GAPON / AFP 【5月10日 AFP】新型コロナウイルス感染が流行する中、ベラルーシで9日、第2次世界大戦(World War II)でナチス・ドイツ(Nazi)に勝利してから75年となる戦勝記念日(Victory Day)の式典が開かれた。首都ミンスクでは、集まった大勢の人々を前に軍事パレードが行われた。 隣国ロシアは、コロナ流行を受けて戦勝記念日のパレードを中止。旧ソ連の中で、コロナ感染者が出ていながら今年の式典を開催したのはベラルーシだけだ。 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)と、それをめぐるさまざまな動きを「精神異常」と軽視する姿勢を示している同国のアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は、軍幹部らと
【7月15日 AFP】仏パリのシャンゼリゼ通り(Champs-Elysees)で14日、革命記念日(Bastille Day)恒例の軍事パレードが行われた。東欧の北大西洋条約機構(NATO)加盟国が一番手で登場するなど、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を色濃く反映した式典となった。 約6300人が参加したパレードの先頭には、ウクライナとロシアの近隣国を中心とするNATO加盟国、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアの部隊が各国の旗を掲げて登場。NATOの東方防衛に当たる仏軍部隊の代表団が続いた。エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領や国内外の高官も出席した。 仏大統領府関係者は、パレードの構成には「同盟国との戦略的連帯を強調する」意図があると説明した。 フランスは2月のロシアによる侵攻開始の数日後に500
27日、ミャンマーの首都ネピドーで国軍記念日の式典会場に入るミンアウンフライン総司令官を乗せた車両(共同) 【ネピドー共同】ミャンマーの首都ネピドーで27日「国軍記念日」の式典が開かれ、大規模な軍事パレードが実施された。昨年2月に国軍がクーデターで全権を掌握してから2度目の記念日。ミンアウンフライン総司令官は演説で「テロリストと交渉する考えは全くない」と強調し、地方を中心にゲリラ戦を仕掛ける民主派武装勢力を壊滅させる方針を示した。 式典には一部のASEAN加盟国に加え、ロシアや中国など計8カ国の駐在武官が出席した。日本や欧米各国は欠席した。国軍への武器供与を続け緊密な関係にあるロシアは当初、本国から国防省幹部を派遣する予定だったが「多忙」を理由に見送った。
中国の国営メディアは、10日未明に北朝鮮で行われた朝鮮労働党創建記念日の軍事パレードについて11日午前に大きく報じた。「新華社通信」や『環球時報』などは国際ニュースでライトアップされた人民大学習堂内を歩く金正恩委員長の姿をトップ扱いで伝えた。 中国官製メディアは、「中国中央テレビ」のニュース記事も含めすべて新華社通信の記事で統一されている。 内容は、「『朝鮮中央通信』10月10日提供写真は、金正恩朝鮮労働党委員長、国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官が平壌での軍事パレードへ出席したことを写している。10日の朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党成立75周年を祝い北朝鮮の平壌中心に位置する金日成広場で軍事パレードを開催した。軍事パレードには、金正恩朝鮮労働党委員長、国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官が出席し演説を行った。新華社通信/朝鮮中央通信』 文字にして150文字ほど短文記事へ写真8枚を
プロローグ(2022年5月9日) モスクワ赤の広場軍事パレード モスクワ赤の広場では2022年5月9日朝10時(日本時間午後4時)、予定通り対独戦勝77周年記念軍事パレードが挙行されました。 軍用機パレードは悪天候のため中止され、軍事パレードの所用時間は計1時間でした。 ロシアは世界最大の国土を持ち、東西10時間の時差があります。 軍事パレードは計28都市で予定されており、最初の軍事パレードはカムチャッカ半島で始まる予定でした。 ところがカムチャッカは悪天候で軍事パレード自体中止となり、最初の軍事パレードはサハリン(旧樺太)の州都ユージノ・サハリンスク(旧豊原)になりました。 筆者は毎年、この軍事パレードをロシアのTVがネット放映する実況中継で観ております。 今年もネットで軍事パレード実況中継を観た結果、V.プーチン大統領の近未来が透けて見えてきたように感じました。 本稿では、本日の軍事パ
韓国メディアは、北朝鮮が8日夜、首都ピョンヤン中心部で軍事パレードを実施したと伝えました。北朝鮮では8日が軍の創設75年の節目にあたり、去年4月以来となる大規模な軍事パレードで新たな兵器が公開された可能性もあるとしています。 韓国の通信社、連合ニュースが韓国軍当局の話として伝えたところによりますと、北朝鮮の首都ピョンヤン中心部にあるキム・イルソン広場で、8日午後8時半ごろから式典が行われたあと、軍事パレードが実施されたということです。 キム・ジョンウン総書記が出席したかどうかは分からないとした上で、これまでで最も多い2万人余りが動員されたという見方があり、新たな兵器が公開された可能性もあるとしています。 北朝鮮では、8日が朝鮮人民軍の創設75年の節目にあたり、これに合わせて、去年4月以来となる大規模な軍事パレードが行われるという見方が強まっていました。 キム総書記は「国防5か年計画」の3年
北朝鮮は14日、軍事パレードを開催し新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)などを公開している(NHK)。そのパレードの中に日本の軽装甲機動車のような車両があったそうで、朝鮮人民軍botのツイートによると、その車両が内装などの様子から四代目パジェロではないかと予想が出ているようだ(朝鮮人民軍botのツイート)。内装に関してはほぼそのままである模様。なおパジェロ自体は2019年8月末をもって国内販売向けの製造は終了している(ベストカー)。
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く