並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 48件

新着順 人気順

進化生物学の検索結果1 - 40 件 / 48件

  • 女性の乳首、男性より多様 進化生物学の定説覆す

    仏パリで開かれた世界母乳育児週間のオープニングイベント(2009年10月11日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / THOMAS COEX 【6月28日 AFP】女性の乳首は男性の乳首に比べてはるかに多様性に富んでいるとする異色の研究論文が今週発表された。進化生物学者らの間で広く支持されている学説に異を唱える結果だという。 進化生物学の定説によれば、体の部位は重要度が高いほど、個体間にみられる本質的な特徴のばらつきが小さくなる。例えば人間の生命維持に不可欠な胆のうや脳幹などには、個人差があまりないという考え方だ。一方、鼻や耳も極めて有用な器官で働きは皆ほぼ同じだが、形や大きさが違っても主要な機能が損なわれるわけではない。 すなわち、本当に不可欠な特徴には、機能上の定型から外れすぎないよう進化的圧力が作用する。一方で重要性の低い特徴に関しては、自然が、より正確にはランダムな変化が、

      女性の乳首、男性より多様 進化生物学の定説覆す
    • シマウマの縞々をめぐる進化生物学的冒険

      興味深かったのでまとめました。 っていうか正直に言うとよく理解できなかったのでゆっくりじっくり読むためにまとめました。 まとめを読む前にまずはこちら↓からどうぞ 続きを読む

        シマウマの縞々をめぐる進化生物学的冒険
      • ウィルスこわい(進化生物学的に) - はてなの鴨澤

        COVID-19の恐ろしさにはいろんな要素があるんだけど、進化生物学者から見て非常にデカいものの1つは、「感染を主に発症前後の数日間に起こすため、症状の重さが選択的に中立に近い」です。 つまりこのウィルスは、感染症の常識的進化パターンといわれる「感染力が上がりながら症状が軽くなっていく」に合致しにくいと思われるのだ。 通常の感染症の病原体が、感染力を上げながら症状が和らいでいく(弱毒化する)のは、症状が軽くなることが、感染力の増大につながるからだ。 感染力は「一人の感染者が感染させる人数の平均値」である。つまりこれは、感染様態やウィルス量だけでなく、感染期間の長さと感染者の行動によっても規定されている数字だ。症状が軽くなることで病原体を排出する感染者が動き回れるようになり、病原体を撒き散らすことが「感染性の高さ」の一部になっているわけだ。 どんな形であれ「感染力が強い株」は広まる。 つまり

          ウィルスこわい(進化生物学的に) - はてなの鴨澤
        • 政府が決して言わない、進化生物学的に見て危険な「日本のワクチン接種計画」の"あるリスク" 変異とワクチンのイタチごっこ…

          なぜこんなに変異型が増えるのか? イギリス型、ブラジル型、南アフリカ型と新型ウイルス(SARS-CoV-2)の変異体が世界的に増えている。巷ちまたでは「なぜこんなに変異型が増えるのか?」という声をよく耳にするようになった。 なぜなのか? それは変異することが生物の基本だからである。 私たちの顔つきや、体格、性格がみんな違うように、すべての種類の生物に変異は見られる。その変異は次の世代に受け継がれ、つまりコピーされ、また世代をつないだ変異だけが生き残れる。進化生物学的に考えると、ウイルスに変異体が現れるのは当たり前だ。 変異と薬剤開発の繰り返し… 「農薬抵抗性」という言葉をご存じと思う。これも生物の変異がもたらす結果である。 私の専門は昆虫学なので、害虫防除の過程で生じた話に少しお付き合いいただきたい。夏になると害虫が増える。増える勢いがすさまじいと、人は農薬の散布に頼らざるを得ない。すると

            政府が決して言わない、進化生物学的に見て危険な「日本のワクチン接種計画」の"あるリスク" 変異とワクチンのイタチごっこ…
          • 幻影随想: 福岡伸一氏の書く文章が到底見過ごせないレベルで酷い件 その2—進化生物学に対する無知—

            (07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17

              幻影随想: 福岡伸一氏の書く文章が到底見過ごせないレベルで酷い件 その2—進化生物学に対する無知—
            • 物理学と進化生物学のあいだに存在するつながりを解明する──『生命進化の物理法則』 - 基本読書

              生命進化の物理法則 作者:チャールズ・コケル出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2019/12/13メディア: 単行本二〇一九年は、地球に存在する生物の動きと形は、この宇宙に普遍的に存在する物理法則から必然的に収斂するものであることを科学的に紹介するマット・ウィルキンソン『脚・ひれ・翼はなぜ進化したのか: 生き物の「動き」と「形」の40億年』。 動きや形よりもマクロな形として、はたして歴史を最初から繰り返した時に、今と同じような形と生態を持つ生物が生まれるのか? を進化生物学的な観点から解き明かしたジョナサン・B・ロソス『生命の歴史は繰り返すのか?』と生物✕物理の傑作ノンフィクションが刊行されたが、12月に刊行されたチャールズ・コケルによる『生命進化の物理法則』もその流れに連なる一冊だ。これも傑作といっていい。 前二著との違いを上げるとすれば、本書の方がよりミクロな方、よりさかのぼっ

                物理学と進化生物学のあいだに存在するつながりを解明する──『生命進化の物理法則』 - 基本読書
              • がんを根絶するのではなく、コントロールするという選択肢──『がんは裏切る細胞である――進化生物学から治療戦略へ』 - 基本読書

                がんは裏切る細胞である――進化生物学から治療戦略へ 作者:アシーナ・アクティピスみすず書房Amazonこの『がんは裏切る細胞である』は、書名通りがんについて書かれた一冊である。がんがどのように生まれ、現代まで生き残ってきたのか。いま、どこまで研究が進展しているのか。なぜ転移し、がんを根絶することが今までできていないのかといった基本的なところから、新しい切り口として、これまで「排除すべき敵」として捉えられてきたがんを、「厄介なルームメイト」として捉え直し、完全な排除を目指すだけではなく共に生きていけるようにコントロールする治療法について書かれている。 え、それは抗がん剤を使わないなどのインチキ医療のこと? と思うかも知れないが、そうではない。がんは多細胞生物である以上まず発生するもので、それを抗がん剤などで完全に根絶しようとしても、がん細胞が進化し抵抗性が生じることで治療が不可能になってしま

                  がんを根絶するのではなく、コントロールするという選択肢──『がんは裏切る細胞である――進化生物学から治療戦略へ』 - 基本読書
                • 政策立案は生物学の一分野である──『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』 - 基本読書

                  社会はどう進化するのか——進化生物学が拓く新しい世界観 作者:デイヴィッド・スローン・ウィルソン出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2020/01/24メディア: 単行本人間個人も、人間社会も、進化による大きな影響を受けている。ゆえに、現代の諸問題を解決し、政策を立案するにあたっては進化論を前提とした確かな知識が必要とされる。単純化してしまえば、それがこの『社会はどう進化するのか』の主張である。 進化の仕組みが我々を現状の機能と特徴を持つ個体にしたのはそうだろうけど、現代の問題を解決するためにその知識が必要だというのはなんか違くない? と思うかもしれない。が、実はそこには深い繋がりがあり、進化論を無視して問題を解決しようとしてもうまくいかないのだ──ということが一冊かけて訴えかけられていくのだ。 本書の課題は、政策立案が生物学の一分野であることを示す点にある。政策の標準的な定義は、「政府

                    政策立案は生物学の一分野である──『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』 - 基本読書
                  • 進化生物学の巨匠ジェリー・コイン「人間の差異は環境だけに由来するという考えは、ばかげています」 | 男と女には遺伝的な違いがある

                    「土着の科学」の危険性 ──科学を「脱植民地化」し、「西洋的」とされる科学と同様に、土着の伝統的知恵を推奨しようとする考えも、あなたは批判していますね。 先住の人々が科学に貢献したという話を、私は聞いたことがありません。西洋の薬局に並んでいる薬の少なくとも三分の一は植物由来で、その一部は原住民によって発見されたものです。キニーネはアンデス原産の低木由来、アスピリンはヤナギが用いられています。 これらの経験的な発見は、科学と協働可能でしょう。しかし、科学と伝統的知恵の間には大きな違いがあります。科学は方法論、ある事柄が正しいか否か知るための方法に基づいています。伝統的な知恵のほうは、仮説、証明、公表などに基づいてはいません。 そもそも、「西洋的な科学」などというものはありません。科学は300年前のヨーロッパから、現代のようなかたちへと発展してきたように見えます。しかし、こんにちの科学は世界中

                      進化生物学の巨匠ジェリー・コイン「人間の差異は環境だけに由来するという考えは、ばかげています」 | 男と女には遺伝的な違いがある
                    • shorebird 進化心理学中心の書評など - 訳書出現 人はなぜレイプするのか―進化生物学が解き明かす

                      人はなぜレイプするのか―進化生物学が解き明かす 作者: ランディ・ソーンヒル,クレイグ・パーマー,望月弘子出版社/メーカー: 青灯社発売日: 2006/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 152回この商品を含むブログ (25件) を見る 5年ほど前に欧米で出版されフェミニストから総スカンを浴びた有名な本が今回翻訳されて書店に並んでいる. よくある社会生物学論争の典型のような誤解の上の批判や,まさに自然主義的誤謬による批判が多かったと伝わってきているが,フェミニズム陣営では見方はまた異なるのだろう. (進化心理学的立場からみると)「レイプについて真実を研究すること」と「レイプを行うことの是非を主張すること」はまったく異なることだと思うのだが,21世紀になってもヒトの心理学的な性向を生物学的に考えることへの嫌悪は残っているのだろう.プラグマティックに考えても,戦争を防ぐには戦争のこ

                        shorebird 進化心理学中心の書評など - 訳書出現 人はなぜレイプするのか―進化生物学が解き明かす
                      • 「乳首のサイズ」が持つ進化生物学的な意味を研究者が調査

                        by Annie Spratt 「人間の特徴のうち、サイズにバリエーションがないものは特定の機能を持っている」という仮説を調査するため、研究者が進化の副産物の典型といわれる「男性の乳首」について研究を行いました。 Male and Female Nipples as a Test Case for the Assumption that Functional Features Vary Less than Nonfunctional Byproducts | SpringerLink https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs40750-018-0096-1 What nipple size means for evolutionary biology: Researchers show that female nipples are mor

                          「乳首のサイズ」が持つ進化生物学的な意味を研究者が調査
                        • Amazon.co.jp: 人はなぜレイプするのか: 進化生物学が解き明かす: ランディソーンヒル (著), クレイグパーマー (著), 望月弘子 (翻訳): 本

                            Amazon.co.jp: 人はなぜレイプするのか: 進化生物学が解き明かす: ランディソーンヒル (著), クレイグパーマー (著), 望月弘子 (翻訳): 本
                          • 経済学と進化生物学 - himaginary’s diary

                            先日、稲葉氏から、経済学と物理学に関する小生の以前のエントリ(こことここ)にTBを頂いたが、Economist's Viewで関連する話題が取り上げられていたので、かいつまんでその内容を紹介してみる。 取り上げられたのは、ギャヴィン・ケネディという経済学者のブログエントリ。 HPによると、この人は、経済の研究の傍ら、国防や交渉に関する研究をしてきた人らしい(交渉に関する著書の邦訳もあるほか、交渉術をトレーニングする会社まで作っている)。 また、「専門」の経済学では、アダム・スミスに関して研究してきたようだ(前述のHPではそれに関する著書が紹介されている)。今回、Economist's Viewが取り上げた内容は、(余技方面ではなく)後者のアダム・スミスに関連した話。 ケネディは、ここで、マッシモ・ピグリウッチという進化生物学者*1のブログエントリを取り上げている。そこでピグリウッチは、以下

                              経済学と進化生物学 - himaginary’s diary
                            • もっと素人による進化論、進化生物学のお薦めの本 - Close To The Wall

                              俺みたいな文系素人が進化論を面白がるための約20冊 - 万来堂日記3rd(仮) という記事があって、これは非常に面白く読んだ。のっけから四連続で読んだ本が出てきていて、全二十一冊(上下巻はひとつとカウント)のうち、自分も読んでいる本は六冊くらいだったけれど、それらは自分でもかなりオススメだと思っている本だったので、これはとても参考になりそうだ。とりあえず木村資生の本は買ってきた。 上掲記事の旅烏さんは素人といいながらもずいぶん読んでいて、ここで紹介されていない膨大なバックボーンがあるかと推測される。恥ずかしながらはるかに素人の私も屋上屋を架す、というよりも屋根の下に屋根を作る勢いでより素人目線の、自分なりのお薦め本を並べてみたい。 自分でも読んでいてオススメの進化論、生物学関係で既に記事を書いているものにリンクする。 長沼毅「深海生物学への招待」 - Close to the Wall ス

                                もっと素人による進化論、進化生物学のお薦めの本 - Close To The Wall
                              • 肥満に至る道はひとつではない──『人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学』 - HONZ

                                現在の人はかつてないほど太っている。体長を身長の二乗で割って算出されるボディマス指数での評価では、世界人口の5人に1人が肥満あるいは過剰体重となってしまうほどだ。 1900年以前には肥満者は存在はしていたものの、多くはなかった。1700年代、1800年代のヨーロッパでは肥満者は珍奇なものであり、見世物にする人もいたぐらいだ。受け入れられ方も現在とは大きく異なっていた。平均体重より重いことは豊かさを意味し、病気の際に予備的な体力を有しているものと考えられていた。それが今では肥満は自己抑制の欠如の結果だと捉えられ、むしろ数々の病気を引き起こす悪い現象、不名誉な状態であると考えられている。 それにしてもなぜ、わずか100年でそれ程の変化が起こってしまったのか。人はなぜこれほどまでに容易く太るようになってしまったのか。人の肥満に対する脆弱性はどこから来たのか。本書は、そうした疑問を中心に置き、人が

                                  肥満に至る道はひとつではない──『人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学』 - HONZ
                                • 肥満の起源はどこにあるのか──『人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学』 - 基本読書

                                  人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学 作者: マイケル・L・パワー,ジェイ・シュルキン,山本太郎出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2017/07/19メディア: 単行本この商品を含むブログを見る現代人はかつてないほど太っている。体長を身長の二乗で割って算出されるボディマス指数での評価では、世界人口の5人に1人が肥満あるいは過剰体重となってしまうほどだ。肥満は糖尿病、高血圧、循環器疾患、骨関節炎といった成人病のリスクになり、体のサイズが大きくなれば施設のサイズも大きくしなければならず、場合によっては適合しないパターンが増え事故に繋がりかねないなど多くの災厄を呼び起こす。 1900年以前には肥満者は存在はしていたものの、その数は多くはなかった。たとえば当時のヨーロッパでは肥満者は珍奇なものであり、見世物にする人もいたという。また、平均体重より重いことは豊かさを意味し、病気の際に予備

                                    肥満の起源はどこにあるのか──『人はなぜ太りやすいのか――肥満の進化生物学』 - 基本読書
                                  • Sakino Takahashi on Twitter: "しかも、なんだかめったやたらに「進化生物学」を出すのだよなぁ。こういうのを見ると、声を大にして言いたいですよ、「疑似科学とされるもの」として一番最初に扱うべきものは「進化生物学」だって。「進化生物学」の看板で、これまでどんだけインチキ、脅し、詐欺まがい等等やってきました?"

                                    しかも、なんだかめったやたらに「進化生物学」を出すのだよなぁ。こういうのを見ると、声を大にして言いたいですよ、「疑似科学とされるもの」として一番最初に扱うべきものは「進化生物学」だって。「進化生物学」の看板で、これまでどんだけインチキ、脅し、詐欺まがい等等やってきました?

                                      Sakino Takahashi on Twitter: "しかも、なんだかめったやたらに「進化生物学」を出すのだよなぁ。こういうのを見ると、声を大にして言いたいですよ、「疑似科学とされるもの」として一番最初に扱うべきものは「進化生物学」だって。「進化生物学」の看板で、これまでどんだけインチキ、脅し、詐欺まがい等等やってきました?"
                                    • 進化生物学教育に思うこと1? - ならなしとり

                                      外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 今回からコメント欄解禁です。僕がいろいろと勉強させてもらっているどらねこさんのブログのこの記事を読んで少し考えてしまいました。 ラマルク的な何かと素朴生物学 そこのコメント欄でのyu-kuboさんのコメントを一部抜粋させていただきます。 >とても残念なことですが、日本の中等教育では進化をきちんと勉強するチャンスは殆どないです。 理科総合はAかBかの選択で、Bなら生命進化の歴史を扱いますが、 進化学説(自然選択説や用不用説など)はあつかいません。 理系選択で生物IIを選択し、さらにその中の選択の単元で生態系ではなく進化が開講された場合に、 ようやく進化学説を学ぶことができます。 まあ、そんなところですよね。僕の場合は高校でも遺伝はやっても進化までは習いませんでした。結局どうし

                                        進化生物学教育に思うこと1? - ならなしとり
                                      • Amazon.co.jp: 「つながり」の進化生物学: 岡ノ谷一夫: 本

                                          Amazon.co.jp: 「つながり」の進化生物学: 岡ノ谷一夫: 本
                                        • 退屈が苦痛なのは何故か?(進化生物学系列) - シロクマの屑籠

                                          人間、とりわけ子どもにとって、退屈が苦痛に感じる理由をぼんやり考える。 退屈は本来、生物にとってそう悪いことではない筈だ。特に安全で食物も保証されている時、退屈な状況なら寝ればいい。エネルギー消耗を最小化することが出来るので、これは生物としても一見悪くない選択のような気がする。だとすれば、退屈になったら苦痛を感じずに速やかに眠る子どもがもっと沢山いても良い筈なのに、子ども達はお昼寝もしようとせずに退屈だ退屈だと喚き散らす。若い男性も同様で、退屈には強い苦痛が伴う。何故、退屈は苦痛なのだろうか? 答えは何となく分かっているような気はする。修練とか、餌取りとか、安全確保とか、社会的地位の獲得だとか、そういった狩猟採集社会の頃に要請された諸々が、今も引き継がれているって事なんだろうし、事実退屈な状況に苦痛を感じない遺伝子を持った個体は淘汰されやすかったんじゃないか、とは思う。だけど、本当に「それ

                                            退屈が苦痛なのは何故か?(進化生物学系列) - シロクマの屑籠
                                          • 唐辛子が辛い進化生物学的な理由* - むしのみち

                                            先日、研究室のメンバーがランチに誘ってくれました。タイ料理、メキシコ料理、インド料理のどれがいいと聞かれ、特に食べ物にこだわりはないので、どれでも良いと言ったのですが、選んでほしいとのこと。しかし、その選択肢の中にある意味をちょっと察して、最も辛い料理を、といったらインド料理に決まりました。 どれが最も辛いかなんて主観的な問題にすぎない気もしますが、いずれにせよ夏といえば辛い料理が食べたくなる人が多いのはなぜでしょうか。考えてみれば、熱帯地域の国の料理は辛いものが多い。 なぜ辛い料理が多いのか?身近な人に聞いてみると、「唐辛子には微生物に対する抗菌作用があるから」という研究者らしい回答がありました。熱帯や夏は暑いので、微生物の繁殖がおこりやすく、その貯蔵や保存に唐辛子が使われてきたという考え方です。 つまり、唐辛子の辛さに何らかの進化生物学的な適応的意義があるはずです。 南米ボリビアに生育

                                              唐辛子が辛い進化生物学的な理由* - むしのみち
                                            • 【研究室】研究室に行ってみた。農業環境技術研究所 進化生物学・生物統計学 三中信宏

                                              表向きは生物統計学の上席研究員および大学教授。しかしその裏では「文理の壁」を超えて「系統」や「分類」といった体系的な認識のルーツと本質を探求する。生物進化はもちろん、宗教、写本、はては「百鬼夜行絵巻」などなど、統計学を駆使してさまざまな対象に切り込む“系統樹ハンター”、三中信宏先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人/写真=藤谷清美/画像提供=三中信宏) 第1回 「裏の仕事」は“系統樹ハンター” 2013年4月15日 第2回 私たちはなぜ系統樹が好きなのか 2013年4月16日 第3回 ハヤブサがタカよりインコに近かったことが示すもの 2013年4月17日 第4回 実証できない進化論ははたして科学なのか 2013年4月18日 第5回 文系理系の壁を超えた新しい科学がやってくる! 2013年4月19日

                                                【研究室】研究室に行ってみた。農業環境技術研究所 進化生物学・生物統計学 三中信宏
                                              • 『「つながり」の進化生物学』 進化するのがコミュニケーション - HONZ

                                                本書の著者の岡ノ谷先生は、鳥の研究から始まり、現在は感情や心の研究を行っている東大の先生だ。また、「岡ノ谷情動情報プロジェクト」の研究総括であり、理化学研究所のチームリーダーでもある。そして、HONZ的には、あの『ハダカデバネズミ』や、ジュウシマツの歌についての『さえずり言語起源論』の著者である。であるからして、読む前から既におもしろいことが確定しているのだ。本書は、岡ノ谷先生が埼玉の高校生16人に行った4日間の講義を書籍化したものだ。そしてさすがは『単純な脳、複雑な「私」』を出している朝日出版社。1500円の本によくぞここまで、というお得感のある一冊である。最近の高校生にはチャンスがたくさん転がっている気がするのは私だけだろうか。この講義、私も受けたかった。若いって素晴らしい。先生も楽しまれた模様で、 高校生たちの熱意にひきずられ、1回の講義に、本1冊分くらいのネタを惜しげもなく入れてし

                                                  『「つながり」の進化生物学』 進化するのがコミュニケーション - HONZ
                                                • 軍のプロジェクトと進化生物学 - himaginary’s diary

                                                  昨日のエントリの最後で紹介した従軍経験を持つコメンターのコメントから、軍における開発プロジェクトについて触れた部分を紹介してみる。 You often hear about all the horrible waste and “dead-end projects” in the military, but the truth is, there’s almost no other effective way to deal with this long-term “non-evaluable” problem except through the shot-gun approach, which is to (most likely) over-allocate, and throw as much as you can afford of everything you can agai

                                                    軍のプロジェクトと進化生物学 - himaginary’s diary
                                                  • 捏造1世紀半、教科書にも流用され続けた有名な胚発生図 - 政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ:楽天ブログ

                                                    2011.11.01 捏造1世紀半、教科書にも流用され続けた有名な胚発生図 カテゴリ:生物学 まず上の写真の絵を、ご覧いただきたい。読者は生物の教科書などで必ず見たことがあるはずだが、リブパブリもそれこそウンザリするほど様々な本で見てきた。脊椎動物8種類の胚発生を比較した図だ。これが、なんと19世紀に著名な学者によって書かれた本に初めて掲載された、捏造に近い図であるとは、ある本を読むまで知らなかった。 ◎後世の生物学者は確かめもせず流用を重ねた それを知ったのは、刊行されたばかりの故スティーヴン・ジェイ・グールド著『ぼくは上陸している(下)』(早川書房)を読んで、である。優れた進化生物学者・古生物学者にして類い希な該博な知識を有するエッセイストによる著作は、著者が02年に亡くなって、事実上この『ぼくは上陸している』が絶筆となったが、リブパブリはこの著者の科学エッセイが大好きで、これで全巻読

                                                      捏造1世紀半、教科書にも流用され続けた有名な胚発生図 - 政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ:楽天ブログ
                                                    • ちゃんとした「進化生物学ブックガイド」: かめふじハカセの本草学研究室

                                                      リンク張るのもバカバカしいので敢えてここで明示はしないけれども、「進化生物学ブックガイド」なる単語がTLに流れてきたので見に行ったらそこにはかめふじ文庫トンデモ本コレクションにも収蔵されている有名なトンデモ本が複数含まれていた。 かめふじ文庫の闇、瘴気溢れるトンデモ本コレクション。 よりによってこんなもんを進化生物学本として紹介してくれるなバカが。 自分が進化生物学者か?と問われるとそれはそれで烏滸がましい…と思ってしまう程度ではあるけれども、まぁ一応進化生物学関連の論文も出したことがないわけでもない。非常勤ではあるけれども大学で学生さんたち相手に進化の内容について講義もしている立場から、こんなトンデモブックガイドをのさばらせておくことなく、きちんとマトモな「進化生物学ブックガイド」を公開することは、微々たるものではあっても世間の自然科学理解の向上に貢献するものだろうと考えて、読みやすくて

                                                      •  「進化生物学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                        進化生物学入門 宇宙発生からヒト誕生への137億年 (講談社学術文庫) 作者: 栗田子郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/04/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 本書は「多様性生物学入門」という書名で東海大学出版会から1997年に出版されていたものが講談社学術文庫として最近文庫化されたものである.著者は植物学者で長らく千葉大学で教鞭をとった栗田子郎.書名は「進化生物学入門」だが,進化生物学全般を扱うというわけではなく,現在の生物の多様性がどのように生まれたのかという観点から3つのテーマが選ばれて,それについて総説的に議論を整理するという構成になっている.3つのテーマは「多様性の進化史の全体像」「種問題」「霊長類の系統と進化」ということになる.具体例を書くにあたって専門の植物を選ばずに霊長類にしたのは読者により興味を持ってもらおうということかもしれないが

                                                           「進化生物学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                        • 授業/H18/進化生物学I/系統推定の基本用語 - 千葉大系統分類

                                                          M E N U 研究室関係ページ 研究室メンバー 分子系統学実験 ▶日誌(仕事日更新) ▶接続不良from学外 授業関係ページ 授業/H17 授業/H18 データベース BGPlants植物園系統保存 YList和名・学名検索 YList掲示板 リンク 電子Journal(学内のみ) 日本植物学会HP 生物科学ニュース 閲覧制限ページ? ("制限"付きページには) (関係者以外入れません) English Page    最新の10件 系統樹 † 英語のカタカナ書きで使われる用語が多い。 系統樹 Phylogenetic tree, Tree 節(ノード、分岐点、node)と枝(ブランチ、branch)からなる図。幹や枝を持つ樹木なような形状で描かれることが多いので、系統樹と呼ばれる。生物同士の類縁関係や遺伝子同士の類縁関係を図示するのに使われる。 「節」は、「種」(あるいはより上

                                                          • 進化生物学教育に思うこと2 - ならなしとり

                                                            だいぶ前に書いたものの続きです。進化生物学の中でほとんど唯一、高校で教えられているのが遺伝です。しかし、その遺伝についても、最近の知見を十分に取り入れたものとは言い難いものです。 「遺伝Vol62」において遺伝を高校でどう教えるかという特集が組まれているので、そこから引用していきます。今回引用するのは「高校生物遺伝分野で何を教えるべきか」向井康比己からです。 以下引用はじめ ゆとりの教育による学習内容の低減化も問題の1つである。遺伝と変異の項目から変異が削られた結果、変異(variation)、突然変異(mutation)を教えることができなくなった。 引用終わり 突然変異を教えることができないというのは進化生物学教育においてかなりまずいです。なぜなら、自然淘汰にしても中立説にしても遺伝配列に変化が生じ、それが集団内に広まることを前提にしているからです。それくらい突然変異というのは進化生物

                                                              進化生物学教育に思うこと2 - ならなしとり
                                                            • Amazon.co.jp: 進化生物学入門 宇宙発生からヒト誕生への137億年 (講談社学術文庫): 栗田子郎: 本

                                                                Amazon.co.jp: 進化生物学入門 宇宙発生からヒト誕生への137億年 (講談社学術文庫): 栗田子郎: 本
                                                              • 「法と進化生物学」・「法と進化心理学」序論

                                                                「法と進化生物学」・「法と進化心理学」序論 ―方法論と可能性― 和田幹彦 目次(予定) 序章 「法と進化生物学」・「法と進化心理学」 第1節 法とは何か-「法」の多様な定義 第2節 法と自然科学の新たな接点-進化生物学・進化心理学・脳科学 第3節 進化生物学とその近年の発展 第4節 進化心理学とその近年のめざましい発展 第5節 「法と進化生物学」「法と進化心理学」そして「法と進化学」の可能性 第1部 法と自然科学の新たな接点 第1章 法とは何か-「法」の多様な定義 第1節 「自然法」 第2節 「法実証主義」 第3節 「法」の新たな定義-作業仮説 (1)「法」の新たな定義 (2)動物(特に社会性動物)における「法」の存在 (a)事例1-霊長類の社会集団におけるルールと制裁 (b)事例2-ミツバチの社会集団における行動パターン(限界事例?) (3)ヒトの「法」と動物の「法」-共通項と差違 言語

                                                                • 進化生物学叙説.pdf :: handsOut.jp

                                                                  スライド1: 進化生物学变説:自然選択説は万物理論か?浜地 貴志 スライド2: 「「進化」とは」• 生物学にあっては、自然選択説の枠組みによって解釈される、地球上の生物が受けてきた変化の来歴– 今回は「生命」「生物」が何かは不問• 本来は大学初年度レベルの分子生物学の知識をベースとする スライド3: 自然選択説• Darwin (1859)“On the origin of species”• その後、約百年をかけて6つの条件へと結晶化された スライド4: 自然選択説の6つの条件1. 起源個体(群)2. 拡散的自己増幅:生殖(無性/有性)3. 表現型を生成する遺伝型(遺伝型:染色体)(表現型 => 分子レベル~集団レベル)4. 突然変異:遺伝型の変更5. 異なる表現型間での生殖能力の差異(これがいわゆる狭義の「自然選択」)6. 圧倒的に長い時間をかけての蓄積 スライド5: 万物理論

                                                                  • レイプを研究対象とする愚行/『人はなぜレイプするのか 進化生物学が解き明かす』ランディ・ソーンヒル、クレイグ・パーマー - 古本屋の覚え書き

                                                                    「進化論は後だしじゃんけんだ」というのが私の持論である。進化論は生き残った種を勝者と位置づけ、残された機能を有利と判断する。しかしよく考えてみよう。淘汰という概念から見ても、果たしてヒトが進化しているかどうかは不明だ。人類が地球の歴史に登場してから高々700万年しか経っていないのである。恐竜のようにならないとは誰も保証できないだろう。要はこうだ。過去を振り返れば現在生きている生物は勝者となるが、未来から見れば滅びつつある種になっているかも知れないのだ。 本書を知ったのは、「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」というブログでのこと。 一部引用させて頂く―― つまりこうだ。女は妊娠、出産、授乳に多大な時間とエネルギーを費やさなければならない。だから男選びも慎重になる。レイプは父親を選べず、子育てを困難にするため、女に大きな苦痛をあたえることになる。いっぽう男は養育投資が少ないこ

                                                                      レイプを研究対象とする愚行/『人はなぜレイプするのか 進化生物学が解き明かす』ランディ・ソーンヒル、クレイグ・パーマー - 古本屋の覚え書き
                                                                    • 進化生物学――科学と価値のあいだ | 科学的世界観のblog

                                                                      『社会生物学論争史 ―― 誰もが真理を擁護していた』 2 ウリカ・セーゲルストローレ 垂水雄二 みすず書房 P647 まず、進化生物学そのものの性質――本書で扱われた諸問題の根源的な原因――の検証から話を始めよう。進化生物学は、かなり特殊なタイプの科学分野である。一方でそれは、すべての科学と同じように、世界についての客観的な知識を拡大しようと試みている。もう一方では、それはまさしく人類の起源にかかわる問題を扱ってもいる。進化生物学は、既存の他の創造神話や人類の自己認識と競合するものだと主張する。この性格は、それを他のあらゆる分科と同じようにたんなる科学とみなすことをむずかしくする。進化生物学に、暗黙の道徳的機能をも与えることは避けがたいように思われる。もう一つの疑問は、進化生物学者自身がこのことを問題として認識しているかどうかである。そして、もしそうなら、彼らはいかにして、それに対処するの

                                                                        進化生物学――科学と価値のあいだ | 科学的世界観のblog
                                                                      • 学振DC2特別研究員(進化生物学)に採用内定したけん学振うどんの話。 - sun_ek2の雑記。

                                                                        目次。 目次。 はじめに。 僕の学振戦記。 DC1:補欠不採用。 申請書作成。 学振面接。 DC2:採用内定。 申請する研究課題と新型コロナウイルスを絡めた。 ブログのQRコードを申請書に張り付けた。 申請書に書いた業績一覧。 学振特需。 『学振焼肉じゃなくて、年越しうどんじゃなくて、学振うどんな話。』 『学振DC1補欠不採用だったけど、学振うどんの話。』 平成の時代は学振焼肉。令和の時代は学振うどん。 学振うどん奢ります。 この文章を読んで、面白い!役に立った!...と思った分だけ、投げ銭していただけると嬉しいです。 ofuse.me 【宣伝】ギターも歌も下手だけど、弾き語りをやっているので、よければ聴いてください。 www.youtube.com はじめに。 この文章を読んでいるあなたが研究界隈の人ではなく、一般人であるならば、「学振」という言葉はあまり聞いたことがないと思う。下の文章

                                                                          学振DC2特別研究員(進化生物学)に採用内定したけん学振うどんの話。 - sun_ek2の雑記。
                                                                        •  「社会性昆虫の進化生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

                                                                          社会性昆虫の進化生物学 作者: 東正剛,辻和希出版社/メーカー: 海游舎発売日: 2011/09/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 本書は1993年に出版された「社会性昆虫の進化生態学」の姉妹書として18年の時を越えて企画出版されたアンソロジーである.前書が出版された時期はハミルトン革命が行動生態学を引き続き押し進めていた時期であり,社会性や利他行動の進化を中心に興味深い投稿が集まっていた.本書はその後の学問の進展を感じさせるもので,20年間で積み重なってきた理論的進展,実証的知見に加え,様々な至近メカニズムを考察することによる深み,さらにコロニーの社会行動を一種の創発メカニズムとして理解しようとする試みなどが加わって重厚な書物に仕上がっている.このスコープの広がりが,書名にも現れていて,本書は「社会性昆虫の進化生物学」と題されているというわけ

                                                                             「社会性昆虫の進化生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
                                                                          • 進化生物学 - Wikipedia

                                                                            この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "進化生物学" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2011年11月) 進化生物学(しんかせいぶつがく、英: evolutionary biology)あるいは進化学は、生物学の一分野で、共通祖先からの種の起源や進化、繁殖、生物多様性などについて研究を行う。進化生物学にはやや異なる二つの側面がある。一つは生物の種は共通祖先からどのような歴史をたどってきたかを明らかにする面で、分子遺伝学、分岐分類学、古生物学などと密接に連携する。もう一方は自然選択や中立進化など、進化を駆動する要因やメカニズムを明らかにする面である。これは分子遺伝学

                                                                            • 田端@ツイッター成長請負人 on Twitter: "異性に取り魅力がない個体(童貞)は子孫を残せなくて、野垂れ死ぬから、生命はここまで進化したと考えるのが、進化生物学の標準的な理解。これ私個人の意見がどうこうを超えた、良い悪いを超えた価値中立な事実では?… https://t.co/yauE8dInh9"

                                                                              異性に取り魅力がない個体(童貞)は子孫を残せなくて、野垂れ死ぬから、生命はここまで進化したと考えるのが、進化生物学の標準的な理解。これ私個人の意見がどうこうを超えた、良い悪いを超えた価値中立な事実では?… https://t.co/yauE8dInh9

                                                                                田端@ツイッター成長請負人 on Twitter: "異性に取り魅力がない個体(童貞)は子孫を残せなくて、野垂れ死ぬから、生命はここまで進化したと考えるのが、進化生物学の標準的な理解。これ私個人の意見がどうこうを超えた、良い悪いを超えた価値中立な事実では?… https://t.co/yauE8dInh9"
                                                                              • 宇宙人ってどんな姿をしているのだろう?進化生物学の研究者が自然選択のプロセスから予測する宇宙人像(英研究) : カラパイア

                                                                                いるかもしれないのに出会えない宇宙人(異星人)。果たしてどんな姿をしているのだろう?パッと頭に思い浮かぶのはタイプ”グレイ”なアイツなのだけれども、我々一般ピープルならずとも、まだ見ぬ宇宙人の姿に思いを馳せる研究者もいる。 英オックスフォード大学の進化生物学の研究者は、その専門知識を利用して、地球外生命体の形態や機能を推測しようと試みた。

                                                                                  宇宙人ってどんな姿をしているのだろう?進化生物学の研究者が自然選択のプロセスから予測する宇宙人像(英研究) : カラパイア
                                                                                • なぜヒトは閉経後も長く生きられるのか…進化生物学が解き明かした「おばあちゃん仮説」をご存知か シニアがいたからホモサピエンスは生き残れた

                                                                                  チンパンジーに「老後」はない ――日本ではいま、人口の3割を65歳以上の高齢者が占めています。そのなかでシニア世代にはどのような役割があるのか。小林先生は生物学的視点から、どのように考えていますか? 【小林】動物学的には、子どもを産めなくなった時期、つまりメスの閉経を「老化」、それ以降を「老後」としています。その定義で言えば、ヒト以外の哺乳動物で老後があるのは、シャチとゴンドウクジラだけなんです。ヒトとゲノムが99%同じチンパンジーでも、死ぬ直前まで排卵があって生殖可能なので、老後はありません。寿命は40~50歳です。 ではなぜヒトの女性は、50歳前後で閉経した後も30年以上生きるのか。進化学の世界ではその理由の一つを、おばあちゃんは若い世代の子育てを手伝うなどの役に立つからだとしています。これを「おばあちゃん仮説」といいます。もう少し詳しくお話ししましょう。 ヒトのご先祖様は今で言うとこ

                                                                                    なぜヒトは閉経後も長く生きられるのか…進化生物学が解き明かした「おばあちゃん仮説」をご存知か シニアがいたからホモサピエンスは生き残れた