米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は30日、今後2回以上の米連邦公開市場委員会(FOMC)でそれぞれ50ベーシスポイント(bp)の利上げを行うべきだとの見解を示した。1月撮影(2022年 ロイター/Joshua Roberts) [フランクフルト 30日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は30日、今後2回以上の米連邦公開市場委員会(FOMC)でそれぞれ50ベーシスポイント(bp)の利上げを行うべきだとの見解を示した。フランクフルトの金融・財政安定研究所での講演で述べた。 同理事は「特にインフレ率が目標の2%に近づくまで、50bpの利上げを選択肢から排除するつもりはない」とした上で、「インフレが著しく低下するまで、毎回の会合で50ベーシスポイント(bp)刻みで利上げすることを提唱する。インフレが鈍化するまで、(利上げを)停止する理由はない」と述べた。