広島県・東広島市のYouTuberたちが2025年9月の量産・販売を目指して開発を進めている、一人乗り用の超小型電気自動車がある。2024年8月から販売予約が開始され、注目が集まっている。 “車検不要”で軽自動車よりも低コスト ワンボックスカーに乗り込む黄色の小さな車。これは、広島・東広島市にある会社が開発した一人乗り用の超小型電気自動車「ミボット」だ。 ワンボックスカーに載った「ミボット」 この記事の画像(15枚) 「ミボット」は車検が不要で、軽自動車よりも維持コストがかからないのが強み。開発を手がけたKGモーターズの楠一成社長は、「ハイエースにそのまま載ってしまうというコンパクトさが売りなので」と語る。 開発から3年。開発者たちは車づくりのプロではなく、“素人”のYouTuberだ。 「細い道をおばちゃんが(車の)ミラーたたんでタイヤを半分落としながら走ってるのを見て、もう明らかに車が