無免許あめふらし@12/30(土)東Q-02b @shark_chop 産業革命期のロンドンです。自炊しようにもキッチンがある住居がまず下層労働者にはなく(それどころかベットすらなく木賃宿のような所ではロープに寄っかかって寝たとか)出身地の田舎の料理の継承が出来ず都市部でその下地すらない二世三世世代への移行が発生したそうです
島村一平 @ippeishimamura モンゴルの「ゴリャーシ」。元はハンガリー料理のグリャーシュだが、いつのまにかパプリカベースのソースは略され塩コショウのみの羊肉の煮込みへと変貌した。しかしこれはこれで肉の味が楽しめておいしい。ビーフシチューが日本で肉じゃがに化けるプロセスと少し似ている。 pic.twitter.com/0EpI7arkPz 島村一平 @ippeishimamura ちなみに90年代のモンゴルのレストランでビーフハンバーグを頼んでもなぜか味は羊肉味だった。それもそのはず、焼くときに羊肉の油を使っていたからだ。「牛肉を使った料理をわざわざ羊味にしなくてもいいのに!」と当時は閉口したが、よく考えると日本人も似たようなことをしていた。
日本の国民的洋食ハンバーグは、アメリカにその起源があります。アメリカにおいてもかつては、国民食といえるほどにハンバーグ・ステーキが愛されていたのです。 カメラマンの名取洋之助は、1936年にフォーチュン誌の企画でアメリカ横断撮影旅行に挑みます。その道中の食事は“普段はだいたいハンバーグ・ステーキかホットドッグ”というものでした(『アサヒカメラ』1950年9月号所収「アメリカ撮影旅行の思い出」名取洋之助)。 雑誌『主婦と生活』1950年9月号には、ハンバーグ・ステーキを頻繁に食べていたころのニューヨーク食事情がレポートされています。 “ニューヨークの人達は、今とてもハンバーグがお好き。例の挽肉のおだんごを、ジュッと燒いたもの” 「ほんとにアメリカ不思議なお国(その六)」 外交官の妻としてアメリカ滞在経験のある料理研究家・飯田深雪は、1960年の『世界の家庭料理 5』において、当時アメリカで人
韓国農林畜産食品部(農林水産省に相当)が最近、米国で韓国産のエノキダケを食べて4人が死亡した事件と関連し、「韓国はエノキダケを加熱処理して摂取するが、米国はサラダとして(加熱せず)摂取するため食中毒が発生したと推定される」と述べた。 13日、農林畜産食品部は、リステリア菌に汚染された韓国産のエノキダケを食べて4人が命を失ったと明らかにした米国疾病予防管理センター(CDC)の発表と関連し、声明資料を出して、米国に輸出した企業のエノキダケの試料を採取して検査を行っていると伝えた。 米国NBC放送などによると米国疾病予防管理センター(CDC)は米国で販売された韓国産のエノキダケを食べて、17州で36人が食中毒を起こして4人が死亡したと伝えた。妊婦6人が感染症状を起こし、そのうち2人が流産した。 これまで政府は国内の生産・流通段階生で食野菜類に対してリステリア菌など食中毒菌を検査して問題がある場合
ネットの風は、ときにぞっとするほど世知辛い。 2022年2月の上旬に巻き起こった、イタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」を巡る話題もそうで、「サイゼリヤに男性が女性をデートに連れていく」という行為を巡ってさまざまな人が意見を述べ、ちょっと政治的なステートメントを表明したりして盛況だった。 くだらない話のように見えて切実なテーマだったから、話題の連鎖反応が起こったのだろう。 とはいえ、これ自体は長くネットを眺めている人には既出の話題ではある。 そうしたなかで私がしみじみと感じ入ったのは、以下のような枝葉の議論についてだ。 「高過ぎず気取ってなくて居心地のいいそこそこセンスのある美味しいお店」を探索・提示できる能力って、まさに文化資本ど真ん中としか言いようがない。尤も、どの分野でも「コストがかかりすぎず気取ってなくて居心地良くてセンスのある○○」って文化資本ど真ん中だよね。それらを認めた
かつてアメリカの国民食であったハンバーグ・ステーキとホットドッグ。しかしながら現在では、その地位をハンバーガーとピザにゆずってしまいました。 ハンバーグ・ステーキからハンバーガーへ、ホットドッグからピザへの主役交代は、1980年代以降に起こった現象と思われます。 1968年から77年にかけて、アメリカの食生活と健康問題を検討する上院特別委員会United States Senate Select Committee on Nutrition and Human Needsが開かれました。 委員会が当初問題としたのは、貧しい人々の不十分な栄養摂取問題でしたが、1970年代後半になるとむしろ、過剰な栄養摂取による健康問題に焦点が当たるようになります。肥満による慢性疾患が問題となったのです。 この上院特別委員会の報告は、主導した上院議員マクガバンにちなんで、マクガバン・レポートという名で日本で有
インバウンド観光客の増加に伴って、日本食にも注目が集まっている。中でも外国人の多くが驚く食べ方がある。「口内丼」だ。おかずを先に口に入れて咀嚼、その後、白飯をいれて「口の中で丼を完成させる食べ方」のことだ。定食屋などではしばしば見かける光景だが、世間的にはマナー違反と指摘されることがあるらしい。皆さんはどのようにして白飯を食べているだろうか。口内丼派? おかずをのみ込み、余韻で白飯を食べる派? それとも、おかずと白飯は完全に分けて食べる派? 「行儀が悪い」と指摘する人もいれば、「日本の文化」と言う人もいる。果たして口内丼はマナー違反なのだろうか?(取材・文:山野井春絵/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 「口内丼」に賛否両論焼き肉屋に行って白飯とともに肉を食べる時、どのようにして食べるだろうか。カルビをタレにつけたあと、ご飯の上で「ワンバウンド」させて口に運び、数回噛んだ後、す
韓国でことあるごとに衝突している与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」だが、この両党が久しぶりに手を握り合って、国会である法案を可決させた。「犬肉食禁止法案」である。 “犬鍋”は参鶏湯と並び称される栄養補給食 この法律は動物保護活動家としても知られる金建希(キム・ゴンヒ)大統領夫人が積極的に後押ししていたことで、「金建希法」とも呼ばれている。今後3年間の猶予期間を置いて2027年から施行されるが、施行されれば、犬を食用目的で処理した場合、3年以下の懲役刑・3000万ウォン以下の罰金刑に処されることになる。食用目的で犬を飼育したり流通したりする場合にも懲役2年以下2000万ウォン以下の罰金刑に処される。 愛犬人口が1500万人にも達するといわれている社会的変化に伴う立法だが、一部では「伝統の食文化まで国家が干渉するのか」という批判的な意見もある。特に関連業者からは「ヒトラーや金正恩より酷い
山あいの温泉旅館を訪れたとき、夕食に刺身が出てきて不思議に感じたことはありませんか? 今回の取材の発端は、機関誌『水の文化』50号に遡ります。ほうとうの取材で山梨県に伺うと、海がないのにマグロの刺身が今も多く食べられていて、その理由が「魚尻線(うおじりせん)にあたるから」と聞きました。海から離れた内陸部で海魚の食文化が残っていて、それには魚尻線が関与している――これはとても興味深い事実です。山梨県立博物館の学芸員、植月学さんを訪ねて、山梨県における海魚の食文化と魚尻線についてお聞きしました。 山梨県立博物館 学芸課 学芸員 植月 学(うえつき まなぶ)さん 1971年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学文学部助手、東京藝術大学助手等を経て現職。専門は動物考古学で、牛馬の歴史や縄文時代の環境・生業に特に関心をもっている。著作に『十二支になった動物たちの考古学
フランスでの爆発的な漫画人気はいま、食文化にも多大な影響を及ぼしている。「若い世代の想像力を拡大し、新たな生き方、そして食べ方の発見に寄与した」──仏誌「ロプス」はそう讃えながら、日本のアニメ作品に登場する食事の影響力を徹底分析する。 「ママ、ラーメン作れる?」 ある日曜日の午後、ソファで漫画を読んでいた12歳のリュバンは母親に尋ねた。 母は驚いた。彼女は料理が好きだったが、息子はマカロニグラタン以外のものは食べようとしなかったからだ。中学生の息子がたたみかける。「ナルトがいつも食べてるんだよ。すごく美味しそうなんだ!」 こうして母と息子は最高のラーメン屋を求めて、日本料理店が集まるパリ2区、サン・タンヌ通りに出かけた。 リュバンのケースは珍しいことではない。漫画のフランスにおける空前の大成功は、日本のグルメ人気も伴っている。 「当然のことです。食は日本文化をちょっと取り入れるのには最高の
元は中国の禅宗が渡来して伝えた茶道の延長みたいなもので 蕨から作るという事で蕨市が発祥なのかというとどうやらそうでもないらしい。 鎌倉時代、時の天皇によってわらび餅が全国的に広まって奈良や京都を中心に一般的な甘味として広まったみたいね。 でも原価率とか売上とかあんまり国中を揺るがす程、いわゆる社会現象には今も昔もなってない感じ。 数年前に一瞬だけわらび餅の高級化が進んだきらいもあったけど最終的に今のスーパーとかで見かける一般的なわらび餅1個100円(よく半額シールが貼られてて最大39円のスーパーもある)程度で落ち着いてる。 元の中国ではさして浸透しなかったわらび餅が日本では一般的な甘味として700~800年位歴史が続いてるのにあんまり評価されないのは嘆かわしいね。 お団子でさえも、だんご三兄弟が売れてた頃もみたらし団子や三色団子、ヨモギ団子などが売り切れ続出になる位ブームになったという話が
新刊では海外の最新研究動向をふまえ、嘘・間違いだらけの日本のカレー史研究を全面的に刷新します。 それでは『新しいカレーの歴史 上』、冒頭部分をお楽しみください。 第一章 謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究1.ガラパゴス・デマが跋扈する日本のカレー史研究 ・イギリスに初めてカレーをもたらしたのは、初代インド総督ヘースティングズ ・初めてカレー粉を商品化したのは、イギリスの会社C&B これらの史実は、カレーの歴史に関する日本語の書籍において繰り返し述べられてきた、ありふれた史実である。カレーの歴史に少しでも興味あるものならば、これらの史実は誰でも知っていることだろう。 ところが、これらの史実が載っていないカレー史の書籍がある。リジー・コリンガムの『インドカレー伝』と、コリーン・テイラー・センの『カレーの歴史』だ。 この二冊だけではない。英語圏で出版されたカレー史の
新刊では海外の最新研究動向をふまえ、嘘・間違いだらけの日本のカレー史研究を全面的に刷新します。 『新しいカレーの歴史 上』冒頭部分無料公開 その2です。 第一章 謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究2.謎の幻視と『美味しんぼ』から始まった、間違いだらけのカレー史研究 ヘースティングズ総督がイギリスに初めてカレーをもたらした、C&Bが初めてカレー粉を商品化したといった日本人だけが騙されている嘘情報は、1989年に出版された新書版・森枝卓士『カレーライスと日本人』によって提唱された(ただしヘースティングズ伝承説は2015年の文庫化の際に撤回)。 そして翌年1990年に出版された当時の国民的人気マンガ『美味しんぼ』第24巻にこの本が取り上げられたことで、嘘情報が日本全体に拡散され、定着してしまったのである。 『美味しんぼ』第24巻には森枝本人が登場し、マンガの登場人物
こんにちは、みんなのごはん編集部です。 ウナギ食を長く続けるためには、いろんな取り組みが必要になってきますが、この記事では、インドネシアのウナギ「ビカーラ種」について紹介できればと思います。 【目次】 インドネシアのウナギ「ビカーラ種」って? ウナギのコントロールの難しさ 「インドネシア・ジャワ島 ウナギ保全プロジェクト」 どっちがニホンウナギ?どっちがビカーラ種? 安全安心で持続可能なウナギ食文化のために インドネシアのウナギ「ビカーラ種」って? 世界中に存在するウナギの種は18種類とも19種類とも言われています。 この中でわれわれ日本人にとって最も親しみ深い種は、ニホンウナギ(学術名:Anguilla japonica)であるのは間違いありません。 1年を通して美味しいウナギがいただける専門店はもちろん、牛丼チェーン、居酒屋のランチにコンビニ、そしてスーパーでも土用の丑の日が近づくと、
2022年2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻により、私たちは日々、彼の地のニュースを目にするようになった。だが、現在進行中の「戦争」の背景には何度も国境線が変更されてきた両国の複雑な関係があり、それを理解するのは島国に暮らす日本人の感覚ではなかなか難しいところも多い。両国の歴史や文化をより深く知るには、緊迫の度合いを深める情勢を追うばかりではなく、たとえば身近な食文化について考えることも役立つだろう。その手がかりのひとつとなるのは、ロシア料理の代名詞として日本でも親しまれている真っ赤なスープ、「ボルシチ」だ。実際のところ、ボルシチはウクライナにルーツがある料理だが、「ロシア料理」として世界に普及している。なぜウクライナ発祥のスープがロシア料理とされるようになったのか、ウクライナのボルシチとロシアのボルシチは何が違うのかなど、ロシアや周辺国の食文化に詳しい沼野恭子・東京外国語大学大学
ねずみいろの人 @84start84 半年間、カナダに留学していた友人が帰国したら、すっかり痩せていて、現地の生活が合わなかったのかな?と心配した。 すると「ホームステイ先が酷い粗食で、修行僧みたいだった」とのこと。「最初はいじめられてるのかと思ったが、家族仲良く3食それを食ってるわけ」「しかも謎に太ってる」→ x.com/Haya_Take/stat… 林 剛司 @Haya_Take 1年間留学したのに全く英語が上達しないまま帰国する人なんているのか?と思われるかもしれませんが、います(そういう人も何人か見てきました)。英語が上達しないだけではなく、せっかく現地(米国でも英国でも)で1年間生活したのに、現地の文化も歴史も風習も、何も学ばないで帰国する人もいます→ ねずみいろの人 @84start84 何しろ腹が減るので、サンドイッチなどを自作して弁当にするようになる。 それを見た家族に「
サウナ、好きですか? 近年、サウナを扱った漫画が多数出版されドラマ化した作品も出るなど、その熱の高まりは凄まじいものがあります。 そんなサウナブームの最中、サウナ本場の国、フィンランドの大使館内にあるサウナがリニューアルし、メディア向けにそのお披露目会が開催されるとの情報をキャッチ。 日本で唯一、「純度100%フィンランド」な場所のサウナ…… 。いったいどうなっているのか。サウナーの端くれとして絶対参加したいと案内に目を通していたところ、信じられない言葉を発見しました。 サ、サウナフード!! なんだそれは……!! フィンランドではサウナのなかで食事をしたりするのか? その料理はサウナの熱を活用して調理した食べ物なのか? 疑問がムクムクと湧いてきたので、フィンランド大使館で聞いてきました! サウナフードはどのへんがサウナかよくわからなかった 多くの国の大使館が立ち並ぶ、東京都港区南麻布。フィ
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