立憲民主党の新代表に野田佳彦さん、関心が薄い代表選の副産物として安倍晋三カツカレー事件の犯人が見つかる
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コンビニエンスストアを日本に広げた流通の王者、セブン&アイ・ホールディングスに異変が起きている。規律と実行力で競合他社を上回ってきたが、今年7月に始めた決済サービス「7pay(セブンペイ)」は開始直後に不正利用が相次いで発覚し、9月末でのサービス廃止に追い込まれた。同社の成長を支えてきたコンビニを巡っては、24時間営業など同社が作り上げてきた仕組みの根幹に厳しい視線が注がれている。セブン&アイに今、何が起きているのか。 この夏、セブン&アイ・ホールディングス社内では、数人の弁護士が一部のグループ幹部らを呼び、事情を聞く作業が進んでいた。2019年9月30日でサービス廃止となったスマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」の開発経緯などを調査するためだ。 セブン&アイは7月1日に7payのサービスを開始した。しかし、サービス開始直後から不正アクセス被害が発生。SNS(交流サイト)上で
スマホ決済サービス「7pay」の利用者に成り済まし、およそ2万5000円分の電子マネーをだまし取ったとして東京の会社経営者が逮捕されました。 警視庁によりますと、ことし7月、武蔵村山市のセブンイレブンで「7pay」の利用者のIDとパスワードを不正に使って電子マネーおよそ2万5000円分をだまし取ったとして、詐欺などの疑いが持たれています。 調べに対して容疑を認め「電子マネーを買ってほしいと知り合いの中国人女性から通信アプリを通じて持ちかけられた」と供述しているということです。 青木容疑者の元にはアプリを通じて少なくとも3人分の「7Pay」のIDとパスワードが送られていたということです。 警視庁によりますと、ほかにも東京や埼玉の十数店舗で似た男が同じ手口で合わせておよそ72万円分の電子マネーなどをだまし取ったということで、警視庁は関連を調べています。 「7pay」をめぐってはサービス開始直後
DX(デジタルトランスフォーメーション)で失敗している企業は多い。筆者はIT関連の開発に長年携わっており、「失敗学」の経験を基に『DX失敗学 なぜ成果を生まないのか』(日経BP)を上梓(じょうし)した。今回は、その方法で実際のプロジェクトが失敗した真因を探ってみる。題材とするのはセブン&アイ・ホールディングス(以下セブン&アイ)の「7pay(セブンペイ)」だ。 7payはセブン&アイが2019年7月1日に始めたスマートフォンによるバーコード決済のサービス。2万店舗を超えるセブンイレブン店舗で利用できるようにした。既存のセブン-イレブンアプリに支払い機能を付加したもので、アプリトップ画面から最少2タップで利用登録できるという簡単さを売りにした。当初の予定では、2019年10月以降に外部加盟店での利用も始め、2020年からはセブン&アイグループ各社のアプリとの連携を図っていく予定だったが約3カ
2020年になって立て続けに同じ問題をテーマにした複数のイベントを取材した。同じ問題とは、誰もが必ず使っている重要なものでありながら管理が行き届かずリテラシーも広まらずに数多くのセキュリティー事故の原因になっているものだ。 それが何かお分かりだろうか。IDに関わる問題だ。パソコンやモバイル機器、WebサイトをはじめとするIT関連の製品やサービスを利用するには誰もがIDを取得してパスワードを設定している。しかし多くの人が膨大な数のIDとパスワードを取得して管理が行き届かず、同じIDとパスワードの組み合わせを使い回してしまって不正アクセスの温床になっている。 IDは人や物などを特定する手段だ。どんなにITが発達しても、利用者が間違いなく本人なのかどうかを確実に確認できる仕組みは欠かせない。しかもIDを認証する仕組みはITを提供する側も利用する側も、ある程度理解していなければ他人が利用者になりす
PayPayは8月11日、セブン-イレブンの自社アプリ「セブン-イレブンアプリ」に「PayPay」が導入されると発表した。10月以降の提供開始を予定している。 セブン-イレブンでは、セブン-イレブンアプリの決済機能として「7pay」を2019年7月1日より導入したが、開始直後に不正利用が発覚。9月末にはサービスを終了するに至った。今回、他社の決済サービスを導入することで、再び自社アプリでの決済機能提供が実現する。 アプリでは、画面上にPayPayの支払い用バーコードが表示され、全国のセブン-イレブン店舗で決済できるほか、会員コード提示で受け取れるバッジやセブンマイル(税別200円購入で1マイル)と、PayPayボーナス(支払額の最大1.5%)を同時に受け取ることができる。 これまで、PayPayを使ったことがないユーザーでも、セブン-イレブンアプリのみで決済できるものの、チャージがセブン銀
「VUCAの時代」といわれ、将来の予測が困難になってきた昨今。過去や先人の失敗から本質的な学びを得ることの価値が高まっています。それは組織づくりにおいても同様で、コロナ禍を経て組織と個人の関係性や働き方が大きく変化する中、変化や危機に柔軟に対応できる芯の強い組織づくりへの移行が求められています。そこで『世界「倒産」図鑑 波乱万丈25社でわかる失敗の理由』の著者であり、株式会社学びデザイン代表取締役社長の荒木博行氏が登壇したウェビナーの模様を公開。日米欧25社の倒産企業の事例から組織づくりの本質を探り、コロナ禍で生き抜く組織の条件をひもときます。 勝ちのモデルが一転して“負けモデル”に入れ替わってしまう 斉藤知明氏(以下、斉藤):ありがとうございます。ここからディスカッションのパートに移らせてください。いやぁ、お話を聞きながらドキドキしてました。失敗の話を「自分のケースに落とし込むと」って考
セブン―イレブン・ジャパンは2020年8月11日、「セブン―イレブンアプリ」内の決済機能として、2020年10月以降に決済サービス「PayPay」を搭載すると発表した。同社は過去に独自の決済サービス「7pay」を実装したものの、設計の不備から不正アクセスの被害を受けて2019年9月末にサービス終了に追い込まれた経緯がある。外部の決済サービスを自社アプリに搭載することで再出発を目指す。 10月以降、セブン―イレブンアプリの画面上にPayPayの支払いバーコードが表示され、全国の「セブンイレブン」店舗で決済できるようになる。同機能を使えば別途会員コードを読み取る必要がない。ただしセブン―イレブンアプリ内でのPayPay機能はセブンイレブン店舗でのみ利用でき、他の店でPayPayを利用する場合は専用アプリを利用する必要がある。 セブン―イレブン・ジャパンの親会社セブン&アイ・ホールディングスの広
セブン‐イレブンアプリはかつて、独自の決済機能「7pay」を2019年7月に導入したが、不正利用が相次いだため9月に終了。以降は決済機能を搭載していなかった。同社は「19年の出来事(7pay問題)もあるので、セキュリティについては襟を正して取り組んでいきたい」としている。 関連記事 「7pay」運営元、未使用残高の払い戻し方法発表 9月末でのサービス終了受け モバイル決済サービス「7pay」運営のセブンペイが、サービス終了に伴い、未使用残高の払い戻しを行うと発表した。申し込みを公式アプリと公式サイトで受け付ける。受付期間は10月1日~2020年1月10日。 7pay終了へ 記者会見の一問一答まとめ セブン&アイ・ホールディングスが8月1日に開いた、モバイル決済サービス「7pay」終了の会見内容を一問一答形式でまとめた。 7pay、9月末でサービス終了 セブン&アイHDが正式発表【記者会見の
さらなる顧客拡大のために、いまや企業のDX推進は必須といえます。しかし、顧客の利便性を重視するあまり、セキュリティーが脆弱なサービスを提供してしまっては、かえって顧客の信頼を失いかねません。本記事では、特定非営利活動法人失敗学会理事の佐伯徹氏の著書『DX失敗学 なぜ成果を生まないのか』より、セブン&アイ・ホールディングスのDX失敗原因について紐解いていきます。 顧客拡大を狙ってセキュリティレベルを下げて失敗 ~事例から【他山の石】としていただきたいこと~ 企業戦略のために顧客拡大を狙うのは民間企業では当たり前のことである。しかし、顧客の使い勝手を優先して大事なセキュリティーに目をつぶってしまった結果、顧客の信頼を失ってしまった。 セブン&アイ・ホールディングス「7pay(セブンペイ)」 DX戦略 電子決済としては後発であるが、「かんたん」「便利」「おトク」を3大コンセプトとして、登録から支
NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は12月25日、同協会のセキュリティ十大ニュース選定委員会による「JNSA 2019 セキュリティ十大ニュース~ガバナンス不全がもたらす危機の警告~」を発表した。発表によると、2019年のトップニュースは、スマートフォン決済サービス「7Pay(セブンペイ)」の終了となった。 セブン&アイ・ホールディングスは、「うち以外は淘汰されますよ」と豪語していたものの、不正アクセスを防ぐことができずに1カ月後には撤退を余儀なくされた。同社の「組織および意思決定等のガバナンス上の背景の検証チーム」は、「認証システムおよび不正検知・防止対策が必ずしも万全なものでなかったこと」、「開発体制においてリスク管理機能が十分に発揮されていなかったこと」の2点を要因として挙げており、この事例から学ぶことは多いとしている。 2019年の十大ニュースは次の通り。 1位:8
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