何故そう思うのかというと「任天堂サイドからの話しか出てきてないから」である。 https://www.nintendo.co.jp/n10/interview/mario25th/vol2/index2.html >「CPUの“すごくいい石が見つかった」「リコーさんから提案があったのは6502というCPUだったんですが、当時一般的には使われていなかったので、それを理解できるのは、日本では東大と京大の数人だけだという触れ込みだったんです。だから、解析されにくいというのが採用の理由」 個人的に言って「嘘クセー」と思っている。6502は言わずと知れたAppleⅠ・Apple][のCPUである。「当時一般的には使われていなかった」だの「理解できるのは、日本では東大と京大の数人だけ」というのはセールストーク込みであっても「大嘘」の部類に入る。 実は昔の日経エレクトロニクスの記事には「リコーが6502
コンピューターの起動プロセスへの攻撃が増加していることに対抗して、ハードウェアの防御層としてAMDが開発したのが「Platform Secure Boot(PSB)」機能です。この機能を一度でも利用した場合、CPUがベンダーロックインされてしまうという欠点があり、そうしたCPUが中古市場に混乱を起こしていると報告されています。 Lenovo Vendor Locking Ryzen-based Systems with AMD PSB https://www.servethehome.com/lenovo-vendor-locking-ryzen-based-systems-with-amd-psb/ Anchoring Trust: A Hardware Secure Boot Story https://blog.cloudflare.com/anchoring-trust-a-har
同根のバグレポートが散見されますが、ここ数ヶ月、状況をみるに修正される見込みがなさそうなので記録しておきます。 事象 MySQL 5.7 の libmysqlclient (libmysqlclient.so.20) を使用しているプロセスが、無限ループに突入して CPU (user%) を食いつぶし続ける。 PID USER PR NI VIRT RES SHR S %CPU %MEM TIME+ COMMAND 28150 hirose31 20 0 32488 6080 5492 R 93.8 0.3 0:16.70 mysql 発現条件 MySQLが提供しているパッケージのMySQL 5.7.25, 5.7.26, 5.7.27 で確認。 Ubuntu 18.10, mysql-community-client 5.7.25-1ubuntu18.10 Ubuntu 18.04, m
「Epic Gamesが開発するゲームランチャー『Epic Games Launcher』を起動していると、AMDのRyzen CPUの温度が上昇する」と指摘する声が複数上がっています。報告によれば、ゲームを実行していなくても、Epic Games Launcherがバックグラウンドで起動しているだけでCPUの負荷が増加しており、「Epic Games Launcherが裏でデータ収集をしているからではないか」と推測されています PSA: Disabling Epic Games Launcher lowered my 5800X idle temps from 50C to 37C : Amd https://www.reddit.com/r/Amd/comments/kjzojd/psa_disabling_epic_games_launcher_lowered_my/ Epic Ga
MSX turbo Rに採用されたR800というCPUは、Z80互換で10倍速と言われた、当時のMSXユーザーにとっては夢のようなCPUであった。考えてほしい、今使っているあなたのパソコン、10倍速くなりますと言われてワクワクしないユーザーがいるだろうか。実際は画面描画用のVDPが前世代のままで、画面表示にウェイトがかかりまくったので、TurboRであらゆるソフトが10倍速く動いたわけではなかったのだけど。 もともと、Z80というCPUは、8ビット時代においてやたら高機能なCPUだった。BCDによる十進数計算をサポートし、大量のメモリ領域を1命令で転送するブロック転送なんてのも機械語に入ってたくらいである。そんな複雑で高機能なCPUなので、クロックあたりの速度はそれほと高くなかった。大概の命令に4クロックくらいかかるし。Apple IIやCommodore 64が採用していた6502と比べ
スマートキャンプエンジニアの今川です。 この記事はスマートキャンプ Advent Calendar 2019 - Qiita 10日目の記事です。 qiita.com 別のネタで書こうと思っていましたが、ちょうど昨日今日でAWS5年やってたのに誤解してた!という経験をしたのでそれについて忘備録&人に共有するためにもまとめます。 T2 Unlimitedって何が嬉しいの?という方には読んでいただきたいです。 t2インスタンス - バースト可能なインスタンスタイプ AWS EC2にはt2という安価なインスタンスタイプ群があります。 aws.amazon.com ベースラインから必要に応じてバースト可能な汎用インスタンスタイプ という見出しがついており、 オンデマンドインスタンスの価格は 1 時間あたり 0.0058 USD から開始され、T2 インスタンスは最も安価な Amazon EC2 イ
現代のCPUは、クロック周波数の向上や入力に基づいて論理的に処理を事前に行う「投機的実行」技術など、パフォーマンスを上げるための高度な技術が数多く用いられています。そうしたCPUのパフォーマンス向上に貢献している技術の一つに、単一のCPUコアで複数のスレッドを同時に実行することができる機能「SMT(同時マルチスレッディング)」がありますが、そのSMTが合理的ではなくなってきている可能性があります。 Does SMT still make sense? https://www.codeblueprint.co.uk/2019/11/05/does-smt-make-sense.html 現代のほとんどのCPUにはSMTが使われており、並列してタスクを処理することができます。Intelが実装しているSMTは「hyperthreading」と呼ばれ、パフォーマンスの改善を目指して2002年よりP
2019年10月9日、『神姫PROJECT』などソーシャルゲームの企画・開発を手がける株式会社テクロスが主催するイベント「TECH x GAME COLLEGE」が開催されました。第27回となる今回のテーマは「HTML5で『重い』問題をクリアしてリッチなゲームを作る」。株式会社ノックノート執行役員の岡山知弘氏が、話題のHTML5ゲームを作るにあたって、いかにJavaScriptでリッチなゲームを作りながら重い問題を解決していくかを語りました。前半パートとなる今回は、負荷改善における前提とCPUの問題についてレクチャーしました。 HTML5で「重い」問題 岡山知弘氏:それでは、30分ほどお時間をみなさんにいただいて、HTML5で重たい問題は、みなさんがHTML5を触られている方であれば、まさに直面しているかなとは思うんですけど、そこで弊社でどういうふうにアプローチしたのかをお伝えさせていただ
Kernel/VM探検隊はカーネルや仮想マシンなどを代表とした、低レイヤーな話題でワイワイ盛り上がるマニアックな勉強会です。KOBA789氏は、シミュレータとCADの制作について発表しました。全2回。後半は、回路CADの制作方法について。前半はこちら。 自作CADに求めること KOBA789氏(以下、KOBA789):シミュレータができたので、次はCADを作っていきます。書いた回路図がそのまま動くCADがなかなかないので、私はCADに書いた回路図がそのまま動くことを一番求めていました。 大抵の場合、回路を書くCADとシミュレータが別々になっています。まじめな回路を組むのであればそのほうが楽なのですが、だいたいタイミングチャートのかたちで表示されるんですよね。 プローブをいろいろなところにくっつけて、そのプローブの値が時間経過でどうなったかというタイミングチャートがバーッと出るわけです。たく
Amazon Web Services ブログ 詳解: Amazon ECS による CPU とメモリのリソース管理 この記事は How Amazon ECS manages CPU and memory resources (記事公開日: 2019 年 10 月 21 日) を翻訳したものです。 2019 年 8 月 19 日に、コンテナ単位で Linux 上で使用可能なスワップ領域の設定をサポートする Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) の新機能を発表しました。この機会を利用して、ECS のリソース管理がどのように機能するかについて (この新機能によって導入された動作も含めて) 、一歩下がってより全体的な説明をしたいと思います。具体的には、ECS によってさまざまな起動タイプ (すなわち、Amazon EC2 と AWS Farg
Intelの「Core i9-13900K」のような第13世代CPUや、「Core i9-14900K」のような第14世代CPUには、設計に起因するクラッシュ問題が存在することが報告されています。Intelは、この不具合に対する修正パッチの配布を予定していますが、修正パッチを当ててもクラッシュが発生するのが予防されるだけで、既にクラッシュが発生したことがあるCPUの劣化は不可逆的だと報じられました。 There is no fix for Intel’s crashing 13th and 14th Gen CPUs — any damage is permanent - The Verge https://www.theverge.com/2024/7/26/24206529/intel-13th-14th-gen-crashing-instability-cpu-voltage-q-a
2023年5月、サーバー向け製品を中心に開発・販売している中国企業のPowerLeader(宝徳)がx86互換のCPUを発表しました。モデル名「P3-01105」として公にされたこのCPUは調査によりIntel製CPUと酷似しているとの指摘がありましたが、PowerLeaderが後日詳しい情報を明らかにしました。 Chinese chipmaker insists it has Intel on-side, not inside • The Register https://www.theregister.com/2023/06/09/boade_x86_intel_collab/ PowerLeader Announces x86 CPU for the Chinese Market, Looks like an Intel CPU | TechPowerUp https://www.t
コンピューターを動かす上でどうしても出てしまう熱を排出するため、コンピューターには大きなファンを回して温度を下げる空冷式や、パイプを張り巡らせて冷却剤を通して温度を下げる水冷式の冷却装置が取り付けられています。アメリカのスタートアップ・Frore Systemsが、手のひらサイズで従来よりも静かで冷却効率の高い技術「Solid State Active Cooling(ソリッドステートアクティブ冷却)」を開発し、2023年5月30日~6月2日まで開催されたアジア最大規模のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2023」で公開しました。 Radical AirJet cooling chips can double a laptop's performance | PCWorld https://www.pcworld.com/article/1388332/new-airje
MS.BUSIDO @MrsBUSIDO お前がPCを買う前に 言っておきたい 事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ CPUは妥協するな グラボも妥協するな メモリも妥協するな SSDも妥協するな 電源も妥協するな HDDも多めにしておけ 冷却も妥協するな 保証は一番長くしておけ いちばん大事なのは椅子だ 絶対妥協するな 2021-10-29 12:51:19 リンク www.utamap.com 関白宣言 さだまさし 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索 さだまさしさんの『関白宣言』歌詞です。 / 『うたまっぷ』-歌詞の無料検索表示サイトです。歌詞全文から一部のフレーズを入力して検索できます。最新J-POP曲・TV主題歌・アニメ・演歌などあらゆる曲から自作投稿歌詞まで、約500,000曲以上の歌詞が検索表示できます!作詞スクールの開講など、またインディーズミュージシ
2021年4月20日、ドン・キホーテのプライベートブランド 情熱価格よりNANOTE P8が発売された。Windows 10搭載の7インチのUMPCで、昨年発売されたNANOTEの後継機種という位置づけになる。 www.donki.com 筆者は大のUMPC好きで、過去には工人舎のPAや富士通のWindows7ケータイF-07Cを持っていた。現在はGPD WIN2*1を使っている。 UMPCと言えば昔は「究極の携帯性」のためにパソコンとしての実用性が犠牲になりがちで、しかも低性能の割に高価だった。最近はSoCを始めとした集積化技術やCPUの省電力化、スマホやタブレットの技術の転用で並のノートPCほどの性能を持つものまで存在するほどになった。 今回紹介するNANOTE P8は低価格ながらも様々な部分が「許せるレベル」に落とし込まれている「他人に薦めやすいUMPC」だ。買って1日触った感想と、
面白そうなので買ってみました。物理本は送料が意外と高かったので電子書籍版を買いました。 https://www.lambdanote.com/products/cpu プログラマーのためのCPU入門 ― CPUは如何にしてソフトウェアを高速に実行するかwww.lambdanote.com ざっくりと眺めましたが、タイトルに偽りなし、ソフトウェアエンジニアにとって、ハードウェアをどのように理解すればよいか、ということに重きが置かれています。これでハードウェアが書けるようになるというわけではないので、そこは勘違いしないようにしたい。 実際問題、ソフトウェアエンジニアの人たちは、サービスの速度向上を図りたいとき、どのようなアプローチをとっているのだろう?というのは興味があるところです。まさかフロントエンドエンジニアが「このサブルーチンはこういう命令に変換されるから...」ということを考えてプログ
幹細胞を培養して作られた脳組織(ヒト脳オルガノイド)をCPUとして使うシステム「ニューロプラットフォーム」が、スイスのバイオコンピューティング企業であるFinalSparkによって構築されました。ニューロプラットフォームは各地の研究者が遠隔でアクセスでき、「学習」と「情報処理」を行わせることが可能です。 Neuroplatform - FinalSpark https://finalspark.com/neuroplatform/ Frontiers | Open and remotely accessible Neuroplatform for research in wetware computing https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/frai.2024.1376042/full World's first bioprocesso
Introduction 社長 > おーい、お前、そろそろ技術ブログ書いておいて。書かないと減給な。 メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の社長を除かなければならぬと決意した。メロスには何を書けば良いのかがわからぬ。メロスは、村のエンジニアである。コードを書き、コンピュータと遊んで暮して来た。けれども減給に対しては、人一倍に敏感であった。 ということがあったかどうかは定かではありませんが、私はチキンですので、戦うことはせずに減給されないために何かしらのテックブログを書きたいと思います。せめてもの社長への抵抗として、実務的にはあまり役にたたない知識を techblog として記したいと思います。 さて、私は正式にコンピューターサイエンスという学問を学んだことがありません。日頃から業務に当たる上で、コンピューターサイエンスを学んでおかないといけない痛感させられることがありました。大量データを処
id:mizdra は eslint-interactive というツールをメンテナンスしています。このツールを使うと、多数の ESLint エラーを効率的に修正できます (詳しくは以前書いた記事を見てください)。 www.mizdra.net eslint-interactive では「中規模〜大規模なコードベースであってもキビキビ動く」を大事にしてます。その一環として、eslint-interactive には CI (GitHub Actions) でベンチマークを取り、以前から大きく劣化していたら CI を fail させる仕組みがあります。 https://github.com/mizdra/eslint-interactive/actions/workflows/benchmark.yml?query=is%3Afailure しかし CI で実行するためにノイズが大きく、よく
CPUにハードウェア的な欠陥が存在することがあります。 特に有名なのはMeltdown・Falloutあたりですが、これは投機的実行という高速化機構に潜んでいたバグです。 そして2023/08/08、CPUに潜んでいた新たなバグ、Downfallが発表されました。 CVE-IDはCVE-2022-40982です。 日本語紹介記事:Intel製CPUに情報漏えいの恐れがある脆弱性「Downfall」が発見される、データやパスワードなどの機密情報が抜き取られる危険性 / インテルのチップから機密情報が流出する? 新たな脆弱性「Downfall」の脅威 / Intel、第11世代までのCPUに影響する脆弱性などに対処 影響するCPUは2015年のSkylakeから2020年のTiger Lakeまでと、かなりの長期間にわたります。 ということで以下は公式?の紹介サイト、Downfall Atta
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