ケージで飼育される養鶏場の鶏=ベルギーの西フランダース/Jasper Juinen/Bloomberg/Getty Images (CNN) 欧州連合(EU)は、家畜のケージ飼育の禁止を求める請願で100万筆超もの署名が集まったことを受け、域内におけるケージでの家畜の飼育を段階的に廃止する方向で進めることを明らかにした。 EUの行政執行機関である欧州委員会は、ウサギやアヒル、ガチョウ、ウズラ、幼い雌鶏などの家畜のケージ飼育を段階的に縮小し、最終的には廃止するという立法措置を講じる展望を描いている。 同委員会が先月30日に発表した声明によると、2023年までに法案を提出し、27年までに一連の変更を導入したい考え。 ケージ飼育に関するEUの規制は現在のところ、採卵鶏、肉用鶏、雌豚、子牛のみ対象としている。 ステラ・キリアキデス欧州委員(保健衛生担当)は声明で、「動物たちは感受性を備えた存在であ