タコは知能が高い動物ですが、社会性はなく、主に単独で行動すると考えられてきました。 しかし、ポルトガルのリスボン大学(University of Lisbon)に所属するエドゥアルド・サンパイオ氏ら研究チームは、一部のタコが魚の群れと協力して狩りを行っていることを発見しました。 しかもタコは、グループのリーダー的な存在であり、あまり動かない魚を殴ってプレッシャーを与え、狩りに協力させていました。 海の中では、「タコ軍曹」の厳しい指導のもと、任務が遂行されていたのです。 研究の詳細は、2024年9月23日付の学術誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 Octopuses seen hunting together with fish in rare video — and punching fish that don’t cooperate https: