NTTドコモがソニーと韓国サムスン電子の2端末に集中する「ツートップ戦略」を採用してから、もうすぐ2カ月。米アップルの「iPhone(アイフォーン)」への対抗策だったが、顧客獲得には期待したほどの結果が出ていない。国内携帯電話メーカーの間にはドコモの非情の決断に嘆きの声が広がり、「ドコモ離れ」の動きも出てきた。サムスン優位は許せないドコモ本社と目と鼻の先の経済産業省。梅雨に入ったころからか、本館3階の商務情報政策局に、富士通やNEC、パナソニックなど国内メーカーの渉外担当幹部が顔色を変えて駆け込むようになった。「ソニーはともかく、サムスンを優位にするような戦略は許されるのでしょうか」「これ以上苦しくなったら、我々の立場がなくなってしまいます」多くは、国内の携帯電話ビジネスの頂点に立つドコモへの注文や批判。ソニーの「エクスペリアA」とサムスンの「ギャラクシーS4」の2端末だけ、値下げ原資の販
「Androidとは何が違うんでしょうか。お客様が見たときに何が違うのが、僕にはさっぱり分からない…」 こう語るのは、某日本メーカー関係者。「『Firefox OS』や『Tizen』についてどう思うか」と質問したときの本音だ。 注目の的、iOS、Androidに続く「第3極のOS」 今年2月にスペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congressで話題となったのは、iOS、Androidに続く「第3極のOS」ともいわれる新たなプラットフォーム。それが、「Firefox OS」と「Tizen」である。 ブラウザーで人気のFirefoxが、スマートフォン向けプラットフォームとして開発したのが「Firefox OS」。日本ではKDDIが採用を明らかにし、商品化の検討に入った。 一方、「Tizen」と呼ばれるプラットフォームは、韓国・サムスン電子が開発をリードし、NTTドコモが
携帯電話最大手のNTTドコモは、韓国サムスン電子などと共同開発している基本ソフト(OS)を載せたスマートフォン(高機能携帯電話)を、2013年にも発売する方向で検討に入った。 スマートフォン向けOS市場では現在、米グーグルと米アップルが合わせて約9割のシェア(占有率)を持っており、ドコモは、両社に対抗する勢力づくりを目指す。 ドコモなどが共同開発しているOSの名称は「タイゼン」。ドコモは、サムスン電子が13年に発売する見通しの端末を、日本で発売することを検討している。タイゼン端末が、ほぼ同じ時期に他国で発売される可能性もある。 グーグルのOS「アンドロイド」のスマートフォンや、アップルのiPhone(アイフォーン)=OSは「iOS」=は、それぞれの仕様に合わせた応用ソフト(アプリ)が使いやすくなっている半面、ドコモの通信販売事業のように携帯電話会社が独自サービスを提供したり、独自に安全性を
インテル、無償のHTML5アプリ開発ツール「Intel XDK」を刷新。ランタイムエンジンにBlinkベースの「Crosswalk」を採用 ただし名称に関しては、現バージョンの「Intel XDK」を2月末で提供終了した後には、新バージョンの「Intel XDK NEW」の名称が「Intel XDK」となる方針も合わせて明らかにしました(本記事では分かりやすさのため新バージョンを「XDK NEW」と記します)。 PhoneGapに代わりCrosswalkが採用 Intel XDKはHTML5/CSS/JavaScriptによるアプリケーションの開発環境と、PhoneGapによるビルドシステムを備えており、AndroidやiOSなどのクロスプラットフォームに対応したモバイルアプリケーションを開発することができました。 XDK NEWの最大の変更は、ビルドシステムをPhoneGapから、ランタ
All the tools, support and resources you need for designing, developing and publishing your Tizen application. Design: UX Guide Development: Download SDK Support: Forums
NTTドコモが新たな基本ソフトウエア(OS)「TIZEN(タイゼン)」を搭載したスマートフォンの発売時期を、当初予定の年内から来年前半に延期することが明らかになった。 ドコモ向けの機能を搭載するための開発が遅れているためだ。 ドコモは当初、冬春モデルの目玉として、年内にタイゼンを搭載した韓国サムスン電子製スマホの発売を目指していた。しかし、ドコモ独自のサービスを使うためのシステム開発が遅れており、発売がずれ込むことになった。
サムスンのTizen初号機「Z1」、インドで撃沈。5年前の携帯と呼ばれる2015.01.25 10:00 satomi インド人の目は思った以上に肥えていた… Android対抗でサムスンが独自開発したOS「Tizen」。その世界初のスマホ「Z1」がインドでついに発売!…と思ったら、早速インド人から「カメラがショボい」だの「アプリがない」だのとブーイングが巻き起こっていると、中国メディアとロイターが伝えています。 最近市場シェアに翳りが見え始めているサムスン。ここは世界第3位のスマホ市場インドで1万円スマホをバーンと売り出して巻き返しを図りたいところ!なのですが… 「メインカメラが315万画素、フロントカメラは30万画素。これではまるで2010年のスマホだ」 「Android Oneと比べると、Z1がいかにヘボいかがわかる」 (愛妻にスマホを買いにきたムンバイの映画監督Ahmed Shei
by Kārlis Dambrāns Samsungは独自OS「Tizen」を開発しており、スマートフォンやスマートウォッチだけでなく、テレビなどのIoT家電にも搭載していく方針を示していました。ところが、SamsungはTizen搭載スマートフォンの開発から撤退すると報じられています。 스마트폰보다 더 넓은 시장으로…삼성전자 타이젠폰 중단, 왜? http://www.ddaily.co.kr/news/article.html?no=173026 これまでSamsungは、Tizenという共通のOSを自社のスマートフォンやIoT家電に搭載することで、異なるデバイス上で共通のユーザー体験を得られるように取り組んできました。一方で、Tizenは専門家から「アマチュアが書いたレベルのコード」という警告を受けるなど、自社OSの開発には多くの苦労もあった様子。 SamsungのTizenは
ソフトバンクモバイルの孫正義社長は5月7日、恒例だった夏モデル端末の発表会開催を見送る方針を明らかにした。「発表会の役割は終えたのではないか」として、今後も大規模な端末発表会は行わない方針だ。 孫社長はソフトバンクの決算発表会で、「これまでは発表会を年に2回か3回開いていた。数十機種を発表していたころは必要性があったが、現在ではiPhoneと数機種のスマートフォン、その数機種もみなAndroidという状況。それを発表会という形でやる意味がどれだけあるのだろうか」として、「iPhoneはAppleが発表会をやっているし、われわれは発表会は役割が変わったのかな、終わったのかなと思っている」と述べた。 今後は新機種を一斉に披露する発表会は「今後数年か、10年か、状況が変わるまで」見合わせるという。 NTTドコモは夏モデル発表会を5月14日に、KDDI(au)は5月8日に開く予定。 関連記事 新料
スマホで“艦これ”が遊べない理由――コンテンツ技術を巡るし烈な争い:佐野正弘のスマホビジネス文化論(1/2 ページ) 2013年に最も注目を集めたソーシャルゲームといえば、“艦これ”こと「艦隊これくしょん」(角川ゲームス/DMM.com)であるといっても過言ではないだろう。 艦これは、提督となって擬人化された艦船の「艦娘」を集めて育成したり、艦隊を組んでバトルしたりするゲーム。実在した旧日本海軍の艦船を美少女に擬人化するなどのユニークな発想に加え、戦闘で一度撃沈された艦娘は復活させられないなどシビアなルール設定なども注目を集め、今年4月のサービス開始ながら12月2日にはユーザー数が130万を突破。現在も新規ユーザーの登録に制限がかけられているなど、人気が継続している。 このゲームが非常に特徴的なのが、Webブラウザ上で動作するタイプのソーシャルゲームであり、PC向けのゲームということだ(リ
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Anker's 3-in-1 MagSafe foldable charging station drops back down to its Prime Day price
水面下で進むスマホOSの世代交代――「第3のOS」の陰で、見過ごせないGoogleの動き(1/3 ページ) 今やPCを抜いて、ICT産業のけん引役となったスマートフォンやタブレット。そのベースとなるモバイルOSに異変の兆しが現れている。 ことの起こりは、毎年2月にスペイン・バルセロナで開催される、世界最大のモバイル技術見本市「Mobile World Congress」(以下、MWC)。2月に開催された2013年のMWCで、新鋭のスマホやタブレット、車載システムなどと並んで大きな注目を浴びたのが「Firefox OS」と「Tizen」(タイゼン)だった。 前者は米非営利団体のMozillaが、後者は韓Samsungや米Intelが中心になって開発中の基本ソフトだ。いずれもiOSやAndroidに次ぐ「第3のモバイルOS」として期待を集めている。 MWC 2013の開幕前日に開かれたFire
先週スペイン・バルセロナで開催された世界最大級のモバイル関連の展示会「Mobile World Congress 2013」では、ここ数年存在感を示していた米グーグルの不在もあってか(関連記事)、第3のモバイルOSを狙う「Firefox OS」(関連記事、写真1)と「Tizen」(関連記事、写真2)の動きが大きな注目を集めた。 日本の携帯電話市場からの視点で見ても、NTTドコモがTizen支持、KDDIがFirefox OSサポートと真っ二つに分かれており、興味は尽きない。いずれもWebアプリに最適化されたモバイルOSといわれるが、何が違うのか。アーキテクチャ面からその特徴に迫り、さらには現地で取材したからこそ感じた両陣営の今後について占ってみよう。
平成24年12月30日の読売新聞 朝刊(一面)によると、NTTドコモが Tizen (タイゼン)を搭載したスマートフォンを2013年にも発売する方向で検討していることがわかりました。 Tizen は Android や iOS とは異なる、モバイル・組み込み向け、第三・第四勢力のOSで、以前より開発が進められていましたが、未だに同OS を搭載した端末は市場に投入されていませんでした。 Tizen は Android と iOS の躍進の元に消えていった MeeGo をベースに開発された Linux ベースのOSで、Tizen の開発に大きく関わるサムスンは同社のOS開発リソースを自社OSの Bada から Tizen に移行する予定。このことから、開発の進展が期待されています。 今回、NTTドコモが Tizen を採用したのは、今まで構築してきた垂直統合型のビジネスモデルをスマートフォンで
テクノロジー系ニュースサイトArs Technicaが、Samsungがインドやバングラディシュで発売した世界初のTizen OS搭載スマートフォン「Samsung Z1」のレビューを掲載。結論として、「Tizenには新しい挑戦が何もなく、Androidの劣悪なコピーである」という評価を与えています。 The first Tizen smartphone isn’t an “Android killer”—it’s a bad Android clone | Ars Technica http://arstechnica.com/gadgets/2015/02/samsung-z1-review-the-first-tizen-smartphone-still-feels-like-plan-b/ ◆Samsung Z1の外観&スペック これがついに発売された世界初のTizen搭載スマート
モバイルソフトウェアメーカーMyriadは、GoogleのモバイルOS「Android」を搭載しないスマートフォンで、同OS向けに設計されたアプリケーションを動作可能にするためのソフトウェアをリリースする予定だ。 Myriadは現地時間2月8日、同ソフトウェア「Alien Dalvik」によってAndroid以外のOSで「Android Package」(APK)ファイルをほとんど変更することなく実行可能になると発表した。Myriadの最高経営責任者(CEO)を務めるSimon Wilkinson氏は、「Androidの普及は驚異的だが、まだ成長の余地はある」と述べた。 Alien Dalvikは、既存のAndroidソフトウェアに含まれる「Dalvik」仮想マシンの派生版で、これを最初にサポートするOSはMeeGoになる予定である。他のプラットフォームのサポートについては、今後数カ月のう
Samsungはモバイル端末用のOS「Tizen」を独自に開発しており、スマートフォンやスマートウォッチだけでなく、テレビなどのすべてのIT家電に搭載していくことを計画しています。しかし、Tizenにはセキュリティ専門家が「ハッカーが歓喜するような脆弱性が満載だ」とセキュリティ上の問題があると警告しています。 Samsung's Android Replacement Is a Hacker's Dream - Motherboard https://motherboard.vice.com/en_us/article/samsung-tizen-operating-system-bugs-vulnerabilities Kaspersky Lab主催のSecurity Analyst Summitで、イスラエルのセキュリティ対策企業Equus Softwareのアミハイ・ネイダーマン氏が
Tizen OS採用のスマートウォッチ Tizen(タイゼン)は、LiMo Foundation、Linux Foundation、Samsungが主導するTizenプロジェクトによる、スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、スマートテレビ、IVI用オペレーティングシステム (OS)。異なるデバイス上で共通のユーザー体験を提供することを目標としたオープンソースのシステムである。 2015年〜2017年にSamsungの一部スマートフォンに採用されたがAndroidやiOSに対してシェアが振るわず、この分野からは事実上撤退、Samsungのスマートウォッチ・スマートテレビ分野でのみ利用されてきたが、2021年5月18日、Google I/Oにて、スマートウォッチ分野におけるWear OS(Google)との統合が発表された[6][7]。スマートテレビ分野ではSamsung主導で利用が継続
WebGLで動く3Dテトリス:Firefox OSとTizen編 前回の「6つのモバイルOS向けにアプリを作るための基礎知識」では、急増するさまざまなモバイルOSに対してマルチプラットフォームで動くHTML5アプリを作成するための基本的な情報を書きました。 今回は、実際に動作するサンプルアプリを使って各開発環境のうち、Firefox OSとTizenにおけるアプリの作り方と汎用的に使える「ベースパッケージ」の作り方を説明します。 HTML5によるアプリ作成はNativeアプリと比べて覚えやすいと思いますので、今までモバイルアプリを開発していない方もぜひ、この連載を通して体験してください。 エディタと開発環境 アプリを作成するためには、まずプログラムコードを読み書きするための開発環境が必要です。HTML5のアプリはHTML/CSS/JavaScriptで作るため、極論をいってしまえば、ただの
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