1月に始まった新NISAにあわせて金融機関が口座獲得を競い合う中、SBI証券の伸びが目立っています。 これまでNISA口座数では楽天証券がトップを維持してきたものの、SBI証券との差は徐々に埋まりつつあります。何が起きているのでしょうか。 SBI証券のNISA口座数が急増国内の証券会社における総合口座数としては、楽天証券が単体の会社として1位、SBI証券はグループ全体で1位をうたっており、「2強」といえる状態が続いています。 一方、NISA口座数については楽天証券が1位の状態が続いてきましたが、ここ最近はSBI証券が追い上げてきており、特に2024年1月に大きな動きがありました。 SBI証券の発表によれば、2024年1月にはNISA口座数として過去最高となる44.6万件の開設があったとのこと。これは新NISA開始前の駆け込み需要があった10〜12月の3か月間の合計(36万件)を上回る数字で