混戦と言われた大相撲初場所。結果的には一人大関の貴景勝が13場所振りの賜杯を抱いて幕を閉じた。私的には貴景勝の相撲では安定感に欠けるので優勝や横綱には否定的な意見を述べてきたが、今場所はいつも以上に気迫がこもっていたように見受けられた。 高いレベルの優勝なら横綱昇進も有り得たが12勝3敗では見送りの公算大。照ノ富士の休場で横綱不在だが無理に昇進させないのは賢明な判断だと思う。来場所誰にも文句言われない成績で綱取り成るか、それとも他の力士が待ったをかけるのか……。注目力士を中心に初場所を振り返ってみる。 優勝 貴景勝 12勝3敗 敢闘賞 琴勝峰 11勝4敗 技能賞 霧馬山 11勝4敗 初場所盛り上げた3人 序盤戦から不安定な取り口で、2日目に土が付いた貴景勝。しかし、徐々に調子を上げて10日目には9勝1敗の単独トップ。7、8日目の翠富士、錦富士戦は魂の籠った貴景勝の覚悟を見せたような一番だ