自動車に関する米国の調査データ&分析会社「S&Pグローバル・モビリティ」が、2023年秋に調査した電気自動車(EV)を所有する世帯への「次に購入予定の車種」についての調査で、予想外の結果が出たという。EV車を所有している世帯のほぼ半数が、次に購入する自動車を内燃機関ICE)車⬆、つまりガソリン車に買い替える予定だというのだ。報告書は、その原因として、消費者のEV購入意欲の全体的な低下が挙げられるという。S&Pのデータによると、全体的な消費者のEV購入検討率は、2021年の81%から2023年は52%までに低下した。消費者がEVを購入しない理由のトップ3は、価格、インフラ、航続距離だった。EV車の所有者にとって、従来のICEガソリン車またはハイブリッド車を所有することは、これらEV車が持つデメリットを解消できるだけのメリットが有る」としている。これまでEV車市場を牽引してきた米テスラの成長に