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ブックマーク / note.com/travelingfoodlab (4)

  • えんどう豆ご飯|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    春の味覚、豆ご飯。作り方は大きく分けると、塩味で豆の香りを生かす場合と、出汁と醤油で味付けして旨味を強調していく2つのパターンがあります。今日は前者のパターン。 えんどう豆ご飯 米   2合 えんどう豆 100g〜150g(正味) 酒   50cc 塩   小さじ1/2コツは2つ。一つはエンドウ豆のさやからとった出汁で炊くこと。二つ目は豆は別に煮て、最後に混ぜることです。理由は後述します。 えんどう豆です。未熟なエンドウ豆をグリーンピースと呼びますが、スーパーで鞘付きで売られているのは完熟させたえんどう豆です。豆ご飯にしておいしいのは後者。そら豆と同様に鞘から外すと、その瞬間から鮮度が一気に落ちるのでできたら鞘付きを購入します。 以前、この鞘でコンソメをとりましたが、香りも味もある部位です。鞘は捨てないようにしましょう。 水500ccとエンドウ豆のさやをいれて火にかけます。弱火でことことと

    えんどう豆ご飯|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
    rakko74
    rakko74 2023/05/19
  • 鉄のフライパンの再生とメンテナンス|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    知人の家で料理をしていたところ「最近、鉄のフライパンで卵を焼くとくっつんだよね」という話が。ちょっと見せてもらいましょう。 こ、これは良くない状態です。このフライパンで調理をすれば焦げ付く事態が想像できます。その理由は表面に焦げなどの汚れが付着しているから。 そもそもなぜフライパンに材がくっつくのか、を復習しておきましょう。フライパンの表面を顕微鏡でのぞくと、目に見えないヒビや突起があります。このでこぼこがフライパンに材がこびりつく物理的な原因です。 タンパク質を加熱するとお互いに反応しあって、網状組織をつくるわけですが、この時、鍋の金属イオンとも反応します。例えば熱くしたフライパンに卵液を注ぐと、凝固したタンパク質がこの凸凹にしがみつきます。つまり「くっついてしまう」のです。 一般的な解決策は油を注ぐことです。油は温度が高いほど流動性が高くなり、隙間を埋めることができるので、注ぐ前に

    鉄のフライパンの再生とメンテナンス|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
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    rakko74 2020/03/08
  • 最高のおにぎりの作り方|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    なにを隠そう僕はおにぎりが大好きです。しかし、おにぎりをつくることは誰にでもできますが「おいしいおにぎり」を作るのは案外、難しいもの。最高のおにぎりに必要な要素は「ご飯がふんわりとして」「表面がベタつかずに噛むとほろほろと崩れ」「適切な塩味がついている」の3つ。 従来の作り方は ご飯がアツアツのうちに塩(または塩水)をつけた手にごはんをとり、三角形(または俵型)に握るというもの。 まず、ご飯を手で握ると雑菌が付着し、それが時間経過とともに増殖し味を損ねるのでここから見直すことにしましょう。ラップを使っておにぎりを包むのは今では一般的ですよね。 適切な塩味を探るまず適切な塩分濃度を比較検討しました。 前述の記事にあるYuka方式を採用し、広げたラップに塩を振ったところに、ご飯をのせて軽く丸めます。 ご飯の量は100gとしました。コンビニエンスストアのおにぎりも通常、一個100g以上に設定され

    最高のおにぎりの作り方|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
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    rakko74 2019/04/05
  • 失敗しないマヨネーズの作り方|樋口直哉(TravelingFoodLab.)

    市販のマヨネーズは便利ですが、手作りもまたおいしいもの。一度、つくると乳化のメカニズムの理解に繋がり、様々なソースを作るときに参考になります。 手作りマヨネーズ 卵黄 1個 マスタード(ディジョン) 小さじ1 サラダオイル 160cc レモン汁 大さじ1 塩 小さじ4分の1材料です。酸味にはレモン汁ではなく酢を使うのが一般的ですが、今回はレモン汁を使用しています。両方使っても複雑な酸味が出ておいしいです。 マヨネーズ作りにはいくつかのコツがあります。まず理解しておくべきはマヨネーズが乳化ソースということ。乳化とは油と水が混ざった状態。来混ざらないはずの油と水が混ざるのは、乳化剤である卵黄のお陰です。 そこでひとつめのコツは『材料をすべて室温に戻しておくこと』です。その理由は冷蔵庫から出したたての卵黄は粒子の動きが鈍く、油分を完全に覆うことができず、分離しやすいから。 常温に戻した卵黄、マ

    失敗しないマヨネーズの作り方|樋口直哉(TravelingFoodLab.)
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    rakko74 2018/12/05
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